あーささん,はじめまして。 ADHDの勉強をしたくて図書館で本を探していて この本を発見しました。
全体的な感想としては「面白く集中力を持続させて読み上げ,理解することができる」というものでした。 特に『ニジショウガイジャー』の場面は面白くて,思わず声を挙げて笑ってしまいました。
また,「非ADHDだけど,生活上困っていることがある場合の改善策を知ることができる」という点でも,とても参考になりました。 私は非ADHDですが, 自分自身の小さい頃のエピソードや今困っていることなどを思い出しながら読んでいました。
私は小学生の頃,勉強に関して家族から「もっと授業とかに集中したらいいのに」と言われていました。 ですが,そのたびに「集中の仕方が分からない!みんなどうやって集中してるの!?」と聞いていました。
テストがあるときは,いつもボーっとしてしまい, 終了間際でハッと我に返り,あわてる始末・・・。
現在は,計画性のなさやスケジュール管理が苦手なためスケジュール帳は必須アイテムです。 また,悔しい思いもしていて, びっしりと重要なものから,そうでないものまで書き込まれたメモ帳や 授業での重要なものからそうでない内容まで書き込まれたノートを友達が見たとき 「あずきちゃんって,メモ魔だよね。どうでもいいことまで書き込んでさ」 と小バカにされます。
今まではメモしないと覚えていられない自分,要領の悪い自分に苛立ちやふがいなさを感じていましたが, この本を読んで,非ADHDですが「メモは改善策なんだ!自分の苦手なところを補う作戦なんだ!恥ずかしいことじゃないんだ!」と自信を持つことができました。
携帯のメモ帳機能も活用していますし, ホワイトボードを使うという手も取り入れてみようと思います。
この本は,ギャグ漫画形式で楽しく集中してADHDを理解することができますし, 非ADHDの人が読んでも,苦手な部分を補う方法を参考にできる,とても良い本だと思いました。
これからも,応援しています。 |
No.334 - 2010/09/12(Sun) 16:23:22
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