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ウルトラセブン第13話 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第13話 「V3から来た男」

脚本:市川森一、監督:鈴木俊継、特殊技術:高野宏一

マニアライター棺桶のジョー

 宇宙から、円盤が飛来した。宇宙ステーションV3はその侵入をキャッチし、戦闘機ステーションホークが3機発進するが、宇宙空間で円盤と激闘となり、クラタ隊長(南廣)の乗る機体以外は撃墜される。地球でフルハシ、アマギの乗るウルトラホーク1号も交えて戦闘となり、円盤は強く、ホーク1号も撃墜され、地上に不時着する。そして、クラタの乗るステーションホークのみが地球防衛軍の基地に帰還した。旧友のキリヤマと再会し、クラタは「このモグラ」、キリヤマは「この悪党」とやり返す。

 しかし、不時着したホーク1号から、フルハシとアマギが宇宙人に捕まった。燃料の尽きた円盤では、フルハシとアマギのコピーを作り、それを基地に帰還させる。しかし、ダンは帰ってきた二人を見て不審に思う。この二人は、宇宙人の欲しい固形燃料を強奪するために送り込まれたのだ。ダンと、クラタはそれを察知して二人を追い、偽者を撃破する。クラタは、ダンに「モロボシ、やるな」と声をかける。だが、フルハシとアマギが捕まったままだ。宇宙人(アイロス星人)は二人を人質にして固形燃料を地球防衛軍に要求し、キリヤマは二人を救出すべくウルトラホーク3号で固形燃料を持って出動する。クラタはキリヤマのことが気になり、そこにマナベ参謀はクラタにホーク1号の鍵を渡す。クラタはホーク1号で出撃する。さらに、ダンはソガと共に地上から円盤へ接近する。

 キリヤマから固形燃料を得た円盤は、奇妙なカプセルを出した。そこに攻撃を受けるダンとソガ、ダンはウルトラセブンに変身して、等身大のまま円盤に侵入し、フルハシとアマギを救出した。と、円盤は発進し、カプセルに光線を浴びせると、巨大生物(アイロス星人)が出現する。そのアイロス星人と巨大化して戦うセブン、一方キリヤマのホーク3号、クラタのホーク1号は円盤を追う。

 セブンはアイロス星人と格闘になり、双方の接触で火花が散る。セブンはエメリウム光線を発射するが、アイロス星人は羽根で受け止めて効かない!さらに、アイロス星人は回転し、セブンはアイ・スラッガーを放つものの、回転するアイロス星人に跳ね返されてしまう。2大必殺技を跳ね返され窮地のセブン、アイロス星人は口から光弾を放ちセブンを攻撃するが、セブンは間一髪避けて、腕をL字型に組み、光線(ワイドショット)を放つ。さしものアイロス星人もこれには防御できず、斃れた。

 そして、円盤はクラタとキリヤマの連係プレーで攻撃され、撃破された。

 クラタは役目を終えて、V3へ帰還した。それを見送るキリヤマ、二人の友情の賜物である。



マニア的突っ込み



(1) 市川森一、初のウルトラ脚本

この話は、セミレギュラーのクラタ隊長の登場がポイントで、それを創ったのは脚本の市川森一さんです。市川さんは快獣ブースカに続く円谷作品で、これでウルトラ初登場です。

市川さんは、金城哲夫さん、上原正三さんとともに、昭和ウルトラを支えた脚本家であり、しかし手掛けた作品は意外と少なく、セブンでは7本(共同脚本2つ含む)、帰マン5本、メインを手掛けたエースですら8本ですが、市川さんの作品はどれもこの3作の核となる名作です。エースの途中から大人のドラマに転向したものの、その後もウルトラを書いたことを誇りに思っておられて、今でもウルトラに関してよくコメントされます。また、92年にNHKで放映された、私の愛したウルトラセブンと言う、セブンの内幕を描いたドラマは市川さんの脚本で、これが今のところ、市川さんのウルトラ関係の最新作です。メビウスでも書いて欲しかったです。

市川さんは大人向けのドラマでも、青春ドラマの描写に長けていて、有名な「傷だらけの天使」では、ショーケン(萩原健一)と水谷豊のドラマで成功し(ちなみにこの作品、岸田森さんもレギュラーでした)、大河ドラマも書いています。その市川さんの極め付きがエースの最終回、メビウスでも繰り返し使われた「やさしさを失わないでくれ」は、平和は武力では来ない、何度裏切られても、信じて許すしか平和を得ることは出来ないのだと、昨年赤旗日曜版のインタビューで語っておられました。このエースの願い、35年を経た今でも、いや今だからこそ、重みを持っています。

(2) 特撮タレント:南廣

今回のクラタ隊長役は南廣(1928-89)、円谷作品にはこれが初登場で、セブンには4話分登場し、さらにマイティジャック(アマダ副隊長)、戦え!マイティジャック(アマダ隊長)とレギュラー出演し、円谷作品では帰ってきたウルトラマンで、MATステーションの梶キャプテン(ベムスターに飲み込まれてしまう)を演じたのが最後です。僕にはマイティジャックでの役どころが記憶に焼きついています。最後はクロスタニンという健康食品のCMに出ており、昭和を代表する特撮役者です。

(3) ワイドショットの登場

今回のバトルで見ものは新必殺技、ワイドショットの登場です。それまでの決め技、アイ・スラッガー、エメリウム光線の通じない相手に、新たに必殺技を出す、このかっこよさがセブンの本領です。

ワイドショットの名称は放映後に付けられたと言う説もあり(キングジョーの名前と同じ)、ウルトラファイトでは単にウルトラビームと呼ばれていました。腕をL字型に組む光線で、この後のウルトラヒーローの必殺光線(メタリウム光線、サクシウム光線、ゼペリオン光線、クォンタムストリーム、マクシウムカノン)に引き継がれるものであり、またレオ兄弟とウルトラ兄弟が対決した話では、初代マンもこの形の光線を放っています。

 セブンは、使用した必殺技が、アイ・スラッガー、エメリウム光線、ワイドショットの3つに分かれます。昭和のウルトラヒーローは、決め手は大抵2つにまとめられる(光線技と切断技)のが、セブンでは光線技が2段あり、これも魅力の一つです。

ワイドショットはエネルギーがたくさんないと使えないという設定であり、これは「月世界の戦慄」で実際に使われています。

 なお、帰ってきたウルトラマンでも、市川さんの最初の脚本は「ウルトラセブン参上」であり、新必殺技の出る回を書いています。セブンでも、奇しくも同じく新しい必殺技を見せる話でデビューしています。

(4) アイロス星人のデザイン

この回で登場するアイロス星人、これは星人そのものではなく、アイロス星人の放った生物兵器(怪獣)という見方もありました。小型の着ぐるみですが、なかなか良くできていて、小型ながらかなりの強敵であり、ウルトラの怪獣では、見るからに強そう、あるいは怪獣然している(レッドキングなど)は意外と強くなく、こういうタイプの方が強いのも面白いことです。

 なお、今回もアンヌの出番なし。こういうことはウルトラではよくあります。


No.16808 - 2007/11/11(Sun) 18:25:02
怪獣倉庫いや、屋敷 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんにちは。
こちらの掲示板では初めまして。緊張しております。
さて、お言葉に甘えて、我が家からも一枚投稿したい
と、思います。
一番くじで、ツインテール、グビラ、そして名刺いれ
ゼットンを手に入れました。仲間ができて喜んでいるのは二十数年前にゆうちちが作ったレッドキングと
ガラモンです。製作者がみせびらかしたいそうなので
一緒に載せさせていただきます。

No.16793 - 2007/11/10(Sat) 17:24:25

Re: 怪獣倉庫いや、屋敷 / zzz
レイゴさん、ゆうははさん今晩は。

おぉ!正しくレッドキングとガラモンではないですか!ゆうちちさんのお手製とは凄すぎます。レッドキングの体のでこぼこも作りこまれてますね。一体どれくらいかかったのでしょうか?

ピグモンではなく、ガラモンであるところが渋いですね。ありがとうございました。

No.16796 - 2007/11/10(Sat) 18:51:25

一番くじ景品と自作怪獣 / T2-0
ゆうははさん、マスターレイゴ、皆さん、こんばんは。

僕の品物も紹介させてください。

「一番くじ・ウルトラ怪獣」は、これまで8回トライしました。戦果は、アクションフィギュア1つ(メトロン星人)、星人ペン1つ(バルタン星人)、名刺ケース1つ(バキシム)、デフォルメ貯金箱5つ(グビラ、ミクラス、タッコング各1つ、ツインテール2つ)です。

ゆうははさんに触発されて、僕も手製の作品をアップしてみます。

ゴドラ星人は1981年に作ったもの。タミヤ模型の兵隊人形(1/25)の改造で、高さ約7.5cmです。

キリエロイドは1996年に手がけたものです。放送が始まったウルトラマンティガを見て感激し「凄い!これこそ僕が待ってたウルトラマンだ!!」と、興奮して作りました。タミヤ模型のF1ドライバー(1/12)の改造で高さは約16cm。1週間ぐらいで一気にここまで作ったのですが、そのまま十数年放置してしまっています。いつか仕上げてやりたいです。

No.16798 - 2007/11/10(Sat) 20:24:30

一番くじ景品と自作怪獣2 / T2-0
↑上の書き込み、画像のアップを失敗してしまいました。

これが画像です。

No.16799 - 2007/11/10(Sat) 20:29:51

Re: 怪獣倉庫いや、屋敷 / ビルガモ
T2-0さん、こんばんは。キリエロイド、すごいな〜!ぜひ完成品も拝見したいです。ゴドラも細かいところまでよくできてますね。ゆうちちさんやT2-0 さんのように器用な人がうらやましく思えます。

下に載せた写真の続きですが絵本の表紙の写真です。

No.16801 - 2007/11/10(Sat) 21:40:07

Re: サドラー親子 / まっくん
ゆうはは姉さん、レイゴ兄さん、皆さんこんばんは!

ゆうちちさんとT2-0さんの手作り、迫力満点で、暖かみのある素晴らしい作品ですね!!
レイゴ兄さんとビルガモさん、ゆーこさんとzzzさんもとても貴重なショットをありがとうございます^^

面白いので僕も参加させてください^^
これは2年ほど前にフリマで買った、CCP製作のサドラに食玩「ウルトラマンモンスターズ」のサドラを組み合わせたものです。 あまり珍しくないかも知れませんが気に入ってます^^

…背後から怪しい影が迫る! 危ないっ!!!

No.16804 - 2007/11/10(Sat) 22:56:16

Re: 怪獣倉庫いや、屋敷 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんおはようございます。

★ゆうははさん

タイトル、ちょーナイスです。
怪獣屋敷ですか、東京には花やしきという遊園地が浅草にありますよね。

しかもゆうちちさん、すごいですね。どれくらい時間がかかったのかしら、実に素晴らしい。
他にも力作がありましたら、ぜひ。

★zzzさん

お気遣いありがとうございます、下でレスをしますね。

★T2-0さん

職場間違えたでしょ笑
私も最近、職種の選択を間違えたかと内心思うときもありますが、今の私を育ててくれたのは今の環境だからと自分を納得させています(本当に納得しているかは謎)

ぜひとも自分たちの分身である作品が広く公開できるようしていきたいと思います。

★ビルガモさん

おかえりなさい、無事のご帰国なによりです。
お仕事柄とはいっても、随分と秘蔵をお持ちですね、びっくりしました。

ぜひとも幸せのおすそ分けをお願いいたします。

★まっくん

大笑いしてしまいました、くっ、喰われるってところですよね。・・喰う・・・まっくんらしい、じゃなかった、まっくんにしか浮かばない、最高の構図ですね。

こういうストーリー構成作品もとても楽しいです。
ナイスなアイデアです。ありがとうございます。

★みなさんへ

楽しい投稿の数々、ありがとうございました。
アイデア作品。オリジナル創作品など、これほどのみなさんの才能に出会えるとは思いませんでした。

次の土曜日までにぜひとも力作の考案をお願いいたします。

No.16806 - 2007/11/11(Sun) 08:45:01
第1投行きます。 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんこんにちは

指定日ですので、先人を切り第1投を投稿したいと思います。
ちよっと管理人自らびみょーな投稿で恐縮ですが、場合によりましては、投稿を削除させていただく場合があります。予めご了承くださいませ。

タイに出張しました、友人からいただきました、貴重な画像です。

タイで開かれるヒーローショーの宣伝なんですが、ウルトラマンだけ見たこともないウルトラマンが3体も・・。

これがうわさの、日本以外の世界各国には現れるが、けっして日本には出現しないタイ版(チャイヨープロ版)ウルトラマンではないでしょうか。

No.16792 - 2007/11/10(Sat) 11:45:30

Re: 第…3投行きます。 / ゆーこ
隊長、ゆうははさん、皆さん こんばんは。

ブルーアイズですが、パワードではありませんね、そしてレッドアイ《ヒール!?》
珍しい画像をありがとうございます。

>ゆうははさん、手作りの怪獣!すごいですね♪

私はその後、キレそうな時に踏みとどまり、気分転換に2回引いた一番くじが、星人ペン2本・・・(^^;;)
ついでに手に入れた「パノラマファイト2」の空想バトルシリーズです。
贅沢したけれど、子どもに手をあげずに済みました(^^*)

No.16794 - 2007/11/10(Sat) 18:21:43

Re: 第1投行きます。 / zzz
レイゴさん、皆さんこんばんは。こちらの板では初めてなので、よろしくお願いします。

確かエリートでしたでしょうか。パワードにも見えますが、やはり別人ですね。目つきが悪い(笑

>ゆーこさん
バルタンのペンとゼットンの名刺入れとは羨ましいです。いずれも私のところでは既に当てられていたので。いつの間にかゴモラまで無くなっていました。

私のは一番くじのガヴァドンと、ゲームセンターの景品で当てたネクサスです。一番くじでは他にメトロンのフィギュアとツインテール、タッコングの貯金箱が当たりました。

No.16795 - 2007/11/10(Sat) 18:47:22

Re: 第1投行きます。 / ビルガモ
レイゴさん、ゆうははさん、ゆーこさん、ZZZさん、お久しぶりです。昨夜、カナダから帰国しました。私もこちらは初めてなのでよろしくお願いします。

レイゴさん、第1投目にまさかあの写真を使われるとは!あれはタイ航空の機内誌に載っていたものを写真に収めたものでした。

ゆうははさんの手作り怪獣の出来栄えほんとにすごいですね。
ゆーこさんもZZZさんももうけっこうやってらっしゃるみたいですね。私はまだなので楽しみです。

私は以前メビウスベルトに書いた中国版のウルトラマンのテレビ絵本を紹介します。

No.16800 - 2007/11/10(Sat) 20:52:51

Re: 棺桶のジョーさんの代理です。 / レイゴ(webmaster)管理人
棺桶のジョーさんの画像投稿です。

これは、一番くじではなく、10年ほど前に大阪・日本橋でGETしたセブンのぬいぐるみです(プライズかな?)。

確か、98年に日本橋のグッズ屋の先駈けとして出来た店でGETしたものです。全長約15cm、2頭身です。この頃は日本橋もグッズ屋が出来たところで、まだ2,3軒しかなかったのですが、それでも貴重でした。

この仲間には確か、他に初代マン、ガイア、アグルとあったと思いますが、GETしたのはセブンだけでした。セブンはいろいろフィギュアがあり、全長45cmのリアルなものもありますが、このぬいぐるみが一番思い出があります。

No.16802 - 2007/11/10(Sat) 21:47:45

Re: 第1投行きます。 / 棺桶のジョー
 レイゴさん、ありがとうございました。
 ウルトラのフィギュア、いろいろあり、思いでも多いです。
 なお、最初に挙げられた、タイで作られたウルトラマン、このフィギュアを日本橋で見たことがあります。数ヶ月前で、その頃は何も知らなくて、パチモノかとも思いましたが、タイで作られた作品なのですね。ただ、近年のスマートでかっこいい平成のウルトラマンを見慣れていると、これ、フィギュアの出来が悪かったのか、あまりかっこいいとは思いませんでした。
 なお、大阪のグッズ屋から先ほどメールが来て、ここしばらく途絶えていたウルトラの巨大ソフビフィギュアが、来年春に復活するそうです。そもそも、ウルトラの巨大フィギュアなどのプライズ類がしばらく出ていませんが、ひょっとしたら、新作映画にかけての発売かも知れません。
 ちなみに、本日、日本橋を歩いていて、ウルトラマンの等身大マスクがまんだらけか、展示してありました。ただ何万円!でした。もっとも、数年前日本橋で見たウルトラマンの等身大フィギュアは18万円でした。この仲間、神戸の店にもありましたが閉店となり、今は三宮センター街の靴屋さんに、店頭にティガ、店の横にエースの等身大フィギュアがあります。また、神戸・元町高架下のなつかしグッズ屋さんには、70年代の帰マン、巨大ガチャポン販売機が飾ってあります。ダンディー4の皆さん、ここ見られたかな?

No.16803 - 2007/11/10(Sat) 22:13:34

Re: 第1投行きます。 / ゆうはは
レイゴさん、みなさん、こんばんは。
よく考えたら、レイゴさんのスレに続けて投稿すればよかったものを、舞い上がって別スレにしてしまってごめんなさい。
タイのウルトラマンは初めてみました。びっくりです。
ゆーこさん、ウルトラ一番くじ紹介してくださってありがとうございました。我が家もこのくじは大人の物にしております。
ビルガモさん、お帰りなさい。例の中国の絵本、楽しいですね。やはり名前がわかるようなわからないような。
ZZZさん、私どもも2回目に行ったらもう、大きなゴモラたちはいなくなっていました。当たった方うらやましい!
ジョーさん、これはまたキュートなセブンですね!いつも情報ありがとうございます。
T2−Oさん、ゴドラ星人作りこんでありますね!キリエロイドもかっこいいなあ、すばらしいです。
まっくん、ああ、後ろから!食べられちゃうよ〜。
みなさんにほめていただいてゆうちちは随分うれしそうでした。
楽しい写真がたくさん、ありがとうございました。
スレの件本当にすみませんでした。

No.16805 - 2007/11/11(Sun) 00:40:26

Re: 第1投行きます。 / レイゴ(webmaster)管理人
みなさんおはようございます。

★ゆーちゃん
これは凄い・・どんだけぇ〜(金をつぎ込んだんだ汗)
自分の楽しみを持っている人は上手にストレスが発散できますよね。生活の中でも潤いは大切にしていきたいですね。

★zzzさん

なんとなく、zzzさんのイメージですね。
イメージ通りの友人たちが訪れてくれたようです。
いい出会いでしたね。

創作画像にもぜひチャレンジしてみてください、zzzさんなら出来そうですね。

★ビルガモさん

本当にプチ美術館とか博物館の勢いですね。
こういった貴重な画像は、興味のある人の手でしか命を吹き込むことはできません。

ぜひ次の機会も温めたものの披露をお願いいたします。

★棺桶のジョーさん

理性的で、強面のイメージのある、ジョーさんがぬいぐるみというところで、私、大ヒットです。ちなみに私もぬいぐるみ大好きですが何か?

