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ウルトラセブン第47話 あなたはだあれ? / レイゴ(webmaster)管理人
第47話 あなたはだあれ?

脚本 上原正三、監督 安藤達巳、特殊技術 的場徹

マニアライター 棺桶のジョー

深夜、夜2時に、である。サラリーマンの佐藤さん(小林昭二)が団地にタクシーで帰宅する。こんな深夜なら奥さんに怒られると運転手に言われるが、酔っぱらった佐藤さん、いい気なものだ。で、団地の5-1棟の自宅に帰ると、奥さん、あんたなんか知らないと言うのである(奥ではテレビで番組をやっている!)。それだけではない、子供も、いやお向かいさん、その他交番まで自分を知らないと言うのである。佐藤さん、怪しいと、ウルトラ警備隊に電話をかける。こんな時間にテレビをやっているかと聞くが、宇宙人でないともと相手にされない。で、佐藤さん、あれは宇宙人では、と思って叫んだら、本物の宇宙人に囲まれて、悲鳴を上げて電話は切れた。それを聞き、フルハシ、例によりタイマンをかまそうとするが、キリヤマ隊長に調査を命じられて、ダンと一緒に行くのである。

 で、団地に、佐藤さんの家族に会い、電話のテープを聞かせると、間違いないというのである。さらに、佐藤さんの電話テープには、奇妙な音が入っている、ダンはここを見張ることにした。

 夜の団地、ダンの目には、団地が移動しているのが見えた。しかし、フルハシには見えない。人間の目には、見えない仕掛けがしてあるのだ。そこへ人間たちが二人に襲い掛かる。だが、ダンの目には、それが宇宙人であることが見えていた。難を逃れた二人、地下へ逃れると、そこには本物の団地があった。団地を入れ替えて、地球侵略の基地にしようというつもりらしい。で、二人は佐藤さんに会う(フルハシならぬ、アラシとムラマツキャップ、運命の再会?)、が、そこへ佐藤さんの家族が!しかし、それはフック星人の変身した姿であった。フック星人は夜しか活動できないため、夜に団地を入れ替えて活動していたのだ。襲われて、ダンはセブンに変身し、フルハシと佐藤さんを救出する。そして、フルハシは応援を依頼した。

 セブンに、フック星人3人が襲い掛かる。闇の中では、威力を発揮するフック星人だが、セブンは光を放って、昼に弱いフック星人を圧倒し、ワイドショットのポーズから3つの光線を放ち、3人のフック星人を一網打尽にした。一方、ホーク1号と3号が飛来し、フック星人の円盤群とバトルとなるが、壊滅させた(凱旋シーンにヨハン・R・シュトラウスの皇帝円舞曲)。

 フック星人の野望は潰えた。キリヤマたちは、佐藤さんを送っていくのだが、なんと、佐藤さん、隣の棟と間違えてしまったのでありました…



マニア的な突っ込み

(1) ヒーロー名優、小林昭二さんのゲスト登場

この回のサブタイトルを見て、平成のファンの方ならマックス「わたしはだあれ」を思い出されると思いますが、内容的には全く異なる話です。で、前作「ウルトラマン」で、ムラマツキャップを好演した小林昭二(あきじ)さんのゲスト出演です。小林さん、平成のファンの方も、何しろウルトラマン、仮面ライダーの日本2大ヒーローで重要な役を演じて名演を披露した人、名前はご存知と思いますが、ウルトラでは、過去の作品に出た人が、後の作品にレギュラー入りするのは、桜井浩子さん(Q→マン)と石井伊吉さん(毒蝮三太夫、マン→セブン)とあるものの、ゲストはノンマルトの使者に二瓶さんが出たくらい、珍しいです。第2次シリーズでは隊長→ナレーションが恒例となります。

 小林さんは日本の誇るヒーロータレントであり、ウルトラマンを成功させ、そのことで東映の平山亨プロデューサーと知り合い、仮面ライダーで立花藤兵衛を演じて、日本のテレビに残る大業績を残されて、さらにライダーのパロディである仮面ノリダーも出られて成功させました。このような役者さんは、日本のテレビの歴史でも珍しいです。小林さん、平成ウルトラの復活を目前に亡くなられましたが、もし今ご存命であれば、メビウスで、地球側の最高司令官として出られたことは疑う余地はありません。

 小林さん、この直後、怪奇大作戦では町田警部役でレギュラー出演し、その後は帰マンのシーモンス・シーゴラス編、エースのブロッケン編にゲスト出演し、最後はゼアスにチョイ役で出られた、円谷作品を、そして日本のヒーローを支えられました。私たち昭和ウルトラ・ライダー世代には忘れられない役者さんです。時代劇、刑事ものにも出られて、西部警察では刑事役でレギュラーを演じ、ウルトラやライダーを思わせる熱血ぶりに感動しました(この西部警察で、黒部進さんが悪役ゲストの話があり、電話で小林さんを脅すシーンがありました)。

 この話では小林さん、ややコミカルな役どころですが、ともかく演技は大したもので、ライダーでは若手の役者さんの指導もされるなど、小林さんがいなければウルトラもライダーも成功したか不明です。日本の誇るヒーロー役者です。

(2) 安藤監督デビュー

セブンも末期になり、それまで助監督だった安藤達巳監督が監督デビューです。こういう例はいろいろありますが、安藤監督、この後は第2次ウルトラブームでファイヤーマンなどを手がけられました。

 セブンは、全部で7人の監督しか関わっていません。調べたら、初代マンも39話で7人、Qは26話で6人と、昭和のウルトラは比較的少ない人数でまわしています。セブンではメインを満田・鈴木監督が務め、円谷一、野長瀬監督が加わる形で、スポット的に実相寺、飯島監督が加わるものの、たとえばマックスでは39話を11人もの監督が参加する形と比べると面白いです(ティガも52話で10人関わっています)。

(3) 光と闇の対決

この話、フック星人、夜しか活動できず、夜は団地を入れ替えて、という設定が面白いです(シナリオタイトルは1万5千人の侵略)。この、光と影、闇の対決はウルトラを通してのテーマであり、ティガでもアボルバス、レドルという光に関連したキャラ、また、キリエロイドのように闇そのもののキャラクターもありますが、そのルーツとも言えるものです。また、フック星人、3人でセブンに挑むものの、ヒーロー一人に複数の敵と言うパターンは、ガッツ星人前篇の分身術を別とするとこれが初めてです。ただし、複数の、違うキャラクターをヒーローが相手にするのは帰マンの第3話が最初です。この時期、予算的に苦しかったのに、フック星人を3つも出したのは、マスクは作るものの、胴体は比較的簡単なつくりのためではないかと思われます(最終回のゴース星人も同じでしょう)。そして、光により衝撃を与えるパターン、ティガvsアボルバスのルーツもこの話です。また、セブンはワイドショットを3つに分裂させて放ちますが、こういう、基本必殺技の応用が多いのもセブンの特徴で、エメリウム光線は10パターンほどあり、アイ・スラッガーもいろいろパターンがあります。必殺技の多い(エースなど)より、基本技のヴァリエーションの多いほうが僕は好きです。

(4) クラシック音楽の使用

この話で、ホーク1号、3号の勝利にかかるのはヨハン・シュトラウスの皇帝円舞曲です。ヨハン・シュトラウスは19世紀のウィーンで活躍した作曲家で、いわゆるウィンナ・ワルツを何百曲と作曲した人であり、この皇帝円舞曲もコンサートやCDでよく演奏されるもので、ウィンナ・ワルツは毎年元旦のウィーン・フィルハーモニーのニューイヤーコンサートで演奏される演目であり、今年(2008年)も演奏されました。こういう曲を選ぶとは、なかなかのセンスです。

 特撮とクラシックでは、セブン最終回のシューマン/ピアノ協奏曲があまりに有名で、その他、怪奇大作戦/京都買います、でのソル/魔笛の主題による変奏曲など、いろいろ使われています。平成では、ティガ「蜃気楼の怪獣」のラストシーンにヴィヴァルディの四季から、春の出だし、さらに、ティガ「影を継ぐ者」でイーヴィルティガのテーマにワーグナーのタンホイザー序曲が使われ、実相寺監督の作品ではイタリア・オペラから作品を使用しています。こういう、クラシックの使用は円谷作品では結構多いです。これ、円谷一監督、実相寺監督のクラシック音楽志向が見られます。実相寺監督は後年、オペラの演出(魔笛にウルトラ怪獣を出した!)や、コンサート・ビデオの演出(朝比奈隆のコンサート映像を演出されています)もされるなど、ウルトラはクラシックと近いものです。

(5) 深夜の話?

この回、小林さん演ずる佐藤さんが、夜中の2時にテレビをやっているのを不審に思うシーン、今とは異なり、この時期テレビ放映は夜の12時ごろで終わりであり、今のように深夜番組はなかったのです。深夜枠は、ビデオの発達と不可避で、ビデオがないと見られない深夜枠も多くなりましたが、テレビの世界も、セブンの頃とは変わりました。アニメなど、今や深夜枠の作品が人気の主流です。しかし、石油ショックの頃は、エネルギーの使用を減らすため、深夜番組を止めたこともありました。円谷では、恐怖劇場アンバランス、73年の初回放映時は夜の11時からで、これはこの時代としてはかなり環境的にしんどい枠だったのです。テレビの世界は変わりました。

(6) コミックでは最終回

桑田次郎先生によるセブンのコミックでは、この話が「K団地の怪」というタイトルで最終回になっています。セブン放映時、週刊マガジンで桑田先生の連載、「ぼくら」で一峰大二先生の読みきり連載があり、互いに話が重ならない形で(一峰先生の第1話はワイアール星人の話)連載されました。週刊マガジンでは、梅図かずお先生によるウルトラマンもあり、この時期、マガジンは伝説となった「あしたのジョー」などでヒットしていました。週刊コミック誌でウルトラが連載されていたのはこの2作と、石川賢先生によるタロウ(オリジナルの衝撃作)くらいです。第2次シリーズでは内山まもる先生を筆頭に学習誌がウルトラの舞台となり(第1次シリーズで講談社、第2次シリーズは小学館が連載したこともあります)、平成ではコミックはあまり出なくなりました。

No.17120 - 2008/03/10(Mon) 21:33:30
「●トロイド●ルキリー M78−4JC」 / まっくん
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

今日は土曜日! 僭越ながら一番手を務めさせていただきます^^

「アタァァーーーック!!!」

  絶対に勝つ!!!

No.17113 - 2008/03/08(Sat) 19:55:07

Re: タマゴン外伝 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは。
「ウルトラギャラクシー」の再放送をみていて遅くなりました。

>まっくん
おお、タマゴンのウルトラサインに助けが!かっこいい!?帰りマンガンバレー!

ところで我が家はダークタマゴンでいかせていただきます。前回同様、みにくい点をさきにおわびします。

No.17114 - 2008/03/08(Sat) 20:03:59

復活のタマゴン / ばーなーおん&オヤジストン
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

忍び寄る捕食者の影...絶体絶命のピンチに、ついにタマゴンが覚醒した。

EXタマゴンだ!捕食者に猛反撃!

あ、しまった、中身が....

......

行け行けタマゴン、負けるなタマゴン、僕らのヒーロー!!

必ず勝つ!!!

No.17115 - 2008/03/08(Sat) 20:08:44

タマゴンじゃなくてゴメンなさい^^; / そのきち
レイゴ兄さん、M兄さん、ゆうはは姉さん、ばーなーおん兄さん、こんばんは。
皆様方、相変わらずの力作であります!

レスはまた後ほどということで・・・

え〜、久々の私からは・・・
例の缶コーヒーセブンストラップです。
売っているコンビニが限られている上に普段行かないところなので全然集まりません(苦笑)

No.17116 - 2008/03/08(Sat) 23:16:52

Re: 「●トロイド●ルキリー M78−4JC」 / ビルガモ
レイゴさん、みなさん、こんにちは。土曜日にアフリカから帰国しました。(投稿はギリギリ間に合いませんでした・・残念!)

>まっくんさん、先週からの続きで新マン登場ですね。 タマゴンを救えるのか!?でも下のタマゴンの写真を 見ると・・・!

>ゆうははさん、4コマとは新しいパターンに入りまし
 たね。次回はどうなるのでしょう。
 ところでウルトラギャラクシーの再放送はいつやって るのでしょう。(何回か見忘れた回があるので・・)
 
>ばーなーおん&オヤジストンさん、新マンの助けを待 つまでもなく・・・。今回私がタンザニアのサバンナ で見たヌーを食べているライオンを思い出しました。 本当にタマゴンのように食べてましたよ。

>そのきちさん、こんなおまけがついていたとは!!さ っそく買いにいってみます!

No.17118 - 2008/03/10(Mon) 11:14:38

Re: 「●トロイド●ルキリー M78−4JC」 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんにちは

>ばーなーおん&オヤジストンさん
覚醒してとうとうEXになったか!必ず勝つのよ!
>そのちゃん
お、がんばって集めましたね!私どもは再度いってみたらもう、ストラップつきのは売り切れてしまっていました。残念。
>ビルガモさん
お帰りなさい!!
そうなんです、落ちがない、4コマを勝手に始めて見ました。何枚も投稿するのが申し訳なくて4コマにしてみたのですが、みにくいしオチはないし。とほほ。
さてウルトラギャラクシーはBS11ですと、土曜の夜7時まったく同じ時間に再放送しているのです。で、性懲りもなくまた見ております。

No.17119 - 2008/03/10(Mon) 16:26:42

Re:  今週も楽しかったです^^ / まっくん
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

>ゆうはは姉さん&ゆうちち兄さん
ガンダー先生は寒いの大好きだけど、寒がりのセブンは大変そうです^^;
…それにしてもダーク、本当に悪い妖精ですねぇ。「迷え〜」って(笑)
またまた、成りかけのリアルなやつがいますね。 ブ・キ・ミ♪

>ばーなーおん兄者
よっしゃぁあ〜!! タマゴンが覚醒した〜〜!!
仲間たちの想いを受け、瞳に灯る約束の炎!
中身が出たっていいじゃないか^^;;
そうとも知らず地球に向かう●ルキリー・・・次回、餌食か!?(笑)

>そのちゃん
おぉ〜! 素敵なお手々^^…じゃなかった(笑)
セブンストラップ、いいですねぇ!
欲しいんだけどまだ見たことなくて^^;
色んな仕事をに励んでますねぇ〜! 何事にも一生懸命に取り組む姿に元気づけられそうです^^
だ・・・ダブりは?

>ビルガモさん
お帰りなさ〜い! アフリカのお仕事、お疲れ様でした^^
また貴重なお写真の数々を楽しみにしてます!
それと…僕の名は、他の方と同じように「まっくん」と呼んでいただけたら嬉しいです^^
これからもどうぞよろしくお願いします!

今週も楽しかったです! 皆さんありがとうございました^^

No.17122 - 2008/03/11(Tue) 02:17:26

Re: 「●トロイド●ルキリー M78−4JC」 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

今週は図らずも卵料理の連続で皆さんコレステロール値が上がってしまわれたのではないでしょうか。
これもヒーローを追究する事で悲しみを乗り越えたいという熱い気持ちの現れと、笑ってお許し頂ければ幸いです。

まっくん、バックの爆発がスタジオ●え調でグッドです。次回はガ●ォークに変形してくれるのでしょうね!

ゆうはは姐さん、今回は携帯で最後までキレイに見られましたよ!
セブンはガンダー先生から逃げているのでしょうか…ダークタマゴンの冷ややかな視線と言い、セブンが気の毒になってきました。次回はどんな酷い目に?

そのきちさん、指一本一本へのストラップの絡ませ方が官能的です…違うか(笑)
セブンも色んな事させられて本当に大変ですねぇ。このアイスラッガー用ヘルメットさえあれば、キングジョーも怖くない…違うか(笑)
次週までに親指と小指も制覇するのでしょうか?

ビルガモさん、お帰りなさいー!
早速にレスをありがとうございます。リアル戦慄の捕食者をご覧になったのですか(怖)
私は猫がネズミを捕食する所くらいしか目撃した事ありませんが、十分戦慄でした。あれを何十倍もスケールアップした感じなのでしょうか…
来週はお土産が拝見出来るのでしょうか?

間からで失礼ですが、毎週セブンレポもお疲れ様です。こちらも佳境ですね。

今週も皆さんありがとうございました。

No.17124 - 2008/03/12(Wed) 02:33:05
ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」あらすじ&解説 / T2-0
脚本:上原正三・市川森一、監督:鈴木俊継、特殊技術:大木淳

【文:T2-0】

あらすじ
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伊良湖岬で怪現象が頻発しているとの連絡を受け、地球防衛軍はハイドランジャーによる海底の捜索を開始した。併せてウルトラ警備隊のダン、フルハシ、アンヌの三隊員を現地に派遣。三人は観光客や工事作業員に扮し、調査を開始した。その調査中、三人は怪しい女をマークし、尾行を開始した。

不穏な動きの中、ハイドランジャーは何者かの攻撃により撃沈されてしまった。そしてダンたちの注意を引くような振舞いを続けていた謎の女は突如、車で逃走した。女を追跡したダンは岬の灯台に辿り着く。しかしダンは、そこで敵の罠に落ち捕らえられてしまった。
目を覚ましたダンは拘束台に縛り付けられていた。そのダンの前に、例の女が仲間を伴って姿を見せた。そこは灯台の地下に広がる彼らの秘密工場内であった。サロメ星人と名乗る彼らは、ダンがウルトラセブンであることを知っていた。ダンに建造中の兵器を見せるサロメ星人。その兵器はウルトラセブン型のロボットであった!サロメ星人はロボットを完成させるため、ウルトラビームの秘密を欲していた。そしてサロメ星人は、ダンを特殊な機械「トークマシン」にかけ、ウルトラビームの秘密を聞き出すことに成功するのだった。

ウルトラホーク1号で出動したキリヤマ、アマギ、ソガは、伊良湖岬でフルハシ、アンヌと合流した。ウルトラ警備隊はサロメ星人の基地となっている灯台に到着するが、バリアに阻まれ突入できずにいた。
そして、ウルトラビームのエネルギーを注入されたウルトラセブン型ロボットは完成の時を迎えていた。サロメ星人は完成したセブン型ロボット「偽ウルトラセブン」を起動させる。地下基地から飛び立った偽ウルトラセブンは、航行中の船舶をエメリウム光線で沈め、沿岸の建物を粉砕した!困惑するウルトラ警備隊!!
偽ウルトラセブンの性能に満足げなサロメ星人は、海底基地に時限爆弾を仕掛けて撤退した。ダンを、用済みになった基地もろとも始末するつもりなのだ。刻々と近づく爆破時刻!
しかも、ダンの手元にウルトラアイはなかった。ウルトラアイは、隊員服とともに車の中に置いてきてしまったのだ!絶体絶命!!

その頃、地下基地から撤退したサロメ星人は高速船型の宇宙船でウルトラホーク1号と空中戦を繰り広げていた。しかしホーク1号は偽ウルトラセブンのエメリウム光線を受け、撃墜されてしまう。
一方、ダンは拘束具のストラップを焼き切り、爆破寸前の基地から脱出することに成功した。ダンは、カプセル怪獣アギラを偽ウルトラセブンに放った。偽ウルトラセブンに苦戦するアギラであったが、その間にダンはウルトラアイを着眼!ウルトラセブンに変身した!!

