先日、夏に続いて積読解消の旅をしてきた。
クリスチアナ・ブランド「はなれわざ」4.5 読んでしまうのが惜しくてとっておいた作品だったのだが、 「緑は危険」「ジェゼベルの死」に並ぶ名作だった。 後半のどんでん返しの連続はスリリングさを楽しめ、さらに 本来の真相の直前には、大胆に手掛かりを提示している。 満点にしなかったのは、客観的な物語から唐突にある人物の 心理描写に切り替わる文体の「クセ」が好きになれないため。
有栖川有栖「乱鴉の島」3.5 殺人の犯人探しと並行してもう一つの謎が提示される。 そのもう一つの謎の真相と殺人の犯行方法、どちらも 私には納得できないものだったのでこの評点とした。 常識的には納得できない動機、というのは「新本格の特徴」 と言えば言えると思うので、そう思って読むべきなのかも?。
今年人前で主にピアノ伴奏で歌った曲は下記のとおり。
夢淡き東京、新雪、母あればこそ、あこがれの郵便馬車 南の薔薇、水車小屋の花、青春サイクリング、丘にのぼりて ニコライの鐘、津軽のふるさと、白いランプの灯る道
12月には予定していた「さざんかの花」を上記旅行 のため歌い損ねたので、1月には何とか、と思っている。 さらに、来年こそ自分のプロデュースコンサートを 実現させたい(企画書は下書き済み)。 No.80 - 2019/12/26(Thu) 10:25:26
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