このセブンのサイズと顔が可愛すぎます。
ジョーさん宅の雪崩が起きそうなグッズに期待です。

★ゆうははさん
いえいえ、最初で緊張されていたのにありがとうございます。おかげで、みなさんがノリノリでいけました。

みなさんが楽しそうに投稿されている姿が浮かんで、こちらもとても嬉しいです。

いつも優しい母のホローに感謝いたしております。

★次回は、はじめての方もお気兼ねなく、ぜひ。
多くのみなさんのご参加をお待ちいたしております。

No.16807 - 2007/11/11(Sun) 08:56:42
ウルトセブン第11話 / レイゴ(webmaster)管理人
第11話「魔の山へ飛べ」

脚本:金城哲夫、監督:満田かずほ、特殊技術:的場徹

マニアライター 棺桶のジョー


 群馬県岩見山で、若者が遭難する事故が相次いだ(若者たちがジープで走る場面に、レモンのような女からの流用曲がかかる)。何者かに、謎のカメラを向けられていたのであるが、それはまだ不明である。ウルトラ警備隊は、ダンとソガに調査させることとなった。今日は、13日の金曜日だと、不吉なことを言うソガを、ダンは笑う。そして、調査地点で、放射能を検地するが、ダンは、突然倒れてしまう。ダンは本部に運ばれ、死亡が確認された。キリヤマ隊長は、ダンの死は隊員の士気に悪影響になるので、公表しないと語った(この場面にかかるのが葬送曲M33)。ダンの弔い合戦と、調査を再開する。若者たちは、何者かにカメラを向けられ、その後倒れている。キリヤマ、フルハシ、ソガは調査して、警官が倒れた後、逃走するものを確認、謎のカメラを落として行った。それを追うキリヤマたち、一方、アマギは謎のカメラを調査して、そこにダンたちの魂が吸い取られているのを知る(ここにかかるのがM42Cという曲)。

 調査していたキリヤマたちは、宇宙人、ワイルド星人を探り当てる。衰退したワイルド星を復興させるために、地球の若い命を求めていたのである。それには応じられないと語るキリヤマ、すると、ワイルド星人は用心棒の宇宙竜ナースを呼び、攻撃を始めるが、ワイルド星人は、ダンの仇と、ソガのショットガンにより撃たれて炎上、絶命した。

 ウルトラ警備隊の基地では、アマギの手により、ダンの生命と肉体を再び融合させることが行われ、見事に成功する。そして、ダンはセブンとなり、岩見山に駆けつけた。宇宙竜のナースとの対決である。ナースは円盤状になりセブンを幻覚し、そして円盤から竜の状態になり、セブンに撒きついた!蛇が獲物を絞め殺す要領でセブンを絞め殺そうとしたのである。セブンはビームランプが点滅し、危機に陥る(ここに流れるのがM37)。しかし、セブンは力を振り絞って、絡みついたナースをばらばらに吹き飛ばした!

 事件は終わった、しかし、ダンは戻ってこないとソガは言う。が、そこへ、馬に乗ってダンがやってくる(ここに不死身のダン、M36T2が流れる)。ダンは、救ってくれたアマギに感謝の念を伝え、そして、事件は完全に解決した(エンディングはM45D)。



マニア的な突っ込み

(1) セブン初、金城+満田作品

この回は満田監督の第2回登板で、脚本の金城さんとの、単独のコンビでは初めてのセブンです。ウルトラマン「小さな英雄」という名作を作った金城+満田コンビ、セブンでも神戸ロケ、ノンマルトの使者、最終回と要点を制作した名コンビで、平成ではティガ、ガイアの小中千昭+村石宏實コンビにつながるものです。満田監督は、西部劇風のものを狙ったと語っています。

 また、ダンの死が確認される場面、医者がいろいろいるのですが、これ、金城さんや、上原正三さんがチョイ役(最近ではカメオ出演と言う)で出ているそうです。平成では、スタッフの顔出しはこれも村石監督がティガ、ダイナでバーのマスター役や、マックス「怪獣はなぜ現れるのか」で、狩人役で出ていますが、そのルーツです。

(2) 生命を巡る物語

この話は重いです。ワイルド星人は侵略のためにやってきたのではなく、衰退する民族を救うために、地球人の若い命を集めに来た、これは、Q「2020年の挑戦」でケムール人が同じ事をしているものの、こういう、衰退するので、若い生命を取るというのはウルトラの特徴です。ただし、生命科学の進歩した平成では、こういうテーマはなくなりました。

(3) ダンが死んでしまう…

そして、ダンがワイルド星人に命を取られてしまう、主役が殺される展開も珍しいです。通常なら、脇役がやられて、主役が生命を取り返すものですが、ここでは、人間がウルトラセブンを救っています。この点も、ウルトラ警備隊が優秀である証拠です。また、アマギにダンが、再生させてくれた礼を言うシーン、これ、最終回でダンがアマギを、身を挺して救おうとするシーンの下敷きなのかも知れません。金城さんのアイデアに脱帽です。

 また、この話、アンヌが出ません。13話もそうですが、スケジュールの問題があったのかも知れません。

(4) 宇宙竜ナース

今回の怪獣、ワイルド星人は顔出しの着ぐるみで異色ですが、怪獣のナースは竜のスタイル、これ、ピアノ線による操演です。このルーツは、海底軍艦(63年)に出たマンダ、ムー帝国の守護神であり、主役の戦艦、轟天号と戦います。ナースの雰囲気はマンダが基本でしょう。巻き付くのも同じです。このマンダ、ゴジラ・ファイナルウォーズでもやはり轟天号と出て来ました。ちなみに海底軍艦は、日本初のスーパーシップの出たSF特撮です。これが後にマイティジャックや、さらには宇宙戦艦ヤマトのルーツになります。この時期(50〜60年代)の特撮SFものは、ハリウッドを20〜30年先行していたのです。このことが評価されたのも最近です。何しろ、円谷英二監督も、特撮の神様として正当に評価されるようになったのも、平成になってからかも知れません(70年代までは、円谷英二監督は、怪獣ものだけとか、馬鹿にされていた時期もありました。今では信じられませんが)。ともかく、この時期の特撮SFものがなければ、日本のSF界もここまで進歩していない可能性もあります。

(5) セブンvsナース

このバトルが異色、セブンを絞め殺そうとナースに巻き付かれたセブン、ビームランプが点滅する描写はこれが初めてです。平成でも、メビウス「不死身のグローザム」で点滅しましたが、セブンのビームランプ点滅は、音なしの点滅は危機の警告(対恐竜戦車、プラチク星人、ダリーなど)と、音のする点滅は活動不可能(零下140度の対決、セブン暗殺計画など)になります。これ、ウルトラマンでも、カラータイマーは青→黄色→赤と想定されて結局黄色は省かれたものですが、セブンの、音のしない点滅は、黄色の設定かも知れません。

 さらに、セブンが巻き付いたナースをパワーで振りほどくシーンも異色です。これも、セブンの強さの証明であり、こういう圧倒的な強さを見せるのが初代ウルトラマンとセブンです。この点、初代マンはいつも単体の敵としか戦わない、帰マン以降は複数の怪獣ともよく戦っているとの指摘もあるのですが、しかし、初代マン、セブンでは、ヒーローを弱く見せる描写は避けられた、強さをいつも見せるようにして、複数の怪獣に苦戦するとか、簡単に負けるとかの描写をやらず、圧倒的に強くしたのです。この点、帰マン以降では、簡単に負けるシーンをよく作ってしまったのが、圧倒的な強さを印象付けないことになり、このヒーローの強さでは、第1次シリーズが今でも優位です。

(6) 新録音BGM

この回では、新録音されたBGM(劇伴)が大量に使われています。新録音のBGMは、狙われた町で、クラシック風の曲や、主題歌のアップテンポアレンジの曲が使われたものの、本格的な使用はこの第11話が初めてです。最も重要な曲は、セブンがナースに締められるシーンのM37、危機の曲で、この後もセブンがキングジョーに苦しめられるシーン、最終回、地底ミサイルの脅威と使用されたもので、この曲の流れを汲むものが、帰マンやエースでも、ヒーローのピンチの定番に使われています。また、ダンの死にかかる葬送曲M33は、ベートーヴェンの英雄交響曲の第2楽章、葬送行進曲の流れを汲むもので、印象的です。葬送行進曲では、セブン暗殺計画で使われたM58、僕は昔からこれをウルトラセブンの葬送行進曲と呼んでいますが、こちらはワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」のクライマックス、英雄ジークフリートの死を描いた葬送行進曲の流れを汲むものです。ちなみに、ジークフリートの最後は、ウルトラマン最終回、ウルトラマンがゼットンに敗れるシーンにも影響している(と言うか、ウルトラマンの敗北が後にジークフリートの最後の演出に影響したとも言えます)。さらに、ダンの生還するシーンに流れるのが、ULTRASEVENのアレンジM36T2、このシーン1回のみの使用ですが、大変な印象を残しています。この曲、別のヴァージョンも録音されたものの使用されず、です。また、この曲、平成セブンでも長い曲にアレンジされて再録音されました。

(7) 占い?

  この話で、ソガが13日の金曜日を不吉と言うシーン、ソガは「第四惑星の悪夢」でも、占星術を持ち出しています。こういう占いを気にするのは、宇宙時代には面白いものです。メビウスでも、初めてのお使いで、トリヤマ補佐官の星占いが出るシーンがありましたが、こういう星占いを日本人は結構気にするので、面白いものです。

No.16786 - 2007/11/05(Mon) 19:05:55
テレビ東京「お茶の間の真実 もしかして私だけ!?」ネタバレ / リド
こんにちは。
テレビ東京「お茶の間の真実 もしかして私だけ!?」
10月29日(月) 21:00〜22:48 オンエア(※初回 2時間スペシャル)
杉浦太陽くんご出演です。見ましたよ(^o^)ネタバレです。

あなたの常識はふつう?隣りのおうちでは非常識かも!?
全国の20代〜70代にアンケートを実施。一万人アンケートの巨大パネルがスタジオに登場し、調査結果がわかるようになってます。

司会は石原良純さんと長嶋一茂さんの異色コンビです。
「この常識はだれの常識?」

『私は味噌汁を鍋から直接飲む』

スタジオ「え〜〜〜〜!?」騒然。
それは、この人。杉浦太陽くん。
杉浦「だって熱いのがうまい!」
他のゲストは「だって容器が熱いですよ」「(唇の)皮が剥けるくらい」
太陽くん「ちょっとヤケドするくらいが美味しいんですよ!」
土田晃之さん「完全な、ドMじゃない!?」
太陽くんは、超Mということに・・・。(笑)

太陽くんは、他のスープは器におかわりして飲むそうですが、味噌汁だけはこだわりがあって、自分で毎日、大根とかカボチャとか具をかえて自分で作るそうです。新婚の奥様の辻ちゃん(辻希美さん)も最初は「それはやめて」と言ったそうですが、「オレは好きなんだ〜」と毎日言い続けたら許してくれたそうです。(笑)

一万人アンケートで、いったい何人が『私は味噌汁を鍋から直接飲む』のか?
太陽くんの予想は730人。当たったらMCの二人から何かプレゼントが!?
長嶋「太陽さん、ベビーカーがいい!」
太陽くんのところは来年1月ベビー誕生の予定です。
「うちに双子用ベビーカーがあるんだけど、あげる!もう片方に野菜とか置けばいい!」
長嶋さんには双子の娘さんがいます。(笑)「いらないです」と爆笑太陽くん。

アンケート結果は288人。
太陽くん「200人(以上)もいるんですか!?」
酒を呑んで帰ってきた時に鍋から飲む等、おじさんの鍋飲み回答が多かったようです。(笑)
MCふたりの判定は、石原さん「変!」、長嶋さん「ふつう」
スタジオ、長嶋さんにブーイング。
長嶋さん「その理由は、まあ・・・へんではないから」(笑)

味噌汁、実は「煮えばな」(沸騰してから1分)が美味しいそうです。1分以上、煮込むと旨味が逃げてしまうのです。

太陽くん他には「僕は、ほおずえを使わないと寝られない」そうです。ずーーっと朝までほおずえを付いてそのまま就寝とのこと。
関根勤さん「タイの大仏みたい」(笑)

また、カレーのスプーンはよく水の入ったコップに入れられる事がありますが、杉浦家では、なんとお箸もお茶の入ったコップに入れられて食卓に出されるそうです(辻家の習慣だとのこと)。

また新婚杉浦家、食卓にパン・ご飯・麺類を揃えくれる新妻辻ちゃん。驚きですね!
太陽くんは「そんなに要らないよ、多いよ」
と言ってたけど今は全部食べて最後にソバでごちそうさま、という事に。
太陽くん、そんなに鍋で味噌汁がぶ飲みしたり、食べ過ぎたりすると心配です・・・メタボ予備軍にならないでね(苦笑)。

杉浦家のことばかりピックアップすると、いかにも太陽くんのおうちだけ変みたいなので・・・。

他にも仰天非常識を。
『旅行に出かける朝は、パンツ一丁で朝食』(榊原郁恵さん)(笑)
理由は、出かける前に服を汚したくないから。判定は「変」ちなみに一万人アンケートでは84人がそれを実施。(笑)

『妻を抱きしめないと一日が始まらない』関根勤さん。MCふたりの判定は「ふつう」(羨ましさがはいってますね)笑。

『(自宅)トイレに行く時はコーヒーを持っていかないとイヤ』(RIKACOさん)アンケートでは19人、判定「変」。

『コンビニで買ったおにぎりの海苔は破れるのがイヤで海苔は食べない』(KABA.ちゃん)

『バスの降車ボタンは一番に押さないと気が済まない』・・・等々。

私が受けたのは、KABA.ちゃんの『夕方、新調の靴を履く時はトイレの便器を一周してまたぐ』
というもの。
新しい靴を履く時は、わざと墨やマジックでわざと汚す、靴底にペケの字を書くなどする風習があるそうですが、外に出て災難に合わないためのおまじないのようです。
トイレもいわゆる神聖な場所なので使われるのかも、というような専門家の解釈がありました。

ちなみに私は新しい靴を猫に履かせます・・・変ですか・・・(^^;;;;

さまざまな珍常識が出ましたが、2時間番組で長いので割愛させていただきました。自分では普通と思っても案外、人様から見たらそうではないようですね。勉強になりました、はぁ。

No.16784 - 2007/11/04(Sun) 12:20:55

Re: テレビ東京「お茶の間の真実 もしかして私だけ!?」ネタバレ / ちゃむ
リドちゃん、みなさん、こんばんは。

レポありがとうございます。
こちらでは放送されない番組なので、ホントに嬉しいです。
太陽くんは、味噌汁を鍋ですするんですか?
猫舌の私には信じられない習慣(?)ですが、出来立てのお味噌汁を熱々のうちに食べるのは美味しそうですよね。
食卓にパン・ご飯・麺類・・・凄い炭水化物が充実してますね (^_^;  でも、リドちゃんも仰ってるように、メタボが心配になってしまいます。

いろいろな家族の習慣や決め事があるようで、面白そうです。
KABA.ちゃんの新しい靴を下ろすときのお話は、私の住んでる地域でも似たようなことがあります。
午後に下ろす時は、トイレの便器を一周しなさいとか、午前中に下ろす時も、靴底につばを吐きかけてから履きなさいと言われたことを思い出しました。

楽しいレポをありがとうございました。

No.16788 - 2007/11/08(Thu) 01:09:22

Re: テレビ東京「お茶の間の真実 もしかして私だけ!?」ネタバレ / ゆーこ
リドちゃん、ちゃむちゃん、皆さん こんばんは。

リドちゃん、番組レポありがとうございます!
太陽くんの、鍋から直味噌汁、カレースプーンの居場所も驚きましたが、他のタレントさん方の事例も面白いですね^^;;

実家では、米飯主食におかずが麺類だったのですが《麺だけだと、次の食事まで腹持ちがよろしくないと(汗)》、婚家では炭水化物がダブることはないようです。

こうやってみると、当たり前だと思ってやっていることが、意外とそうでないことに気付かされるようですね。
新しい靴は朝におろすよう心がけていますが、そうでない時の対処法なんて知りませんでした(^^;)

我が家は特に変わったことはないと思うんですが。
夫定番のドレッシングを切らすと、彼はサラダを食べないとか、よくあることですよね。
方言を共通語だと勘違いして使っていることは多々ありますが。・・・思いつかない、すみません(^^;)

レポお疲れ様でした〜^^

No.16789 - 2007/11/08(Thu) 23:50:40
帰りマン&ティガ命 / ウルトラセブン第10話「怪しい隣人」
ウルトラセブン第10話「怪しい隣人」
脚本:若槻文三、監督:鈴木俊継、特殊技術:的場徹
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

交通事故で負傷した水野アキラ少年は、別荘の2階の部屋から見える隣の家の男の挙動(24時間座ったまま全く動かない)を不審に思っていた。姉のリツ子とその友人のアンヌがアキラの部屋に入る。アキラは隣の家の男の頭が光ったのを目撃したが、姉もアンヌも信じない。

地球防衛軍のメディカルセンターに戻ったアンヌは、ダンにその話をすると、ダンは「ノイローゼだ」と言う。アンヌはダンに一緒にアキラ少年を見舞うように誘い、ダンも承諾する。ダンはアンヌから、隣の家の男が2ヶ月前に引っ越してきたことを知らされるが、それはちょうど地球防衛軍のレーダーに不思議な反応が出た時と重なっていた。ちょうどその頃、地球防衛軍のレーダーに再び不思議な反応が見られ、すぐに消えた。発信源は別荘の辺りであった。