ウルトラセブンと偽セブンの能力はほぼ互角であった。アイスラッガー、光線技の応酬に続く空中戦の末、両者は海に没した。やがて、海上に一体のみウルトラセブンが浮かび上がってきた。そのセブンはサロメ星人の高速船型宇宙船の方に向かってきた。勝利を確信し、ほくそ笑むサロメ星人。しかし彼らの宇宙船は、セブンによって破壊された!「セブンは勝ったんだ!俺たちのセブンだ!!」喜ぶアマギ。セブンはウルトラ警備隊に視線を送り、そして飛び去るのだった。

No.17110 - 2008/03/05(Wed) 23:00:57

ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」解説 / T2-0
ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」解説
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ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」は、上原正三・市川森一共作の脚本で送る娯楽編。第44話「恐怖の超猿人」と同時製作された東海地方ロケ編でもあります。

今回のエピソードの舞台となるのは、愛知県の伊良湖岬です。第一期ウルトラで東京以外の実在の地名が出るときは観光施設等とのタイアップである場合が多いのですが、この東海ロケもタイアップ撮影が行われています。
この「ダン対セブンの決闘」のロケでは、円谷プロの撮影スタッフは三谷温泉「松風園」に宿泊したそうです。この旅館は劇中にも登場しており、オープニングにも旅館名がしっかりクレジットされています。劇中、謎の女をダンとアンヌが捜索するシーンでは、二人が旅館内を走り回り、館内の様子が映し出されます。タコ形やイカ型の浴槽、すべり台付の浴槽等が単体でしっかり映されるあたりはタイアップならではの場面ですよね。
脚本の市川氏は「当時セブンはものすごい人気で、どこの旅館も歓待してくれました」と語っています。この東海ロケも、スタッフの慰労を兼ねたものだったのかもしれませんね。

市川森一氏は、このエピソードについて「新しい怪獣を出さずに安く仕上げるため、偽ウルトラセブンを考え出した」と述べています。東海地方にシナリオハンティングに行き、第44話「恐怖の超猿人」とセットで書かれたのが、この「ダン対セブンの決闘」です。この二作の脚本執筆について市川氏は「この二本はお金に困って上原と無理やり共作したんですよ。うんと娯楽に徹してね。酒飲みながら筋書きを作って、話の前半と後半を分担して、後で合わせるんです。出来た!ってね」と語られています。「おいおい」って突っ込みたくなるような話ですが、この「ダン対セブンの決闘」は、シナリオの出来自体はさほど悪くないんですよね。特にこの「偽セブン」の設定は、市川森一が好んで用いる「裏切り」の要素を感じさせます。このエピソードにも、偽セブンの破壊行為に動揺するウルトラ警備隊の様子が描かれています。市川氏は「信じていたものに裏切られる」ことによる悲しみと葛藤を描いたエピソードを、ウルトラシリーズに多数残しています。そのような展開をドラマの主軸に置いたのが「ひとりぼっちの地球人」や「盗まれたウルトラアイ」ですし、後年の帰ってきたウルトラマンの「天使と悪魔の間に」も、このような系譜の作品です。そしてウルトラマンA「明日のエースは君だ!」は、このテーマをギリギリまで突き詰めたエピソードといえます。この「ダン対セブンの決闘」にも、そのような市川氏らしい作風が感じられるのは興味深いところです。

さて、この「セブン同士の戦い」というアイディアはなかなか面白みのあるものなのですが・・・。実のところ、このエピソードは全体的に盛り上がりを欠く淡白な仕上がりになってしまったのは惜しまれるところです。
ウルトラセブンの終盤は、制作費がかなり辛かったということはファンの間では有名な話です。そのような視点で見てしまうからかもしれませんが、このエピソードはそのような台所事情を感じさせる部分が散見されるように感じてしまうのです。
サロメ星人が、地球人と変わらない外観の宇宙人として登場することや、彼らの駆る宇宙船が地球の船舶と同じ形だったりするあたりは、予算やデザインの手間を省いた結果のように感じられます。これなどは、初期エピソードならサロメ星人は地球人と異なる形体の宇宙人として登場していたでしょうし、彼らの乗り物も独創的なデザインの円盤が登場していたはずです。そもそも「偽セブン」のアイディア自体が、新怪獣を出さないための発想である以上、サロメ星人が人間と同様の姿であるのはやむを得ないともいえるのですが、それなら形体以外の部分でなんらかのキャラクター性が欲しかったと思います。
加えて、互角の能力を持つセブン同士の戦いが、決まり手が見えない形で決着がついてしまうのは少し残念です。「同等の能力を持つセブン同士の戦い」を提示された以上、視聴者の興味が「本物のセブンはこの強敵にどう勝利するんだろう?」という方向に向かうのは当然のことで、それが描かれないのは少し肩透かし感があるのですよ。ここは本物のセブンが「偽セブンが持ち得ない何か」、たとえば「知恵」や「勇気」で勝利するなどして「そう来たか!」と、視聴者を唸らせて欲しかった。
このエピソードは、もっと面白く作れたはずなのに何かが足りない印象の仕上がりで、少しもったいない感じがするのです・・・。

と、いろいろ批判的なことを書いてしまいましたが、このエピソードは子供の頃には結構楽しんで見たエピソードでもあるのですよ。では、今回のエピソードの見どころを幾つか挙げていきましょう。

まずは、隠密調査を行うため、変装して現地に向かったダン、アンヌ、フルハシの扮装でしょう。ダンとアンヌが観光客然とした出で立ちなのに対し、フルハシは工事作業員に扮しているのがおかしいですよね。つうか、フルハシ、似合いすぎです。
ダンに目を移すと、プールサイドで見せてくれたアロハ姿がなかなかカッコ良いです。このシーンでは、ダンは素肌に赤いアロハを羽織っていて、この着こなしはグッドです。
そして忘れてならないのがアンヌの水着姿!このアンヌのビキニは60年代を感じさせるデザインで味わい深いです。ブルーとホワイトのチェック柄が可愛い色合いのビキニで、アンヌにバッチリ似合っています♪

戦闘シーンでは、カプセル怪獣アギラが再登場します。今回登場したアギラの着ぐるみは再塗装がなされている様子で、背中には前回見られなかった黒い斑紋が増えています。もしかしたら前回のアギラとは別個体かもしれないという推察もできますね。
ん?そういえばダンはウルトラアイを取りに行く時間稼ぎのためにアギラを放ったんでしたよね。ダンは車の中にウルトラアイを忘れてたのに、怪獣カプセルは持ってたってことで・・・。それってちょっとオマヌケさんかもσ(^-^;)

そして、今回の一番の見どころであり、細かい不満を帳消しにするのがラストシーン、勝利したセブンとウルトラ警備隊がアイコンタクトを交わす場面です。この場面でアマギが言う「セブンは勝ったんだ!俺たちのセブンだ!!」は、本当に感情がこもっていて良いんですよ。
続いての、セブンがウルトラ警備隊に敬礼のような仕草を送って飛び去る描写もグッドです。
僕らがあの最終回「史上最大の侵略」に泣けてしまうのも、このような各回の描写の積み重ねがあってこそなのだと改めて感じてしまいます。

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このサイトで、約半年に渡ってウルトラセブンのあらすじ&解説を執筆をさせていただきましたが、この「ダン対セブンの決闘」が、僕の最後の担当回になります。
これまで拙論にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。大変ながらも楽しい執筆でした(^-^)/
《T2-0》

No.17112 - 2008/03/07(Fri) 22:10:56

Re: ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」あらすじ&解説 / レイゴ(webmaster)管理人
T2-0さんみなさんこんばんは

半年間の長きに渡って、セブンレポを連載いただきありがとうごさいました。

T2-0さんのスタッフ裏話など大変興味深く拝見しました。
ウルトラセブン、こうして40年以上経ってもたくさんのファンにいろんな角度から分析されて楽しまれています。

本当に大人からこどもまで、楽しめる良質の番組であったことが伺えます。

お忙しい中、レポ、本当にありがとうございました。
心から感謝しております。

No.17117 - 2008/03/09(Sun) 21:25:30

Re: ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」あらすじ&解説 / 帰りマン&ティガ命
T2−Oさん、皆さん、こんばんは。

先ほど、私の方もラスト・レポが終わりました。
遅くなりましたが、半年間、本当にお疲れ様でした。また、大変感謝もしています。

ありがとうございました。

No.17127 - 2008/03/12(Wed) 20:37:26
ウルトラセブン第45話 円盤が来た / レイゴ(webmaster)管理人
第45話 円盤が来た

脚本:川崎高、上原正三、監督:実相寺昭雄、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 アマチュアの天文家、フクシン君(冷泉公裕)が夜、宇宙を見ている。しかし、夜見ているので、昼間の勤めでは、眠くなって…である。そんなフクシン君に、少年(高野浩幸)が声をかけてくる。自分の名前の付いた星を持ちたいと言うフクシン君に、少年は、今夜いいことがあると言って分かれる(BGMはsiesta、M50)。で、その夜、フクシン君は、草木も眠る丑三つ時、星を見ていた。が、天体望遠鏡に映ったのは、何と、空飛ぶ円盤の群れである!(本当は灰皿を合わせたもの!)。ビックリしてフクシン君、ウルトラ警備隊に、近くの公衆電話(!)から電話をする。出たのはソガである。面倒そうな対応のソガ、一般人と知ると、とたんに態度をまじめにするのでありますが…円盤!の話に、メンバーを起こす!寝ぼけて起きてくるフルハシ、あんたのそんな姿は「空の贈り物」に続いて2回目で、どうせ、アマチュアの錯覚だと、またもタイマンをかますが、キリヤマ隊長は知らせてくれた人にはていねいにお礼を、と言うものの、アマチュアの錯覚で終わってしまった!(泣)。

 …で、ダンはソガと、夜の街のパトロールである。ダンは、やけにロマンティックだと言うのだが、何より、「星が多いな」である!(そこで気づけよ!(笑)、ちなみに、BGMはディヴェルティメント)。

 で、フクシン君、昼間、円盤が誤報と知らされてがっかりだが、昨日の少年がまた来ていた。少年は、今夜こそまた円盤が見られると言うのである。

 で、次の夜も、フクシン君は夜空を見ていたら、また円盤が見えて、「円盤だ宇宙人だ」を繰り返す!隣のゲンさん(渡辺文雄)も円盤を見て、「消防署!」とわめく!で、フクシン君、今夜は、証拠の写真を撮るのであるが…

 この夜も、ウルトラ警備隊は通報を、フクシン君だけでなく、多くのアマチュアから受けていたが、天文台は異常なしと言われたのである。しかし、ダンとソガは、写真を見て、星が多いと思うのだが…

 前日もフクシン君の訴えは認められなかった。で、例の少年が来る(BGM、フルートとピアノのための協奏曲)。フクシン君、星の世界へ行きたいと言うと、少年がその望みをかなえてあげると言うのだ。

 フクシン君は少年の家に連れて行かれる。そこは天体望遠鏡がたくさんあるが、それを見たら、やはり、円盤が見えるのだ(このシーンに、野球中継のラジオ放送が流れている)。が、少年がふすまを開けると、テレビの画面(当時の14インチです)に、円盤が映っている。で、少年は正体を明かす、ペロリンガ星人である。フクシン君、やっぱりと言う。地球征服のための円盤を、星に偽装していたのである。で、ペロリンガ星人、フクシン君に、このことをウルトラ警備隊に電話してみるよう、なつかしの黒電話!を差し出す。が、「狼少年」の喩どおり、取り合ってもらえなかった…が、ペロリンガ星人、フクシン君を、星の世界へ連れて行ってあげると誘惑するのである。そうして、たくさんの人を、宇宙へ連れて行ったらしいのだ。

 こうして、ペロリンガ星人の侵略は成功するかに思えた。だが、正義の特撮・ウルトラセブンで、こんな話がうまく行くわけがないのである(いきなり、じゃりん子チエ風の解説になります?)。きっかけはアンヌ、星がこんな具合に映るわけはないと解説、さらに、フクシン君の電話に、別人が、「不透視バリアー」と突っ込んでいるのが判明、やはり、円盤だった!で、ウルトラ警備隊の出動となるのだが…宇宙で戦うウルトラホーク1号と円盤、何がなんだか分からない!こんな映像、あるかぁ!と思ったら、主題歌が断片的に流れて、突然セブンの登場で、ペロリンガ星人とのバトルらしいが、巨大化しているのか、等身大のままなのかも分からない!特撮史上、最もサイケなバトルはウルトラ警備隊とウルトラセブンの勝利に終わった(らしい…)

 で、侵略劇が未遂に終わって、フクシン君、近所で英雄である。ダンから、ウルトラ勲章がもらえるとの話もあったのだが、フクシン君、いつも通りの日々を送っているのでありました…(?)。



マニア的な突っ込み

(1) 実相寺パロディの全開

この話、最初に見た時、何がなんだか分かりませんでした。バトルシーンが極めて抽象的で、さらに、ペロリンガ星人の登場も初回放映時には気づかなかったほどです。で、この話は、セブンで唯一の全編ギャグ、パロディの話です。とは言え、定番のお笑いによるシーンはありません。実相寺監督の、スカイドンの話、例の、スプーンのシーンのようなものもなく、全く笑えるシーンがないのに、良く見たら爆笑の話です。ソガがフクシン君の電話を受け取る場面、態度が一変するあたり、お役所を皮肉ったものもあり(専門家の意見を尊重して、素人の言うことを聞かないのもそれです。これ、ある意味、お役所を皮肉った落語「善哉公社」の特撮版です)、大人のためのギャグです。

 しかし…実相寺監督、この話の出来に不満を持っていたそうです。ネットで調べたら、円盤のチープさ、ペロリンガ星人のデザインの問題など、ご本人は相当不満を持っていて、出来るなら撮り直したいと言っていたそうです。確かに、この話、初代マン「空の贈り物」などと比べてもやや完成度に問題もあると思われますが、それでも、日本のSFの到達したひとつのポイントではあります。

 ただ、こういうわかりにくい話は、ウルトラを通してあります。当の、実相寺作品、平成になってもティガ「花」を見て、子供が理解できなかったと言う話もありました。マックス「胡蝶の夢」もそうであり、僕はこういう作品、実相寺演出と聞いて狂喜しましたが、子供が理解できなかったのは、僕が小学生ではこの「円盤が来た」を理解できなかったのと同じと思います。が、この作品、昭和の、第1次ウルトラの到達点ではあります。実相寺監督が、大人をすでにターゲットにしていたのには驚かされます。こういう、大人のための視点がうまく入っているのが、ウルトラの面白いことです。

(2) ショック!円盤は灰皿だった!

この回では円盤群、何とガラスの灰皿を2枚張り合わせて円盤に見せているのです。これも、30年前に、ウルトラ関係の本で見たものの、まさか、そんなことはないだろうと思っていたら、これも実相寺監督の本(87年発売)で、その通りとあってビックリです。これも、使ったのは本により灰皿とか、丼とか、サラダボールとか(このネタで、この話のサブタイトルをウルトラマン80風に「襲来!サラダボール軍団」とかパロディがありました)、いろいろあったのですが、しかし、灰皿を円盤に見せてしまうとさすがです。灰皿2枚と言うと、吉本新喜劇の島木譲二兄いのギャグを思い出しますが、島木兄い、これがネタかな?…これも、今ならCGで簡単に出来ますが、しかし、これも、言われないと灰皿とは気づきません。まさに、アナログ時代の、特撮スタッフ渾身のテクニックであり、こういう積み重ねがあるから、平成のCGも盛り上がるのだと思います。それこそ、身近にあるものを宇宙船にしてしまう、アナログ特撮の醍醐味です。

(3) 濃ゆいゲスト陣

この話で、ゲストの人が猛烈に濃いのです。まず、フクシン君の冷泉さん、いろいろな作品に出ていて、実相寺監督作品の常連だそうです。この、何とも人を喰ったようなキャラクターを演じていて、これは楽しいです。さらに、ペロリンガ星人人間体の高野浩幸さんは、名子役として知られ、ウルトラではこの後、帰マン「怪獣少年の復讐」に出て、その後、超人バロム・ワンの主役を演じ、さらに平成では、ティガでキリエル人をやってダイゴのライバル役を見事にこなした人で、この話でもなかなか濃いものです。その他、ゲンさん役に、名手、渡辺文雄さんと、この回のゲストは豪華です。予算的に苦しくなってきたとは言え、この時期、特撮の割合を減らすなどしているものの、音楽の新録音など、かけるところに予算は使っています。

(4) 前代未聞?サイケバトル

この話が理解しにくいのは、決戦シーンが極めて抽象的なことであり、実相寺監督、自著「ウルトラマンの出来るまで」によると、バトルシーンは正味1分ほど、セブンの中でも特撮の最も少ない話ということですが、そのバトル、ホーク1号、セブンと円盤、ペロリンガ星人の戦いが、セブンは巨大化しているのか、等身大なのかも分からない、どんなバトルなのかも分からない、ともかく、戦って、セブンが勝ったのだというもので、こんな話、今では通らないでしょう。平成でも、バトルの短い話はティガ「青い夜の記憶」、ティガとナターン星人のバトルは1分ほどで短いですが、こちらは具体的な格闘が展開されるのに、このセブンvsペロリンガ星人は、あまりに抽象的で、何をやっているのかわからないというものです。実相寺監督らしいスパイスを感じます。こういうテクニック、さまざまな意味で、川崎郷太監督がダイナ「うたかたの空夢」にて引用しているのもありますが、さすが、実相寺監督の執念です。

(5) 野球中継

ここで、フクシン君とペロリンガ星人の対峙する場面に、ラジオで野球の中継が流れていますが、これ、20何年前、ウルトラセブンのファンクラブで、スタッフが当時の新聞に当たり、どの試合か特定しているのです。今、手元にそのファンジンがないので書けませんが、ラジオの内容から、どのチーム同士の対戦で、誰が選手だったかを調べていたのです。当時、インターネットのない時代も、マニアの志向はすごいものがありました。

(6) 40年前の模様

セブンは40年間の時間を感じさせないものもありますが、さすがに、この話、懐かしの黒電話!が出るなど、時代を感じさせます。と言っても、この黒電話、10数年前までは僕の家もそうでした。今なら携帯でかけるのでしょうが、今の携帯電話、ウルトラ警備隊のビデオシーバーをほぼ再現できるまでになりました。また、少年がフクシン君に円盤を見せるテレビも、当時の14インチのものです。今ならおもちゃと言われそうな代物ですが、セブン本放送当時は、こういうテレビをみんなで見ていたのです。ビデオ時代、一人にテレビ一台の時代とは、昭和は異なるのです(余談ながら、昭和の時代は一家に一台しかテレビがなく、一家揃ってウルトラマンを見ていたために、特にウルトラマン、セブンの怪獣は、当時の子供たちを越えた知名度を今でも持っています。今の子供たちの祖父母の世代も、結構怪獣をよく知っているのです)。

 反面、こういう下町の風景は今も同じです。これは、セブンより、鉄腕アトムなどに描かれた未来都市は、まだ、実現していません。この話に出る町工場など、今でも自然にあります。このあたりは、セブンが未来志向の中で、現代を未来に仕立てて、それが40年後も通じるものになっています。

 この話、さらに、狙われた町と、現実のもの(メトロン星人の卓袱台、メトロンや、この話での下町)を出すと、未来感がなくなるという危惧もあったそうですが、しかし、今見てもこういうシーンは新鮮です。これまた、実相寺監督の執念を感じます。

(7) 戦い終わって…

ラストシーン、フクシン君がこの回の英雄であり、本来なら、自慢すべきところ、それをしません。で、フクシン君、いつもどおりの生活に戻ります。このあたりの、含蓄の利いた演出も楽しいものです。

No.17109 - 2008/03/02(Sun) 23:28:31
原田昌樹監督とウルトラマンコスモス / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんおはようございます。

原田昌樹監督が、最後に撮られました、TV版ウルトラマンシリーズ「ウルトラマンコスモス」の記念写真です。

もう、ご本人に許可を得ることは出来ませんが、きっと許してくださいますよね。監督。

葬儀・告別式:東京都府中市浅間町1の3   
3月5日正午開式
府中の森市民聖苑
喪主は父文夫(ふみお)氏

No.17106 - 2008/03/01(Sat) 10:18:51

Re: 原田昌樹監督とウルトラマンコスモス / ゆーこ
隊長、皆さん こんにちは。

ティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、ウルトラQ〜df〜、ブースカ・ブースカ・・・
監督の手掛けられた、たくさんの作品に心打たれました。
原田監督作品では、エンディングロールまでもストーリーが続いていて、
最後まで見逃さないようしていましたし、楽しみでもありました。

特撮以外でも多くの作品を遺され、今後我々が体験するであろう、
陪審員制度のビデオなどでもお世話になること思います。

ティガの『ウルトラの星』も監督なさっていましたね。
光の国で、円谷英二監督ともお会いになっていらっしゃることでしょう。

どうぞ安らかに・・・(-人-)

No.17107 - 2008/03/02(Sun) 15:45:52

Re: 原田昌樹監督とウルトラマンコスモス / ちゃむ
隊長、ゆーちゃん、みなさん、こんばんは。

コスモスの中で、特に印象深かった作品や、好きな作品が、原田監督の作品でした。
ゆーちゃんも仰っているように、最後までストーリーが続いているところが魅力でした。

早すぎる旅立ちで、言葉も無い・・・といった心境ですが、心よりご冥福をお祈りします。

コスモスの怪獣たちに囲まれて、抱いているのはクレバーゴンでしょうか?
ちょっと誇らしげで嬉しそうな感じですね。

No.17108 - 2008/03/02(Sun) 23:04:28
ウルトラセブン第44話「恐怖の超猿人」 / 帰りマン&ティガ命
ウルトラセブン第44話「恐怖の超猿人」
脚本:上原正三・市川森一、監督:鈴木俊継、特殊技術:大木 淳
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

夜の街で、二人の警察官は、ニワトリを2羽ぶら下げていた不審な大男を発見する。警察官が職務質問をすると、大男は無言のまま、暴れはじめ、警察官を投げ飛ばし、警棒をたたき折る。警察官はたまらず発砲し、手錠をかける。すると、大男は身体中が毛に覆われ、猿人間(猿人ゴリー)となり、手錠を引きちぎって、警察官に襲いかかる。猿人間は二人の警察官を惨殺すると、逃亡するが、その姿を通りかかった者に目撃される。

地球防衛軍の作戦室では、この事件について話し合われていた。キリヤマ隊長は、犯人がゴリラに似ていたという目撃情報があったことと、大男の血が人間の血であることをウルトラ警備隊員たちに伝えた。

ダンとアンヌは、ポインターでモンキーランドに降り立つ。白衣の女性と、あの大男がダンとアンヌの様子をうかがう。ダンとアンヌは白衣の女性(助手)に近づく。アンヌは博士に挨拶するためにその場を離れる。博士の部屋を訪れたアンヌは、博士に挨拶し、部屋を離れる。

ダンは白衣の女助手に館内を案内される。ゴールデン・ライオン・タマリンと呼ばれる猿の前で、ダンはどこかで見たことがあるような気がしていた。そこへアンヌが戻り、二人でモンキーアパートを見に行く。                    モンキーアパートの前で、あの大男が掃除をしていた。ダンとアンヌは親しげに猿を見ていたが、その様子を大男が見つめる。大男は、二人に気をとられて猿に噛まれる。それに気づいたアンヌはハンカチを取り出して、手際よく止血し、二人はその場を離れる。

ダンとアンヌの様子は、助手の女性も窺っていた。視線を感じたダンが振り返ると、助手の女性は隠れる。様子が変だと感じたダンは、一旦引き上げて夜に忍び込むことをアンヌに提案する。ところが、二人が博士と助手の女性に挨拶している間に、大男がポインターのエンジンに細工をし、動かせなくしてしまう。ポインターのボンネットが開いているのに気づいたダンは、異変に気づく。ポインターが動かなくなったため、二人はモンキーランドに泊まることとなった。

ゴールデン・ライオン・タマリンの前で博士と助手が頭を下げる。

ポインターのエンジンを修理しているダンに、突然、大男が襲いかかる。ダンも応戦するが、大男の力の前に倒されて失神してしまう。そこへ助手の女性がきて、大事な実験材料を殺したことを怒る。

一方、建物内を捜索していたアンヌは、ムチを持った助手の女性に襲われる。その近くには、大男も鎖につながれていた。助手の女性は、その大男は人間の格好をした猿人間で、体は人間だが、脳波は猿のモノと交換されていることをアンヌに教えた。そして、その脳波交換装置によってアンヌの脳も、猿のものと替えると言う。さらに、やってきた博士も敵であることを知らされる。

手術台に乗せられたアンヌ・・絶体絶命と思われた時、大男が猿人に変身する。鎖を切り、暴れる大男・・アンヌは何とかその場から脱出することに成功する。ダンは意識を取り戻し、アンヌと合流する。ダンはアンヌに川下りで逃げて本部と連絡を取るように言い、ダンはその場に残る。

ゴールデン・ライオン・タマリンの檻のところへ来たダンは、ゴーロン星人の脳波攻撃を受け、ゴーロン星人から、猿人間を増やし、地球をやがて猿人間に支配させようとする計画を聞かされる。ゴーロン星人は巨大化し、ダンもセブンに変身する。

一方、アンヌは、日本ラインの川下り船に乗り込んでいた。ところが、あの大男が漕ぎ手の一人に紛れていることに途中で気づき、岸に船を着けてもらい、必死になって逃げる。そこへ二人を捜してホーク1号が通りかかり、アンヌはキリヤマ隊長たちと合流する。アンヌの後を追ってきた大男は、フルハシが射殺する。

その頃、セブンはゴーロン星人の脳波光線に苦戦するが、最後はエメリウム光線でゴーロン星人を倒す。

ナレーション:人間と猿の脳波を交換して、猿人間を増やし、地球を征服しようとしたゴーロン星人の計画は失敗に終わった。平和を取り戻したモンキーランドは、今日もよい子の見学者たちでいっぱいです。しかし、安心は出来ません。いかにも人間らしい顔つきで、その実、脳みそは猿という、とんでもない動物が、あなたの身近にもいないとは限りませんからね。

解説&考察
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1.今回の話の背景
今回の撮影は日本モンキーセンター(愛知県犬山市)とのタイアップで行われたそうです。脚本は46話同様、上原正三さんと市川森一さんのダブル脚本となっていますが、シナリオライター二人、監督とプロデューサーの四人でシナリオ・ハンティングに出かけ、現場一帯を見て回り、帰京してから同時に書き出し、二日で二本を仕上げたそうです。また、終盤でアンヌが脱出する際に日本ラインの川下り観光船が使われましたが、これもタイアップだそうです。こうしたタイアップは、相手が歓待してくれることから、安く早く仕上げるのに効果があるそうです。 *参考文献 樋口尚文「テレビヒーローの創造」筑摩書房

今回の話が放映されたのが8月4日であり、夏休みの最中です。モンキーセンターや日本ラインの川くだりなどの観光スポットが紹介されたのは、時期的なものも意識していたと思われます。

2.ゴーロン星人
脳波催眠、脳波攻撃を使う猿のような異星人です。人と猿の脳波を入れ替えたり、博士や助手を操ったり・・まさに脳に関するスペシャリストといえます。また、ゴールデン・ライオン・タマリンと呼ばれる動物に化けていましたが、ゴールデン・ライオン・タマリンは実在する希少な動物で、体の色などもゴーロン星人によく似ています。それにしても、猿人間を増やし、地球をやがて猿人間に支配させようとする計画は、一体何のために?・・・と突っ込みたくなります。

3.今回のストーリーのみどころ
今回は、まさに「猿」が中心となりましたが、この1968年は同時期にアメリカ映画「猿の惑星」が上映されました。この映画は、題名の通りに猿が地球を征服する未来が描かれているのですが、ゴーロン星人が考えた、地球をやがて猿人間に支配させようとする計画は、まるで「猿の惑星」のような展開です。

猿系の映画といえば、「キングコング」を思い出す人も多いと思いますが、前年の1967年には東宝映画「キングコングの逆襲」が上映されています。今回のストーリーの関連でいえば、キングコングは美女が好き・・という共通点はあります。大男(猿人ゴリー)は、再三にわたり、何だかアンヌに気がありそうな様子を示します。夜、捕えられて脳波を猿のものと交換されそうになったアンヌを助け、さらに脱出したアンヌを追いかけるあたりも、むしろアンヌへの好意と思われます。

この辺については、アンヌを演じたひし美ゆり子さんによれば、アンヌがようやくモテたと思ったら、相手は人間じゃなかったので、がっかり・・ということだそうです。また、この川下りの撮影の時は、ひし美ゆり子さんは40度もの熱が出ていて、大変だったそうです。 *参考文献 ひし美ゆり子「セブンセブンセブン〜私の恋人ウルトラセブン」小学館

ところで、アメリカ映画「猿の惑星」は、人種差別の問題や赤狩り(共産主義崇拝者への弾圧)などに対する風刺、あるいは文明そのものに対する風刺がこめられている、と言われています。地球の長い歴史において、たまたま人類が最も頭脳面で進化をとげたのですが、何かの偶然で、もしかしたら人類の方が猿に支配されていたかもしれない・・そんなことを考えると今回のストーリーも、笑えなくなるような不思議な気になります。

4.最後に
今回の話もどちらかといえば、エンターテインメントに徹したような回と言うことができると思います。セブンも終了近くになりましたが、この頃のスタッフたちの思いはどうだったのでしょうか・・

No.17105 - 2008/02/28(Thu) 07:04:25
ウルトラセブン第43話 第四惑星の悪夢 / レイゴ(webmaster)管理人
第43話 第四惑星の悪夢

脚本:川崎高、上原正三、監督:実相寺昭雄、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 地球防衛軍は、新型ロケット、スコーピオン号を開発した。これにより、太陽系はもとより、他の銀河系にも行けるようになるのだ。パイロットはダンとソガ、自動操縦である。だが、ソガは、星占いで、さそり座、火星、冥王星が重なり、不吉というのである…二人を乗せてスコーピオン号は飛び立つが、軌道が外れてしまうのである。二人は、中で20日間眠ったままだ…(眠りにつくシーンに、BGM、M61B、ウルトラ警備隊の歌のスローアレンジ曲がかかる)

 で、二人はある惑星についた。どう見ても地球である。だが、地球防衛軍本部に連絡はつかないし、公衆電話も、地球防衛軍の電話番号は使われていないという…と、二人の前で、子供がダンプに轢かれそうになった。そこへ、軍服姿の男(森塚敏)がやってくるが、人間がよけなかったから悪いと言うのである!で、ダンとソガは逮捕され、本部へ連行される…本部で、長官(成瀬昌彦)に引き合わされる。ここは地球ではなく、地球から120万億キロ離れた第四惑星で、2000年前までは人間が支配していたが、ロボットに任せて怠け者になり、逆にロボットに支配されてしまったと言うのである。秘書のアリー(愛まち子)が長官の頭を取って油をさす、さらに、コーヒーを持ってくるが、毎回味が違うとアリーは長官に殴られる(BGMはノンマルトのテーマ)、二人は連れて行かれるとき、アリーにメモを渡される、あなたたちも殺される、地球が危ないと言うのである(BGM、M44A)。二人が連れて行かれたのは処刑場、人間もロボットらしく生きるべきと言う政治犯(!)たちが処刑されていた。さらに、第四惑星のコンピューターは、第四惑星の人間が向こう500年に滅亡するが、人間は第四惑星になくてはならない資源で、そのために地球を侵略するというのである。さらに、テレビスタジオで、銃の乱射シーンが収録されたが、撃たれた人たちは本当に死んである!地球では、リアリティを追求しないのかと長官に突っ込まれる始末…

 そして、ダンとソガは、アリーに導かれ、脱出する。第四惑星の人間居住区(よく見たらただの団地、上には月が4つ!)に、アリーは二人をかくまおうとするが、誰も協力してくれない(ここにも、ノンマルトのテーマがかかる)、そこへ長官が来て、アリーと、その恋人を犯人として連行してしまう。アリーたちを助けるため、ダンとソガは公開処刑場(と言っても体育館)に行き、アリーを救出するが、その時、第四惑星の侵略部隊が地球へ旅立ったのである、ダンはウルトラ・アイを着眼してセブンに変身し、ロボットたちの支配する世界を完膚なきまでに破壊する!ビルを力で壊し、ロケット発信基地(ロケットの正体は注射器!)を、手先から出る光線、エメリウム光線の光弾状のものを次々発射して叩き潰す(この間、セブンのメインアクションテーマ、M7-3がどんどんかかる)、さらにセブンは宇宙へ飛び、地球へ向かう第四惑星のロケット群をワイドショットで撃墜した、第四惑星の悪夢は終わった、そして、ソガとダンは、スコーピオン号の中、星占いが良くなった、帰れると言うのである(BGM、M27C)

 地球へ戻ったダンとソガは、第四惑星のことを皆に話すも信じてもらえない。さらに、スコーピオン号の成功で、地球防衛軍のシステムを全部コンピューターに切り替えると言うのである。そんなことをしたら第四惑星みたいに、とソガは言う。

 ダンとソガは散歩で外に出る。この際、ゲタで天気を占い、ゲタは裏向け、明日は雨と、二人は笑う(もう一度M27Cがかかる)



マニア的な突っ込み

(1) シリーズ末期、実相寺ワールドの全開

第43話にもなり、実相寺監督がふたたび手がけます。実相寺監督、セブンではこの第四惑星と、次に撮った円盤が来た!が、一番印象に残っていると、「ウルトラマンのできるまで」、という本で書かれていました。しかし、この2本、予算もなくなり、あまり特撮も使わないで済むものとして企画されました。第四惑星の建物も、一般のオフィス、体育館などで、人間の居住地も一般の団地なのですが、それらが、実相寺アングルでは、異世界に見えるから面白いものです。

 また、第四惑星のロケットは、注射器に羽をつけただけのものです。これも、実相寺監督の本に、本当にありましたが、それが本物のロケットに見えるからすごいものです。実相寺監督、「特撮スタッフは魔法使いで、シンデレラのかぼちゃを馬車にしたように、身の回りのものを宇宙船にできた」と前述の「ウルトラマンのできるまで」で書いておられました。

 この話の脚本、川崎高というのは、実相寺監督のペンネームです。本来は川崎高氏(たかうじ)としたかったのが、印刷所が「氏」を敬称と思って、取ってしまったそうです。

(脱線)実相寺監督の脚本は、帰ってきたウルトラマンで「ウルトラ特攻大作戦」を執筆し、また映像化されなかったものも1つあります。タロウでも1つ書いたものの、映像化されず、79年に朝日ソノラマのムック本で漫画化されました。

(2) ロボットに支配された世界

この話では、ロボットに支配された人間が描かれます。最近のファンの方には、このテーマ、ターミネーターでお馴染みですが、ここでは、ロボットを描きつつ、それが本当は独裁社会の象徴であり、政治犯の処刑シーンなど、今でも地球のどこかで起こっていることです、それを描いているもので、政治的なセンスもあります。この話、脚本は連名ながら、この話では上原さんがメインで書いていて、その志向です。上原さん、この第四惑星の延長で、後にイナズマンFの「幻影都市デスパーシティ」を書いています。特撮ファンは、これを第2の第四惑星と言っています。この話と、円盤が来た!はまったく志向が異なります。音楽も、この話ではノンマルトのテーマが重要BGMとして使われるのに対して、円盤が来た!では、フルートとピアノの協奏曲など、狙われた町に通じる選曲です。この、ノンマルトのテーマ、帰マンで「怪獣使いと少年」でも重要BGMであり、この話も上原さんの脚本、ウルトラシリーズを通してのテーマを描いています。

なお、上原さん、300年間の復讐という話を書きつつオクラ入りになったものの、これ、演出予定の野長瀬三摩地監督のためにオクラいりになったのかも知れません。これが、満田監督、実相寺監督なら実現していたのかも知れません。

(2) 特撮とコンピューター

この話では、ロボット長官の頭の中、外したら歯車が入っていた、というもの、当時(68年)の発想ですが、この、頭と時計の合成は中野稔さんの仕事で、当時は大変な手間だったのです。しかし、実相寺監督は、頭の中が時計とは、お粗末、と批判的だったそうです。確かに、ロボットの中に油をさすと言うシーンは、21世紀の今となっては時代遅れになってしまいました。しかし、この、頭のふたをはずすというシーン、当時はセンス・オブ・ワンダーそのものでした。これ、未来の予測、さすがです。

また、ロボットは今日、かなり実現していますが、40年前はまだSFの世界です。この時期、電卓(四則計算のみ)が1台10万円ほど!したのです。皆さんには信じられない話かも知れません。この時期、計算機は高くて、計算尺というものをみんな使っていました。ともかく、ロボットの技術とコンピューターのテクノロジーは、ここ10数年で飛躍的に進歩し、とうとうウルトラセブンの世界を越えてしまいました。

(3) 普通の町が、異世界に変身!

この話、実相寺監督、アイデアを出したら、それなら予算も少なくて済むということで実現したのですが、ロボットの支配する世界、実は一般の建物、団地なのです。それが、実相寺アングルにより、異世界に見えるのです。こんなこと、今ではちょっと考えられません。とは言え、この傾向、結局予算削減のものに使われたと、実相寺監督、回想では悔いの残る話になってしまったそうです。しかし、この作品は強烈で、最近でもフィギュア王、昨年くれの実相寺監督1周忌特集、森次晃嗣さん、この話が好きだと言っておられました。円盤が来た!はやや難解なのに対して、これはテーマがストレートで、ウルトラ・円谷らしいセンスに満ちたものです。

(4) 成瀬昌彦が光る!

第29話に続いて、悪役俳優、成瀬昌彦さんがロボットの長官に扮して登場、悪役のイメージとしては、第29話の丹羽教授を越えています、後の、帰マン、ナックル星人を思わせる存在感がいいです。それも、実相寺アングルにて、余計際立っています。実相寺監督の作品で、こういう悪役を引き立てるのは、平成でも、ダイナ「怪獣戯曲」での、あの清水紘治さんをカルトに見せるものにも通じるものです。しかし、成瀬さん、セブン、帰マンと出ても、人間体で滅ぶ具体的なシーンがないのです。丹羽教授は電送で消滅、ナックルも人間体での断末魔はなし、面白いものです。

(5) セブンは強い!

この話で、セブンの活躍が描かれますが、これが、圧倒的に強いのです。第四惑星の兵器たちを、有無を言わさずに叩き潰し、中でもロケット基地を空から破壊するシーンは、光線のヴァリエーション(手の先から出る光線、エメリウムの光弾)もあいまって強いし、宇宙でロケットをワイドショットで撃破するシーンも、こんなに強いセブンも珍しいです。…が、これ、桑田次郎先生のコミックだと正反対なのです。この話、セブンの中でも強さでは圧倒的です。

(6) 実相寺監督の願望?

最後に、この話で、射殺シーン、リアリティ追求のために、本当に殺していた!というシーンは、実相寺監督、本当はこういうものをやりたかったのかという意見が昔からありました。

 実相寺監督と言うと、今月の雑誌「創」で、唐沢俊一さんと、岡田斗司夫さんの対談で、唐沢さん、昨年末の実相寺特集(NHK)に寄せて、「実相寺監督は、人が何をしていようと一切関わり合わない人だった、好きなこと、自分のやりたいことをだけをやる、究極のKY人間だった。彼が時代にも社会にも超絶して、その個性を作品として残せたのは空気を読まなかったからだ」と言っておられます。美空ひばりさんの大アップを撮った、その他のエピソードは、昭和のテレビ界の伝説です。


No.17104 - 2008/02/25(Mon) 23:28:56
春よ〜 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは。
今日の夜からまた雪の予報が。うるうる。
しかし、彼も本当は春が好きなような?!

No.17098 - 2008/02/23(Sat) 16:06:03

Re: 春よ〜 / 棺桶のジョー
 皆様こんにちわ、出先でエライ寒くなりました。
 本日は、ジョージアのグッズ、働くウルトラセブンから、1つ目の通勤中です。なかなか良く出来ています。
 ちなみに、本日は大阪でキューピーのウルトラマンフィギュアをGETしました、またお見せします。

No.17099 - 2008/02/23(Sat) 17:04:20

Re: 春よ〜 / まっくん & オヤジストン
ゆうはは姉さん、レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

>ゆうはは姉さん
綺麗だなぁ〜!! 梅の花ですよね? 春は一歩いっぽ近づいて来てますね・・・でも今日は寒かった^^;
ガンダー先生カワユス!! 木に登って花を愛でるポーズがいい味出てます^^

>棺桶のジョーさん
おお! これが噂のセブンストラップですか!
頑張るぞ!といった雰囲気でいい感じですね〜^^
躍動的なポーズですが、うまく重心が取れてるんですね。 ちゃんと自立するとは!


さて、今週も「タマゴンの冒険」を僕が引き続きオヤジストン監督の代わりに務めさせていただきます^^

*********************************************

囚われのタマゴン。 砂漠の夜は更けていく・・・。
気が付くと、見張りのガーディアンが居なくなっていた。

タマゴン「いや〜、星がよく見えるなぁ・・・って、誰もサイン見なかったのかよぉ〜!」

…と、近くに何者かの気配がする…。
砂漠の夜は危険だ! 獲物を求めて彷徨うハンターが忍び寄る!!

No.17100 - 2008/02/23(Sat) 21:55:02

タマゴン外伝 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは。

棺桶のジョーさん、
おお、これです、これです。小さいながらよくできていますよね!私もこの走るサラリーマンGETしました!

まっくん&オヤジストンさん
ものすごい大ピンチじゃないですか!ど、どうなるんだ〜。ガーディアンの皆はどうなったんだ〜どうなる?タマゴンの冒険。

さて、そんな大ピンチなのに、タマゴン外伝です。先にあやまっておきます。すみませーん。

No.17101 - 2008/02/24(Sun) 00:09:43

Re:ニセウルトラマン / ゆーこ
ゆうははさん、レイゴさん、皆さん こんにちは。

>ゆうははさん、紅梅が薫ってくるようですね^^
手の動きもちょうど花を愛でるようで…最近我が夫が「太宰府(天満宮)の飛び梅、キレイな頃やろうね。」と言っていたので、行きたくなっちゃいました。
それに、ミカンを食べちゃったタマゴン!
驚きました! よく出来た4コマですね♪

>ジョーさん、カッコイイフィギュアですね♪
最近もネット落ちてまして、先ほどメビウスベルト掲示板を拝見しました(汗)。
山登りセブン、見れましたよ。そして…コンビニに急げ、ですね^^
ありがとうございます。

>まっくん、ボガールに狙われるタマゴン!
日本語のウルトラサインがわかりやすくていいですね^^
パワードやグレート(あとアニメ版)以外のウルトラマンたちは、きっと助けに来てくれるはず!