水野家では、奇妙な音がして鳥が空中で静止したまま死んでいるのが見つかった。通報しようとした時にちょうどダンとアンヌが見舞いにやって来た。ダンは空中に静止した鳥を透視しようとし、何かの異変に気づいた。ダンはキリヤマ隊長に異変があることを連絡し、皆に避難するように伝えると、2階の窓からジャンプした。ダンの体は空間に吸い込まれ、消えてしまう。

ダンは全く別の空間にいた。そこは不思議な異世界で、そこにアキラの隣の家の男が黒づくめで、謎の機械と共に姿を現わす。その男は第17惑星のイカルス星人で、地球を手に入れるために、今いる4次元空間から地球を攻撃すると言う。謎の機械は4次元世界と地球人類が住む3次元空間を結ぶコントロールマシンだったのだ。

ダンはウルトラセブンに変身しようとするが、変身できない。仕方なくカプセル怪獣を出そうと、カプセルを投げるが、カプセル怪獣も出現しない。ダンはその男に殴りかかそうとするが、体の自由がきかず、その場に倒れこむ。倒れたダンを尻目に、黒づくめの男(イカルス星人)はその場を離れ、姿を消す。

イカルス星人の円盤が出現し、怪光線でコンビナートや市街地を破壊する。ウルトラホーク1号が追跡するが、円盤は4次元空間へ姿をくらまし、攻撃できない。

一方、4次元空間に置き去りにされたダンは、さまよううちに、アンヌらと声だけが通じるようになる。ダンは元の世界に戻るために、コントロールマシンの破壊を決意する。アンヌらは、へたをするとダンが二度と戻ってこられなくなることを心配し、コントロールマシンの破壊に反対したが、ダンは意を決してコントロールマシンをウルトラガンで破壊する。

ダンは林の中にいた。無事に元の世界に戻れたのだ。ダンの目の前に黒づくめの男(イカルス星人)が立つ。黒づくめの男は、イカルス星人の姿になり、巨大化する。ダンもウルトラセブンに変身する。円盤も現れ、アロー光線(何本もの光の矢のような光線)をセブンに向けて放つが、セブンはそれをかわす。

ウルトラホーク1号が円盤を追跡し、セブンはイカルス星人と対峙する。イカルス星人も円盤と同じアロー光線を放つ。セブンは光線をかわし、アイスラッガーでイカルス星人に傷を負わせる。さらに念動力でイカルス星人を谷底へ落とす。イカルス星人は絶命する。

円盤はウルトラホーク1号に加えて、ウルトラホーク2号も出撃して追跡する。宇宙空間で、円盤はウルトラホーク2号のビームを浴びて爆破する。

戦いを終えて、ダンとアンヌはたくさんのプレゼントを持って、ポインターでアキラ少年の別荘へ向かった。

ナレーション:皆さん、あなたの隣の家には怪しい人はいませんか。地球は狙われています。もし、怪しい人に気がついたら、地球防衛軍基地までお電話をください。ひょっとすると、あなたの隣人は惑星から来た宇宙人かもしれないのです。

解説&考察
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1.イカルス星人について
名前の由来は、1967年当時、地球に最も接近していた小惑星イカルスより名を採った、という経緯があるようです。このイカルス星人は、今回のストーリーにおいては、4次元と3次元をつなぐコントロールマシンを開発し、高度な頭脳の持ち主であることを示しましたが、2話のワイアール星人同様、人間に変身する能力も見せました。

イカルス星人は、その後、「ウルトラファイト」や「レッドマン」らを除くと、ウルトラでの再登場はありませんが、後に耳の部分がタロウに登場したタイラントの耳となります。また、メビウス27話でシミュレーション用マケットカプセルの奪い合いになった時に、「イカルガさんは、イカルス星人でも使ってろ!」というセリフがあったのは、記憶に新しいところです。

それにしても、耳が大きく、一見可愛らしい独特なデザインのイカルス星人ですが、グロテスクではなく、愛嬌がある宇宙人や怪獣が多いというのは、日本人の感性によるものでしょうか。なお、ウルトラセブンのメイキングDVDによると、顔の周囲の毛(ひげのようなもの)は、タワシの原材料を使ったそうです。

2.変身できないダン
ウルトラヒーローが変身できない理由としては、@変身アイテムを落とす(初代マン、ダイナなど) A変身アイテムを盗まれる(セブン、マックスなど) B人間としての努力不足(帰りマン) などがありましたが、今回のダンは、ウルトラアイがありながら4次元空間の特異性から変身できなかったのですが、このように変身アイテムが手元にありながら変身できない、というパターンは珍しいです。似たような例としては、ティガ33話で全くの暗闇でダイゴが変身できなかった、という例があげられます。いずれも特異な場所での出来事ですが、今回のセブンはカプセル怪獣も使えないという、まさに絶体絶命のピンチでした。

3.4次元空間について
4次元空間という点では、セブン以前に初代マン17話で、ブルトンという怪獣が、科学特捜隊基地を4次元空間に引き込んでしまい、科学特捜隊が大苦戦しました。この4次元空間ですが、我々が住む世界を3次元空間とすると、4次元空間はきっと必ず存在するはずだ、と自分が子供の頃にはよく言われていました。しかしながら、実際の4次元空間の概念はイメージしにくく、今回の映像のように非常に抽象的で不思議な空間がよく連想されました。
やがて、4次元空間のような異空間は、「異次元空間」という言葉や概念の方が多く用いられるようになってきました。エースにおける「異次元人ヤプール」がその典型的な例です。4次元空間という言葉を聞くと懐かしい気がします。

4.ダンとアンヌについて
またまた・・という感じですが、この回もダンとアンヌが二人で行動を共にします。何かあると、すぐにダンに相談するアンヌ・・マックスにおけるカイトとミズキの場合は、隊長命令で行動を共にすることが多かったのですが、アンヌの場合は自発的な場合が多いです。どちらかといえば、ダイゴとレナの関係に近いでしょうか・・4次元空間に残されたダンを心配していたアンヌ・・ダンがコントロールマシンを破壊することを決意した時は、本当に心配だったと思います。

5.宇宙への広がり
セブンが放送開始された1967年は、アメリカの「サーベイヤー3号」が月面の「あらしの海」に軟着陸成功したり、旧ソ連の「ベネラ4号」が金星への軟着陸に成功したり、国連で宇宙条約が発効されたり、と宇宙開発競争が盛んに行われた年です。セブンにおいては、こうした時代背景もあってか、企画書段階から「宇宙への広がり」が強く意識されていたようです。実は、初代マン終了からセブン放送開始までの間に半年間のブランクがあり、その間は「キャプテンウルトラ」という宇宙を舞台にした番組でつないでいたのですが、セブンにおいては、@ウルトラQの「モンスター(怪獣・宇宙人)」、Aウルトラマンの「スーパーマン」性、Bキャプテンウルトラの「宇宙への広がり」の3つの要素を含んだ集大成的な番組にしようとしていたようです。

6.最後に
今回の話はイカルス星人との頭脳対決的な面もありました。最後のナレーションは2話同様、ホラーっぽく締めくくっていましたが、異星人との戦いをメインにしたセブンは、全てにおいて初代マンをスケールアップしようとした意図が表れています。こうしてみると、この回もセブンらしい味のある回と言えます。

No.16783 - 2007/11/01(Thu) 02:09:20

帰りマン&ティガ命さま / T2-0
帰りマン&ティガ命さん、皆さん、こんにちは。

帰りマン&ティガ命さん、レポートお疲れ様でした。いつも興味深く拝読しております。

今回のレポートに取り組むにあたり、久しぶりにウルトラセブンを見ています。やはり面白いですよね。娯楽性の高いエピソードから、テーマ性の強いエピソードまで、セブン世界の深さを改めて感じています。

セブン関する評論的な文章は既に多くの方が書かれているので、その点でも大変ですよね。既出の文章に無い新たな視点を盛り込みつつ、かつポイントを外さないように書きたいのですが…。これがなかなか難しく、いつも頭を抱えながら書いています。
その反面、帰りマン&ティガ命さんのおっしゃるように、やり甲斐を感じながら取り組んでいるところです。

半年間、お互いに頑張りましょうね。ありがとうございました。

No.16785 - 2007/11/05(Mon) 08:59:06

Re: 帰りマン&ティガ命 / ウルトラセブン第10話「怪しい隣人」
T2−Oさん、皆さん、こんばんは。

T2−Oさん、レスありがとうございます。
こちらも、いつもレポを楽しみにしています。

書かれているように、セブンレポ、実際にやってみると難しいですね。

本当にネットや文献、メイキング映像などで、既に多くの情報や評論が出回っていて、それらを踏まえた上でオリジナリティも出したいし・・自分もいつも頭を抱えながら、書いています。同じ悩みを抱えていると知り、少し気が楽になりました。

自分もセブンを観るのは久々ですが、あらためてじっくりと観ると、あの時代でよくあそこまで・・と感じさせられます。

今後とも、よろしくお願いいたします。
引き続き、お互いに頑張りましょう。
ありがとうございました。

No.16787 - 2007/11/05(Mon) 22:32:18
アンドロイド0指令 / レイゴ(webmaster)管理人
第9話 アンドロイド0指令

脚本:上原正三、監督:満田かずほ、特殊技術:的場徹

マニアライター 棺桶のジョー

夜間パトロールをしていたウルトラ警備隊、ポインターでフルハシとソガがパトロールしていると、突然金髪の女性(小林夕岐子)が、モロボシ・ダンですかと近づいてくる。

自分がダンだと喜んで(?)対応したフルハシは、握手の瞬間に強烈な電撃ショックを喰らい、フルハシは打撃を受け、女は逃走した。

その女から、フルハシは奇妙なブローチをもぎ取る。そこにはアンドロイド0指令と書かれていた。この女を捜索していたダンとソガは、ある公園で、おもちゃ爺さん(植村謙二郎)と呼ばれる人物が、子供たちにおもちゃを売っているのを目撃した。

売っているのは銃などで、とても精巧であり、おもちゃとは思われない。子供たちは、おもちゃを買うと共に、ワッペンをもらっていた。その紋章が、謎の女によるブローチと同じである。

おもちゃ爺さんは廃屋に住んでいる。アマギは、ブローチやおもちゃを調べて、それが宇宙金属で出来ていることを知る。ダンとソガは謎の女を追い、閉店後のデパートへ入る。

そこで、驚くべき事実…おもちゃ爺さんの売っていたおもちゃは本物の兵器であり、子供たちをワッペンにより催眠遠隔操作して、武装させて大人たちを攻撃させる、これが、アンドロイド0指令のことである。

女はアンドロイド、ゼロワンである。武装して攻撃する子供たちに、大人たちは手が出せない、これを利用して地球侵略を企んだのだ。この指令は午前0時と共に発令される。おもちゃ爺さんと女を攻撃しようとして、ダンとソガはおもちゃの戦車や戦闘機に攻撃されるのである。

ソガは、おもちゃなんかにやられてたまるかと言いつつも、攻撃されて負傷し、ダンと共に追い詰められる。ソガもいる、変身できない…と、ダンは「すまん」とソガのみぞおちを殴って気絶させ、ウルトラセブンに変身した。

逆に、おもちゃ爺さんと女を追い詰める。屋上で、女にエメリウム光線を放ち、女はアンドロイドの正体を見せて絶命した。と、おもちゃ爺さんはチブル星人に変身し、セブンに迫ってくる。後ろから迫る、兵器となったおもちゃの戦車たち…セブンはエメリウム光線でチブル星人を倒し、そして午後0時、何も起こらなかった。町は、平和に戻っていた。



マニア的突っ込み

(1) 東映的な話

この回は、昔セブンのファンジンで、会員によりストーリー批評をしたことがあります。その際、メンバーから、この話はウルトラと言うより東映の、スーパー戦隊を思わせる展開だという指摘がありました。脚本が上原さん(上原さんはスーパー戦隊の生みの親です)ということもありますが、もちろんこれは、上原さんが後年、東映での仕事にこういう経験を活かしたのだと思います。

 ウルトラでも東映的な話がいろいろあります。ダイナの「怪獣ゲーム」はその典型です(ゲストにシャリバン役の人が出ていました)。逆に、東映でも、デカレンジャー「ハードボイルド・ライセンス」は怪奇大作戦の「死神の子守唄」、「京都買います」へのオマージュを入れるなど円谷的なものもあります。円谷と東映のカラーが、21世紀になり混じっています。

(2) 子供たちを兵器にする

…という発想は、侵略ものでもユニークで、おもちゃが本当の兵器であり、子供たちを兵士にするという展開は、恐ろしいものもあります。セブンでは、子供を出す話が意外と少ないのですが、本来なら無垢な子供を兵器に利用するという発想は、ハードSF的です。セブンでは、こんな話があったら怖いだろうという発想をベースにしています。そして、おもちゃが本当の兵器になるという設定は、現実味もあります。40年前、67年の当時なら空想ものでしたが、今では、ハイテクにより、おもちゃを兵器に仕立てるのも空想ではなくなりました。セブンに出るビデオシーバーが現実化したと言うのはうれしいですが、こういう兵器、戦争の道具も進化していて、それは恐ろしい話です。セブンの予言した未来は、いいものも、悪いものも当たってきており、その点が、セブンが今日でも不滅の人気を誇る点でもあります。

そして、実際におもちゃの戦車、戦闘機がダンとソガに襲い掛かる描写も怖いものです。今の技術なら、こういうことも、出来なくもありません。ロボットすら実用化されています。

現実になったら怖い…というものが、いろいろ現実化しています。

なお、このおもちゃの襲撃する特撮がこの回の見ものであり、これも、今ならCGで出来るでしょうが、この時代のアナログ特撮の迫力も大したものです。

(3) チブルの意味

この回、出てくるチブル星人の意味は、沖縄弁で頭でっかちという意味です。金城さんや上原さんが沖縄出身のために付けられたネーミングですが、私のいた前述のファンジンで、メンバーに沖縄の友人がいる人がいて、その人に聞いたら、正確な発音は「つぃぶる」というようなものだったと記憶しています。

 昭和ウルトラの怪獣のネーミングはいろいろ意味があり、平成でも上原さん、ダイナ「チュラサの涙」で、美人を表す「ちゅらさん」というものをもじっています。こういう名前のもじりは大歓迎です。

(4) 等身大バトル

今回は、巨大化せずに、等身大のまま展開します。ダンが変身できずに、ソガを気絶させて変身する展開はユニーク、しかし、その後何と釈明したのか?で、変身したらそれで大概解決ですが、セブンの、目の部分、Vの字型のところに、おもちゃの戦車が迫るシーンが映されて、これの説得力がありました。ただ、アンドロイド女性、チブル星人共にエメリウム光線で倒されるのは簡単すぎるとの意見もありました。一峰大二版のコミックでは、チブル星人も巨大化して、大規模なバトルになります。

(5) ラストシーン

最後、事件が解決して、何もなかったかのように時計台が午前0時を打つのは、銀座の時計台の模様です(私は直接見たことはありません…銀座で電車から降りたことはあるのですが)。このシーン、平和であり、安心できるものです。

No.16781 - 2007/10/28(Sun) 20:33:12
「旅サラダ」の太陽くん / ちゃむ
隊長、みなさん、こんばんは。

今朝、「旅サラダ」に太陽くんが出演されていました。
残念ながら、ほんのちょっとしか見れなかったので、その部分だけお伝えします。
島根県を訪ねていたようでした。
水族館で、シロイルカと対面して、そのシロイルカが吐き出す輪を見て感激していました。
なんでも、その輪を見ると幸せになれるとか言われていました。太陽くんは3頭が吐き出す輪を見れたようです。シロイルカの吐き出す時の表情が、人の口の「ほ」の形をしていて、可愛らしかったです。
また、島根県に伝わる大蛇の伝統芸能の、大蛇を作る方を訪ねてウロコを描くところを体験させてもらっていました。
その後、子供の演ずる大蛇の神楽の練習を見学、体験させてもらっていました。
エンディングで、田中よしたけさんに、「辻ちゃんを頼むよ」とお願いされていました。なんでも、田中さんは辻ちゃんの事務所の先輩なんだそうです。

ほんの少ししか見れなかったので、この程度で申し訳ありません。
また、T2-Oさんのセブンのレポの上に乗せてしまってホントすみません。
失礼いたしました。

No.16780 - 2007/10/28(Sun) 01:24:40

Re: 「旅サラダ」の太陽くん / リド
ちゃむちゃん、みなさんこんばんは。

「旅サラダ」は仕事があって残念ながら見逃しましたが、島根県松江の水族館のシロイルカは先日別番組で見ました!

シロイルカの吐くワッカはバブルリングと言うんですよね。
私もテレビで見て感激してしまいました!

水中にイルカたちと一緒にいるスタッフが3頭を頭揃えで引き寄せてフッと、おのおののイルカに息を吹き入れ、合図とともに、観客のほうを3頭が向いて、ぽっとバブルリングを出す、その絶妙のタイミング!!

間近かに実際に観て、喜ぶ太陽くんの輝く笑顔が目に浮かぶようです!!