そして、私の投稿は…遠景ショットを明るくしすぎたかな(汗)
2005年の熊本・三井グリーンランドのニセウルトラマン軍団&バルタン軍団VSナイトレイダーの戦いです。
孤門隊員はボカシておきました^^;

No.17102 - 2008/02/24(Sun) 09:36:33

Re: 春よ〜 / まっくん
ゆうはは姉さん、レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

>ゆうはは姉さん&ゆうちち兄さん
なははは^^ 4コマ漫画すごい!! いい感じですね〜♪
ホントに悪い妖精ですね^^; ミカンを食べてどんどん育ってる感じで、完全体になってるやつもいれば、まだ成りかけで色の薄〜いやつもいたりして、ちょっとリアルでキモカワイイです(笑)

>ゆーこさん
こ、これは衝撃的なシーンです(笑) 目つきの悪い集団に囲まれてリンチを受ける孤門隊員!!
ニセウルトラマン軍団が人間と同じサイズなのはしょうがないですが、ショーって、こういう自由な設定が楽しいですね^^
頑張れ孤門隊員! 「あきらめるな!!」

皆さん、今週も楽しかったです! ありがとうございました^^

No.17103 - 2008/02/25(Mon) 22:14:05
ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」あらすじ&解説 / T2-0
脚本:金城哲夫、監督:満田かずほ、特殊技術:高野宏一

【文:T2-0】

あらすじ
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ある晴れた日、ダンとアンヌは海岸で休暇を楽しんでいた。砂浜でダンを待っていたアンヌは、左の頬にホクロのある少年から警告を受けた。海岸に停泊中していた海底開発センターの船上基地「シーホース号」を指差し、少年はアンヌに言った。「あれをやめさせないと大変なことになるよ」と。
少年が立ち去った直後、ダンとアンヌの目前でシーホース号が炎上した。ダンの通報でウルトラ警備隊が出動したが、海底開発センターは壊滅状態であった。アンヌは、事件を予告してきた子どもがいたことをキリヤマに報告。キリヤマの命令でダンとアンヌは子どもを捜すが、それらしき子どもは発見できなかった。

ウルトラ警備隊の作戦室では、奇跡的に救出されたシーホース号の生存者が「あの子が何かを知っている」と言っているとの報告が入っていた。続いて、地球防衛軍長官あてに子どもの声で電話がかかってきたことがマナベ参謀から語られた。その子どもは「海底はノンマルトのものだ。人間が海底を侵略するならノンマルトは断然戦うよ」と訴えていたというのだ。

そこに事故現場近くの小学校から連絡が入り、ダンとアンヌは小学校に向かった。ポインターを走らせながら、ダンは考え込んでいた。「僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。では、少年のいうノンマルトとは何だ?人間でないノンマルトがいるというのだろうか・・・」。
小学校では、校長の手配により「左頬にほくろのある子ども」が集められていた。ダンとアンヌは、それらの子どもたちと面会するが、そのいずれもアンヌが会った子供とは違っていた。

小学校からの帰り道、アンヌは海岸の岩場に座る少年を発見。それは、あの少年であった。ポインターから降り、少年に語りかけるアンヌ。そのアンヌに「真市」と名乗った少年が語った話は驚くべきものであった。シーホーク号の沈没は、人間の海底開発にノンマルトが怒ったためだというのだ。さらに真市は続けた。「ノンマルトこそ、ずっと昔から地球に住んでいた本当の地球人なんだ。人間は今では自分たちを地球人と思っているけど、本当は侵略者なんだ」と。ノンマルトを海に追いやった人間は、今度はノンマルトから海まで奪おうとしている・・・。そう語る真市の口調は怒りに満ちていた。アンヌは、狼狽しながらも真市に語りかけた。「海底は私たち人間にとって大切な資源なのよ。私は人間だから人間の味方よ」。真市は海に飛び込み、その場を去った。「人間がやるんなら、ノンマルトもやるよ!僕知らないからね!!」、そう言い残して。

その時、キリヤマから二人に通信が入った。城南大学の海底探検部の船舶が怪物に襲われているというのだ。ウルトラホーク1号とハイドランジャーで出撃したウルトラ警備隊は、船舶を襲っていた蛸に似た怪物を攻撃。その撃退に成功する。作戦室に帰還し勝利を喜び合う隊員たちであったが、そこに新しい情報が入った。再び子どもの声で電話があり「ウルトラ警備隊が倒したのはノンマルトではなく、怪獣ガイロスだ」と語ったというのだ。そして、ノンマルトは拿捕した英国の原子力潜水艦グローリア号で攻撃を開始することを宣言したという。地球防衛軍は電話を逆探知し、隊員を現地に派遣していた。それを聞いたダンも、現地へと向かった。

現地の海岸に到着したダンは、レーザーに撃たれた防衛隊員が倒れているのを発見した。そしてダンの目前の海上にグローリア号が浮上。沿岸の村に対し砲撃を開始した!民家が、漁船が、次々と吹き飛ばされていく!!

ウルトラ警備隊はホーク1号とハイドランジャーを出動させた!グローリア号の猛攻とガイロスの出現を前に、ダンはウルトラアイを手にする。だが、ダンの前に真市が立ちはだかった。「ノンマルトは悪くない!人間がいけないんだ!!」、そう叫ぶ真市から逃れ、岩陰でウルトラアイを着眼しようとするダン。しかし、そこにも真市が立っていた。「ノンマルトがかわいそうだ!やめて!!」。さらに別の場所に走るダンであったが、そこにも真市の姿が!「真市くん、僕は戦わなければならないんだ!」、遂にダンはウルトラアイを着眼した!!

怪獣ガイロスに挑むウルトラセブン。激闘の末、セブンは手に取ったアイスラッガーでガイロスの足を次々と切断していく!そしてガイロスは遂に止めを指された。
一方、キリヤマらの乗るハイドランジャーはグローリア号を追い詰め、これを撃沈させた。そしてグローリア号の向かった先には、海底都市のようなものが存在していた!
「もし宇宙人の侵略基地だとしたら・・・、我々人間より先に地球人がいたなんて、そんな馬鹿な!!」。キリヤマは迷いの末に攻撃を決定。海底都市はハイドランジャーの魚雷により海の藻屑と消えた。キリヤマは隊員たちに告げた。「ノンマルトの海底基地は粉砕した!我々の勝利だ。海底も我々のものだ!!」

事件は解決した。ウルトラ警備隊の隊員たちは海岸で休暇を楽しんでいたが、ダンとアンヌの心は晴れなかった。その二人の耳に、真市の声が響いた。「ウルトラ警備隊のバカ!!」、声の聞こえた方向に走る二人。だが、その岸壁にいたのは和服姿の一人の女性であった。ダンとアンヌに声をかけられた女性は「二年前、この海岸に避暑に来て息子を亡くしたのです」と答えた。彼女が花を手向けていた墓標には、こう刻まれていた。「真市、安らかに」。愕然とするダンとアンヌ!

二年前に死んだ少年の魂がノンマルトの使いとなり、その意志を伝えにきていたのだろうか?そしてノンマルトは、本当に地球の先住民族だったのだろうか?全てが失われてしまった今、それは永遠の謎となってしまったのである…。

No.17096 - 2008/02/23(Sat) 00:07:23

ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」解説 / T2-0
ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」解説
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ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」は、金城哲夫脚本、満田かずほ監督の黄金コンビが作り上げた傑作!ファンの評価も高く、「ウルトラセブン」を語る際に話題にされることの多い名作かつ問題作です。

金城脚本と満田演出のタッグは、ウルトラシリーズに幾多の傑作・佳作を残しています。ウルトラマンでは「謎の恐竜基地」「撃つな!アラシ」、ウルトラセブンでは「魔の山に飛べ」「ウルトラ警備隊西へ」「零下140度の対決」等がそうですし、ウルトラセブンの最終回「史上最大の侵略」も金城脚本・満田演出によるエピソードです。そして、それらの作品の中でも、この「ノンマルトの使者」は、一際の輝きを放つエピソードとなっています。
満田かずほ監督・金城哲夫脚本コンビは、ウルトラマンの終盤エピソード「小さな英雄」で科学特捜隊の存在意義を問いました。これまで幾多の娯楽作を送り続けてきた二人が、久々にタッグを組んだ「ウルトラマン」の終盤に、このようなシリーズを統括するかのようなエピソードを作り上げたことは非常に興味深く感じられます。
この「ノンマルトの使者」も金城・満田コンビによる「ウルトラセブン」を総括するエピソードといえるでしょう。そして満田監督にとってはセブンの初期エピソードである「ダーク・ゾーン」を、さらに突き詰めたエピソードであると言えるかも知れません。
「ダーク・ゾーン」で描かれた、人間の「業」のようなものが、この「ノンマルトの使者」では、より強調して描かれています。その結果、この「ノンマルトの使者」は、「戦うことの意味」「民族」「生存権」「強い者と弱い者」といった、様々なことを考えさせてくれる奥深い作品に仕上がりました。
何より「地球人こそが侵略者かもしれない」という題材は、侵略テーマとして究極のものといえるものです。そして、それをあくまで可能性として示すに留め、余韻を残したラストの匙加減の絶妙さもあり、このエピソードは強い印象を残すものとなっています。

「ウルトラセブン」のシリーズ中には、力で物事を解決することの疑問が提示されるエピソードが複数存在します。この「ノンマルトの使者」は「超兵器R1号」と並び、その疑問が強く込められた作品になっています。そして「ノンマルトの使者」と「超兵器R1号」の、もう一つの共通点。それはダンの「異邦人としての視点」を、作劇に巧く活かしているという点でしょう。ダンがノンマルトについて考え「僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。では、少年のいうノンマルトとは何だ?人間でないノンマルトがいるというのだろうか・・・」は、ダンが異星人であるという設定を巧く活かしたセリフです。このセリフは、さり気なく伏線を提示することにも繋がっており、その点でも唸らされます。さすが金城哲夫ですよね、
金城哲夫を語るとき、その作風に、氏が幼い頃に沖縄戦を経験したことが影響を与えているであろうことはよく話題となります。このエピソードは「人間」と、戦いの歴史の中で発達してきた「文明」に対し、金城氏が投げかけた問いかけが含まれています。
後年、同郷の上原正三は「帰ってきたウルトラマン」で「怪獣使いと少年」を執筆しました。この作品も「ノンマルトの使者」と同様に「排斥されるものの悲しみ」を描いていますが、それぞれのアプローチはかなり異なったものとなっています。この二作品を見比べてみるのも、また面白いと思います。

このように「ノンマルトの使者」は名作エピソードとして評価の高いものですが、当時の視聴者の感想は少し異なっていたようです。当時の視聴者アンケートでは、このエピソードに対し「ノンマルトの味方をする少年が亡くなっていたというオチが夏の夜にふさわしく、ヒヤリとさせられた」「海をテーマにしたのは夏にふさわしく、二年前に亡くなった坊やが出てくるなど、気味が悪かった」等の意見が寄せられており、真市とノンマルトの設定や海を舞台としたことを、夏の放送向けの納涼サービスと受け止めた感想が多かったそうなのです。
重く、大きすぎるテーマゆえに、当時の視聴者はそのような表層的な部分に目が向いてしまったのでしょうか。もしくは、この作品から受けた衝撃を、アンケートの回答用紙に巧くまとめるのが難しかったのかもしれません。実際、僕もこうして解説らしきものを書きながら、この作品の妙味を巧く表現しようと苦心しているところです。
ともあれ、このような当時の評価と今日の評価のギャップを考えることも、作品を味わい、考える一助になると思います。

その「ノンマルト」は、デザインを担当された池谷仙克さんもガッツ星人と並んでお気に入りのデザインだそうです。キャベツをデザインのモチーフにしたというノンマルトは画面には僅かな時間しか登場しませんが、そのデザインは「海底に棲む者」らしい、視覚的な説得力を持つものとなっています。
一方、ノンマルトの戦力として登場するガイロス。このデザインは、当時「少年マガジン」紙上で開催された「怪獣デザインコンテスト」の銀賞入賞作品「ガイロス星人」が元となっています。デザインは入山康之くん(当時6歳)でした。デザイン画には「六本の手には、それぞれ目玉がついていて敵を見張る」とのコメントが付いています。この目玉を吸盤に置き換え、軟体生物系のデザインとしたのが「蛸怪獣ガイロス」です。
ちなみに、第41話「水中からの挑戦」に登場するテペトは、このコンテストの金賞受賞作品、野崎進さん(当時中学3年生)による「回転サイボーグ デイクロス・レイザ」が元になっています。この「デイクロス・レイザ」は一本足で、それを軸にしてボディを回転させて戦うことを想定したデザインになっています。頭頂部から放射状に伸びた突器は回転時にカッターとなるようデザインされていますし、腰から一本足の末端にかけても、らせん状にヒレ型のカッターが配されています。これを二本足の怪獣としてアレンジしたものが「カッパ怪獣テペト」なわけですが、当初のデザインとアイディアで造形・演出された「デイクロス・レイザ」も見たかったですよね。
《T2-O》

No.17097 - 2008/02/23(Sat) 00:09:16
ウルトラセブン第41話 水中からの挑戦 / レイゴ(webmaster)管理人
第41話 水中からの挑戦


脚本:若槻文三、監督:満田かずほ、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 伊豆の伊集湖、カッパの目撃談がある。目撃した釣り人を演じているのは大村仙吉さん、その伊集湖へ、日本カッパクラブの4人が会いに来る(車で来るシーンに、BGMのM70がかかる)。で、この4人、夜になり、河童を探して回り、捕まえた!と思ったら、何とウルトラ警備隊のメンバー(トホホ…)、フルハシとダンである。ウルトラ警備隊は、異変を察知して探索に来ていたのである。ダンは、あまりうろうろするなと警告する。

 ところが、4人組、探索していたら、本物のカッパを見つけていたのである!何者かにあとをつけられている(M40)だが…と、ウルトラ警備隊が探索すると、料理屋の主人の遺体を発見した(これを演じていたのが梅図栄さん、必殺で「順ちゃ〜ん」とやっていた人です)。頚動脈を切られていた。カッパは実在していた!

 ウルトラ警備隊、伊集湖で異変を察知してから、カッパの目撃談が多くなったと言う。で、湖に、魚がいなくなったと言うのである。ウルトラ警備隊、ボートを出して、潜水して調査する。ダンはアンヌと組み、ダンが潜水するが、すぐに浮かび上がり、アンヌに危険と言うと、水に引きずり込まれた!そして、霧が立ち込め、アンヌは気絶する。フルハシとソガは、ダンとアンヌが行方不明になり、ホーク3号の出動を要請した。すると、大きな卵が浮かび上がり、中からカッパの怪獣、テペトが現れた。その頃、水中に捕らわれていたダンは、ウルトラ・アイを着眼してセブンに変身する。セブンvsテペト、セブンが圧倒すると、テペト、参ったとフェイントをかけて、頭の皿から怪光線を発してセブンを攻撃し、水中に消える。しかし、セブンは水中を透視し、アイ・スラッガーを放って、テペトを一刀両断にする。そして、カッパの宇宙人、テペト星人、宇宙船で逃げ出すが、ホーク3号により破壊された。

 気絶しているアンヌ、そこに迫る手(M20C)…はダンのものであった。ダンとアンヌは無事帰還した。

 カッパの正体は宇宙人であった、しかし、日本に、本当にカッパはいると、カッパクラブの面々、懲りていない…



マニア的な突っ込み

(1) お化けものへの志向

これはセブンも末期になり、怪獣ブームの次は怪奇ものと、実際円谷プロも怪奇大作戦の製作にかかるのですが、その怪奇ブームの火付け役となったのはおなじみ「ゲゲケの鬼太郎」、それにヒントを得ての話と思われます。この話では、カッパの宇宙人、テペト星人と、怪獣テペト、そのままのものが出ますが、これなど、セブンの侵略宇宙人というより、怪談物のお化け的なもので、セブンの、宇宙人とのバトルと言うテーマからはやや外れるものです。

 この話は夏に放映されており、この時期は夏になると怪談ものをテレビではいろいろやっていました。ウルトラでは、後に「夏の怪奇シリーズ」がエースやレオでありましたが、その先駆けです。なお、夏の怪談物のルーツはザ・ガードマンで、これはTBS/大映テレビの製作した、今の刑事もののルーツになるもので、やたら怪談の出るものでした(ちなみに、ウルトラマンの科学特捜隊の設定は、ザ・ガードマンの、東京パトロール体の設定が基本になっているのかも知れません)。ウルトラの怪奇物は珍しいですが、この話はそのルーツです。

(2) 一般公募の怪獣

この回に出てくる怪獣、テペトは、放映当時、一般の子供たちにデザインを募集したものです(第42話のガイロスもそうです)。この、怪獣デザインの募集、ウルトラでは多くあり、昭和では怪獣のほか、ウルトラの父、母、アストラが一般公募です。平成ではティガ(タラバンとメンジュラ)、マックス(ルガノーガー)が一般公募です。

一般公募は、ファンサービスとして、ファンの子供が考えた怪獣が実際に出ると言うものですが、これを最初にやったセブンでは、「とうとう、円谷プロもデザインのネタがなくなり、子供に教えてもらっている」的な批判があったそうです。確かに、今のように一般公募が多く行われるのではなく、最初にやったら、デザインが思いつかないと邪推されてしまったのかと知れません。こういう、デザイン公募はウルトラの伝統であり、仮面ライダー、戦隊では、こういうデザイン公募はなかったと思います。一般公募の怪獣はシンプルで面白いデザインであり、今後も続けて欲しいです。

(3) コミック版は全然違う展開

この話は、桑田二郎版のコミックでも出ていますが、設定・ストーリーがテレビ作品とは全然違うのです。これは、現物を見てもらうしかないのですが、一般に第1次ウルトラのコミック化、基本的にテレビ作品の脚本に基づいて書かれるものの、この「水中からの挑戦」は、桑田二郎版のオリジナル設定、ドラマで、次の「ノンマルトの使者」を思わせる内容です(ノンマルトの使者も桑田先生により描かれていますが、僕の持っている朝日ソノラマの単行本にはありません)。これも、面白い設定です。

(4) スタッフ面

脚本の若槻文三さんはこれがセブン最後の脚本で、ウルトラの脚本は、次はレオまでありませんが、その間、怪奇大作戦を書き、さらに第2次怪獣ブームでミラーマン、トリプルファイター、ファイヤーマン、ジャンボーグAと、メイン、準メインの脚本を書いて、円谷作品を支えた功労者です。もともと関西の人で、関西ローカルの「部長刑事」も多く書いていました。監督の満田さん、29話以来久々の登場、当時はマイティジャックもあり、しばらく離れていました。満田さん、セブンでは14本と鈴木俊継監督と並んで最多演出ですが、マイティジャックがなければセブンをもっと多く演出できたと言うことです。ちなみに、ウルトラでの作品最多演出記録は、湯浅憲明監督が80の1作だけで22本も演出しており、これは野長瀬三摩地監督がQ〜セブンの3作で演出した本数と同じ、円谷一監督の演出より多いというものです。平成では、ガイアで村石宏實監督が51本中15本を演出したのが最多ですが、平成の監督は特技監督も兼任するのが多く、昭和ではその例は少ないため、単純な比較は出来ませんが、いずれも、大変なものです。



No.17092 - 2008/02/18(Mon) 20:48:17
もう一つの聖地 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんこんにちは、ウルトラマンが生まれた誕生の地、「怪獣倉庫」が閉鎖されることとなりましたが、ここにもう一つの聖地をご紹介したいと思います。

もう一つの聖地。
それはトキワ荘です。
画像は、伝説のアパート「トキワ荘」の模型です。
このアパートは数々の巨匠が旅立っていったまさに聖地なのです。
手塚冶虫、石ノ森章太郎、藤子不二雄、赤塚不二夫氏等。

トキワ荘を解体するときは、NHKの企画により、
「同荘会」が、旧石ノ森の四畳半部屋で開かれました。

トキワ荘も永遠に、それぞれの天才の心にそして、その作品に継承されていることでしょう。

No.17082 - 2008/02/16(Sat) 16:17:11

親子対決 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんにちは。
後でまたレスに参ります、取り急ぎ投稿させていただきます。
今回は親子対決ということで、この冬大活躍のガンダー先生に解説していただきます。
「40年近い時を越えたスケッチブックの対決です。
写真の表紙も絵の表紙も迫力満点です。」

No.17084 - 2008/02/16(Sat) 16:59:21

裏表紙は40年前の勝ち? / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんにちは
続けていかせていただきます。
「おお、裏表紙は40年前は楽しいですね!おや、
新しいほうは裏は絵がありません、残念。」
中身は40年をへても似たようなものを書いておりました。

No.17085 - 2008/02/16(Sat) 17:02:05

40年対決! / T2-0
マスターレイゴ、ゆうははさん、皆さん、こんにちは。

円谷プロが特撮の梁山泊だとすれば、トキワ荘は漫画の梁山泊ですよね。
クリエイター達の集いし思い出の場所、ファンにとっての聖地が失われるのは寂しいことですが、その場所が育んだスピリッツは永遠に継承されると信じたいです。

ゆうははさん、スケッチブック、いいですね(^-^)b
画家さんによる絵があしらわれた、昔の怪獣関係の商品は味があります。

僕も、音盤で40年対決をやってみます。
ウルトラQの画家さんは中西立太さん。
ウルトラマンの画家さんは南村喬之さんです。

No.17086 - 2008/02/16(Sat) 17:26:28

関西の聖地 ポンバシより / 棺桶のジョー
 皆様こんばんわ、今日も寒かった、ウルトラ一族はさぞかし大変?
 今回ご紹介するのは、この前行った日本橋のヒーローグッズ店「きゃらんど」の看板です。この前ご紹介しました巨大ウルトラマンのマスクも大変なものですが、今回は看板で、ウルトラ6兄弟が勢ぞろい!よく見ると、初代マンはAマスクという凝りようです。お店の人、かなりのマニアです。大阪、日本橋、最近は月に1,2回しか行きませんが、関西の聖地です。来週また行きます。

No.17087 - 2008/02/16(Sat) 18:23:51

メビウス激闘の軌跡 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。今夜も盛り上がっておりますね。

トキワ荘、NHKといえば昔トキワ荘を題材にしたドラマがありました。形は無くなっても心は受け継がれていくことと信じたいですね。
近年昭和の遺物も文化財として評価され始めているようです。怪獣達も大切に保存すればいつかは指定を受けることがあるかも知れません。

ゆうはは姐さん...最近のものは写真の印刷技術も高くて迫力満点ですが、40年前のイラストは力がありますね。こういう画、最近見かけなくなりました。職人技ですね。
中身にも大変興味ありますが...恐らく我が家にあるものと近いのではないかと想像いたします。

T2−0さんは「レコード」ですか!懐かしいです。こんなのを持っていたはずなのですが、どこへ行ってしまったのでしょう?皆さん物持ちの良さに感服いたします。

ジョーさん、この6兄弟の写真は「メビウス&兄弟」映画ヴァージョンですね。...やはりこちらも中身に興味が...

さて、感動的な画像が目白押しのところお恥ずかしいのですが、ネタです。

ついに野外ロケを敢行致しました。
「死闘!メビウス対アングロス」

春はもうすぐそこですね。

No.17088 - 2008/02/16(Sat) 20:01:32

Re: タマゴンの冒険 / まっくん & オヤジストン
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!
遅くなりました^^;;

皆さんへのコメントはのちほどゆっくりと…さっそく投稿します!

タマゴンの冒険、先週のばーなーおん兄者の続きです。

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神殿の奥でイケメン上司からありがたいお告げを受け、気持ちも新たに帰路に発つタマゴン。
・・・しかし!

外に出るや否や、いきなり鋼色に輝く集団…いや、物体!?に取り囲まれた!!
神殿の防衛システム「エッグガーディアン」たちが、秘密を知った侵入者に襲い掛かる!!!

タマゴン「…おっとと! やるってのかィ? 言っとくけど俺は強えぇぞ!?」

拡散ウィングレイのパワー充填、そして自慢のトサカラッガーに手を掛ける・・・!

戦いが始まる!!

No.17089 - 2008/02/16(Sat) 23:53:36

Re: タマゴンの冒険 / まっくん & オヤジストン
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!
続けて行かせていただきます!

******************************************

・・・奮闘も空しく…。

タマゴンは囚われの身になってしまった!

そのときタマゴンのトサカから、一条の光が夕焼けの空に放たれ、文字をなす!
ウルトラサインだ!!

タマゴンの、運命や如何に・・・!!

No.17090 - 2008/02/17(Sun) 00:01:23

天使か悪魔か!? / ゆーこ
レイゴさん、皆さん おはようございます。

ガイアの前に立ちはだかる巨人。
天使か悪魔か!?
しかしゾグ第一形態の背後には、もっと大きな影が!!

息子2歳のクリスマスに叔母からプレゼントされたネオスです。
戦いごっこには、怪獣との大きさの違いで戸惑っていたような、気にしてなかったよーな…(--;)

投稿間に合いますかっ(汗)?

No.17091 - 2008/02/17(Sun) 07:47:59

Re: もう一つの聖地 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは
レイゴさん、
トキワ荘の方々にも、怪獣さんたちにも本当にお世話になった感じがしております。日本を象徴するソフトの豊かさの原点とでもいいましょうか。感謝感謝です。
T2−Oさん
おお、保存状態がまた素晴らしいですね!写真もよいですがやはり絵も迫力があります。近頃、シネコンが多くなり映画館の手書き看板も少なくなりました。大怪獣バトルのカードダスのカードの絵も素晴らしくよいコレクションになっていると思っています。
棺桶のジョーさん
おお、まさに映画館の看板のようですね!かっこいいですね。本当に中身もみてみたいです!
ばなおさん、
土から芽ビタがはえてきたのかと、思いました。カコちゃんは助けてくれるのでしょうか。がんばれ〜メビウス!
まっくん、
おお!かっこいい、タマゴン!すごいですね、、スピード感あふれる画面!と、安心して寝たら、つかまってました〜まさか、とさかからウルトラサインが出るとは。
どうなるんだ!タマゴン、次週も皆で見よう!(お疲れ様でした!愛あふれる作品しかと見ましたぞ)
ゆーこさん
おお、たちはだかってる、立ちはだかってる。ガイアの鋭い動きに対してネオスのまったりさがよい感じです。大きい余裕を感じちゃいます。

今週も楽しい投稿ありがとうございました。

No.17093 - 2008/02/18(Mon) 22:18:18

Re: もう一つの聖地 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。

まっくん&オヤジストン、待ってました!タマゴン・ウイングモード!
強ぇ〜&カッけぇ〜…と思ったらやはりこうなるのですね(笑)。
そうです。タマゴンはこうでなくてはなりません。困難がタマゴンを強くするのだ。行け行けタマゴン、負けるなタマゴン!ガーディアンの中にMcロットが紛れていますが…

次回に期待!

ゆーこさん!でっけぇぇ〜!(笑)
♪大きい事はいい事だ
子供さんはどうやって遊んでおられたのでしょう?
ガイアが腰抜かしてるように見えます…(笑)

ゆうはは姐さん、「芽ビタ」ってもう、誰の事かわからなくなっちゃいそうですが(笑)。綺麗な花を咲かせるには今から土作りが肝心ですね。水をかけてあげようかと思ったのですが、かわいそうなので許してあげました…。

今週も皆さんありがとうございました。

No.17094 - 2008/02/19(Tue) 22:11:47

Re: もう一つの聖地 / まっくん
レイゴ兄さん、皆さんおはようございます!

>レイゴ兄さん
トキワ荘ゆかりの偉大な先生方の作品の数々・・・子供の頃の思い出を語る上で切っても切り離せないくらい、本当によく見ました^^
今でも色あせない傑作たちは、これからも子供たちに夢と想像力を与え続けてくれることでしょうね!

>ゆうはは姉さん
さすがに現在のものはCG合成で迫力がありますねぇ! また、昔の新マンのときのものはとてもあたたかみがあって本当にいい味があります^^
新マンのポーズ、何かどんぶり飯をかき込みながら疾走しているように見えるんですけど…^^;
ガンダー先生がカワユス!! ってゆーか最近冷やし過ぎ^^;
トサカからのウルトラサインも、兄弟愛のなせる業…ということで(汗)

>T2−Oさん
ものすごく珍しいレコードですね! しかもすごくキレイな状態で!!
イラストも、昔ならではのあたたかみと迫力がありますね^^
Aタイプウルトラマンの胸板のあたりがリアルに描かれてます。 ナメゴンvsゴメス(?)も昭和の香りがしていい感じ♪

>棺桶のジョーさん
デカい!! この前の巨大マスクといい、嬉しくなってきますね〜^^ ウルトラマンの人気は健在ですね!
大阪に行きたいなぁ! お金いっぱい持って(笑)

>ばーなーおん兄者
死闘!! 芽ビタは必死なのに…何となく冬眠中というか、ほのぼのあったかそうに見えるんですよね^^
または、フグの毒に当たった「うっかり八兵衛」とか(笑) ごいんきょ〜〜!!
エッグガーディアンには、網膜がエキストラ出演してるんですよ。 モゥんガーも手だけ見えます^^;

>ゆーこさん
いいですね〜^^ ゆーこさんがこうやって遊んであげているお姿が目に浮かんで来るようです!
ネオス、後ろから羽交い絞めだぁ!!…と指示するガイア。(卑怯?)

皆さん、今週も楽しかったです! ありがとうございました^^

No.17095 - 2008/02/20(Wed) 05:05:30
ムサシ!!! / SADA07
皆さんこんばんは!(^^*)
初めてお会いする方初めましてSADA07と申します。よろしくお願いします!

隊長皆さんお久しぶりです、お元気でしたか??
真の勇者、相変わらず進化し続けてますね!(相変わらず進化というのもおかしな表現ですが・・)

それはそうと、元ムサシ隊員役の杉浦太陽さんの2月8日のブログにて、隊員服姿の杉浦太陽さんの写真と共に、ゴールデンウィークにウルトラマンの舞台をやるとの情報が書き込まれてました!
詳しい情報知っている方いらっしゃいますか??
何はともあれ、またムサシとコスモスに会えるみたいですね!!!行けるかはっきりしませんが、今から楽しみです!!(^▽^)

No.17078 - 2008/02/13(Wed) 22:08:40

Re: ムサシ!!! / T2-O
SADAくん、皆さん、こんにちは。

SADAくん、久しぶりですね。元気だったかな?僕は元気にやっています。

おたずねの太陽くんの件は、5月に名古屋の中日劇場で開催されるステージのことですね。
5月2日〜5月6日の開催で、太陽くんのほか、吉岡くん(我夢)、平田さん(コノミ)、黒部さん(ハヤタ)、森次さん(ダン)等も出演されるそうです。
チケットの発売は3月8日からです。

ホームページのアドレスを貼っておきますね。
http://m-78.jp/special/35heroes/premiere/

No.17079 - 2008/02/14(Thu) 11:52:36

Re: ムサシ!!! / リド
SADAくん、T2-Oさん皆さんこんにちは。

SADAくんお久しぶりです!!びっくりですね。嬉しいです。こちらは元気です。
私の方はちょっと掲示板からご無沙汰してしまってはいますが。
T2-Oさんが貼ってくださったアドレスから、杉浦太陽くんの久々のムサシ隊員の姿を見て感激しました。こちらも嬉しいですね。
T2-Oさんもありがとうございます。

No.17080 - 2008/02/14(Thu) 17:57:08

Re: ムサシ!!! / ゆーこ
07くん、隊長、皆さん おはようございます。

07くん、わぁ、お久しぶり^^! 元気にしてた?
ムサシな太陽くんのお知らせ、ありがとうございました♪
ケータイに更新情報が来るように設定しているのですが…まとめて見ることが多く、落としていました(^^;)
名古屋かぁ…都合が付けば観覧したいですね。

07くんも行けるといいね^^
また、掲示板にも顔を見せてね。《人のこと言えないな。自己反省\(--;)》

>T2-Oさん、どうもありがとうございます。
ウルトラ俳優さんのイベントが、九州でも開催されるといいですね^^

No.17081 - 2008/02/16(Sat) 04:46:32
ウルトラセブン第40話「セブン暗殺計画(後編)」 / 帰りマン&ティガ命
ウルトラセブン第40話「セブン暗殺計画(後編)」
脚本:藤川桂介、監督:飯島敏宏、特殊技術:高野宏一
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

前話のリプレイ:ガッツ星人たちは、地球を侵略するのにはセブンを倒すのが近道と考え、怪獣アロンを送り込み、セブンの能力を探った。ガッツ星人と戦ったセブンは、ガッツ星人の分身能力に手も足も出ず、エネルギーを消耗して敗れ、十字架の形の透明なケースに閉じ込められてしまった。ガッツ星人は夜明けと共にセブンを処刑すると伝えてきた。夜明けの時刻は5時21分、それまでにセブンを救出しなければならないのだ。そして、地球防衛軍基地では、謎の電話を受信していた・・。

謎の電波はセブンの脳髄から発せられたことがわかった。そして、それを探知したガッツ星人は妨害電波を出していた。地球防衛軍が解読したところ、セブンはマグネリウムエネルギーがないと体を動かすことができないと伝えてきた。

マグネリウムエネルギーは地球ではまだ合成したことがないが、セブンはその合成方法まで伝えてきた。しかしながら、ダイモード鉱石という特殊な鉱石が必要であり、それはアフリカにしかない希少なものであった。

フルハシは、自分がそれを持っていることに気づいた。早速実験が行われたが、エネルギーが足りない。フルハシは、自分の友人の夏彩子に残りの半分をあげたことを思い出した。

その頃、夏彩子はガッツ星人に尾行されていた。彩子の前に立ちはだかるガッツ星人・・彩子は悲鳴を上げた。ポインターでフルハシとソガが駆けつけるが、彩子はさらわれた後であった。フルハシらは、道路の上で倒れている彩子を見つけた。鉱石を入れたペンダントは盗まれていたが、実はイミテーションであり、本物は彩子の家に保管されていた。

夜明けまであと1時間、地球防衛軍は、マグネリウムエネルギーの合成に成功した。ホーク1号が空中に浮かぶセブンへと向かった。ガッツ星人たちの攻撃を受けながら、ホーク1号からセブンのビームランプに向け、マグネリウムエネルギーが照射されるが、宙を突き抜ける。セブンの姿は幻だったのだ。

本物のセブンはどこにいるのか・・夜明けは近く、地球防衛軍基地では焦りを隠せない。夏彩子が運転する車をガッツ星人の円盤が捕えた。その後をポインターが尾行する。円盤が向かう方向を確かめた上で、ポインターに乗るフルハシは、円盤を攻撃し、彩子を救出する。さらに車を走らせたフルハシは、泉が丘西方の崖のところに捕えられたセブンを発見する。フルハシはその場で待機する。

夜明けと共に3機の円盤が現れ、ビームでセブンを攻撃する。マグマライザーが地中から姿を現わし、セブンのビームランプへマグネリウムエネルギーを照射する。セブンのエネルギーが回復し、十字架のケースを破壊する。そして、ハンディショットで3台の円盤を破壊する。

セブンはガッツ星人の母船のところへ行き、太陽エネルギーをプロテクターで吸収すると、ハンディショットの連射で母船を攻撃する。ガッツ星人たちは、円盤の中でパニック状態となる。セブンはアイスラッガーを宙に浮かべ、それを高速で円盤にぶつける。円盤は爆発・炎上する。

戦いの後、草むらに横たわるダン・・ウルトラ警備隊員たちがダンを発見し、互いに喜び合った。

ナレーション:ガッツ星人の野望は、勇敢なウルトラ警備隊員によって、阻むことができた。しかし、果てしない宇宙の彼方には、もっと恐ろしい方法で侵略の時を狙っているものがいるかもしれないのだ。


解説&考察
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1.この前後編の背景
38話レポで、T2−Oさんが飯島監督に触れていますが、38〜40話の3話にのみ、TBSの飯島監督が起用されます。これは、当時視聴率の低下が見られる中にあって、エンターテインメントに徹した作品で、比較的低学年の子供たちの心を呼び戻そうという狙いがあったそうです。このガッツ星人前後編については、脚本を書いた藤川氏によると、「セブンがもし全ての力を失ったらどうなるのか」という興味があったそうです。そして、制作が進む中で、「もったいないから、前後編でいこう」ということになったそうです。もっとも、藤川氏によると、本当は、鳥のような顔のガッツ星人ではなく、4本足の本格怪獣を敵役にしたかったそうです。

2.ガッツ星人
分身能力を持ち、セブンがなすすべも無く敗退した強敵ですが、その強さはウルトラ史上でも屈指の実力の持主と言えます。とはいえ、ウルトラ戦士と怪獣・宇宙人の戦いは、どうも実力だけではなく、戦い方の相性が大きいようです。エネルギーに限界があるウルトラ戦士たちにとっては、相手が鉄壁の防御力を持っている時に苦しい戦いを強いられるようで、ゼットン、キングジョー、ガッツ星人、ブラックキングなど、初期3作品においては、攻めあぐねて苦戦(または敗北)というパターンが多くみられます。また、相互間の強さの比較もファンの解釈は諸説ありますが、ファン同士、自説を押しつけるのではなく、互いの気持ちを大事にするのがマナーだと考えます。

このガッツ星人は、その後、ウルトラセブン誕生30周年記念3部作の第2話に登場します。この時もセブンは敗北し、最終的にはホーク1号が円盤ごと破壊して勝利する、という結果になります。また、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』に登場し、ナックル星人と組んでメビウスやウルトラ兄弟を窮地に追い込んだのは、記憶に新しいところです。

3.今回のストーリーのみどころ
セブンがガッツ星人に敗れるという絶望的な状況の中で、あきらめてガッツ星人に全面降伏するという選択も当然考えられます。それに待ったをかけたのが、セブンからのメッセージ(電波)でした。

宇宙人であるウルトラ戦士が電波を発するというのは、面白い設定ですが、この設定は後の作品でも使われ、レオ39話で氷塊に閉じ込められていたアストラがメッセージを送り、MAC基地でそれを受信します。また、メビウス30話でも、タロウがGUYSにメッセージを送っています。

また、マグネリウムエネルギーについても、メビウス46話で、四天王の一人であるグローザムによって同じく磔にされたメビウスを救出するのに使われました。

さて、緊張感あふれる展開となりましたが、ウルトラ警備隊とガッツ星人の駆け引きは見ごたえあり、ダイモード鉱石をめぐる攻防や、セブンの本当の居場所の探索などで、ウルトラ警備隊の方に軍配が上がりました。この一連の攻防は、まるでスパイ映画でも観ているかのようであり、神戸でのキングジョー登場の回を思い出させます。囮として活躍した夏彩子は、はたしてフルハシの恋人なのでしょうか?

今回の話は、やはりウルトラ警備隊がセブンを救出したところに意義があると考えます。時として、ウルトラ戦士が窮地に陥ることもありますが、今回はウルトラ警備隊が救出したことで、ウルトラ警備隊とセブンの信頼関係が強くなったことと、「どんな時でも、決してあきらめてはいけない」という、人間としての取るべき姿勢が描かれています。そして、ウルトラ警備隊の大活躍は、最終話のキリヤマ隊長の言葉である「地球は我々人類自らの手で守り抜かなければならない・・」にも通じるものがあります。

復活したセブンは、再びガッツ星人と対決することになりますが、今回はガッツ星人の方は円盤から出てくることなく、円盤ごと破壊されるのですが、「なるほど、その手があったのか」という展開で、この対決は最後まで知恵の勝負となりました。

戦いを終えて、とぼけたように草むらに横たわるダン・・前話でダンのことを心配していたアンヌは、本当に嬉しかったでしょう。そして、仲間たちも・・。この後編は、前話で衝撃を受けた子供たちにとっても、本当に嬉しい展開となりました。

4.最後に
今回の前後編は、まさにエンターテインメントに徹した回でしたが、心に残る回となりました。敗れた後のリターンマッチ戦、という展開でしたが、まさに「決してあきらめてはならない」というウルトラのメッセージが含まれていました。今回の主役はセブンではなく、むしろウルトラ警備隊の方でした。そして、セブンとウルトラ警備隊の絆の強さと大切さもあらためて見せてくれました。この前後編は第3クールと最終クールのちょうど境になりますが、シリーズ全体の盛り上げという意味でも、重要な回となりました。

No.17077 - 2008/02/13(Wed) 06:20:29
ウルトラセブン第第39話 セブン暗殺計画(前篇) / レイゴ(webmaster)管理人
第39話 セブン暗殺計画(前篇)

脚本:藤川圭介、監督:飯島敏宏、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 ガッツ星人は、強力怪獣アロンをセブンと戦わせて、その能力を探った…巨大化能力、飛行能力、透視力、ウルトラビーム(エメリウム光線)、そしてアイ・スラッガー・・・セブンの能力を調べつくし、最後には、エネルギーがなくなるとビームランプが点滅することまで、セブンの能力を熟知している(この場面、BGMのM66-3がかかる)。さらに、セブンの正体はダンだが、だったらダンを倒せば、というと、セブンを倒さないと目的は達成されないと語り、これで勝てる、セブンを倒す暗殺計画は完了したのである。ガッツ星人は、地球の引力件へ突入した(M77-1)

 地球では、ウルトラ警備隊で警報が鳴り、出動するものの、何もなし…という事態が続いていた(平和なシーンに、M69がかかる)。そんなフルハシに、友人の夏彩子から手紙と、ダイモード鉱石が送られてきた。そして、また警報である、フルハシ、またデマだ、行かなくて良いというのだが、キリヤマ隊長はそんなフルハシを、千回の通報がウソでも出かけるのが我々だと戒める(当たり前だ!)

 で、ダンとアンヌが向かうと、夜の都会、不気味なムードで、無人の車が二人に近づく(ここにBGM、M66-2、録音時の半分のスピードで再生)。ダンが透視すると、そこにガッツ星人がいた。ガッツ星人は、いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人と誇示する(M66-1)。ダンはアンヌを逃がして、一人ガッツ星人と対峙する。偵察のため、ウインダムを向かわせるが、等身大のガッツ星人に、お前など相手にならんとあしらわれ、ガッツの円盤に額を撃たれて一撃でやられてしまった。ダンは変身を考えるが、罠と思って、何とかアンヌの通報によりウルトラホーク1号が駆けつけ、二人の乗ったポインターは回収された(M76A)。

 ダンは、アロンに襲われたのも、ガッツに襲われたのも自分が出て行ったとき、つまり、ガッツの狙いは自分と悟る。そこへ、泉が丘上空にガッツの円盤が出現し(BGM、M77-T2)、偵察のホーク3号を撃墜する。そこへ駆けつけるポインター(M62)、しかし、ソガはガッツ星人の小型円盤に捕まり、ダンはポインターで走行中、橋を破壊され、止む無くセブンに変身する(M56A)、ガッツも巨大化して戦い、セブンの必殺武器、アイ・スラッガー、エメリウム光線はおろか、ワイドショットまで分身術で交わした(M66-1T1)、まるでエネルギーを浪費するために戦っているかのセブンは、ガッツ星人の罠にはまり、ビームランプが点滅し、エネルギーを失い、十字架に掛けられてしまう。

 地球防衛軍は、地上部隊がガッツの円盤に攻撃を仕掛ける(M68)が、バリアに阻まれ攻撃できない。そんなウルトラ警備隊の前に、十字架に掛けられたセブンが見せ付けられた!(M58、セブンの葬送行進曲重苦しく響く)。ガッツは、明日の夜明けとともにセブンを処刑すると勧告した。

 明日の日のでは5時12分、あと12時間もない。アンヌは、行方不明のダンを案じるが、他のメンバーはセブンのことを案じて心一杯だ(BGMはM61A)。ガッツは、セブンを処刑して、地球人を一気に降伏させるつもりなのだ。そんな中、宇宙ステーションから怪電波である、この機に及んで、新たな侵略者の出現なのか…絶望の中、明日は人類の破滅の夜明けになるのかと、BGMのM58-5により不安げに締めくくられた。



マニア的な突っ込み

(1) ウルトラ定番,ヒーロー暗殺ネタ

この話は、セブンの末期になり練られたもので、脚本が藤川圭介さん(後に宇宙戦艦ヤマトを書き、ゴッドマーズの実質、原作者になる)によるもので、当初30分1本で書いていたものを2本分にしたものです。で、この話で、ウルトラ特有の、ヒーロー暗殺テーマが確定します。これは、テスト用の怪獣を使ってヒーローの能力を探る→そのデータを元にヒーローを攻略し、一度はヒーローを倒す→その後、ヒーロー、人間側の猛反撃、というパターン、帰マンのナックル星人編、平成になりパワードの最終回2本、さらに、映画メビウス&ウルトラ兄弟と引き継がれます(この他、ダイナ「移動要塞浮上せず」も類似の話です)。このように、ヒーローを攻略するやり方は、仮面ライダーや戦隊の東映ものにはないもので、円谷でも、ウルトラに一貫しています。メビウス映画版は、ガッツ、ナックルと、新旧の暗殺星人が集まる、ウルトラ・ファンにはたまらないネタでしたが、テンペラー戦でメビウスのデータを集め、ザラブ戦でエネルギーを浪費させて攻略し、磔にする点は同じです。また、ナックル星人はウルトラマンのデータを集めて勝ち目がないことを知り、ヒーロー史上前例はおろか後にも類例のない卑劣な作戦に出ます(とは言え、ナックルも、弱い帰マンに勝ち目がないとは、何とも…)。これ、ウルトラの面白い特徴です。今なら、RPGのテーマになりそうなものです。