No.16782 - 2007/10/29(Mon) 00:43:21

Re: 「旅サラダ」の太陽くん / ゆーこ
ちゃむちゃん、リドちゃん こんばんは。遅くなりましたが失礼します。

・・・視聴できるはずだったのに、こわばった空気で叶いませんでした(><)

生中継だったんですよね。シロイルカの輪、見てみたいですね^^

ちゃむちゃん、ありがとうございました。

No.16790 - 2007/11/08(Thu) 23:58:37
ウルトラセブン第8話「狙われた街」あらすじ / T2-0
ウルトラセブン第8話「狙われた街」あらすじ

脚本:金城哲夫、監督:実相寺昭雄、特殊技術:大木淳


【マニアライター:T2-0】

北川町に住むアンヌの叔父は日本民間航空きっての名パイロットであった。ある日、そのアンヌの叔父が操縦する旅客機が墜落事故を起こし、130名の犠牲者を出してしまった。その葬儀に出席したダンの傍らで、弔問に訪れた人々が会話を交わしていた。ここ数日発生した列車衝突事故、タンカー爆発、交通事故…。それらには、いずれも北川町の住民が関わっているというのだ。

その北川町を、フルハシとソガがパトロールしていた。駅前の自動販売機で買ったタバコを手に、休憩しようとするフルハシとソガ。しかし、そこに突如銃声が響いた!現場に向かった二人の前には、ライフルを乱射する男の姿があった。警察に協力し、ライフル魔を取り押さえるソガであったが、フルハシはライフル魔の射撃により負傷してしまった。

地球防衛軍基地のメディカルルームに収容されたフルハシを囲み、ウルトラ警備隊の隊員たちはライフル魔について語っていた。馴染みの銃砲店に現れタバコを吸っていた犯人は、突然陳列棚からライフルと弾を奪い逃走したというのである。犯人の住所はまたしても北川町であった。

ダンは、犯人が留置されている警察署に向かった。取り調べに同席することを許されたダンは、刑事と犯人のやり取りを聞いていた。なんと犯人は、自分がライフルを乱射したことを覚えていないと言うのだ。取調べ中の犯人の言葉によれば、彼はその日、映画でも見ようと外出した。そして駅の売店で新聞を、駅前の自動販売機でタバコを購入した後に、行きつけの銃砲店に立ち寄ったというのだ。そして事件は起こったのだが、彼は銃砲店に立ち寄った後のことは全く覚えていないと主張するのだった。

警察署を出たダンは、ポインターで基地に向かっていた。そこにダンプカーが現れ、ポインターの進路を阻んだ。ポインターを停め、ダンプカーのドアを開けるダン。しかし、ダンプカーは無人であった。そこに何者かの声が響いた。声の主は、ダンがウルトラセブンであることを知っていた。そして、謎の声はダンに警告を発した。「我々の邪魔をするな。北川町に近よるな」と。

ダンは基地の作戦室に帰還した。そこにフルハシが姿を見せた。メディカルルームの居心地の悪さを嘆きながらタバコに火をつけるフルハシ。と、その表情が険しいものに変化し、突然別人のようにし暴れ始めた。ソガ、アマギをはじめ作戦室の全員がフルハシを取り押さえる!しばらく抵抗を続けていたフルハシは、突如ぐったりとなり意識を失ってしまった。
フルハシは再びメディカルルームに収容された。「驚いたよ。さっきのライフル魔そっくりなんだから」そう語り、フルハシのタバコをくわえ、火をつけるソガ。と、次の瞬間、ソガの表情にもフルハシと同様の異変が起きていた。ホルスターのウルトラガンに手を伸ばすソガ。その銃をダンが叩き落とす!絶叫し暴れるソガ!!しかしソガも、取り押さえられてしばらくすると、突然意識を失ってしまった。

フルハシとソガが豹変したのはタバコに火をつけた後であった。それに気付いたダンはタバコをほぐし、その中に赤い結晶体を発見した。ダンはタバコの入手先を調べるため、アンヌと共に北川町のアンヌの叔父の家に向かった。そしてダンは、アンヌの叔父が最後のフライトの朝、北川町駅前の自動販売機でタバコを買ったことを突き止めるのだった。
一方、科学班により赤い結晶体の分析が完了していた。それは地球外のものであった。この結晶体には人間から理性や感情を奪う力があった。この結晶体に犯された人間は、敵を倒す殺意だけに支配されてしまうのだ。一連の事件や事故は、この結晶体により引き起こされたものに違いなかった。

ダンとアンヌは北川町駅前の喫茶店に張り込んでいた。そこにワゴン車が現れ、一人の男が自動販売機にタバコを補充し、走り去った。タクシーでワゴン車を追跡するダンとアンヌ。ワゴン車は工場地帯の中にある古びたアパート前に停車した。
アンヌをアパートの外に待機させ、ダンは一人アパートに潜入した。と、ダンはその一室に引き込まれた!そこには極彩色の宇宙人が立っていた。彼は気さくに話しかけた。「ようこそウルトラセブン。我々は、君の来るのを待っていたのだ」。そして宇宙人は、彼らの計画を明かし始めた。「我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。地球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。人間たちは互いに敵視し、傷つけあい、やがて自滅していく」と。赤い結晶体をタバコに混入させたのは、そのための実験だったのだ。

アパートが二つに割れ、その中から宇宙船が浮かび上がった。宇宙人は、計画の邪魔になるウルトラセブンを宇宙に連れ去ろうとしていた。アンヌの報告を受け、基地からウルトラホーク1号が発進。宇宙船への攻撃を開始した。一方、ダンはウルトラセブンに変身し宇宙船から脱出。夕陽の町を舞台に、セブンと宇宙人の戦闘が開始された。夕陽に交差する両者の影!そして宇宙人は、セブンのアイスラッガーとエメリュウム光線の連続攻撃によって倒されるのであった。

「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え、なぜですって?我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから」
《T2-0》

No.16777 - 2007/10/26(Fri) 00:53:28

ウルトラセブン第8話「狙われた街」解説 / T2-0
ウルトラセブン第8話「狙われた街」は、実相寺昭雄監督の巧みな演出を堪能できる一本です。その凝った映像と見事なストーリー展開、秀逸なフォルムを持つメトロン星人の登場等、見所いっぱいの作品で「ウルトラセブン」のエピソード中でも独特の輝きを放っています。

まずは映像の美しさ、斬新さから語ってみましょう。
冒頭の、運転手が女性を襲う場面は衝撃的で、観客を一気に作品世界に引き込んでくれます。このシーンと後のライフル魔のシーンでは、画面いっぱいに映し出されるパトカーの赤色灯が不安を煽ります。また、フルハシやソガの顔に狂気が宿る様は、その顔に赤い色彩を差し込んで表現されていました。そして赤い結晶体やメトロン星人の体色、ラストの戦いの夕陽に至るまで、この作品では「赤」が印象的に使われています。

このエピソードでは、視覚的に面白みのあるカットがあちこちで見られます。会話する弔問客をダンの肩越しに捉えた場面や、喫茶店で張り込むダンとアンヌの狭間にタバコの自動販売機を捉えた場面等、対比物を手前に置いて奥の被写体を写す、いわゆる「ナメ」のカットが多用されています。
さらには、メディカルルームの丸い窓をバックにシルエットで映し出される隊員達や、取調室の刑事と犯人のカット等は、極端に陰影を強調した場面も多数見られ、これらの場面も強い印象を残すものになっています。
これらのアングルや照明は、いずれもフレーム内で最も強調したい被写体を際立たせるための手段なのでしょうが、絵的にも非常に面白いものに仕上がっています。
そうそう、ライフル魔を留置していた警察署の場面は、当時の円谷プロの社屋を使って撮影されたものだそうですよ。

海外輸出を意識していた第一期ウルトラシリーズでは、日本的な建物や生活感の強いものを画面に登場させないよう留意して撮影されていたそうです。
しかし実相寺監督は「ウルトラマン」で、和装の喪服や僧侶、藁葺き屋根の農家等を画面に登場させていました。
そして今回の「狙われた街」でも、実相寺監督は寺院や障子、和服など日本的な物を多数登場させました。中でも、今日でも語り継がれる名場面…、畳の部屋で、ダンとメトロン星人が卓袱台を挟んで会話するシーンは特に印象的なものとなっています。このシーンについて実相寺監督は「和室の襖を開けたところに、宇宙船のメカニカルな操縦室があるわけだよね。そのコントラストの面白さも狙ってみたんだけどね」ということを語られていました。

「狙われた街」では、音楽についても触れておく必要があるでしょう。ダンがメトロンと対話するシーンに流れた曲(「フルートとピアノのための協奏曲」ことM51)や、ダンとアンヌの張り込みのシーンに使用された曲(M50T-4)などの室内楽的な曲が、このエピソードに彩りを添えています。

「ウルトラセブン」の音楽を担当された作曲家の冬木透氏は、ダンとメトロンが会話する場面の音楽の意図を、以下のように語られています。
「古びたアパートに、異質なメトロン星人が待っている…。でも、あのアパートってのは、アンヌが外で待っているカットからも分かるように本当にありふれた世界。あの音楽は、そのありふれた世界のための音楽なんです。つまり、ごくありふれた日常の中に潜んでいたメトロン星人の計画を浮き上がらせるための逆説的な手法なんですね。あそこに宇宙人の恐怖の音楽をつけても成立するんだけど、それじゃ面白くない」

この冬木氏の談話にあるように、ダンとメトロンの対話の間、アンヌはアパートの外でダンを待っています。
この時のアンヌも、とても美しく撮られています。アンヌを背後から照らす陽光。逆光で捉えられたアンヌのバックには、野球中継の放送が聞こえています。
この野球中継の音声も、おそらくは冬木氏の言う「ありふれた世界」の象徴なのでしょう。このシーンでは、命を懸けた任務に就くダンとアンヌと、彼らが守ろうとしている人々の生活が並行して描かれています。
メトロン星人の宇宙船が飛び立つシーンでは、それを基地に報告するアンヌの背後に、町の住民が騒ぐ声が聞き取れます。日常が非日常に切り替わった瞬間です。このような細かな演出が、ウルトラシリーズの作品世界を支えていたと言えましょう。

飛び立った宇宙船は、ウルトラホーク1号により撃墜されます。そして開始される、巨大化したウルトラセブンとメトロン星人の戦い!この夕日を背景にした両者の戦いは、短いながらも見ごたえのあるものです。
夕日に染まった町での戦いは本編と見事に連動しており、感心させられます。実相寺監督と特撮の大木淳監督はかなり綿密な打ち合わせを行ったのでしょう。
この戦闘シーンでは、アイスラッガーがセブンの意志によりコントロール可能であるという設定をさりげなく見せており、これもポイントが高いです。

最後に、脚本を含めた考察らしきもので締めくくりましょう。
このエピソードの脚本は金城哲夫。ウルトラシリーズ中、金城脚本と実相寺演出の組み合わせは、この「狙われた街」唯一つです。そのせいもあってか、このエピソードは他の実相寺演出の回と異なる趣を持っています。
その理由は、このストーリーが「ウルトラ」らしい、極めてスタンダードなものであることに起因すると僕は考えています。「ウルトラマン」では、実相寺昭雄監督は変化球的なシナリオを書く佐々木守氏と組んでいました。今回は正統派の金城脚本を得たことで、異なるテイストの作品に仕上がっています。
このエピソードは、ストーリーがとても丁寧に構築されています。ダンの行動は「捜査」と表現するにふさわしく、その論理的なストーリー展開は、強い説得力を持っています。
「ウルトラセブン」の企画書の中には「サスペンス、意外性、知力と知力の戦いを重視する」との記述が見られます。実際「セブン」の初期話は、宇宙人の侵略計画の意外性と、それから導かれるストーリー展開の面白さを重視した話が主流です。今回のシナリオはその意図に忠実に書かれており、完成した作品も、その点で非常に良い出来に仕上がっています。
これだけでも充分名作なのに、実相寺監督は最後に意外などんでん返しを用意していました。そう、あまりに有名な、あのラストのナレーションです。

「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え、なぜですって?我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから」

実は、金城哲夫氏のシナリオには最後のナレーションは書かれていません。
金城哲夫の書いた正攻法のシナリオを得て充分に面白いお話を見せてくれた実相寺監督は、最後にナレーションを加えることで、この物語に新たな意味を与えてしまいました。
いやはや、視聴者の心に微妙なざらつきを残してくれる辛辣なナレーションです。その背後に「してやったり」とばかりに、ほくそ笑む実相寺監督の顔が透けて見えそうではありませんか。

いろいろ書きましたが、このエピソードは「セブン」の中でもベストワークであり、傑作です。
未見の方は見て損はないですよ。


【付記】
ゲスト俳優さんについて
@ライフル魔を取り調べる警察署の刑事を演ずるは穂積隆信氏。穂積氏の著書「積木くずし」はベストセラーになりました。
A地球防衛軍科学班隊員を演ずるは伊藤久哉氏。ゴジラシリーズを始めとする東宝特撮映画にしばしば出演されています。
B知性を感じさせるメトロン星人の声を担当されたのは、ナレーターとして有名な中江真司氏。「仮面ライダー」のナレーションや、近年では「トリビアの泉」のナレーションを担当されていました。
《T2-0》

No.16778 - 2007/10/26(Fri) 00:54:49

Re: ウルトラセブン第8話「狙われた街」あらすじ / 帰りマン&ティガ命
T2−Oさん、皆さん、こんにちは。

レポ、大変お疲れ様でした。

前回はちょっとタイミングを失してしまったので、(^^;)あらためて書かせていただきます。
セブンは心に残る作品が多いので、大変ながらもやりがいがあると思います。
半年間、お互いに頑張りましょう。

ありがとうございました。

No.16779 - 2007/10/27(Sat) 11:57:24
ウルトラセブン第7話「宇宙囚人303」 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第7話「宇宙囚人303」

脚本:金城哲夫、監督:鈴木俊継、特殊技術:的場徹


セブンマニアライター 棺桶のジョー

 山奥で、山人が奇妙な金属製の物体を発見した(宇宙人の一人乗り円盤である)。

その頃、宇宙ステーションV3では宇宙からの電波をキャッチしていた。この電波は解読され、宇宙のキュラソ星から逃亡した殺人鬼、キュラソ星人303号のことを警告していたとウルトラ警備隊は知る。

しかし、キュラソ星人は、ガソリンを主食としており、峠のガソリンスタンドを襲って(BGM「悪魔の爪」M25-3)、ガソリンをがぶ飲みしていた。

そこへウルトラ警備隊到着(BGM「出動命令」M18D)ウルトラ警備隊は、先に発見された一人乗り円盤を、逃走をとめるため破壊する。

そして、民家に外出禁止令を出すが、しかし、キュラソ星人は民家に乱入した。その民家へウルトラ警備隊は急行するが、キュラソ星人は包囲網を抜け出して、そしてポインターにいたアンヌに催眠術をかけて支配し、ポインターで逃走した。行き先は地球防衛軍基地であり、アンヌは患者を運ぶ要領でキュラソ星人を基地内に入れ、キュラソ星人はホーク1号のβ号を奪って逃走した。

それを知るウルトラ警備隊、しかし、β号に大気圏脱出能力はない、いずれ燃料を使い果たしてアンヌもろとも墜落してしまう…何とか、アンヌを救出する方法はないか…で、ダンは、暴論かも知れないが、ホーク1号のα、γ号で後を追い、空中で強制的にドッキングしたらと提案し、それが受け入れられる。ホーク1号のα、γ号が出撃し、β号を追い、空中でのチェイス(BGMに、ウルトラセブンの歌パート2のカラオケ)をして、何とか、3期空中ドッキングに成功した。そして、β号に入りアンヌを救出するものの、ダンを残してβ号は離脱し、墜落してしまう。

ダンはウルトラセブンに変身して、墜落寸前に脱出した。そして、β号は墜落し、中からキュラソ星人が巨大化して出てくる。

しかし、ガソリンをたっぷり飲んだ身はいずれ爆発する、攻撃の必要はないと、ダンは変身を解いて進言する。泣くようにわめくキュラソ星人、ダンは、「広い宇宙でも、もう君の逃げ場は無いのだキュラソ星人。

だがそれは自業自得と云うべきだ。宇宙でも地球でも正義はひとつなんだ。」とつぶやく。そして、キュラソ星人は自爆して果てた。

 事件は解決した。そして、この件を期に、地球とキュラソ星に友好関係が結ばれるのであった(エンディングのBGMはM28B)。



マニア的突っ込み

(1) この回は初期の異色作で、セブンのメイン監督、鈴木監督のセブン初演出です。鈴木監督と満田監督で各々14本ずつ、合計でセブンの過半数を演出しています。これが、セブンの、Q、マンとの違いであり、当時円谷プロに所属していたお二人の演出がシリーズの柱になっています。鈴木監督は、もともと東宝の俳優から監督になった人で、円谷作品をいろいろ手掛けていますが、メインはやはりウルトラセブンです。Q、マンではTBS系(円谷一、飯島敏宏監督ら)と東宝系(野長瀬三摩地監督ら)によるものが多いのですが、セブンでは円谷生え抜きの監督によるものがメインになっています。

なお、満田監督は、セブン後半からマイティジャックが始まり、そちらも掛け持ちしていたので、セブンへの参加が少なくなります。セブンだけなら、もっと演出できたと森次さんの本で語っていました。

(2) この話は侵略ものではなく、地球に侵入した犯罪者の捜索というテーマで、少し変わった雰囲気のものです。最近の特捜戦隊デカレンジャーを先取りしたような話であり、しかし、ここでは、殺人鬼の侵入と言う異色のテーマを扱って成功しています。

こういう、侵略目的を持たない、犯罪者的な宇宙人の話は、セブンでは珍しいものです。なお、キュラソ星人の命名は、ドラキュラをもじったものと、かつて朝日ソノラマから出ていたストーリーブックにありました。また、キュラソ星人の着ぐるみは、ウルトラマンに出たケムール人2代目の改造だそうです(ネットを調べて分かりました)。

(3) ネットを調べたら、ゲストがこの回は凝っていて、キュラソ星人に襲われるガソリンスタンドの店員役で、ウルトラQのレギュラー、西条康彦さんが出ていて、また、キュラソ星人の侵入した民家の女性外国人はキャシー・ホーラン、特撮映画で「吸血鬼ゴケミドロ」、「昆虫大戦争」に出ていた、60年代のカルト的な女優さんです。

(4) この話で、特撮のハイライトはホーク1号の空中ドッキングシーン、これは67年ですから当然アナログで、いわゆる「操演」による操作であり、大変な手間がかかります。今ならCGで簡単に出来ますが、アナログ特撮の極地の一つです。最初、ホーク1号のβ号のみカタパルトから発進するシーン、その後の空中チェイス、ドッキングと、ミニチュアを駆使した最高技術のものです。こういう、ミニチュアを駆使した特撮は、実はこの20年以上前に行われているのです!円谷英二監督の手掛けた「ハワイ・マレー沖海戦」で、何と1942年の作品、精巧なミニチュアを駆使して真珠湾攻撃の模様を再現したのですが、戦後、アメリカ軍がこれを見て、日本は真珠湾攻撃をそっくりそのまま映写していたと間違える(その結果、円谷英二監督は公職追放になります)ほどのものなのです。この映画、言わば戦意高揚のものであり、私のお袋も軍事動員先で見せられたと言っていますが、今問題になっている、ピアノ線で吊る特撮は、こんな先駆的なものでもあったのです。

(5) また、この回の特徴は、セブンの格闘シーンがなく、墜落するβ号からの脱出にのみ変身するもので、こういう変身は、ウルトラでもあまり例がありません。ウルトラマンと怪獣の格闘シーンのない話は、平成になると、ダイナ「少年宇宙人」、コスモス「雪の扉」などいろいろありますが、これらは怪獣を倒さない話で、怪獣を倒す話に置いて変身場面の少なさは異色です。こういう点も、セブンの特色です。