なお、完成作品では、「前篇」、「後編」と漢字が違います。当時の、アナログの誤植によるものです。

(2) 新録音BGM

この回より、新しく録音されたBGMが使用されます。これ、セブンとしては3回目で、この時期、BGMの商品化を前提としない時期としては破格のものです。そのBGMの大半がこのセブン暗殺計画のため作られており、この2本のみ見たら、BGMが一新されていて斬新です。多分、基本的には台本など、具体的なシーンが分かっていて曲が作曲、録音されたと思われます。こういう方法は、ウルトラQ、ウルトラマンにもあるもので、例えばウルトラQでは、いくつかはエピソード毎にBGMが作曲・録音されています(曲名も、例えば東京氷河期M12というように付いています)。ウルトラマンでも、実相寺作品など、エピソードごとの追加録音の曲がたくさんあります(が、初代マンのこういう曲は、残念ながら現在テープ未発見のものが多いです)。平成の、BGMがCDとなる時代でも、こんなやり方はダイナにしか行われていない(ダイナでは、BGMがテレビシリーズ+劇場版でCD5枚もの分量です)。この他、新録音の曲は、ノンマルトの使者のためのもの2曲(M73、74)と、最終回のための曲(M75)になります。

 こういう、細かくBGMを録音する方法は、当時としては破格で、第1次ウルトラシリーズが、音楽に関しても、当時の東宝特撮映画並みの布陣で行われていたことの証明です。第2次シリーズでは、冬木さんの担当された作品では、全て過去の作品のBGMを流用しており、これは、特にセブンのBGMが、楽器編成も大きく、理想的なために止む無く行ったと冬木さん、CDの解説書で語っておられました。特に、エースでは超獣の脅威を現すためにもっと大きな編成で作曲したかったのに、不満が残ったとのことです。

 なお、この新録音BGMの中で象徴的なのが、セブンが十字架に掛けられたシーンのM58、この曲、LPレコード時代に様々な呼称で呼ばれていましたが、僕は昔から「ウルトラセブンの葬送行進曲」と呼んでいます、一度聴いたら忘れられないものです。この曲、オペラの大作曲家、ワーグナーの大作「ニーベルングの指輪」のクライマックス、英雄ジークフリートの葬送行進曲を基にしていると思われます。ジークフリートの最後は、ウルトラマンがゼットンに破れるシーンがイメージ的に引用され…と言うか、オペラの演出によっては、ウルトラマンの敗北シーンを引用したとも思われるものすらありますが、こういう曲を元にクラシック音楽への興味が僕にあり、今、クラシックを聴いています。僕のクラシックファンとしての現体験はセブンです。

この他、ガッツが前篇でダンに迫るシーンのM66-2は、録音したテープを半分の速度で再生し、効果を上げています。こういう例は他には聞いたことがありません。この曲、最終回、ゴース星人がアマギを通して宣戦布告するシーンでも使われたもので、この話のBGMの話題でそれこそ論文がかけるほどです。

(3) タイマンのフルハシ?

…と、過去にウルトラのファンダムで話題になったこと、この回、ガッツ星人の計略で警報が鳴るものの空振り、それで、行かなくて良いと言うフルハシをして、ウルトラ警備隊の怠慢男とのレッテルがありました。このネタでウルトラ・ファンダムが盛り上がったこともあります。この他にもフルハシの怠慢エピソードがありますが、最終回のラストの名文句も、またフルハシです。

 フルハシ二題、ダンが行方不明になり、フルハシが叫ぶのが、「ダァ〜〜〜ァ〜〜〜ァ〜〜〜ン」という長い呼び方も話題になりました。このフルハシの絶叫も、他にもあります。この話、飯島敏宏監督のセブン初演出で、バルタン星人、スペシウム光線を生んだ飯島監督、セブンはこの前後編と38話のみでしたが、着実な演出で、ウルトラセブンの世界に深みを見せています。

No.17076 - 2008/02/11(Mon) 23:46:36
おっきな愛 / ゆうはは
レイゴさん、みなさんおはようございます。
今週は、もう、これでしょう。

母から、父へ。外野うるさいですわよ。

No.17068 - 2008/02/09(Sat) 11:15:30

続・タマゴン伝説 / ばーなーおん&オヤジストン
レイゴ兄さん、ゆうはは姐さん、皆さん、こんにちは。

ゆうはは姐さん...大きいです!なんて大きな愛なのでしょう!ざっと20メートルくらいはありそうなチョコレートですね。
ゆうちち兄さんにもこんな大きな愛を贈られたのでしょうか。それとも「父」のお下がり...?

さて、先週の続きです。

神殿の更に奥へと進んだタマゴンは、「タマゴン上司」からのお告げを聞いた。
「タマゴンよ、よくぞここまで来た。お前こそ真の勇者だ。さあ行け、闘うのだ!雪に負けるな!」(?)

ついにタマゴンの前に姿を現した「上司」の真の姿とは...

No.17069 - 2008/02/09(Sat) 14:19:02

靴のモリタ エース巨大フィギュア / 棺桶のジョー
 皆様こんばんわ、神戸は久々の大雪でした。
 この前お見せしました神戸・三宮の「靴のモリタ」、店頭のティガと合わせて、店の横に、エースの等身大フィギュアがあります、それを撮って来ました。
 この他、ティガ、エースの周りにいろいろ通常のフィギュアもあります。神戸屈指のウルトラマニアです、神戸に来られたら、三宮センター街入ってすぐです、見てください。

No.17070 - 2008/02/09(Sat) 17:42:32

Re: おっきな愛 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんこんばんは

だんだん、ネタ画像コーナーのようになってきましたが、私も1つおねだりを

友人がゴールデン枠をまたしても勝ち取りました。
くっそぉーーー。

ギ・ブ・ミーーゴールデン枠ぅうううう。

No.17071 - 2008/02/09(Sat) 21:20:55

Re: おっきな愛 / ビルガモ
みなさん、こんばんは。来週から再びアフリカへ1か月ほど行ってきます。

>ゆうははさん、いいですね〜! だって強さは愛ですもんね〜(BY宇宙刑事シャリバン)私自身もチョコをもらってからの出発なので安心してます。

>ばーなーおん&オヤジストンさん、タマゴンも大河ドラマの域に達してきましたね。3月に帰国後、まとめてタマゴンSTORYをみるのが楽しみです。

>ジョーさん、エースの等身大フィギュアはけっこう珍しいのでは。背広のウルトラマンも哀愁をさそいます。

さて、今日は渡航準備のため実家に戻ったんですが、リビングの本棚に自転車に乗ったダイナが飾ってあったので送ります。

母親に問い詰めたところ、ウルトラマンのポーズが自転車に乗るカッコだったので、自転車の置き物と組み合わせて飾ったそうです。

No.17072 - 2008/02/09(Sat) 21:27:27

Re: おっきな愛 / ちゃむ
みなさん、こんばんは。

今週もステキな画像ありがとうございます。
ゆうははさん。
忘れてましたよ、バレンタインデー!!
義理ならぬ「世話チョコ」しか贈りませんが 汗
おっきなおっきな『愛』ですね〜

ばーなーおんさん&オヤジストンさん。
神殿の奥には・・・王子が神として祀られていたわけですね。 笑
凄いとしか言えないです(^_^;

ジョーさん。
このディスプレイ、なんだか可愛いなぁと思いました。
等身大のエースにホワイトカラーのウルトラマン。足元にはぬいぐるみたち・・・直接行って眺めていたいです。

レイゴさん。
これもアリなんですか?
こーゆーのはウチには沢山ありますよ〜(^_^)
かつて我が家に居た猫たちの子供の頃を見るようです。
この子はレイゴさん家の猫ちゃんですか?
すっごいラブリィ〜ですぅ

ビルガモさん。
お母さまのセンスに座布団5枚!
なんか笑っちゃうけどさまになってますね

みなさま、ありがとうございました。

No.17073 - 2008/02/11(Mon) 01:04:06

Re: おっきな愛 / ばーなーおん
レイゴ兄さん、こんにちは。

今週も楽しませて頂きました。

ジョーさん...ここ、靴屋さんですよねぇ...笑
本業は大丈夫なんでしょうか...心配になります。
今度通ったら靴を買ってみようと思います。

レイゴ兄さん...
なーご、なごなご、ごろごろにゃぁ〜、にゃお〜〜〜ん。
(セクシーなお嬢さんですね。爆)
ウルトラレイちゃんシリーズも宜しくお願いしますっ。

ビルガモさん...というかお母様!見事すぎます!
今度帰られた時には一体どんなことになっているのでしょう!楽しみです。
どうぞ気をつけて行ってらっしゃいませ。

ちゃむさん、コメントありがとうございます。
アリです、アリ。ぜひ萌えるやつをお願いします。なごなご〜。
上司は、監督からは立体フィギュアでとの指示が出ていたのですが、そこまで手が回らなかったので神殿に不法侵入して撮影してきました。
タマゴンは私が魂を吸い取ってしまったので前を向けません。

さて、来週は一体どこへ行ってしまうのでしょうか。タマゴンオデッセイはどうなるのでしょう。
皆さんの普通の(爆)ご自慢コレクションも是非拝見したいです、皆様宜しくお願いいたします。

ウルトラセブンのレポも毎回楽しませて頂いています。レイゴ兄さん、解説者の皆さん、いつもありがとうございます。

No.17074 - 2008/02/11(Mon) 11:04:40

Re: おっきな愛 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんこんばんは

前回もなかなかレスが付けられなくて申し訳ございません、当然拝見し楽しませていただいております。
なんといいますか、レスってとても力がいるんですね。
その方お一人、一人のことを思い描きながら書きますので、ですから、いつもこのようにレスを下さるみなさんにとても感謝いたしております。下の方もごめんなさい。汗

★ゆうははさん
ゆうちちさんも、いつもありがとうございます。
素晴らしい力作の数々ですね。
バレンタインのチョコレート、やはりウルトラの星はこれくらいの大きさなんですね。・・・鼻血、出すなよ父。(つか、脳溢血とか糖尿病で逝ってしまうなよ汗)

★ばーなーおんさん&オヤジストンさん
まったく、タマゴンはふらふらしておりますなぁ、上司からどのような言葉が炸裂したのでしょうか・・・
「借金は早めに返せ」とかでしょうかねぇ。

タマゴン、どこまでも突き進め(夜逃げはナシで。)

★棺桶のジョーさん
エース、でかっ。
しかし関西は規模がでかいですねぇ。
こういうお店があるというのもウキウキしますね。

★ビルガモさん
これはナイスなアイデアというか、ウルトラマンが乗るってどんだけぇ〜。・・・あ、丸石自転車かな?

ご無事の帰国を心からお待ちいたしております。
お土産話もまっています、くれぐれもお気をつけてくださいね。

★ちゃむちゃん、ネタでもおっけーですよん、つか、私がすでにネタに走っておりますが。笑
宜しくです。

No.17075 - 2008/02/11(Mon) 20:00:02
ウルトラセブン第38話「勇気ある戦い」あらすじ&解説 / T2-0
脚本:佐々木守、監督:飯島敏宏、特殊技術:高野宏一

【文:T2-0】

あらすじ
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箱根山中に発生した原因不明の濃霧の中、徐行運転中の車両三十台が消失するという事件が発生した。そしてウルトラ警備隊に原因の調査が命じられた。その頃ダンは、アンヌの友人であるゆき子の弟・治を励ますため、ある病院を訪れていた。心臓欠損症を患う治は、手術を明日に控えていた。執刀医は、心臓手術の世界的な名医として知られるユグレン博士である。だが、治は手術を恐れ、「ダンに会えれば手術を受けてもいい」と言っていたのである。治と面会したダンは、ウルトラ警備隊が勇敢に戦える理由を彼に語った。「我々の装備の一つ一つには、人間の造った科学が活かされている。我々は人間の科学を信じているからこそ戦うことができる」「信じるんだ。人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと」。そしてダンは、明日の手術に立ち会うことを治に約束するのだった。

翌日、ユグレン博士が空港に到着した。ユグレン博士を迎えたアンヌとゆき子は車で病院へと向かうが、高速道路で渋滞に巻き込まれてしまう。そこに謎の霧が発生し、金属的な足音が響き始める。それは巨大ロボットの足音であった!巨大ロボットはその腕で車をつまみ上げ、それを次々と腹部に放り込んでいった。出動したウルトラホーク1号は分離し、ロボットに攻撃を加えた。怪光線を放ち逆襲するロボット!ダンの乗るβ号は被弾し、アンヌ達の乗る車もロボットの腕に囚われてしまう!!そこにウルトラセブンが登場!アンヌ達の乗る車はセブンにより奪還された。脚を引き込み、上空へと舞い上がる巨大ロボット!!

戦闘機・ウルトラガードで再び出撃したウルトラ警備隊は、空を飛ぶ巨大ロボットを発見する。だが巨大ロボットは空中で謎の飛行物体とドッキングし、いずこかへと飛び去ってしまった。
飛行物体の画像を見たダンは、それをバンダ星人の宇宙ステーションだと指摘した。バンダ星人は自分の星の資源を使い果たし、地球の資源を奪うために飛来したのだった。そしてダンの提案により、新たな作戦が実行されることになった。偽の交通情報を流してバンダ星人のロボットをおびき寄せる。誘導地点にはスペリウム爆弾を積んだ車両を集めておき、それをロボットに食わせ爆破するという作戦であった。

一方、治の手術の開始時刻は迫っていた。ダンは、治の手術に立ち会えないことを悔やみつつ出撃する。姿を見せないダンをなじり続けている治。しかし、手術は予定時刻に開始されることとなった。

ウルトラ警備隊の計画どおり、作戦地点に巨大ロボットが飛来した。ロボットは、爆弾を積んだ車を腹部に収容し、宇宙ステーションとドッキングした。それを見届けたウルトラ警備隊は爆弾を起爆させた。炎上し、墜落する宇宙ステーション!しかしロボットは、爆発するステーションから脱出してしまった。しかも制御を失った巨大ロボットは、市街地で暴れまわるのだった!
ウルトラ警備隊はウルトラガードでロボットを攻撃するが、全く効果がない。この戦いでダンも重症を負い、治のいる病院に収容された。その間にもロボットは、街を破壊しながら前進を続けていた。その進路上には、治が手術を受けている病院があった。

患者が次々と病院から避難する中、ユグレン博士は治の執刀を続けていた。ダンはセブンに変身した!セブンは必死にロボットに立ち向かう。しかしロボットは強敵であった。エメリウム光線の直撃に耐え、アイスラッガーを弾き返し、なおも前進するバンダ星人のロボット!
ウルトラ警備隊も、火器攻撃をロボットに集中させていた。セブンは自分の身体を縮小させ、フルハシの持つエレクトロ・H・ガンの銃口に飛び込んだ。フルハシの銃から射出され、ロボットに体当たり攻撃を加えるセブン!こうして自らを弾丸と化したセブンの捨て身の攻撃によって、バンダ星人のロボットは撃破されるのだった。

治の手術は成功した。治の手をしっかりと握り締めるダン。キリヤマは、感慨深げに語るのだった。「我々は勝ったんだ。バンダ星人のロボットにも、そして人間の愛と信頼の戦いにも」と。

No.17066 - 2008/02/08(Fri) 22:55:49

ウルトラセブン第38話「勇気ある戦い」あらすじ&解説 / T2-0
ウルトラセブン第38話「勇気ある戦い」解説
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ウルトラセブン第38話「勇気ある戦い」は、ウルトラのマイスター・飯島敏宏監督が放つ直球勝負の娯楽編!小気味良い展開と、全編に散りばめられたアイディアで楽しませてくれる一本です。

この時期、ウルトラセブンの制作予算は縮小傾向にありました。それを受け「ウルトラセブン」の第3クールは、人間ドラマを重視したエピソードや、怪獣の登場しないエピソードが見られるなど、作風の変化が感じられるものとなっています。
その第3クールの最後を飾るのは、飯島監督による娯楽編「勇気ある戦い」と「セブン暗殺計画(前編・後編)」でした。派手さを抑えたエピソードが続いたこの時期、飯島監督の登板は一種のカンフル剤的な役割を果たしています。そして、飯島監督が「セブン」で演出を担当したこの3本は「セブン」全エピソード中でも屈指の娯楽編として、独特の輝きを放っています。

飯島敏宏監督は、初期ウルトラの最大の功労者の一人です。飯島監督はウルトラマンの製作第1話〜第3話「侵略者を撃て」「ミロガンダの秘密」「科特隊出撃せよ」を監督として演出されています。それぞれ「異星人の侵略(バルタン星人)」「怪植物の恐怖(グリーンモンス)」「地底怪獣の猛威(ネロンガ)」を描いたこれらの作品は「ウルトラマン」というシリーズのお手本のような出来です。飯島監督はこの3本でシリーズのフォーマットを築いた観があります。また、スペシウム光線のポーズも飯島監督の発案であると言われています。
そんな飯島監督だから他の監督と違うことをやりたかったのでしょうか、この「勇気ある戦い」では、私服のアンヌが携行する通信機や銃が通常装備と異なっていたり、ウルトラ警備隊が実在の戦闘機っぽい“ウルトラガード”で出撃したりと、いろいろ細部が楽しめる作品になっています。
そしてなにより、クレージーゴンを倒したセブンの技の意外さ!これは、僕は子どもの頃に見て本当にビックリしましたし、すごく興奮させられたことを覚えています。ラストは、夕日に染まる瓦礫の中に横たわるクレージーゴンの残骸を見せて締めくくられます。この画もセンスが感じられるもので、印象に残ります。

この作品の脚本は佐々木守氏です。佐々木氏が「ウルトラマン」で書いた脚本はテーマ性が強かったり、従来のウルトラのフォーマットを崩す試みがなされていたりと、チャレンジ精神に富んだものでした。
この「勇気ある戦い」も、佐々木氏らしいドラマ性とテーマ性の強いお話です。このエピソードでは「科学」の用いられ方がテーマの一つとして盛り込まれています。ダンの言う「信じるんだ。人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと」は、治に向けられた言葉であると同時に、我々に向けられた言葉でもあるのでしょう。優れた技術や力が悪しき目的のために使われてしまうことは少なくありません。しかし、力を持つものには、それ相応の理性が求められますし、それを行使する際には責任が伴うはずです。そのような「理性」や「責任」を具現化した存在として描かれたのが、治との約束を誠実に守ろうと努力するダンであり、既に避難の開始された病院の中で執刀を続けるユグレン博士でしょう。一方、制御を失い暴走するバンダ星人のロボットことクレージーゴンは、理性を失った科学の危うさを象徴しているといえます。そこには、第18話「空間X脱出」で金城哲夫が、「神なき知恵は知恵ある悪魔を作ることなり」の言葉に託して提示した「高い知識や強力な力を持つ者は、それを正しく用いる心を育まねばならない」という考えと同様の理念が感じられます。
この佐々木脚本と飯島演出によって完成した作品は、テーマ的な部分とドラマとしての面白さ、そして娯楽性のバランスが非常に良い仕上がりになっています。そしてトータルな印象は、あくまで見どころ中心の娯楽作!飯島監督の本領発揮ともいうべき快作になりました。

バンダ星人のロボットこと「クレージーゴン」も、名優ぶりを存分に発揮してくれています。クレージーゴンのデザイナーは池谷仙克氏。ロボットのデザインについて、飯島監督は「右手だけ大きくしてくれ」と注文を付けられたそうです。これを受けた池谷氏は、キングジョーに似ないように意識しながらデザインしたとか。
このクレージーゴンのイメージソースは、未映像化に終った劇場用作品「ウルトラマン・ジャイアント作戦」に登場する「鋼鉄巨人G」であるといわれています。この「ウルトラマン・ジャイアント作戦」の脚本は、飯島監督がペンネームである「千束北男」の名で執筆されました。
「ジャイアント作戦」とは、地球征服を狙う五者が協力して人類を滅亡させ、その後に五者が戦い、その勝者がジャイアント(支配者)として地球に君臨するという作戦です。
その五者とは「地底怪獣モルゴ」「怪ロボット・ナポレオン」「バルタン星人」「鋼鉄巨人G」、そしてジャイアント作戦の主催者である「第五番目の存在」、彼らによる「ジャイアント作戦」を科特隊が阻止するというストーリーです。面白そうでしょ?映画化が実現しなかったことが、本当に惜しまれる企画です。閑話休題。
飯島監督はクレージーゴンの演出意図を「病院にどんどん足音が近づいてくる恐怖感とか迫力を、音で表現できないかという試みだったんですよ。でも、失敗だったかな。皆、テレビでは大きい音で聞かないからね。試写室では大迫力だったんだけど」と語られています。
そうそう、忘れてならないのは、このクレージーゴンは「ウルトラマンコスモス」に登場する「クレバーゴン」の元ネタですよね♪

その他、見どころ的な描写としては、ラストのアンヌの描写でしょう。治の手術の成功と、戦いの勝利を喜び合うウルトラ警備隊。その傍ら、談笑するダンとゆき子に対し、アンヌが見せる軽く嫉妬したような表情は必見です。
他には、作戦室で飛行物体の写真を目にしたダンが言う「これはバンダ星人の宇宙ステーションじゃないか」も聞き逃せません。当然、他の隊員たちは「ダン、何でそんなこと知ってるんだ?」なんてツッコミ入れてるし(^^;)。
そのバンダ星人の宇宙ステーションを破壊するためにウルトラ警備隊が使用した「スペリウム爆弾」は、宇宙人の技術を地球人が利用しているものと考えられます。これは、地球防衛軍が宇宙人のテクノロジーを分析・応用していることを示唆しており、いわば、ウルトラマンメビウスでCREW GUYSが用いた「メテオール」の先駆といえます。
最後にもう一つ、作品としてのツッコミどころとしては、このエピソードで治くんが読んでいる新聞には、昭和43年の日付が見られます。んーっと、セブンの時代設定っていつだっけσ(^-^;)
《T2-O》

No.17067 - 2008/02/08(Fri) 22:58:30
ウルトラセブン第37話 盗まれたウルトラ・アイ / レイゴ(webmaster)管理人
第37話 盗まれたウルトラ・アイ

脚本:市川森一、監督:鈴木俊継、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 未確認飛行物体が確認された。ポインターでフルハシとアマギがパトロールしていると、ダンプを運転している少女とすれ違う。その後、道に倒れている男を発見、さっきの少女にやられたらしい。さらに、近くには何かが着陸したような跡を見つけた。それをダンに通報、ダンはダンプの少女を追う。しかし、謎の飛行物体の攻撃を受け、その少女にウルトラ・アイを盗まれてしまう(これで実に3回目!)

 その頃、地球防衛軍の宇宙ステーションV2は、奇妙な通信を傍受した。少女の声で、任務は達成して、迎えの円盤を送って欲しいと言うものである。ダンは、ウルトラ・アイを盗まれて、相手を忘れるものかと思っていた。そして、V2の傍受した電波の発信地点が、K地区であることを知る。そこには、退廃的な雰囲気のスナック・ノアがあった(今で言うディスコのことです)。そこで踊る少女、マヤ(吉田ゆり)がいて、この少女がウルトラ・アイを盗んだのである。ダンは、テレパシーで話しかける。少女は、ウルトラ・アイを盗むのが自分の任務と言ってきた。地球を侵略するつもりなのかと問うと、「こんな狂った星、侵略する価値があるの」と言ってくる。と、ダンは、リズムボックスから電波が発信されていることを知る(この音はM39H)。そこへウルトラ警備隊が入ってきて、混乱となり、ダンはマヤに逃げられた。

 リズムボックスはウルトラ警備隊に押収され、信号を発信した。と、返事は、恒星間弾道弾を発射した、迎えに行く時間なし、というものである。ダンは、少女が、自分の星に裏切られたと言う。だが、計算したら、恒星間弾道弾の到着時間は午後0時なのである!そんな時、宇宙ステーションV2に、巨大な物体の接近が告げられる。V2に近づいているのは、恒星間弾道弾だ。V2は攻撃するも、ビクともせず、恒星間弾道弾に衝突されV2は消失した。

 ウルトラ警備隊は恒星間弾道弾を迎撃するべく、ホーク1号、2号で向かうが、ウルトラ・アイを無くしているダンは、奪還のため、ホーク2号に乗らず(BGMはM20A)スナック・ノアへ向かった。そして、ダンなしでホーク1号、2号が発進し、恒星間弾道弾を攻撃するものの、ビクともしない…

 ダンは、スナック・ノアへ着いた、が、そこにいたのは、何とウルトラ・アイを着眼した若者の群れである。マヤに操られているのだ。彼らは、ダンに襲い掛かった…そして、午後11時、ダンとマヤ、二人になる。ダンが銃に手を掛けると、マヤに撃たれる。マヤは、この星は、午前0時で終るという。君も死ぬのかと問うと、マヤは、仲間が迎えに来てくれると言うが、ダンは、仲間が迎えに来ないことを差す通信テープを差し出す。君ははじめから見捨てられていた…と言い、マヤは仲間に裏切られたことを知り、涙を流す(ここに、M49Aが流れる)。ダンは、この星で、一緒に生きようと言う。マヤは、ウルトラ・アイをダンに返した。それを着眼して、ウルトラセブンに変身し、宇宙へ向かうセブン、恒星間弾道弾の内部へ入り、操作して、地球への激突寸前にそれを止め、地球から離したのである。

 午前0時…何も起こらない。スナック・ノア、ジュークボックス(当時の18cmEPレコードをかける機械)が煙を発し、マヤを包んだ。煙が消えた時、マヤはいなかった。

 地球を救ったダンは、スナック・ノアに戻るが、マヤは消えていた。マヤのブローチだけが残っていた。どうして、地球で生きようとしなかった…ダンは、夜の街をさまよった(バックはM49A)

 エンディング・ナレーション、「数年後には、月旅行が可能になるかも知れません。しかし、月にも、他の天体にも、生物がいないという確証はありません。我々が月に、その他の天体への旅行が可能になったとき、不思議な少女と同じ運命が待ち構えているのかも知れません」(ここはM28A)



マニア的な突っ込み

(1) シナリオタイトルは「他人の星」

この話は、セブンを語るに欠かせない話です。脚本の市川森一さん、わが愛しのウルトラセブンというビデオで、当時制作費がなく、怪獣の着ぐるみなしで出来る話を書いてほしいと言うことで、これを書いたのです。そのシナリオタイトルは「他人の星」、以前、ウルトラセブンファンクラブで、セブンのシナリオタイトルと、放映タイトルの違うもの(他には、ダークゾーンは宇宙空間都市、第三惑星の悪夢は人間狩り、円盤が来た!は夜ごとの円盤)の対比を会員にしたとき、この回のみ、シナリオタイトルの方が合っていると言う意見が多かったのです。この「他人の星」、そのものズバリで、今日なら、このタイトルでも問題ないと思われますが、やはり、40年前は、「盗まれたウルトラ・アイ」にせざるを得なかったのでしょう。しかし、このシナリオタイトル、セブンのBGMのCDでは、この回に使われた曲、M49A(他には超兵器R1号でも多用された、悲劇の曲)のタイトルになっています。この曲のテーマは<死の悲しみ>となっており、他にはこの曲の別ヴァージョンが、狙われた町の、少年の父親が死んだことを知らされるシーンに使われています。セブンを代表する曲ですが、このも他人の星というタイトルに、この作品の全てが表現されています。

(2) マゼラン星の正義とは?

この話でテーマとなるのは、マゼラン星が、地球を狂った星だから、恒星間弾道弾で破壊する、その根拠となる「正義」です。そんなものに根拠はないと考えるのが通例ですが、しかし、この話が放映された当時、アメリカがベトナムに対して行っていたのは、このマゼラン星人の「正義」と同じ、また、今、アメリカがイラクに行っているのも同じです。要するに、強いものが弱いものに自分の都合を押し付けることを「正義」ということへの、痛烈な批判があります。

 また、この作戦のため、セブンの妨害を避けるため、マヤにウルトラ・アイを盗ませるものの、そのマヤを見殺しにしてしまうマゼラン星の「正義」、これも、戦争で、前線にいる兵士は、マヤのように潰されていきました。このことを、セブンでは問いかけています。市川さん、当時20代で、世の中に抱いていた疑問をぶつけています。そして、この問いかけは、40年経っても、まだ答が出ていませんし、同じ問いは続いています。今も、戦争で、マヤのように潰される生命が無数にあります。この話は哀しいです。それが、40年後も同じなのです。セブンが今尚輝く意味が、ここにあります。

(3) 戦闘シーンなしの話

これも意外ですが、ウルトラで、敵の怪獣、宇宙船などとのバトルシーンのない話は、これが初めてです。昭和では、この、戦闘シーンなしの話はほとんどありません(平成では、ダイナ「少年宇宙人」、コスモス「雪の扉」など、格闘シーンなしの話がありますが)。セブンは、恒星間弾道弾の軌道を変えるのみで、バトルなし…しかし、この回のキャラクター、マヤは自分で死んでいきます。それも、明確な描写なしで、です。バトルはないのに、死んでいく…ある意味、この話の意味を、最も大きく現しています。

(4) 「他人の星」で、生きられるか…

ダンは、マヤに、この星で生きようと諭しますが、マヤはそれを受け入れられません。言うまでもなく、地球を守るヒーロー、ウルトラセブンと、地球を破壊しようとしたマゼラン星人が同じように受け入れられるはずがない…このテーマは、上原正三さんが、セブンの未映像化「300年間の復讐」で訴えようとして、これは後に帰マン「怪獣使いと少年」に結実しますし、セブンにも、ノンマルトの使者という作品を金城さんが生む素地にもなっています。しかし、この話、死んでいったマヤを探して、ダンが夜の街を走るシーンは哀しいです。ウルトラが40年間、そして、人類が戦争などの愚考を繰り返す限り、永遠に訴え続けるであろうテーマです。

 さらに、エンディング・ナレーション、これの意味は、かなり変わっています。人類の月到着は、この翌年(69年)ですが、この時は、太陽系の星に、他の生命体がいると信じられていたのです。セブンから数年たち、太陽系には、地球以外に生物(少なくとも知的生命体)の存在はあり得ないことが分かりました。セブンは、太陽系に、生物がいると信じられていた頃の物語です。

余談ながら、40年前、月着陸は果たしたものの、その後、あと10年したら火星へも行けるだろうといわれつつ、実現していません、他方、20年前にはロボットは夢物語であったものが、今や、日本橋にも専門店が出来て、大変な発展ぶりです。後10年もしたら、特撮・アニメの中のロボットも実現するかも知れません。

(5) 宇宙ステーションは危ない?

蛇足を、昭和ウルトラに出てきた宇宙ステーション類は、セブンのV3を除いて悲惨なことになっています。この回でV2は恒星間弾道弾で破壊され、帰マンのMATステーション(初代)はベムスターに飲み込まれ、2代目はナックル星人に破壊され、ZATステーションは2代目ベムスターに飲み込まれ、極めツケはMAC、シルバーブルーメに飲み込まれている…つまり、宇宙ステーション類は、昭和では大半破壊されているのです。そのため、宇宙ステーションは危ないと言われていました。これ、平成でも、ガイアのXIG、エリアルベースが破壊されており、要するに、地上にない基地は危ないというジンクス?は、まだ残っています。

(6) 68年の世相…

この話では、40年前のものがいろいろあります。まず、スナック・ノア、当時ゴーゴークラブとも言われた(僕も、この呼称、かすかに覚えています)もの、今で言うディスコで、当時、若者の集まる場所として人気がありました。戦え!マイティジャックの最終回でも効果的に出ます。また、ジュークボックス、当時普及していた、ドーナッツ盤と言われたレコードを自動的にかける機械です。こちらなど、今やCD、さらにはネット配信と、この40年でそれこそ天文学的な飛躍を遂げました。懐かしい話です

No.17060 - 2008/02/04(Mon) 21:17:12
ウルトラマンメビウス / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんおはようございます。

こちらは、はじめてメビウスがリアルでファンにその勇姿をお披露目した画像ですね。

メビウス・・・何処見てるの?

No.17049 - 2008/02/02(Sat) 09:15:12

Re: ウルトラマンパンダマン / レイゴ(webmaster)管理人
連投を失礼いたします。続きましては、

中国の動物園からのお客様。
お友達からいただきました。
えーーと?

No.17050 - 2008/02/02(Sat) 09:17:04

Re: ウルトラマンメビウス / そのきち
レイゴ兄さん、皆さん、おはようございます。
これから出かけねばならぬため、取り急ぎ画像投稿させていただきます。
まだ先週分のレスをしていないのですが(滝汗)

おお!メビウスの勇姿!
ほんと、どこ向いてるんでしょ(笑)

パンダの背中が妙に哀愁漂っています(爆)
スチール星人に狙われませんように・・・

で、私からは。
今週見つけて衝動的に買ってしまった「PD(プライムディフォルメ)ウルトラマン」です。

ちっちゃいのになかなか出来が素晴らしい!
10箱買ってまったくのダブりなし(しかもシークレットのブラックキングジョー付き)という奇跡が起きました。
・・・ここでダブりをネタにしてきた私としては喜ぶべきなのか悲しむべきなのか複雑な気持ちなんですけど・・・(苦笑)

※今回もおふざけはありません

No.17051 - 2008/02/02(Sat) 09:32:55

タマゴン代理投稿 / ゆうちち&ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんにちは。

>レイゴさん
わーい、メビウスだ!どこ見てるのって、私よ!きっと!(コンサートとかでよくある勘違い)で、パンダはどうしたのでしょう?疲れたのかな?この土曜画像投稿をみて元気になってくれると良いのですが。
>そのちゃん
ああ、それ私もちょっと欲しかったです。しかし、大人買いしましたね〜。しかもダブリの神から見放されて、うれしいのやら、悲しいのやら。

さて、ウルトラサインが出ましたので、今週のタマゴンは我が家が代理投稿させていただきます。

砂漠を駆けるタマゴンを突然砂嵐が襲った。
砂嵐が去った後、タマゴンの目の前に突如として現れたのが、、、、

No.17052 - 2008/02/02(Sat) 13:02:53

砂漠の悪夢(仮) / ゆうちち&ゆうはは
レイゴさん、みなさんこんにちは。続けていかせていただきます。

神殿(?)のなかでタマゴンのみたものは!!

この神殿は何なのか?青い石の秘密とは?
そして、タマゴンの宿命とは?

次週タマゴンみんなで見よう!
(では、後はよろしく〜)

No.17053 - 2008/02/02(Sat) 13:05:35

Re: ウルトラマンメビウス / ビルガモ
レイゴさん、そのきちさん、ゆうちち&ははさん、皆さん、こんにちは!
そして、遅ればせながら、あけましておめでとうございますっ!!今年もよろしくです!!

おととい、アフリカから帰ってきました。(でも来週あたりからまた1か月ほどアフリカにいかなければなりません・・)むこうの暑さになれてしまい、帰国したら、あまりの寒さにウルトラ一族なみにパワーダウンしてしまいました。

今回、あまり良いお土産写真はありませんが、レイゴさんのがパンダの写真だったので、どうぶつつながりということで・・野生のゴリラの背中です。冷凍怪獣ギガスに後姿がにていたので、撮りました。

No.17054 - 2008/02/02(Sat) 14:51:06

Re: ウルトラマンメビウス / ビルガモ
もう1枚出す前に感想を・・。
>レイゴさん、メビウスが現れた場所はどこなんでしょう?渋いアングルです。パンダは結構貴重なショットじゃないかな。私も見たことありません。

>そのさん、ダブリなしおめでとうございます!今年の運をこれで使い果たしたということがなきように祈ってます!

>ゆうちち、ははさん、タマゴンはしばらく見ないうちにオヤジストンさんの手を離れていろんなところで活躍してるんですね!?ところでタマゴンはみんなの持ち回りなの?それとも個々で作っているんでしょうか?私も
ほしいです。

>今までのいなかった分の写真も今日、一挙に拝見しました。回を重ねるごとに皆さんの投稿がパワーアップされていて、見ていて楽しいです。

私は最初、ルワンダのほうにいました。内戦の傷跡も癒えてきて、村々はいたって平和なのですがキャラクターのついた服(動物でもマンガでも)を着ている子供は皆無でした。またいつ戦争状態になるかもしれないという状況のなかでは、子供にかわいい服を着させようという考えはおこらないのかもしれません。

下記の写真は後半タンザニアへいったときに街の雑貨屋で見かけた、ウルトラマンのリュックです。

No.17055 - 2008/02/02(Sat) 15:19:00

生ウルトラマン! / T2-0
マスターレイゴ、皆さん、こんにちは。

メビウスの画像、いい画ですね。少し見上げ気味のアングルが、メビウスのスタイルの良さを強調している感じです。

僕がメビウスを初めて見たのは2006年3月11日のウルトラマンランドでした。同年4月8日のテレビ放映に先立って、ウルトラマンランドではメビウスに会うことができたのです。
実はティガにも、テレビより先にウルトラマンランドで会うことが出来たんですよね。
新しいウルトラマンが、また地球に飛来してくれること、そしてテレビだけでなくウルトラマンランドを始めとする全国のイベント会場でも大活躍してくれることを祈っています。

さて、今日の画像もウルトラのステージで撮った写真です。
破滅魔人ブリッツブロッツにアグルのキックが炸裂!!

No.17056 - 2008/02/02(Sat) 16:17:08

日本橋「きゃらんど」 / 棺桶のジョー
 皆様こんばんわ、今年は本当に寒いです(泣)、
 さて、今回は、日本橋に昨年秋に移転してきたキャラ・グッズ店「きゃらんど」です。これ、店の前に、高さ2mほどのウルトラマンの顔があるのです。初めて見たときビックリ!先週、デジカメを持っていたので、許可を得て取らせてもらいました。ウルトラマンのお面の巨大なものですが、それでもこの大きさは半端ではありません、素晴らしいものです。
 僕もPDウルトラマン、ばら売りを(プレミアつきで)セブンとメビウスをGET、なかなかいいです。
 明日は雪です、お気をつけて!

No.17057 - 2008/02/02(Sat) 17:53:54

Re: ウルトラマンメビウス / まっくん
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!
おおぉ!! スゴい…!!!
今日も盛り上がってますね〜^^
皆さんへのコメントは後ほどゆっくりとつけさせていただきます^^

まずは投稿させていただきます!
今回ネタ切れでして・・・一発芸行きまーーす!!
ダブりマイスターそのちゃんに感謝^^

↓「命…!!」
 「・・・。」

No.17058 - 2008/02/02(Sat) 20:52:17

Re: ウルトラマンメビウス / ちゃむ
レイゴさん、みなさん、こんばんは。

毎回の力作、ありがとうございます。
レイゴさん、メビウスの初お披露目の画像ですか?
私の個人的な感想ですが、メビウスって物凄くスタイル良いですよね〜見とれちゃいましたね。(*^_^*)
どこ見てても良いけど、居るだけでサマになるって感じがします。
パンダは、サ○トリーの飲料のCMを見てる感じがしました。なんか居るだけで可愛いですよね。

そのきちさん、PDウルトラマンですか?
ダブり無しとは素晴らしいですね〜それにちっちゃくてもちゃんとしてて、良いなぁ欲しいなぁって思っちゃいます。返す返すも、ブースカと一緒にウルトラマンとセブンのライターを買い損ねたことが悔やまれます・・・

ゆうちち&ゆうははさん、代理投稿でしたか。
毎回タマゴンは趣向を凝らしていて、ホントに楽しいです。
次回のタマゴンはどこから出没してくださるんでしょうね〜(笑)

ビルガモさん、お久しぶりです。
野生のゴリラを目の当たりに出来たなんて、凄いですね。でも、くれぐれもお体にお気をつけてくださいね。
ゴリラさん・・・後ろ姿がというか、お尻がとってもセクスィ〜です。(笑)
アフリカにもウルトラマングッズはあるんですね〜
私はちょっと疎いのでどのウルトラマンか判別できませんが、世界の子供達に愛されてるって嬉しいです。(^_^)

T2-Oさん、アグルのキックの瞬間を収められたって凄いです。理屈ぬきにカッコイイです。

ジョーさん、ホント大きなウルトラマンの顔ですね。
こういうのが店頭にあると凄く目立ちますね。集客効果抜群ですよね。
ウチのお店にも・・・無理だなぁ(苦笑)

まっくん、「命!!」思わず爆笑です。SAさんがポーズ取ってるみたいにリアルな感じがしました。

みなさん、ホントにありがとうございました。お疲れさまです。
また、よろしくです〜

No.17059 - 2008/02/03(Sun) 01:14:32

Re: ウルトラマンメビウス / そのきち
レイゴ兄さん、皆さん、こんばんは。
皆様へのレスをさせていただきます。

>ゆうちち兄さん&ゆうはは姉さん
今回はこちらでしたかタマゴン(笑)
こりゃまたとんでもないセットが組まれてますね!
タマゴンはノアの神か、はたまたデュナミストか?
謎が深まりますね(笑)

PDに関しては・・・大人買いというか、まぁそうなんですけど。
1日目に5箱、それから1日空いてから5箱買ったらまさかのダブりなし。
素直に喜べないのはダブるために戦っていたせいでしょうか(爆)

>ビルガモさん
ご無沙汰しております^^
無事に帰還されて何よりでした。

ゴリラの背中・・・確かにギガスのような感じが!
そのリュックにプリントされているウルトラマンは・・・?
だ、誰でしょうね(笑)
ティガにも見えなくもナイし・・・

ダブりなしが素直に喜べない私はどうかしてます(爆)

>T2−Oさん
アグルのキックが!
ブリッツブロッツに!
「ガイア」本編では残念ながらアグルはブリッツブロッツを倒せませんでしたが、このショーでは倒せたのでしょうか?

>棺桶のジョーさん
是非ともそのお店に行ってみたいですね!
まずはそのウルトラマンの顔に一礼して入りそうです(笑)
PDは小ささと値段の割にいい出来で買ってよかったと思えますね。
これは・・・いいものだ!

>まっくん兄さん
いやぁ・・・ガイアは兄さんの手に渡ってお笑いの道に進んだんですね・・・ってええええぇぇぇぇぇ!?