また、余談ですが、セブンでは怪獣を倒さず赦す話がありません。他のシリーズでは必ずあるこの展開を無視したことで、セブンは独特の非情な世界を構築しています。こういう点で、初回放映では、セブンはウルトラマンと比べると暗いと言う批判もあったそうです。

(6) そして、この話ではテーマが、最後のダンのセリフ「宇宙でも地球でも正義は一つである」になります。これは、最近の平成仮面ライダーで、ライダー同士がそれぞれの正義を持ち争うものとは対照的なものです。仮面ライダー龍騎では、「事実は一つだが正義は一つではない」というセリフがあり、大変衝撃を受けました。混沌となった、21世紀の現代を現すものですが、しかし、このセブンの時、そんなに話が単純だったわけではありません。

市川森一さんが回想されていますが、セブンを書いていて、宇宙人を問答無用に殺す展開に大きく疑問を持ったと言うことです。これは市川さんだけでなく、金城さん、上原さんもそうであり、特にこの時期、ベトナム戦争で日本も沖縄が米軍の拠点になっていたことに、作り手は複雑な思いを持っていました。掲げる正義は、国により、人により異なります。

  しかし、「正しいこと」は一つであるべき、というものです。これは、前述の仮面ライダー龍騎について、1号を演じた藤岡弘さん、この番組を見て、子供たちに正義を教えられないと批判していたのです。そういう、何が正しいのか、間違いなのかとを、ヒーローは子供たちに教えるべき…これは、ウルトラ、ライダーはおろか、月光仮面の頃からのテーマです。それを、体現したものがこの、ダンのセリフです。

(7) 最後、この事件を期に、地球とキュラソ星に友好関係が結ばれたとあるものの、この設定は後の話には生きませんでした。しかし、地球と他の星が仲良くなる、これは、太平洋戦争を経験した、セブンのスタッフの思いでもあるでしょう。

No.16774 - 2007/10/22(Mon) 22:30:14
本日21日 NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還」 / リド
皆さんおはようございます。
杉浦太陽さんご出演ではないのですが、気になる番組が放送されます。きょう新聞を見ていたらテレビ番組表に

「NHKスペシャル 学徒兵 許されざる帰還」

    という番組を取り上げた記事が載っていました。

放送は本日21日(日)夜9時から9時50分までです。
http://www.nhk.or.jp/special/

私は思わず、杉浦太陽さん主演の映画「零 ゼロ」(井出良英監督)を思い出しました。

「零 ゼロ」は「白菊特攻隊」(著者 永末千里氏 光人社NF文庫)をもとに、太平洋戦争末期の「神風特別特攻隊」と称した海軍の「体当たり攻撃」の悲惨な歴史を映画化したものです。

きょうの新聞記事に元隊員が
「戦争のない国に生まれて教壇に立ちたかった」
と言って23歳で戦死した教師志望だった仲間を語る記事に、高野八誠さんがそれに似た役を演じられてたことを思い出しました。

きょう放送のスペシャルは、海軍だけでなく陸軍も学徒兵らを集めて特攻隊を編成した、とあるので
白菊特攻隊のことも語られるのかわかりませんが
「零 ゼロ」で特攻隊員を演じた杉浦太陽さんの勇姿を思い出しながら、忘れてはいけない継がれるべき貴重な記録のこの番組をぜひ見てみたいと思います。

No.16772 - 2007/10/21(Sun) 12:01:22

Re: 本日21日 NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還」 / 帰りマン&ティガ命
リドさん、皆さん、こんばんは。

番組についてご紹介いただき、ありがとうございました。
残念ながら、いろいろあって番組を観ることができなかったのですが、リドさんの文面を読ませていただき、やっぱり戦争のことを忘れてはならないな、とあらためて感じました。

戦争を実体験していない我々としては、こうした映像は貴重ですよね。平和であることや生きていることの大切さ、貴重さ・・・世代を超えて語り継がれて欲しいものです。

もし、番組をご覧になられたら、感想などお寄せいただけるとありがたく思います。

ありがとうございました。

No.16773 - 2007/10/22(Mon) 01:37:02

Re: 21日 NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還」 / リド
帰りマン&ティガ命さん、皆さんこんばんは。

>帰りマン&ティガ命さん、レスありがとうございます。
番組、正座してしかと見ました。

日本陸軍上層部は戦局が厳しく敗北がほぼ見えていたのに、大学に在学中だった20歳位の学生まで動員して学徒兵として、ろくな訓練を積ませないまま、使い古しの戦闘機で戦場に送り出していった悲劇が番組につづられていました。

大学で学んだ彼等はすでに実は「人間の命は地球よりも重い」ということを知っていたのです。

しかし軍幹部は「特攻隊の任務遂行を希望する者はこの紙に丸をして提出せよ」と、抵抗できない学徒兵を自分から希望して特攻隊として自らの命を捧げるようにしむけていったのでした。

「君は何月何日に命を断て」と言われたようなものだと、戦渦をのがれることができた元学徒兵は言います。自分たちは国のため家族のために戦うため、入隊したのであって、死ぬためじゃない。

戦闘機がもともとは練習機で旧式のため、敵陣に向かう前に島に不時着するなどして生き残った特攻隊員は、恥さらしと言われ隠すための施設に入れられ不遇な目にあったそうです。

元特攻隊員の老人が肌身離さず持っている、出陣直前の「日の丸の旗」に寄せ書きされた戦いに挑む内容の文字と名前はいまなお鮮やかで、まだあどけなさの残る二十歳そこそこの若者が書いたとは思えないくらい達筆なのには驚かされました。
この日の丸を見ると仲間の顔が蘇ってくると、苦渋に満ちた表情で当時の状況を語っておられました。

このような悲惨な歴史は、けっして埋もれさせてはならない。平和を守るため後世に語り継がれていくべきものです。

No.16775 - 2007/10/23(Tue) 20:15:45

Re: 本日21日 NHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還」 / 帰りマン&ティガ命
リドさん、皆さん、こんばんは。

番組の内容について教えていただき、ありがとうございました。観れなかったので、大変ありがたく思います。

死ぬことを強要したり、生き残った人を恥さらし扱いする・・本当に何と言っていいかわからないようなことが現実にあったんですね。

「自分たちは国のため家族のために戦うため、入隊したのであって、死ぬためじゃない。」という言葉は、本当に心に突き刺さります。

こうした悲しい出来事を二度と繰り返さないためにも、書かれているように、これらの事実を後世に語り継いでいかなくてはならないですね。

リドさん、本当にありがとうございました。

No.16776 - 2007/10/25(Thu) 02:00:09
ウルトラセブン第6話「ダーク・ゾーン」 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第6話「ダーク・ゾーン」
脚本:若槻文三、監督:満田かずほ、特殊技術:有川貞昌
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

地球防衛軍の基地では、異常な電波が受信されていた。

その頃、アンヌは基地内の自分の部屋で、動く黒い影を見つけ、悲鳴を上げてダンを呼び出す。ダンとアンヌの前にその黒い影は再び姿を現した。アンヌはダンの後ろにまわり、しがみつく。その影は、「私はある遠い都市から来た者だ・・事故を起こして重傷を負っている・・」と告げた。アンヌは「そこで静かにお休みなさい。」とその影に優しく言う。一方、指令室では、6分20秒ごとに波長を変える謎の宇宙からの電波を調べていた。

黒い影(ダーク・ゾーン)は、ダンとアンヌに感謝しつつ、「宇宙人なんだね。」と尋ねるダンに「地球人だって立派な宇宙人じゃないか。我が宇宙には1000億の太陽をかかえた銀河系のような島宇宙が1762億4321万866もあるんだぜ。(中略)みんな同じ宇宙に住む仲間同士さ。」と答える。その黒い影は、自分が住んでいる宇宙の都市について、巨大な工場を持ち、そこで水と空気も作り、自然の力を一つも受けていない、と語る。

ダンはアマギ隊員からすぐに指令室に来るように呼び出される。指令室では、宇宙からの通信メッセージを受け取っていた。「こちらはペガッサ市、地球の軌道変更をお願いします・・・」ペガッサ市では、都市の動力系統が故障し、軌道をコントロールできずにやがて地球の軌道に入ることになるため、80時間の間、地球の軌道を変更するように要請してきたのである。

ダンはアンヌの部屋に戻ると、黒い影にペガッサ星人ではないかと尋ねた。黒い影はそれを否定したが、ダンに聞かれてペガッサ市のことを語り始める。ペガッサ星が消滅する前に脱出したペガッサ星人たちは、宇宙に素晴らしい大都市を築いた。それがペガッサ市であり、密度は地球の8万倍ある。つまり、ペガッサ市は見かけの大きさの8万倍の物体であり、地球と衝突すると地球が消滅してしまうことになる。

「地球の軌道を変えればいい」という黒い影に、ダンはそれが不可能であることを伝える。黒い影は驚き、沈黙した。ダンは隊長に連絡し、キリヤマ隊長や他の隊員たちなどもアンヌの部屋に来る。黒い影を撃とうとするキリヤマ隊長をアンヌとダンが制止する。

指令室ではマナベ参謀の決断が下される。ペガッサ市が地球軌道に入る前に動力の修理を完了しなければ、宇宙都市ペガッサを破壊する、というものである。ペガッサ市が先に地球を破壊することを恐れての決定だった。

ウルトラ警備隊はウルトラホーク1号で宇宙へ飛び立つが、搭載した爆弾では破壊力が足りないため、別の宇宙爆撃機が破壊の任務を負う。ウルトラホーク1号にはペガッサ市民に危険を知らせ、安全に地球へ避難させるという別の任務が与えられる。同乗していたダンは、この新たな任務を喜ぶ。

ウルトラホーク1号は、宇宙都市ペガッサに到着した。ダンはペガッサ市に地球に避難するように必死に呼びかけるが、ペガッサ市からは何の応答もなく、ウルトラホーク1号は仕方なく引き返す。別の宇宙爆撃機の攻撃により、ペガッサ市は予定時刻通りに破壊された。

アンヌの部屋では、黒い影がアンヌに、ダンと共に地球から逃げるように言う。その黒い影(ダーク・ゾーン)に潜む者はペガッサ星人であり、地球が軌道を変えない場合は、地球を破壊するという任務を負っていた。黒い影(ダーク・ゾーン)からペガッサ星人が姿を現した。アンヌは悲鳴を上げるが、ペガッサ星人はアンヌには危害を加えず、部屋の外へ走り去る。アンヌはダンに呼びかける。

外に出たペガッサ星人は、夜の街中で宇宙から物体を呼び寄せる。その物体(爆弾)は地面に衝突した後、地中に潜っていき、地球の中心で爆発すべく進んでいった。ポインターで駆けつけてきたダンは、ペガッサ星人に、ペガッサ市を破壊したことを伝えた。(ペガッサ星人は、地球の軌道も変えられない地球人が、ペガッサ市を破壊したことが最初は信じられない様子であった)ペガッサ星人から爆弾のことを聞いたダンはウルトラセブンに変身した。ペガッサ星人は銃でセブンを撃とうとするが、セブンのアイスラッガーで銃をたたき落とされ、夜道を走り去っていった。セブンは地中から爆弾を取り出し、宇宙空間で爆発させた。

*そのペガッサ星人は、アンヌの部屋からでも地球をすぐにでも爆破することができたが、ぎりぎりまで待っていた、とのことである。

夜の街でダンとアンヌはポインターに乗り込んだ。アンヌはダンに街中の暗がりを指差す。「ダーク・ゾーンだな」とダンが言うと、アンヌは、あれから暗闇を見るとペガッサ星人が人間を恐れて、暗闇の中で小さくなっているような気がしてならない、と言う。ダンも同意し、またあのペガッサ星人に会いたいと二人は語った。

解説&考察
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今回の話は非常に重く、いろいろと考えさせられます。セブンらしさが出ているともいえますが、こうした回のため、今回はストーリーについて重点的に書きます。

1.ストーリーの衝撃
この話を初めて観た時、強い衝撃を受けた記憶があります。侵略目的ではない宇宙人の都市を、防衛目的とはいえ、地球人が破壊してしまう・・・当時は本当に「何てかわいそうなストーリーだ」とショックを受けました。後に26話「超兵器R1号」(脚本は同じ若槻文三氏)や42話「ノンマルトの使者」(脚本は金城哲夫氏)など、さらにすさまじいストーリーも出てきますが、今回のように、たとえいかなる理由にせよ、平和に暮らしている相手を人類が抹殺することを突きつけたストーリーは、決して後味がいいものではありませんでした。

大人になってからこの話を観ても、地球防衛軍の取った行動そのものは仕方がない面があるとは思うものの、心の中にすっきりしないものが残ります。ましてや子供中心の番組でここまでやったことについては、やはり驚きを隠せません。今回のように視聴者に考えさせるメッセージ性の強い回があることも、セブンという番組の特色といえるでしょう。

2.なぜペガッサ星人たちは脱出しなかったのか
この回の謎として、「なぜペガッサ星人たちは地球へ脱出しなかったのか?」というのがあります。これについては、ウルトラ警備隊の隊員たちも不思議がっていましたが、以下の理由が考えられます。
@地球人の攻撃力を甘くみていた
A地球破壊工作を並行して進めていた
これらの理由は、どちらも成立すると思われます。地球に潜伏していたペガッサ星人は、地球の軌道も変えられない地球人が、ペガッサ市を破壊したことが信じられない様子でしたが、宇宙都市にいたペガッサ星人たちも同じことを考えた可能性があります。また、地球に潜伏していたペガッサ星人との連絡も事故で途絶えていたため、地球に避難しても、すぐに地球が爆破されてしまうとも考えたと思います。

いずれにせよ、宇宙都市から脱出しなかったことが悲劇につながるのですが、警告に来たウルトラホーク1号や別の宇宙爆撃機を攻撃しなかったことや、地球に潜伏していたペガッサ星人の言動からは、彼らが決して好戦的な種族ではないことがうかがえます。

3.地球の軍事力について
ところで、地球の軍事力についてですが、当時の時代背景の影響が大いにあると思います。当時は東西冷戦の最中で、激しい軍拡競争が行われていました。その象徴として核兵器の存在があるのですが、兵器の破壊力のレベルが、精神的な面を含めた人類の進化の度合いをはるかに超えていると言われました。ペガッサ星人から見ても、人類が進化のレベルに比べてとんでもない破壊力のある兵器を持っているというのは、まさに当時の世界の状況を映し出しているとも言えます。後の26話を見ても、当時の軍拡競争に対して脚本家の若槻文三氏が相当批判的であったことがうかがえます。

4.異星人とのコンタクト
地球に潜伏していたペガッサ星人は、好意的に接してくれたアンヌとダンにだけは地球から脱出するように言い、ダンもまた、セブンに変身した後、そのペガッサ星人を殺そうとはしませんでした。このセブン6話は、これまで侵略宇宙人たちが続々と地球に侵入してきた中で、珍しく友好的なコンタクトが見られました。

しかしながら、結果としては、地球人類とペガッサ星人たちは自分たちを守るために互いに相手を抹殺しようとしたことになります。異星人との間の相互理解の難しさや友好関係を築くことの難しさも出ていました。
(この話以前では、初代マン18話でザラブ星人が友好を装って近づきますが、結局は敵対的でした。そして初代マン2話においても、もし地球人類とバルタン星人がもう少し互いを理解していたら、結果は違ったものになったでしょう・・初代マンが20億ものバルタン星人たちを抹殺したのも、今回同様に後味がいいものではありませんでした。)

また、「地球人だって立派な宇宙人じゃないか。(中略)みんな同じ宇宙に住む仲間同士さ。」というペガッサ星人の言葉は、当たり前のことをいいつつも、実は地球を常に中心に考える我々に欠けている感覚なのかもしれません。この言葉を「みんな同じ地球に住む仲間同士さ。」という言葉に置きかえてみると、こうした感覚を、古い時代から人類全体が持つことができていたら・・きっと歴史はもっと違ったものになっていたと思われます。(人間同士においても相互理解がなかなか難しかったりします。)

5.ペガッサ星人たちのその後
ペガッサ星人たちは平成セブンシリーズ(2002年EVOLUTION5部作・エピソード1「ダーク・サイド」)で再登場します。この話は、爆破されたペガッサ市から地球への脱出に成功した者たちがいて、彼らについて描かれています。この話ではセブンが登場しないという驚きの展開となるのですが、地球に降り立ったペガッサ星人たちは地球人に変身する能力を身につけています。

地球上のペガッサ星人たちは、地球人に帰化しようとする穏健派と、復讐を企む過激派に分かれていて、過激派はダーク・ゾーンを兵器化しようとしますが、穏健派がこれを阻止します。

平成セブンシリーズとメビウスの世界観の関係は不明で、おそらくパラレルだと思われますが、わずかながらもペガッサ星人たちが生き残っていたことは、多少の救いにはなります。ただ、過激派の心情も理解できるため、非常に複雑な気分にさせられるストーリー展開と言えるでしょう。

6.ダンとアンヌの関係
ダンとアンヌの関係についてですが、アンヌは黒い影を見つけた時や、ペガッサ星人が去った後に、隊長よりもすぐにダンに連絡を取っています。全体的にアンヌの心情と二人の仲の良さが出た回と言えます。

7.最後に
この回は観ていて非常にきつい回ですが、自分としては、この回はセブンという作品を理解する上での重要な回の一つだと思っています。異星人との友好関係とは?・・生き残るためには罪も無い相手を抹殺してもいいのか?・・など、強烈に迫ってくるものがあります。一人の人間として、この話をどう理解すればいいのか・・これは個人個人の考え方や感性にもよりますが、

No.16770 - 2007/10/18(Thu) 23:52:08
次回映画の予定作です / ムゲラ
みなさんこんばんは。次回のウルトラ映画のタイトルが決まりました。(とりあえず仮ですが)「大決戦!超ウルトラ8兄弟」です。で主役はティガでもちろん長野博さんが変身します。いままでの主役を演じるにあたり最年長になるんだとか。(ハヤタなどのように出演はありますが今までの中では記録更新なんだそうで。それまでは桐島優介さんの27才なんだそうです。ちなみに長野さんは35才だそうです。)
8兄弟ということですが現時点では他のウルトラマンが誰が出るかはわからないのでこちらも興味あると思います。ちなみにTFCではエキストラを募集していましたので興味のある方出たいという方は今入会すれば間に合うかもしれません。「円谷ファンクラブ」で検索してみてください。

No.16768 - 2007/10/17(Wed) 18:43:49
太陽さん 関西のテレビでの予定 / 棺桶のジョー
 皆様こんばんわ。テレビ雑誌を見て、杉浦太陽さんのテレビの情報がありました。関西ローカルですが、
 10月19日 深夜1時45分(20日の早朝)、関西テレビ、「南パラZ!」です。南野陽子さん、FUJIWARA、八光くんと出ます。
 また、20日の関西テレビ、はらべこ亭に太陽さんの出る予定でしたが、延期になりました。
 ちなみに、本日の東京フレンドパーク、つるの剛士さんが山咲トオルさんと出ていました。つるのさん、最初のジャンプで失敗しましたが、トオル姉さん(?)の奇蹟の活躍でクリア、2番目の神経衰弱みたいなのはアウト(泣)、3つ目のRPGみたいなものは2秒前で見事にクリア!感動したのですが、その次のクイズ、ウルトラマンの隊員名を4人挙げよ、は何と、ハヤタ、ダン、ダイゴの3人しか答えられずアウト(怒)でしたが、その後はパーフェクトでした。しかし、隊員名、たった3人とは…でした(泣)。最後のホッケーはアウト(泣)。しかし、昔は、元ウルトラマンと言うとあまり良い印象がなかった時期もあるのですが、昨年ダンディー4の皆さんの活躍で、元ウルトラマンも光っています。つるのさん、がんばれ!

No.16764 - 2007/10/15(Mon) 20:14:53

太陽くん テレビご出演追加情報 / ゆーこ
棺桶のジョーさん、隊長、みなさん こんにちは。
たいへんご無沙汰しております。浦島太郎とでも呼んでください《ダン風に(^^ゞ》

ジョーさん、太陽くん情報にセブンネタバレ&解説 どうもありがとうございます!o(^-^)o

久しぶりに公式に行ったら、太陽くんご出演テレビがアップしていました(汗)。
遅ればせながら、ノーチェックの方 お見逃しないよう一緒に楽しみましょう♪

★MBS「みかさつかさ」
10月27日(土) 17:00〜17:30 オンエア

No.16765 - 2007/10/17(Wed) 11:26:32

太陽くん 続・テレビ情報 / ゆーこ
★ABC「朝だ!生です 旅サラダ」
10月27日(土) 8:00〜9:30 オンエア

http://www.asahi.co.jp/tsalad/

★テレビ東京「お茶の間の真実 もしかして私だけ!?」
10月29日(月) 21:00〜22:48 オンエア(※初回 2時間スペシャル)

http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/newtitle/2007/10/009957.html

★フジテレビ「クイズ!ヘキサゴンII」
10月31日(水) 19:00〜19:57 オンエア

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/hexagon2/

★NTV「ザ・世界仰天ニュース」
11月7日(水) 21:00〜 オンエア

http://www.ntv.co.jp

No.16766 - 2007/10/17(Wed) 11:34:09

太陽さん 続々・テレビ情報 / ゆーこ
★KTV「トミーズのはらぺこ亭」
11月10日(土) 18:30〜19:00 オンエア

http://www.ktv.co.jp/b/harapeko/


すみません、携帯からなので文字数制限がありましてf^_^;

地域により、ご覧頂けない番組もあります(涙)

〉ジョーさん延期お知らせの はらぺこ定 は、放送日が決まって良かったです^^
つるのさ〜ん!(^^ゞ 緊張しますよね、クイズ(汗)
ウルトラ戦士の皆さん、頑張ってくださいね!

No.16767 - 2007/10/17(Wed) 11:45:38

Re: 太陽さん 関西のテレビでの予定 / 棺桶のジョー
 ゆーこさん、皆さんこんばんわ。情報ありがとうございます。
 今、ヘキサゴンでつるの君出ましたが、この番組でおバカぶりを発揮、子供からもばかと呼ばれているとか…つるの君、ブラックホールに飲み込まれて…で、クイズ、大爆笑でした。つるの君、そのキャラを活かして、吉本新喜劇に出てください。きんに君と張り合ったらオモロイと思います!

No.16769 - 2007/10/17(Wed) 19:29:53

Re: 太雄さん AMANOJACKライブ間近!! / リド
棺桶のジョーさん、ゆーちゃん情報ありがとうございます。
皆さんこちらの掲示板ではお久しぶりです。
太陽さんいろいろな番組にご出演で嬉しいです。私の地域ではどの番組を見る事ができるかな、要チェックです。

それと公式サイトに今日NEWSが更新されていました。
NEWマークがついていたのは、杉浦太雄さんのAMANOJACKライブ!!
来週です!間近です。行かれる方はぜひ楽しんできてください!

日時:10月24日(水) AMANOJACK ライブ
会場:新宿MARZ
時間:OPEN18:00/START18:30
チケット:前売り2000円 当日2300円
http://www.marz.jp/html/news.html

No.16771 - 2007/10/19(Fri) 23:50:17
ウルトラセブン第5話「消された時間」 / レイゴ(webmaster)管理人
第5話「消された時間」

脚本:菅野昭彦、監督:円谷一、特殊技術:高野宏一


【マニアライター 棺桶のジョー】

 地球防衛軍極東基地に、地球の頭脳・ユシマ博士(山本耕一)がやって来た。新作のユシマダイオードにより、防衛軍の極東基地のレーダーを強化するためである(レーダーに、BGM、M−18Aがかかる)。ところが、ユシマ博士、滞在地で宇宙人、ヴィラ星人の洗脳を受けてしまう。時間を停止させる能力を持つヴィラ星人は、地球防衛軍を破壊するため、ユシマ博士を操って、レーダーを破壊する気なのである。ユシマダイオードに細工して、そして、ユシマ博士に破壊工作を命じた(BGM、M9A)。

 ユシマ博士を護衛するダンは、その様子がおかしいのに気づく。しかし、宇宙人に操られているとは気が付かない。それで、ユシマ博士はレーダーにユシマダイオードをセットするが、それにより装置が故障し、地球防衛軍の基地のレーダーは機能停止してしまう。レーダーが止まれば、目をつぶされたのも同じだ、防衛軍はウルトラホーク3号を発信させ、探索させる(ホーク発進にBGM、M−12がかかる)。だが、ホーク3号のレーダーでは宇宙まではわからない、ヴィラ星人はこの間を狙って、宇宙船を地球に発進させた(ここにもM−12がかかる)。ユシマ博士は、防衛軍に宇宙人のスパイがいると示唆し、暗にダンを疑う。

 ユシマ博士を怪しいと見ていたダンは、ユシマ博士がヴィラ星人に指令を受けているところを透視力で発見した。そして、ユシマ博士を問い詰め、格闘となる。だが、これは、ダンのことを、セブンと知らない隊員たちには、スパイと見せる行為になってしまった。スパイ呼ばわりされたダンは、独房へ入れられてしまう。

 その間も、ユシマ博士はヴィラ星人の指令を受けて、防衛軍基地の破壊を進める。ウルトラホーク1号をカタパルトからひっくり返そうとするユシマ博士、しかし、ダンは独房内でウルトラ・アイを着眼してウルトラセブンに変身(BGM、M−1)、独房から脱出し、ホーク1号の格納庫へ飛んで、破壊しようとしていたユシマ博士にエメリウム光線を弱くして発射して気絶させ、ホーク1号を救った。

 ヴィラ星人の円盤を迎撃すべく、ホーク1号、3号が発進し、セブンも巨大化して続いた(BGM、M−7-2)。円盤はホークの攻撃により破壊され、その中の1個が着陸するや、巨大なヴィラ星人が出現した(BGM、M−14)。これに対峙するセブン、ヴィラ星人の光線をバリアーで防ぎ、しかし、ヴィラ星人は毒ガスの攻撃をしてくる。セブンはアイ・スラッガーを放ち、ヴィラ星人の胴体を切断して倒した。さらに、円盤が炎上してヴィラ星人のところに墜落し、共に燃えて尽きた。

 事件は解決した。これにより、正規にユシマダイオードを設置して、防衛能力が向上した。そして、ウルトラ警備隊はこの日も活躍するのである(BGM:ウルトラ警備隊の歌)



マニア的突っ込み

(1) 今回のゲストは山本耕一さん、特撮ではさほど出ていないものの、最も有名なのは後年、アフタヌーンショー(NET、テレビ朝日系)でレポーターを務め、司会の川崎敬三さん相手に「そうなんですよ川崎さん」、「A地点からB地点へ…」というセリフが、漫才コンビ、ザ・ぼんちの物まねによりヒットして一躍有名になりました。これを使った歌もありました。

(2) 今回のポイントは、地球防衛軍の頭脳を利用して、洗脳して手先にする点、これは映画「宇宙大戦争」で、土屋嘉男さん演ずる科学者が宇宙人・ナターン星人に洗脳されて利用されるものの展開を使用しています。さらに、ダンが正体を見破るものの、それを言うと自分の正体がばれてしまう展開は、後に市川森一さんが帰マン「悪魔と天使の間に」、エース最終回で使ったもののルーツです。平成でも、メビウス「復活のヤプール」で、リュウがヤプールにとりつかれているのをミライが知るものの、正体がわかるから言えない、という展開で出ています。ウルトラのポイントのルーツです。

(3) ユシマダイオードを設置して、それでレーダーの性能が向上する、これは67年当時、こういうものはもちろんなかったものの、未来を予測して描かれたものですが、これは、今日でも、パソコンのCPUやメモリを取り替えて性能を向上させるものに相当するもので、未来を言い当てていたものです。未来の予測と言うと、ウルトラ警備隊のビデオシーバー、67年当時、未来にはこんなものが出来ると言われていましたが、今現実に、これに近い携帯電話も出来ています。こういう未来を言い当てる点は、日本の特撮SFの面白い点なのです。

(4) 今回、最新のセブン・コンプリートコレクションのCD解説書を参考にして使用BGMを書きましたが、今回、ホーク3号の発進シーンと、円盤来襲の両方に使用された曲、M-12、この曲はこのCD解説書によると、「宇宙の戦争」というテーマで作曲されています。この曲、多くのCDでは「ウルトラホーク発進」のタイトルとして収録されていますが、冬木さんの選曲によるLP・CDでは、「スペース・ウォー」というタイトルで収録され、また交響詩ウルトラセブンでも、宇宙戦争をイメージして演奏されています。

この曲のルーツと思われるのが、ホルスト作曲、組曲「惑星」の第1曲、火星〜戦争の神、です。この惑星、今ではCDもたくさんあり、コンサートでも多く取り上げられますが、この火星は第1次大戦前夜に初演されて、聴いた人は戦争の不吉さを覚えたと言うことです。この火星を引用した曲は、スターウォーズのテーマにもありますが、セブンはそれを10年先取りしていたのです。

日本の特撮の音楽は、伊福部昭先生の音楽が代表的で、伊福部先生の作品は日本のメロディを使った素晴らしい曲で(先の、宇宙大戦争でバトルシーンにかかるマーチは、特撮ファンが伊福部音楽の最高峰に挙げる曲の一つです)すが、セブンの冬木透さんによる音楽は、日本の特撮音楽としては初めて本格的にクラシック音楽を引用したものであり、そもそもセブンの主題は、リヒャルト・シュトラウス(R・シュトラウス)のアルプス交響曲に出てくるモチーフを使っていると言われます。R・シュトラウスと言うと、ツァラトゥストラはかく語りきという曲が、2001年宇宙の旅、のオープニングに使われたのは有名ですが、セブンはそれより先行しています。

(5) 音楽の話題でもう一つ、ヴィラ星人登場のシーンにかかるM-14、CDではスペース・モンスターとなっていますが、これはストラヴィンスキーの有名な「春の祭典」をベースにしていると思われます。

この他にも、セブンの音楽には有名なクラシック音楽を引用したものがいろいろあります。僕も、クラシック音楽のファンですが、そのルーツはセブンなのです。以上挙げた曲も、セブンを見て、後にCDを聴いて、「ああ、これ、セブンのあの曲の元だ!」と何度も思ったことがあります。

さらに、冬木さんが参考にしたと思われる曲は、今でこそCDもたくさんあり、コンサートでもよく取り上げられますが、67年当時は、LPレコードもあまり出ていない、ましてやコンサートでは、当時は滅多に取り上げられない、またまだ普及していない「現代音楽」の仲間であり(例えば、春の祭典は、指揮者ピエール・ブーレーズによる画期的な録音の出る数年前です)、そんな曲をベースにして作曲した冬木さんの慧眼は、高く評価されるべきです。

(6) ダンが独房に入れられて、セブンに変身して脱出、のシーン、これを見たら正体がバレバレという指摘が昔からマニアにありました。また、セブンがユシマ博士を弱いエメリウム光線で気絶させるシーン、こんな用法の光線は、他のウルトラヒーローにはありません。相手の動きを止める、パラライザー的な用法(セブンでも、第2話でパラライザーが使われますが、このルーツはスーパージェッターです)で、セブンのエメリウム光線は、発射方法が大きく分けて2つあるものの、用法は合計で10通り以上もある、とてもユニークなものです。

(7) そして、ヴィラ星人、これは人が着ぐるみに入るのではなく、「操演」で演出するもので、ウルトラでは、この方法はこれが初めてと思います(クール星人もそうですが、格闘シーンはなし)。この、操演で怪獣を演出するのは大変で、それに果敢に挑んでいます。操演で最も有名なのは、レオの円盤生物ですが、この話では円谷一監督のアイデアでしょう。

ちなみに、着ぐるみでない怪獣では、円谷英二監督の「宇宙大怪獣ドゴラ」という作品、今ならCGでやれそうことを、アナログ時代にやっています。

(8) 最後にウルトラ警備隊の歌が使用されます。この歌は、劇中での使用例はこの1回のみですが、カラオケ(インスト)は無数に使われています。ウルトラマンでは、劇中で歌は1度も使用されなかったのですが、セブンではたくさん使われます。

(9) なお、ウルトラ警備隊がユシマ博士を迎える場所、この話をネットで検索していたら、当時の羽田空港でのモノレール乗り場でロケしたと言うことです。

No.16763 - 2007/10/14(Sun) 20:17:35
ウルトラセブン第4話「マックス号応答せよ」 / T2-0
ウルトラセブン第4話「マックス号応答せよ」

監督:満田かずほ、特技監督:有川貞昌、脚本:山田正弘、金城哲夫

【マニアライター T2-0】

ウルトラ警備隊のアマギ隊員とソガ隊員は、マナベ参謀から極秘命令を受けた。ダンの運転するポインターに乗り、命令書の指示地点に到着する二人。その海岸には、地球防衛軍の誇る新造原子力船マックス号が停泊していた。
マックス号に乗り込んだアマギとソガは、タケナカ参謀に迎えられた。タケナカは今回の任務について、二人に説明を始めた。この近海で、多くの船舶が消息を絶っており、それは単なる遭難とは考えられなかった。これを何者かの仕業と判断した地球防衛軍は、不明船舶の捜索と敵の撃滅のためマックス号とウルトラ警備隊を投入したのだった。

その頃、ポインターで基地に帰還していたダンは、路肩に自動車を停めた女性に助けを求められた。クルマの故障のようだ。エンジンルームを覗き込むダンに、女が一撃を加えた!倒れこむダン、そして女はダンの胸ポケットからウルトラアイを奪い、逃走するのだった。
傷を負って基地に帰り着いたダンは、アンヌから手当てを受けていた。ダンを案じるアンヌは「お守り」と称し、ダンの首にペンダントを掛けた。だが、敵の罠を見抜けなかったことを悔やむダンには、そんなアンヌの思いやりに気付くゆとりすら無かった。

一方、任務中のマックス号は船舶の消失海域に到着していた。そのマックス号の船体が突然、空に舞い上がった!さらに赤い霧がマックス号を包み、その船体は遥か高空に消えてしまった!!
マックス号の異変をキャッチしたウルトラ警備隊は直ちに出撃!ウルトラホーク1号で海域周辺を、ホーク2号で宇宙空間の探索を開始した。ウルトラホーク2号のフルハシは宇宙空間に漂うマックス号を発見した。マックス号に乗り込んだフルハシは、船内でタケナカ、アマギ、ソガと合流する。と、そこにゴドラ星人と名乗る宇宙人が出現した。彼らの目的は地球防衛軍の注意力を船舶の消失地点に集め、その隙に地球制圧計画を開始することであった。

それから間もなく、基地にフルハシが帰還した。「宇宙空間ではマックス号は発見できなかった」と語るフルハシは、消息海域の調査を徹底すべきと主張する。フルハシの様子に違和感を抱いたダンは、基地の原子炉で不振な行動をとっていたフルハシを詰問した。そのフルハシはゴドラ星人の変身した姿であった。基地の破壊を目論むゴドラ星人はダンをカプセルに閉じ込め、ダンに化けて原子炉を後にした。そして原子炉には、ゴドラ星人により仕掛けられた時限爆弾が残された!

マックス号ではタケナカら4名のみが人質として生かされていた。彼らはゴドラ星人の陰謀を基地に伝えるべく脱出計画を練る。そして遂に、観測用ロケットに乗ったアマギが脱出に成功。ゴドラ星人の妨害によって気を失いながらも、地球防衛軍基地への帰還を果たした。そして基地のメディカルルームで意識を取り戻したアマギは、原子炉に時限爆弾が仕掛けられていることをキリヤマ隊長に伝えた!