引いてる!ベムラーが引いてる!(爆)
確かにガイアのフォトンエッジって下から見るとそう見えますね。
思わず手元のガイアを持って下から見ましたよ(笑)

>ちゃむさん
買い逃すとあとで悔やんでも悔やみきれないものがありますね。
私も・・・過去に幾度もそういう体験をしてきました。
以前に発売され、今は入手困難なグッズをまた再販してくれたりしないものでしょうか?

皆さん、ありがとうございました。
次回の画像投稿でもヨロシクお願いしますm(_ _)m

No.17061 - 2008/02/04(Mon) 21:54:23

Re: ウルトラマンメビウス / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは。
それにしても、毎日寒いですね。
>ビルガモさん
お帰りなさい!でも、また、アフリカの方へいかれるのですか!どうぞ、お気をつけて。ゴリラ、これはかなり近くから撮影なさったのではないですか?!すごいですね。た、たしかにギガスですね〜そして、ウルトラマンのかばん、これ、みたらほしくなっちゃうなあ、きっと、買ってしまいそう。その通りです、平和で本当にありがたいです。タマゴンは、一応オヤジストン監督からは「たまご、紙粘土、絵の具」の指示がきています。今回我が家ではミニチュアセットを組んだので、、紙粘土のフィギュアを作りました。お守り代わりに是非ひとり進呈したい、と、思ってしまいました。まさに世界を旅するタマゴンになりそうですね。
>T2−Oさん
おお、今回も、すごい!かっこいい一瞬を見事に切り取っていらっしゃいますね、すごい技術だなあ。
>棺桶のジョーさん
これまた、ここのお店にはすーっと入ってしまうでしょうね、これは!お店のなかも是非みてみたいです。
>まっくん
この、べムラーが好き。気に入っております。それにしてもどうやったらこのように見事なポーズが取れるのでしょう。まっくん一座のアクターさんは素晴らしいですな。
>ちゃむさん
我が家は褒められてのびるタイプなので、レスをいただけて本当にうれしかったです。どうもありがとうございました。

みなさん、今回も楽しい画像ありがとうございました。

No.17063 - 2008/02/05(Tue) 23:16:02

Re: ウルトラマンメビウス / まっくん
レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

>レイモンド兄さん
メビウス…地球に来て初めての舞台だから緊張してるんでしょうか^^
うわぁ…大勢来てくれてるてるっっっ…みたいな^^;
パンダ…いいですねぇ^^ ハマっちゃってますな(笑)
僕と同じドMのニオイがプンプンします…^^;

>そのちゃん
おお! スゴい! ダブり無しでシークレットまで…!! どうしたダブりマイスター(笑) …みたいな^^;
しかし本当に良く出来てますねぇ。 小っちゃくても顔とかソックリです!
見つけたら僕も買ってみようと思います(ダブりまくったりして…笑)
ガイアをもてあそんですみませ〜ん^^;;
先週のレス、アストラについて…足の拘束具に注目です(笑) んモゥ、分かってるクセにぃ〜^^*

>ゆうちち兄さん&ゆうはは姉さん
スゴ過ぎます…理屈抜きで!! 壮大なスケールのセット、そしてタマゴンたちや石像の存在感溢れるデザインが素晴らしい!
タマゴンの兄弟たち?がどんどんと成長していっててコワカワイイです^^;; しかしこれで色んなところから出没できる秘密が解けた気がします(笑)
目的は何なんだぁ〜〜〜!!! 謎は深まりますね^^
ベムラー…毎度楽屋裏の友です(笑) 言いたいことは態度で示すタイプです^^;

>ビルガモさん
お帰りなさい^^ 明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします^^
ゴリラ…なはは^^; 本当に、こう…腰からヒップにかけてのラインが…せくすぃ〜〜^^*
こんなに近くにいても危険は無いんでしょうか? やっぱり人間が一番危険な動物なのかも知れませんね^^;
リュック…ティガと、…帰マンがいるように見えます。
やっぱりここでもこの二人は人気者なんですね〜^^

>T2-0さん
おおぉ! ジャンプキックの瞬間をパシャリ! お見事です^^
アクターさんによる素早いアクションを、照明を落とした会場でこんなに鮮明にカメラに収めることが出来るなんてスゴい!!
ステージの興奮が伝わって来ましたよ^^ 頑張れアグルーー!!

>棺桶のジョーさん
で、デカい!! これはもうひと目でウルトラマングッズを売っているって分かりますね^^
大阪に遊びに行ったら必ず行ってみたいと思います!

>ちゃむさん
爆笑ありがとうございました〜^^
ウルトラマンのフィギュアって、目を光らせてやるとそれだけで何だか命を持つような感じがするんですよ。
だから最近は目を光らせるのにこだわってます^^; いや、それしか考えてないと言っても過言ではありません(笑)

皆さん楽しい画像をありがとうございました〜!

No.17064 - 2008/02/06(Wed) 00:54:42

Re: ウルトラマンメビウス / ビルガモ
>T2-0さん、よくあの一瞬をカメラにおさめられましたね!ナイスショットです!ところで、六本木の「ウルトラマン大博覧会」に行かれたんですね。会社が六本木に近いので、私がいれば近くのおもしろスポットに案内したんですが・・・。

>ジョーさん、確かにでかいですね。あれだけの型をとるのは大変と思います。メビウスベルトの掲示板にCGについての感想をいれておきました。ジョーさんの返答をお待ちしてます。

>まっくんさん、ベムラーの立ち位置がさらに笑いを誘ってます。リュックはデフォルメされたティガと下に写っている2体はリアルに描かれた初代マンです。

>ちゃむさん、感想ありがとうございます。いろいろ、ウルトラグッズをさがしてたのですが、あのリュックだけが唯一見つけたものでした。中央アフリカはまだ、子供がキャラクターものを楽しむ余裕はなさそうです。


No.17065 - 2008/02/08(Fri) 17:53:07
ウルトラセブン第36話「必殺の0.1秒」 / 帰りマン&ティガ命
ウルトラセブン第36話「必殺の0.1秒」
脚本:山浦弘靖、監督:野長瀬三摩地、特殊技術:高野宏一
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

崖の上に立つ不審な男・・その時、地球防衛軍の射撃大会が行われていた。ソガと参謀本部のヒロタ(ソガと同期)が最高点で並び、二人で決勝戦が行われたが、ソガが足をすべらして標的を外し、ヒロタが優勝した。ソガはヒロタを祝福するが、ヒロタの嫌味な態度に、アンヌらは不快感を示す。ソガは、「あれでも根はいい奴なんだ。ただ、俺たちの友情を邪魔しているのはこれさ。」と言い、銃を見つめる。

ヒロタの部屋で謎の声が響いた。その声は、「君の望み通り、勝たせてあげたよ。」と言った。その前の日に、ヒロタは優勝できるのなら、友だちを裏切っても、魂を悪魔に売り渡しても言い、とその声の主に言ったのだ。

ソガ、ヒロタら射撃大会の上位入賞者4人がマナベ参謀に呼ばれた。最近、秘密裏に開発が進められている人工太陽計画に従事する者が次々と暗殺されており、その最高責任者であるリヒター博士が近日中に来日するため、警護の任務に就くように命じられたのだ。

数日後、リヒター博士が来日した。リヒター博士とソガ、ヒロタらの4人の警護者は空港から2台の車に別れて移動した。途中、大型トラックが行く手をさえぎり、ソガらは銃撃された。リヒター博士は殺され、姿が見えないヒロタを捜すソガも撃たれ、その場に倒れた。ソガは薄れていく意識の中で、走り去る背広姿の男を見た。

ソガは基地のメディカルセンターで意識を取り戻した。ヒロタは生きており、スパイであるミナミ隊員と相打ちになって負傷した、と聞かされた。また、殺されたリヒター博士は本物ではなく、情報部員であった。そして、本物のリヒター博士は、明日到着することになっていた。

ヒロタを不審に思うソガが、ヒロタの部屋へ行き、自分を撃ったのはヒロタだろう、と問い詰める。ソガが銃でヒロタを身動きできなくし、ウルトラ警備隊を電話で呼び出そうとしたが、通じない。ソガは急に頭痛がし、その場にうずくまり、気を失う。ヒロタはそれを見ながら笑い声を上げる。

夜、ヒロタは気を失ったままのソガを乗せて車を走らせる。そして、空から降りてきた円盤に車ごと乗り込む。ソガが意識を取り戻すと、ソガは宇宙人に捕えられていた。そして宇宙人の近くにヒロタも立っていた。その宇宙人は、アルファケンタウリ第13惑星から人工太陽の開発を邪魔するために来たペガ星人で、ペガ星人は地球の大気圧に耐えられないため、ヒロタなどの地球人を特殊催眠術で操っていたのだ。そして、捕えられたソガも必死に抵抗しようとしたが、ペガ星人の特殊催眠術にかかってしまった。

*ペガ星人は、地球を太陽系侵略のための基地にしようとしており、地球侵入のコースに人工太陽があると邪魔になると考えていた。

その翌日、本物のリヒター博士をウルトラ警備隊員とヒロタが護衛しながら、車で移動していた。(先頭車:リヒター博士、ヒロタ、フルハシ 後続車:ダン、ソガ、アマギ)先頭車では、ヒロタがフルハシを撃ち、後続車から逃げようとする。後続車では、ソガが追跡を邪魔しようとし、アマギのチョップで気絶する。後続車が先頭車に追いつこうとした時、ヒロタは手榴弾を投げ、後続車は土砂に突っ込んでしまう。ダンとアマギが気絶し、ソガが意識を取り戻す。ソガは特殊催眠からも開放され、後続車(ポインター)で空を飛ぶと、先頭車を待ち伏せし、タイヤを撃ち、先頭車を止める。

ヒロタはリヒター博士を人質にしながら車を降り、ソガとにらみ合いになる。ヒロタはソガに勝負を申し込み、二人は撃ち合いとなり、ヒロタは撃たれて死ぬ。そこへ円盤が現れ、ビームでソガとリヒター博士を狙う。爆発音で目覚めたダンはセブン(人間サイズ)に変身し、ウルトラショットで円盤を撃つ。セブンは円盤の中に入り、ペガ星人に自分星に帰るように言うが、ペガ星人はそれを拒否する。セブンはエメリウム光線でペガ星人を倒す。ペガ星人は、大気圧に触れて死後、体が膨張する。セブンは円盤から出ると、巨大化し、ワイドショットで円盤を破壊する。

セブンはダンの姿に戻ると、リヒター博士やアマギにところへ行く。ソガはヒロタの遺体のところで二人の銃をヒロタの胸の上に交差させて置いた。


解説&考察
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1.ペガ星人
アルファケンタウリ第13惑星から来た、という設定ですが、アルファケンタウリ(Alpha Centauri)という星は実在します。日本ではケンタウルス座アルファ星と呼ばれることの方が多いです。このペガ星人ですが、地球人たちを操っていたことから、催眠宇宙人と呼ばれています。地球の気圧に耐えられない、ということですが、最後は大気圧に触れて膨張したことから、気圧の高い星にいたようです。催眠術を使うという特殊能力があるのですが、射撃大会でソガを転ばしたり、ヒロタの部屋でソガを気絶させたりしたのも、特殊催眠術の力だと思われます。

しかしながら、自ら手を汚さずに地球人たちを操って目的を達成しようとする手口は、侵略者らしく卑劣です。テレパシーで話しかけて自分の意のままに従わせるというのは、16話「闇に光る目」でアンノン星人がヒロシ少年に対して使った手口と同様ですが、今回のペガ星人の方がさらに悪質といえるでしょう。


2.今回のストーリーの見どころ
今回の36話は、第3クール終盤という時期に放映されましたが、このクールらしい人間ドラマが見られました。

今回の主役はソガ隊員ですが、同期のヒロタとの複雑な関係が軸となります。ソガとヒロタはどちらも射撃の腕に優れ、参謀本部のエリートであるヒロタは、射撃でも1番となることを望んでいるため、それがソガとの間の友情の阻害要因にもなっています。ヒロタは射撃大会で優勝できれば、悪魔に魂を売り渡してもいい、とまで言いますが、明らかに大切なものを見失っています。ペガ星人は、このヒロタの野心にうまくつけこんだのですが、やはりヒロタ自身の心が招いた災いと言えるでしょう。

ヒロタの異変に気づいたソガは、ヒロタを問い詰めるのですが、罠にはまり、ソガ自身もペガ星人の特殊催眠術にかかってしまいます。しかしながら、最後まで抵抗しようとしたところに、あっさりと受入れたヒロタとの違いが見られます。ソガが正常に戻るのが早かったのも、この差なのでしょう。

ソガとヒロタの決闘の場面は、本来は仲間であるはずの者同士の殺し合いとなり、観ていてきつくなりますが、ソガの身になれば、さらに辛い場面だったでしょう。この時、ヒロタが自分の良心を取り戻していたかどうかはわかりませんが、同じ死でも、ヒロタが良心を取り戻し、わざとソガに撃たれたと思いたいような場面でした。

ソガは、最後に倒れたヒロタの胸の上で2つの銃を交差させて置きますが、最後まで友情を示したかったソガのやるせない心境が出ていたエンディングでした。

さて、今回目立たなかった、ダン=セブンですが、ペガ星人とのやり取りに注目してみたいと思います。セブンの能力からすると、巨大化してあっさりとペガ星人の円盤を破壊することもできたはずですが、あえて円盤の中に入りこみ、ペガ星人に自分の星へ帰るように説得しようとします。ペガ星人の手口は悪辣で、既に多くの地球人を殺しているのですが、それでもすぐには殺さないところに、甘いと感じられるかもしれませんが、セブンの優しさが出ていると言えるかもしれません。


3.最後に(心の中にある光と闇)
後の作品であるティガにおいて、濃厚に出てくる心の中の光と闇・・それが今回の物語においてもはっきりと出ていました。ソガになるか、ヒロタになるか・・この差は結構微妙なものなのかもしれません。そして、心の中にある闇に打ち克つためには、思いやりの心と強い意志が必要であることも、今回の話は教えてくれます。

ヒロタの死で終わる今回の話は、非常にハードでした。普通の子供向け番組であれば、セブンが先にペガ星人を倒し、ヒロタは催眠術から解放されてハッピーエンド、という展開になったでしょうが、あえてそうしなかったところに、今回の物語のメッセージ性が感じられます。

No.17048 - 2008/01/30(Wed) 19:29:55
ウルトラセブン第35話 月世界の戦慄 / レイゴ(webmaster)管理人
第35話 月世界の戦慄

脚本:市川森一、監督:鈴木俊継、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

 月面にも、地球防衛軍基地があった、だが、謎の爆発を起したのである。

 宇宙ステーションV3、クラタ隊長(南廣)は、部下のシラハマ隊員(鶴賀二郎)の、遠隔指示器(念動力マシン)の威力に驚いていた。そこへ、月基地の事故の話が入り、クラタはシラハマとともに出動する。そして、ウルトラ警備隊にも出動命令が下り、キリヤマ隊長はダンを引き連れてホーク1号で出動する。クラタ隊長のステーションホークと、キリヤマは会話する。二人で、こうして宇宙で活動するのは、ヘルメス惑星のザンパ星人を全滅させて以来であると、二人は懐かしく会話する。そして、月での活動時間は2時間まで、その後、月の夜は零下180度と言うのを聞いて、ダンは戦慄する。だが、その間に、シラハマは遠隔指示器を操作して、ホーク1号をトラブルに見舞わせていた。酸素が大量に出ている、通信機が使えなくなる、などだが、キリヤマとダンには理由が分からない。しかし、キリヤマとダンは互いを信頼し、補助ロケットで進むこととした。そして、クラタ隊長は、キリヤマと本部の連絡が取れなくなったことを知るが、キリヤマを信頼して、先に月に向かった。と、ダンは、クラタのステーションホークからの超音波で通信が取れなくなったことを知るが、信じられない…アンヌは、地球から月を見て、心配する。

 月で調査するクラタとシラハマ、が、シラハマが突然クラタに襲い掛かった、格闘の末、シラハマの宇宙服の空気管が抜けてしまったが、シラハマは生きている…実は、シラハマの正体はザンパ星人で、復讐のため、シラハマを殺して成り代わり、クラタとキリヤマの組むのを待っていたのだ。遠隔指示器でクラタの銃を奪い、脅迫する。そこへ到着するキリヤマとダン、が、クラタは丸腰、シラハマは奇怪な機械を持っている…キリヤマもダンも、原因が分かった、シラハマに銃を向け、遠隔操作機を破壊すると、シラハマはザンパ星人の正体を現すが、ダンに撃たれて死ぬ。と、そこへ怪音、怪獣ペテロの出現である。ペテロが、基地を破壊したのだ。キリヤマとクラタはハイタッチして、生きていたらまた会おうとして別れる。そして、ダンはセブンに変身して、ペテロに立ち向かう。だが、溶解液を吹きかけて攻撃し、軟体質のペテロに苦戦しているうちに、月の夜が来てしまう、あたりは零下180度、セブンはエネルギーを失い、ビームランプが音を立てて点滅を始め、ペテロに追い詰められて、苦戦する。そんな時も、月を見ているアンヌ…

 と、突然、隕石が落ちてきて、あたりに熱と光が満ちて、セブンはエネルギーを補給して、すかさずワイドショットを放ち、ペテロを撃破した。

 クラタは先に出発したものの、不安で引き返す。キリヤマも、何とかダンの到着を見て、出発する。ホーク1号、向かってくるステーションホークに、「クラタさん、月に忘れ物ですか」と笑って言うキリヤマ。

そして、アンヌは、「きっと帰ってくる」とつぶやいた。



マニア的突っ込み

(1) セブン、初の他天体での話

市川森一脚本によるキリヤマ&クラタの話、これは、セブンには宇宙がいろいろ出てくるものの、他の天体を舞台とした話はこれのみです(他に、第三惑星の悪夢は、意味が違います)。月を舞台にして、宇宙基地のトラブルにまつわる話であり、月を舞台にしての宇宙の戦闘は、円谷英二監督の宇宙大戦争(1959年)に続くもの、当時はセブンも制作費を抑えられつつ、意欲的な話を作っています。

 また、この前段階、出てくるザンパ星人をクラタとキリヤマで倒しており、地球防衛軍の実力は、なかなかのものです。宇宙服を着ての活動など、当時はアポロ11号による月着陸の前夜なのに、現実を忠実にトレースしており、面白いものです。

(2) 市川脚本の人間ドラマ

市川森一さん、この頃は金城さん(マイティジャックでメインを外れていた)、上原さんに次ぐナンバー3の位置にあり、意欲的に脚本を書いています。この話も、クラタとキリヤマの友情を縦軸に、侵略者の陰謀を織り込んだもので、後に帰ってきたウルトラマンで顕著になる濃厚な人間ドラマの予兆があります。

 なお、この話でも、遠隔操縦機など、今見るとSF考証的に無理のある設定も見られますが、セブン、この当時(68年)、SF考証も付けずに、よくここまでやっていると思います(後のタツノコプロ作品、ガッチャマン、テッカマンでは、SF作家にSF考証を任せていますが、セブンではそこまで行きません)。

(3) セブンの弱点と、ヒーロー性

この話では、月面が舞台で、夜には零下180度になる設定であり、そこで第25話に続いて、寒さに弱いセブンの設定が出てきます。ビームランプも音を立てて点滅し、ペテロに追い詰められピンチになるものの、隕石が落ちてきて助かる、これ、ややご都合主義的と言うか、ちょっとウソっぽいものもありますが、こういうヒーロー的なケレン味がセブンの魅力です。そして、エネルギーを得たセブンがスローモーションでワイドショットのポーズを取り、一撃で仕留める当たりのカタルシスは圧倒的で、こういう、殺陣のアクションもセブンの魅力です。第1次シリーズでは、ヒーローの圧倒的な強さを見せ付ける描写が徹底されており、それが、第2次シリーズでヒーローの弱さを見せる(ウルトラ兄弟が揃ったら弱くなるものもそれです)ものが、ファンにも批判を受けましたが、こういう強さの描写は、初代マン、セブンの醍醐味です。

(4) ペテロのネーミング

  この話に出てくる怪獣、ペテロの名前は、キリスト教の関係から取られています。市川森一さん、キリスト教からのネーミングに長けていて、エースでのゴルゴダ星、バラバもそうです。このペテロという名前は劇中では出て来ませんが、一峰大二版のコミックではペテロという名前が付いており、キングジョーのように、後日名前を付けたのではない模様です。なお、ペテロは書籍などでは大半白黒の写真ばかりで、なぜかカラー写真がレアものでした。また、この怪獣、不定形、軟体動物みたいな感じで、ウルトラの怪獣でも、4本足、2本足でもなく、ユニークなものです。

 さらに、ペテロが溶解液を吐く場面、水をまいているのですが、その水のホースが見えていると言う話も聞いたことがありました(?)。

(1) ラストの意味合い

最後、月から飛び立ったものの、キリヤマが心配になり、引き返すものの、やって来たキリヤマに「クラタさん、月に忘れ物ですか」と言われるシーンは名場面です。友情、ドラマ、この後、70年代に最盛期を迎えるドラマ性の強さであり、これはこの時期、プロデューサーを務めていた橋本洋二さんの意向かと思われます。さらに、アンヌの「きっと帰ってくる」は、最終回を予兆しているかのようで魅力的なものです。セブンは、侵略SFものとして始まったものの、後半は人間ドラマに強さを見せるものになっていました。第2次シリーズの長所を先取りしたような内容で、セブンは充実していきます。

No.17045 - 2008/01/28(Mon) 22:25:34
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