原子炉には、ダンのウルトラアイを奪った女が姿を見せていた。カプセルからの脱出を果たしたダンは、ウルトラアイを取り戻しセブンに変身!女に化けていたゴドラ星人はセブンのエメリューム光線により倒され、原子炉に駆けつけたキリヤマによって時限爆弾の爆発も阻止された。
ダンに化けていたゴドラ星人はアンヌを拉致し、ポインターで基地から脱出しようとしていた。そこに現れたセブンはアンヌを救出。ダンに化けていた星人を追い詰める。両者は巨大化して戦闘を開始、二体目のゴドラ星人もセブンに倒された。セブンはキリヤマから爆弾を預かり、宇宙空間のマックス号へと飛んだ!
マックス号は、既にゴドラ星人によって占領されていた。次々に襲い来るゴドラ星人を薙ぎ倒し、セブンはタケナカ達のいる船室に到着する。タケナカ、アマギ、ソガ、フルハシはセブンの導きによりマックス号を脱出。そしてマックス号は、船内に巣食うゴドラ星人もろとも爆破されるのだった。
《T2- 0》

No.16761 - 2007/10/10(Wed) 22:45:51

ウルトラセブン第4話「マックス号応答せよ」解説&考察 / T2-0
解説&考察
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ウルトラセブン第4話「マックス号応答せよ」は、テンポの良い演出で一気に見せてくれる娯楽編。満田演出が心地よい快作です。地球と宇宙を交互に見せながら展開して行くストーリーは、ウルトラマン第16話「科特隊宇宙へ」を髣髴とさせる仕上がりになっています。

見どころとしては、まずはゴドラ星人。非常に秀逸なデザインの宇宙人です。当時の番組宣伝用のスチール写真には円谷英二氏がキャラクターと共に写っているものがあるのですが、ゴドラ星人はウルトラセブンやミクラス、ウルトラ警備隊員と共に円谷英二氏と一緒に写った写真の残る、栄誉ある宇宙人です。
さて、劇中の彼らの描写ですが、その侵略活動が単身によるものではなく集団で行われるあたりが新鮮です。このあたりの描写は、「ウルトラセブン」の前番組「キャプテン・ウルトラ」に登場したバンデル星人の影響があるのかもしれません。

ウルトラセブンに登場する宇宙人たちの特徴は、そのメンタリティが我々人間に極めて近く、かつ「敵」としてのスタンスを明示するものが多いことがあげられます。ゴドラ星人も同様で、地球人の女性に化けて地球防衛軍の原子炉に現れたゴドラ星人が語った「地球防衛軍基地と共に滅びること、それが私の使命なのさ」との言葉からは、死をも恐れぬ彼らの任務への忠実さが感じられます。そしてそれは彼らを「敵」として明確に認識させること、彼らの目的を理解しやすいものとすることに繋がっています。
「Q」「マン」の宇宙人は、その異質さを描くことに主眼が置かれていました。しかしセブンに登場する宇宙人は「敵」としての側面を強調することで、ストーリーの発端となること、またはストーリーの牽引役としての立場を与えられているといえるでしょう。そういう点では、意思の疎通が不可能であったワイアール星人や、一種のファーストコンタクトものとしての面白さを狙うとともに文化的背景のギャップが生み出す悲劇を描いたペガッサ星人のような存在は、「セブン」においては少数派です。彼らは、どちらかというと「Q」「マン」の宇宙人に近いといえます。
今回のゴドラ星人も「(マックス号の乗組員を)宇宙の大海原に放り出してやったんだ!」と文学的な表現を用いてみたり、原子炉まで跡をつけて来たダンを「飛んで火にいる夏の虫」と慣用句を使ってあざけり笑うなど、ある意味理解しやすく「悪役」としてのキャラクターを強める描写がなされています。
これら「セブン」の宇宙人については、レイゴさんのサイト「メビウスベルト」のセブン考察にも書いています。よろしければご一読ください。

http://www.web-reigo.com/ultraman-mebius/world1.html

この回で忘れてはならないのが劇伴でしょう。ポインターの疾走シーンに流れる英語曲“ULTRASEVEN”は、これ以降も満田監督演出のエピソードで多用される名曲です。
また、巨大化したゴドラ星人とウルトラセブンの戦闘シーンに流れるのは、採用されなかった主題歌のカラオケです。このNG版主題歌のカラオケは、第7話「宇宙囚人303」、第36話「必殺の0.1秒」でも使用されています。採用されなかったとはいえ、これも味わいのある曲です。このNG版主題歌、現在発売されているCDでも聴くことが可能ですので、未聴の方は是非聴いてみてください。

この回のダンを見ていると、「ウルトラセブン」の元となった企画「ウルトラアイ」の名残と思われる描写が散見されます。まず、ソガとアマギをマックス号まで送り届ける運転手役を務めているという点。これは「ウルトラアイ」の主人公「諸星弾」がウルトラ警備隊の見習い隊員であり、運転手役として設定されていた名残なのでしょう。また、二人を海岸まで送り届けたダンがマックス号を見て「さすがは地球防衛軍の誇る新造原子力船だ。僕も一度は乗ってみたかったんですよ」と無邪気な感想を述べるあたりも、当初「諸星弾」が少年隊員として設定されていたことに由来するものと推測されます。

続いてはダンとアンヌの関係に目を移してみましょう。先に述べたウルトラセブンの前企画「ウルトラアイ」の段階から、主人公とヒロインの恋愛要素を盛り込むことは意識されており、それは完成した「ウルトラセブン」にも継承されています。
今回のメディカルルームでのダンとアンヌのやり取りは、なかなか微笑ましいものです。ダンの言葉から推察するに、彼は怪我をした理由をアンヌには話していない様子ですね。きっとダンは「困っている女性を手助けしようとして、その女に殴られた」なんてことをアンヌに言ったら、彼女のご機嫌が悪くなるであろうことを知っているんですよね。「もぅ、アンヌがプリプリよ」って感じでしょうか(←第3話のアンヌのセリフのアレンジです)。これは天然系のミライ隊員には不可能な配慮かもしれません
このシーンでは、アンヌはダンに積極的にアピールしています。ダンの身を案じ、お守りと称したペンダントをダンの首に掛け「これでどんな時も大丈夫、アンヌが付いてるわ」と微笑むアンヌ。この場面からは、アンヌがダンのことをとても大切に思っていることが伝わってきます。しかし、ペンダントやネクタイは首輪の代替物とも言われます…。ダンにペンダントをプレゼントしたアンヌは、結構独占欲が強い女性なのかもしれません(^^;)。

今回のエピソードの密かな見所の一つが、ゴドラ星人が変身した地球人の美女です。これがまた、イカすファッションの綺麗なおねいさんなのですよ。白いノースリーブのワンピースに真っ赤な手袋とタイツ、白いブーツで決めてくれてます。その美しさは、ダンがウルトラアイを盗まれるのもやむを得ないと思わせる魅力があります。
彼女の駆るオープンカー、トヨタS800も印象的です。初期の円谷作品には、このほかにもプリンス・スカイラインやプリンス・グロリア、マツダ・コスモスポーツ、トヨタ2000GTといった名車が登場します。この頃の円谷作品では、スカーフを巻いた美女が颯爽とオープンカーを走らせるような場面が見られ、それはとてもカッコ良く感じられたものでした。このような、ちょっとしたセンスの良さや、大人の世界を少しだけ見せてくれるあたりは、当時の円谷作品の魅力の一つだったように思います。

クルマ関連の話題でもう一つ、偽者のダンはアンヌを人質にポインターでの逃走を試みます。この場面で、地球防衛軍の駐車場には数台のポインターが停まっていますが、これは一台しかないポインターを合成で増やしたものだそうです。

この時期の「ウルトラセブン」は、活劇としての面白さや、侵略者との知恵比べ、サスペンスを主眼として描こうとしていたように思われます。そして、そのようなストーリーの面白さに主眼を置いたセブンの作劇は、後半に向かうにつれて登場人物の心情描写に主眼を置いた「ドラマ」重視の作劇に向かっていったように思われるのです。今回のレポートに取り組みながら、僕自身もその過程を味わい、追って行きたいと思っています。
《T2- 0》

No.16762 - 2007/10/10(Wed) 22:47:00
ウルトラセブン第3話「湖の秘密」 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第3話「湖の秘密」

脚本 金城哲夫 監督 野長瀬三摩地 特殊技術 高野宏一

【マニアライター棺桶のジョー】

 木曽谷の吾妻湖付近に不審物体がやってきた。ウルトラ警備隊は、フルハシ、ダンの二人を偵察に向かわせた。その頃、吾妻湖で釣り人がケッタイなものを釣り上げたが、謎の少女(高橋礼子)により逃がされた(エレキングの幼体である)。目的地に円盤のあるのを見て、フルハシとダンは入り調査すると、謎の少女が現れる。が、そのうちに催眠ガスが噴き出して、フルハシとダンは意識を失う。その間に、ダンはウルトラ・アイを奪われてしまう。気が付いて、ウルトラ・アイの奪われたことを知ったダンは、単身探索に出る。フルハシは、出会った少女を基地につれて帰った。

と、そのダンに、湖の中から怪獣が現れ襲い掛かった。エレキングである、巨大化したのである。操縦しているのは、さっきの少女と瓜二つ、双子の少女である。変身できないダンは、カプセル怪獣・ミクラスを放ち、エレキングと戦わせた。だが、ミクラスはエレキングの尻尾を巻かれて電撃を喰らってKO…止む無く、ダンはミクラスを撤退させる。このピンチに、ウルトラホーク1号が到着し、エレキングとバトルとなる。

基地に保護された謎の少女は、介抱してくれたアンヌに襲い掛かり、ホーク2号を奪って基地から脱走した。そして、ウルトラホーク1号は、エレキングに撃墜されてしまう。しかし、ダンは円盤に戻り、エレキングを操縦していた少女と格闘となり、ウルトラ・アイを奪い返す。そして、セブンに変身した。

セブンとエレキングのバトルである。セブンは力技でエレキングを圧倒し、エレキングはセブンに尻尾を巻きつけて電撃を与えるものの、セブンはびくともしない、セブンはエメリウム光線(胸に手を当てるB型)でエレキングの角を破壊し、アイスラッガーで尻尾、胴、首を切断、エレキングは爆発して敗退した。

謎の少女二人は、作戦に失敗して、円盤で逃げることにした。エレキングは負けたが、もっと強い怪物を育ててリベンジするつもりなのだ。「地球人はかわい子ちゃんに弱い」とうそぶいて…円盤の中で、二人はピット星人の正体を現す。が、逃げる円盤をセブンが飛んで追尾し、円盤の光線攻撃もセブンにはびくともせず、エメリウム光線(これもB型)が円盤を破壊し、セブンは勝利した。



マニア的突っ込み

(1) 「奪われる」ウルトラ・アイ、「落とす」ベータカプセル…

 セブンの制作第1話で、ウルトラシリーズの中で、初代マンとセブンは第1話が後回しに制作されています。で、この話、と言うより、セブン全体に関しての昔からの突っ込みで、「ウルトラ・アイはよく盗まれる」というものです。実際、翌第4話でも盗まれて、さらに第37話はそのまま「盗まれたウルトラ・アイ」と、シリーズの中で3回も盗まれているのです。平成では、変身アイテムはティガ、コスモス、マックスで各1回盗まれているだけなのということを考えたら、セブンの盗難率はスバ抜けて高いのです(?)。しかも、盗まれたのは全て女性であり、そのため、ダンは女性に弱いと言われるのです(?)。セブンが女性への人気が高いのもこのためと言われます(??)。もっとも、昔ウルトラ・ファンダムで会った女性ファンは、ダンはウルトラ・アイを盗まれてばかりで格好悪いと言っていましたが…(???)。

 一方、初代マンのベータカプセルは、盗まれたことはありませんが、よく落とします。こちらは、制作第1回のバルタンの話で早速?落として、その後、ゲスラ、レッドキングの回でも落とし、さらにゴモラとのバトル中に落とし、と落としまくっています。

 このため、ウルトラ・アイは盗まれる、ベータカプセルは落とす、とよく言われます。この件、関西の情報誌、Lマガジンの突っ込みコーナーでも、読者の投書が載ったのを覚えています(このLマガジン、84年にウルトラQが深夜枠再放送になった時、新番組扱いで紹介していました!)。

この他、ウルトラ・アイは、第25話「零下140度の決闘」では雪の中に落としていますが、ファンの間では、こんなに盗まれるなら、ウルトラ・アイのセキュリティはどうなっているのか?とよく言われていました。平成に変身アイテムがあまり盗まれないのは、この時の教訓かも知れません。メビウスでは、変身アイテムを盗まれないようにくっついていたのも、おっちょこちょいのミライのことを考えたら・・・(笑)

 ちなみに、こういう、ヒーローの基本的なことに突っ込むのは、ヒーローものでは一種タブーのところもあり、最近の平成ライダーは変身アイテムを使うものの、盗まれる話はないのです。変身アイテムを巡る展開は、円谷ヒーローの得意とするものです。



(2) カプセル怪獣の扱い

 制作第1回のこの話で、カプセル怪獣のミクラスが早速出ます。しかし、この回での使用は、ダンが変身できない時に戦うものの、あっさりやられてオシマイ、と言うもので、これは桑田次郎版のコミックも同じであり、これなら、何のためのカプセル怪獣か、という論議が昔からありました。

 カプセル怪獣はシリーズで何度か使用されているものの、その設定的に、簡単にやられておしまいではどうかという論議は制作サイドでもあったようで、実相寺監督は、カプセル怪獣の設定に疑問があり、自分の話では使わなかったとコメントしていました。もちろん、カプセル怪獣が強かったらセブンの出番はないわけですが、この点は昔から、マニアの論議になっています。メビウスのマケット怪獣は、この点を考慮して設定されているのはさすがです。



(3) 野長瀬監督の演出

 この回を演出した野長瀬三摩地監督は、第1次ウルトラシリーズで合計22本の演出を行い、最多演出監督です(2位は円谷一監督の21本)。東宝出身で、ゴジラなどの現場にいた、円谷英二直系の人であり、第2次シリーズでは出番はなかったものの、80では3本演出しています。

 その野長瀬監督、ホラータッチの演出が得意で、ウルトラQ、ラゴンが突然現れる場面や、ウルトラマンでの、ダダの恐怖など、こういう絵を撮らせたら最高の人です。一方で正統派の話も上手くやり、セブンでのパイロットを担当したのもその手腕ゆえです。



(4) NG編集版の話

 かつて、レーザーディスクでウルトラセブンのセットが出たときに、特典版として、制作第1,2回(放映第3,2話)のNG編集版がありました。このNG編集版、オープニングに影絵がない、そして、全体で30秒ほど長く、などの違いがあり、エレキングとミクラスのバトルで、エレキングがミクラスに尻尾を巻き付けるシーンで、エレキングが自分の体に巻きつけてから、ミクラスに巻き付けるシーンがありました。この作品、DVDにはなっていないので、貴重です。



(5) セブンの強さ

 この制作第1回で、セブンの圧倒的な強さが早くも描かれます。ミクラスを倒したエレキングの電撃を受けても、セブンはびくともしない、こういう、ヒーローの圧倒的な強さが、初代マンに続いて描かれています(初代マンではネロンガの電撃を受けても平気なシーンがあり、これはメビウスで、メフィラスとのバトルで再現されます)。こういう、ヒーローとしての圧倒的な強さを見せるのが第1次シリーズの特徴で、第2次シリーズでは、帰マンを弱くしてしまったため、ブレスレットでの強化を必要としました。

 こういう、圧倒的な強さは、第2次シリーズ以降薄れてしまい、データ的には強いものの、画面の描写を見たら強くない、という形がその後続きました。しかし、ヒーローの圧倒的な強さは、平成ではマックスで描かれ、またメビウスもルーキーながら相当強く描かれることになりましたが、ヒーローの強さを見せるのはなかなか難しいのです。マニアに、初代マンの圧倒的な強さが神格化されているのもそのためです。

 ただし、最終回、弱体化したセブンの描写では、この回もダメージを受けた旨のシーンがあり、後々堪えている模様です。



(6) シナリオは「美しき侵略者」、しかし・・・

 この話、シナリオの段階では、「美しき侵略者」というタイトルでした。が…実態は「ブサイク」、「ブスだ」という批判が昔からありました(?)、「地球人はかわい子ちゃんに弱い」と言うシーンをして、非難ごうごうでした(笑)。そのためか、マックスに出てきたピット星人人間体は、美人でした(笑)。



(7) アイスラッガーのこと

 制作第1回では、パイロットであり、以後の作品とは異なる描写があります。この回、セブンがアイスラッガーを投げるシーン、明らかにアイスラッガーに触っておらず、勢いみたいなものでアイスラッガーが飛んでいく描写があります。アイスラッガーはそれ自身が刃物ではなく、セブンのエネルギーを受けて切断力を持つと言うマニアの描写がかってありました。アイスラッガーは切断兵器だけではなく、万能武器として描写されています。

 なお、アイスラッガーの設定は、当時光学合成が大変で、それの必要ない飛び道具が欲しかったと、満田監督がビデオで証言していました。

 なお、「アイスラッガー」の命名は「アイ・スラッガー」、セブンのタイトル候補として「ウルトラ・アイ」があり、そのアイ+強打者を示すスラッガーをくっつけたものが命名の元です。しかし、これを「アイス・ラッガー」と間違えている例も多いのです。キン肉マンでキン肉ラッガーというのが会ったそうです…そういう私も、昔は、セブンは寒いのが苦手なのになぜ「アイス」と思っていました(?)。






No.16760 - 2007/10/07(Sun) 19:52:58
ウルトラセブン第2話「緑の恐怖」 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第2話「緑の恐怖」
脚本:金城哲夫、監督:野長瀬三摩地、特殊技術:高野宏一
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【マニアライター 帰りマン&ティガ命】

空から突然、鉛色の金属物体が石黒家の庭に降りた。翌日、それに気づいた美津子夫人とお手伝いのシズが不思議がる。美津子夫人が出かけた後、差出人がない小包が届けられる。

その頃、地球防衛軍では宇宙ステーションV3から、石黒隊員が休暇で帰還していた。夫人(美津子夫人その人)が迎えに来たが、途中で車が故障したため、ダンが二人を家まで送り届けた。ダンは庭にあった金属物体に気がつき、透視しようとしたが失敗し、その金属がワイアール星のチルソナイト808であることに気づく。

その夜、美津子夫人は石黒隊員に部屋で小包を手渡した。夫人が部屋を出た後、石黒隊員は部屋に鍵をかけ、小包を開けた。中からは庭にある金属物体と同じような形の金属物体が出てきた。金属物体が光を放つと石黒隊員は植物状の生物(ワイアール星人)へと変身し、家の外に出て道で酔った男を襲う。

ダンとアンヌは襲われて重傷を負った男をメディカルセンターへ運ぶが、その男も植物状の生物(生物X)に変身する。アンヌがパラライザー(相手を殺さずに麻痺させる銃)で撃つと、その生物は倒れた。

その後、同様の事件が頻発し、放置するとネズミ算式に生物Xが増えることになるため、夜間外出禁止令が出された。(若き日のタケナカ参謀が、ウルトラ警備隊員たちと協議するシーン)
獲物を失ったワイアール星人(石黒隊員の姿)は、美津子夫人に箱根の別荘へ行くことを提案する。

石黒家の庭にあった金属物体は、基地内に運び込まれていた。翌日、石黒夫妻が出発した後、お手伝いのシズからの通報でダンとアンヌが石黒家に向かうと、石黒隊員の机の中から不思議な音を発生させる金属物体(小包で送られてきたもの)が見つかった。ダンが金づちで破壊すると、基地内の金属物体も割れ、中から本物の石黒隊員が出てきた。そして、ダンが壊した金属物質の中からは発信器付の電子頭脳が出てきた。シズから石黒夫妻が箱根に向かったという話を聞いたダンとアンヌは、偽者の石黒隊員から美津子夫人を守るために箱根に向かう。

箱根に向かうロマンスカーの中では、ワイアール星人が石黒隊員の姿を維持できずに、正体を現す。美津子夫人は悲鳴を上げ、ロマンスカーは急停止し、乗客たちは逃げ出す。到着したダンとアンヌは美津子夫人を救出する。ワイアール星人は巨大化し、ダンもウルトラセブンに変身する。アンヌは「ウルトラセブン、頑張って!」と叫ぶ。セブンはアイスラッガーでワイアール星人を切断し、エメリウム光線でワイアール星人の体を焼き尽くす。

戦いを終えたセブンは飛び去り、ウルトラホーク1号が到着する。ウルトラ警備隊の他の隊員たちに連れられた本物の石黒隊員と美津子夫人が再会を果たす。生物Xに変えられた人々も元の姿に戻る。ダンが二人をポインターで箱根の別荘まで送り届けることとなり、アンヌが「私も一緒に行くわ。」とポインターに同乗する。

ナレーション:事件は終わった。だが、宇宙からの侵略が終わったわけではない。あの鉛色の物体が、いつあなたの庭に落ちてくるかもしれないのです。明朝目が覚めたら、まず庭をご覧ください。

解説&考察
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1.ウルトラセブンの命名
第1話においてはセブンの命名シーンはありませんでしたが、今回の第2話においてアンヌが「ウルトラセブン、頑張って!」と言ったように、ウルトラセブンという名がウルトラ警備隊員たちの間で定着しています。宝島社の解説本「僕たちの好きなウルトラセブン」によると、実は命名シーンが撮られており、後からカットされたとのことですが、この命名シーン、観てみたかったと思います。

2.金属物質チルソナイト808について
ワイアール星人が使った金属物質チルソナイト808ですが、「ウルトラQ」で宇宙人がガラモンを操る際に使用した電子頭脳を覆っていたのが、同じ名前の「チルソナイト」です。ワイアール星人とガラモンの関係はわかりませんが、脚本も同じ金城氏であることから、わざと同じ名前を使ったと思われます。

ところで電子頭脳によるコントロールですが、その辺はややわかりにくく、ワイアール星人は石黒隊員を閉じ込め、電送に似た方法で石黒隊員の姿を映し、電子頭脳で行動を制御していたとのことです。(作品中でのダンのセリフより)

3.宇宙ステーションV3とウルトラホーク2号
今回、石黒隊員が「宇宙ステーションV3」から帰還していたことが語られ、さらに「ウルトラホーク2号」が初登場しました。ウルトラホーク2号は、ご存知のように宇宙ロケットで、高さは64mあります。ジャンボジェットが約70mであるため、それよりやや短い大きさということになります。初代マンではジェットビートルを改造した宇宙ビートルが出てきましたが、セブンにおける宇宙への広がりが宇宙ステーションV3とウルトラホーク2号に象徴されています。

4.メカへのこだわり
脚本家の上原正三さんは、解説本「僕たちの好きなウルトラセブン」でのインタビューにおいて、「当時流行っていた海外の特撮TV番組の「サンダーバード」を見て、こういうのをやりたいよね、みたいな風潮もあったから、「ウルトラセブン」はかなりメカニック描写に力が入っている。」と語られています。ウルトラホーク1〜3号、ポインター、マグマライザーなど、確かにセブンに出てくるメカは印象に残るものが多くあります。

5.植物型生物の恐怖
最後のナレーションが物語っているように、今回はホラータッチの物語でした。自分が幼い子供だったら、本当に毎朝庭に金属体が落ちていないか、気にするかもしれません。植物型怪獣や植物型宇宙人が出てくる場合、どちらかというと恐怖を感じさせるようなストーリーが多く、今回のように同化・吸収などで人類を取り込もうとするパターンとしては、ダイナのゴッドジャギラやメビウスのソリチュラといったものがあげられます。

6.ダンとアンヌのツーショット
今回、ダンとアンヌのツーショットが多く見られました。これはティガにおけるダイゴとレナ、マックスにおけるカイトとミズキの関係を思わせます。特に、ラストでダンが石黒夫妻をポインターで別荘に送る場面では、アンヌは自ら同行を申し出ますが、これは「本当に仕事上必要なの?」とつっこみたくなりますが、何だかアンヌの方がダンに気がありそうで、かなり早い段階からダンとアンヌの関係についてのイメージがあったのではないか、と感じられます。

7.最初から信頼されていたセブン
既に第2話にして、ウルトラ警備隊はセブンを味方として受入れていますが、例えばティガにおいては、ウルトラマンは本当に人類の味方なのか、といった議論もあり、未知のものに対する警戒が出ています。今回のセブンはすんなりと受入れられていますが、これは、初代マンがいたからこそ、新たな巨人(セブン)も容易に受入れられたのかもしれません。セブンの命名の由来自体が「7人目の隊員」であることから、いかにセブンが最初から信用されていたのかが表れています。

8.セブンの体の色
二見書房「懐かしのヒーロー ウルトラマン99の謎」によると、セブンのデザインを担当した成田亨氏は、セブンの基本カラーとして、スリムに見える青を考えていたそうですが、赤系統の方が子供が好むのでおもちゃにしやすいことと、青色だとブルーバック合成の際に時間と費用がかかることから、赤色になったそうです。

9.初代マンとの差別化
セブンという作品を考えるにあたり、この作品は初代マン終了の半年後にスタートした番組であることを考える必要があると思います。初代マンの路線を継承しつつも、やはり差別化しようとしていたと思われます。デザインの違いもさることながら、敵の設定の違いが与えたものは大きかったと思われます。初代マンの場合は、バルタン星人やゼットンなどの印象的な宇宙からの敵もいましたが、地球怪獣がメインでした。セブンの場合は、あえて宇宙人たちとの戦いをメインにしたのですが、その結果として高等な生命体同士の接触により、独特の雰囲気や深みが生まれてきます。(これらについては、これから徐々に振り返っていきたいと思います。)

10.最後に
セブンレポがスタートしましたが、セブンとは一体どんな作品であったのか、というのをあらためて振り返ってみたいと思います。セブンには本当に思い入れの強いファンが多くいます。帰りマンファンの私としては、比較的近い時期に放送されたセブンについても、こうしたファンの気持ちがよくわかります。平成になってからもシリーズ化されてきたセブン・・スタッフたちからもいつまでも愛されてきたヒーロー・・なぜセブンが愛され続けてきたのか・・それを感じられるように頑張ってみたいと思います。

No.16757 - 2007/10/04(Thu) 19:16:40
ウルトラセブン40周年企画第1話 / レイゴ(webmaster)管理人
ウルトラセブン第1話「姿なき挑戦者」

脚本:金城哲夫、監督:円谷一、特殊技術:高野宏一

マニアライター 棺桶のジョー

「地球は狙われている…宇宙に漂う幾千の星から…今、侵略の、恐るべき、魔の手が…」

工事現場で、突然人が消える事件が発生した。これは宇宙人の仕業ではないかと、地球防衛軍、ウルトラ警備隊に事件解明への指令が下る。富士山麓に基地を持つ地球防衛軍は、300名の隊員からなる組織であり、その最精鋭がウルトラ警備隊だ。

 事件の調査に、フルハシと、ソガが特捜車・ポインターで出動する。と、謎の青年が現れて、ここから先へ行ってはいけないと警告するが、フルハシとソガは取り合わない。が、ポインターは動かなくなる。謎の青年が車に乗っていたのだ。名前と聞かれて、青年は「そう、モロボシ・ダンとでも言っておきましょう」と答えた。と、パトカーが来て、行くと危ないと言うダンの警告を無視して走ると、謎の光線に包まれて、パトカーは消えてしまった!何がいるのかと驚くフルハシとソガ、しかし、ダンの目には、円盤が見えていた。その見えない円盤は攻撃を仕掛けてきて、ポインターはバリアーを張って守り、ダンに運転され、何とか基地へたどり着いた。

 しかし、京浜工業地帯が、正体不明の相手に攻撃されていた。敵はクール星人、地球を攻撃にしに来て、人々を実験のため連れ去っていたのである。手も足も出ない地球防衛軍、しかし、ダンは、この見えない円盤を、特殊噴霧装置で着色して見えるように出来ると言う。かくして特殊噴霧装置が完成し、ウルトラホーク1号に搭載し、ダンも特別隊員として加わり、出撃した。見えない円盤に、特殊噴霧装置で色をつけて、見えるようにした。さらに、ホーク1号はα、β、γ号の3機に分離して円盤と戦うが、逆襲に合い不時着する。と、ダンは円盤に向かっていく。円盤は小型の円盤を繰り出してくるが、これに対してダンはカプセル怪獣・ウインダムを出して偵察に向かわせる。ウインダムは額から弱い光線を出して小型円盤を威嚇するものの、逆に攻撃を受けて窮地に陥る。ダンはウインダムを回収し、自らウルトラ・アイを着眼してセブンに変身した。そして、等身大のままクール星人の円盤に突入する。そこには、とらわれた人たちがいた。エメリウム光線(胸に手を当てるB型)を撃つと、クール星人が現れるが、セブンはアイスラッガーを放ち、クール星人を真っ二つにして倒す。そして、捕らわれた人々を解放した後巨大化し、円盤を宇宙へ運び、エメリウム光線(額に指を当てるA型)により破壊した。

 事件は解決した。そして、ダンは正式なウルトラ警備隊の隊員となり、地球のため戦うこととなった。



マニア解説

セブンのストーリー解説は他のサイトにもたくさんあるので、ここではマニア解説に力を入れます。



(1) 最初のナレーション、「地球は狙われている…」は、セブンの台本の冒頭に毎回書かれているものです。ただ、台本にあるものと、ナレーションは微妙に違います。台本のものは「侵略の魔の手が、伸びようしているのだ」でした。

(2) ウルトラマンの科学特捜隊と異なるウルトラ警備隊、「地球防衛軍」という組織、これは、過去に私の属していたファンジンの考察で、科特隊は警察の仲間であり、対して、ウルトラ警備隊、地球防衛軍は軍隊に分類される、というものがありました。この地球防衛軍のルーツは、セブンの10年前に制作された、その名も「地球防衛軍」という映画(1957年)で、本多猪四郎監督、円谷英二特技監督の名作であり、ミステリアンの地球侵略と闘うもので、翌年に制作された「宇宙大戦争」ともども、スターウォーズを何と20年先取りしていたのです。20数年前、大阪の上映会で観てビックリしました。日本の特撮SFは、ハリウッドを大きくリードしていたのです。これに基づくものです。

(3) ダンの初登場、ウルトラマンのハヤタが最初から科特隊の隊員だったのに対して、ダンの出現はウルトラの中でも特異なのです。ちなみに、ダンが円盤を透視するシーン、目に星が光りますが、当初は第2話(制作では先になります)の、目が光るものがあったものの、これだと不気味とのクレームが付いてこの形に変更になりました。セブンのストーリーブックに記述がありました。

(4) クール星人の透明円盤は、周りと同じ色にして擬態するもので、言わばカメレオンと同じ理屈であり、帰マンのゴルバコスも同じ、このタイプを見破るには、色を付けるのが定石です。

(脱線)そのカメレオンですが、落語家の桂ざこば師匠、かつては動物いじめと言うネタを持っていて、「カメレオンをいじめるには、カラーテレビの前に置く」というギャグをやっていました。もう、30何年前の話です(笑)。

(5) ホーク1号の分離シーンは有名ですが、この時期の合体メカは当初合体して登場し、いざと言う時に分離するものが主流でした。このルーツは前に放映されていたキャプテン・ウルトラのシュピーゲル号です。この時期の合体は、それほどおもちゃとしての再現性を考えていたわけではありませんが、容易に再現できるもので、放映時からプラモデルなどで出ています。最近は、ウルトラ超兵器の食玩で出ました。

(6) カプセル怪獣、ウインダムと言うと、最近のファンにはメビウスに出たマケット怪獣を想起させますが、このカプセル怪獣、当初はウルトラマンの人気怪獣を再登場させる予定だったそうです。で、第1話に出たウインダムは、劇中で3回使用されており、全て偵察が任務です。ミクラスやアギラが、変身できないときの代打?役です。ちなみにウインダムはメタル星の出身だそうです?

(7) ウルトラシリーズは数あれど、最初の変身にて、等身大で出たのはセブンが今のところ唯一です。これは、ウルトラマンとの差別化の意図があった模様で、第1話にて等身大、巨大化と見せることにより、両方の姿を印象付けるものになりました。この、セブン登場のシーンに、主題歌アレンジの音楽(最新のCDだとM7−2という曲)が使われますが、若干テンポが遅いので、追加録音の曲にテンポを速めたものが作られています。この曲(M7−3)はメトロンとのバトルで初登場、こちらが圧倒的に多く使われています。

(8) また、劇中のクライマックスで主題歌がかかりますが、この主題歌には2つあります。番組のオープニングで使われたのは、2番がヒーローセブン、3番がエースだセブンで、中間部の歌唱が男性コーラスのみ、これをAとすると、もうひとつは2番がエースだセブン、3番がヒーローセブンで、全体を男性コーラスと児童合唱が歌うもので、これをBとしていますが、劇中で使用されたのは、最終回のラストシーンがAのみで後は全てBです。番組放映当初、商品化されたのも大半がBだったそうですが、最近のCDではAが収録されることが多いのです。最新のウルトラセブンCD(3枚組みのBGMもの)には両方ありました。

(9) なお、ウルトラセブンの名前の由来は、ウルトラ警備隊が6人で、それに加わるべき7人目の隊員という意味であり、桑田次郎版のコミックでは、この命名場面があるのですが、テレビ作品にはありません。あっても、編集時にカットされたのかも知れません(台本にはあったということです)。

また、ダンがどうしてウルトラ警備隊の隊員に簡単になれたのか、これは昔から謎です。もっとも、こういうことにいちいち突っ込んでいたら、ヒーローものは成り立ちません(?)というも…

と言うことで、セブンは全話諳んじていて、今後随時説明します。




No.16755 - 2007/10/01(Mon) 20:26:17

Re: ウルトラセブン40周年企画第1話 / ふぁ爺
レイゴさん、ジョーさん、他の皆様こんばんは
記事、楽しく拝見いたしました。
少しばかし補足をさせて貰いたいと思います。
シナリオの段階では「7にんめのヒーロー…」の記述はあります。
以下、ダンを紹介した後のセリフです。
キリヤマ「六名の隊員が誕生したわけか。いや、ひょとしたら七人目の隊員も誕生したかも知れん」
アマギ「ピンチを救ってくれた幻のヒーローですね」
キリヤマ「うん。七人目の幻のヒーローだからなウルトラセブンとでも呼ぶか…」
フルハシ「いい、最高にいい名前ですよ」
一同、明るく笑う。
「ノンマルトの使者」金城哲夫シナリオ集、収録「姿なき挑戦者」より抜粋(一部だから別に問題は無いとは思います。あれば削除を)
シナリオに書かれているからといっても実際に撮影されたかは不明です。

余談ですが、セブンの色はブルーの案もあったそうですが、弱々しいという事で却下されたそうです。この名残りがブルー族の設定なのかな(当時の学年誌に発表されるも現在は非公認)←この部分は私の勝手な思い込みです。
ダン以降、民間人が突然TOPシークレットに近いはずの防衛組織に入隊してますからね身辺調査は?とツッコムというのは野暮というものです。

No.16756 - 2007/10/02(Tue) 00:58:34

Re: ウルトラセブン40周年企画第1話 / 帰りマン&ティガ命
棺桶のジョーさん、皆さん、こんばんは。

第1話レポ、大変お疲れ様でした。
こちらも余裕がなくて、レスが遅くなりました。

これまでの書き込みから、ジョーさんが本当にセブンを好きなことがよくわかります。

セブンレポもやってみると結構大変ですが、これからお互いに頑張りましょう。

ありがとうございました。

No.16758 - 2007/10/05(Fri) 01:57:46
今日は太陽くんの舞台「Mr.レディ Mr.マダム」大阪初日! / モグルドン
みなさん、こんばんは。

今日は、太陽くんの舞台「Mr.レディ Mr.マダム」の初日でした。
残念ながら、私は今回の太陽くんの舞台を見ることは出来ませんが、
太陽くん、どうぞお体に気をつけて、頑張ってくださいね。
大阪は月曜日まで、その後福井、名古屋と続きます。
ご覧になれる方は、どうぞ楽しんでらしてくださいね。

テレビの方では、9月22日(土)フジテレビにて「一葉の想い」が
23:55〜24:00放送されます。
《5分間番組のようですが、どういう番組内容なのでしょう?》
なおこの番組は、サッカーオリンピック予選の結果によっては
9/29オンエアに変更になるそうです。


ところで、いよいよ明日は太雄くんの武者修行バンド・アマノジャックライブが行われます。

太雄くんの音楽の方も、なかなか聞くことが出来ませんが、
機会があればぜひ、聞いてみたいと思います。

太陽くん、太雄くん、頑張ってね(@⌒ο⌒@)

エクボルサイトのメッセージが何度か更新されています。
太陽くんの舞台のお礼報告などですので、ご覧になれる方は見てくださいね。

暑い日が続いています。
台風は日本列島の西の方を通過しているようですが、
影響の出ている地域の方は、どうぞ充分に警戒してくださいね。

No.16753 - 2007/09/15(Sat) 23:17:52

Re: 今日は太陽くんの舞台「Mr.レディ Mr.マダム」大阪初日! / miyu
みなさん、こんばんは。

モグちゃん、いつも情報ありがとうございます。

明日のフジテレビ「一葉の想い」は、番組表を見てみましが、こちらでの放送はないようです。
太陽くんの舞台、今は名古屋ですね。今日のビジュボ日記では・・・毎日が勉強になって芝居も日を重ねるごとに深くなってきた、とのこと。頑張っていらっしゃるようですね。(*^-^*)

太陽くんも太雄くんも、お2人とも頑張って下さいねーo(〃^▽^〃)o

No.16754 - 2007/09/21(Fri) 22:20:57
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