DKH卿閣下っ!
YouTube で見掛けたので、第一、第二話を観てみました。
周囲の評はバッサリ切り過ぎとか余り芳しく無い様ですが、前回の映画版のアスターテ会戦との比較が主ならしく、原作の第一、第二巻が割りとアッサリした会戦描写なのを知らないみたいです。
個人的には「艦隊のデータリンクをハッキングした上に個艦のシールド展開まで無力化」出来るのはやり過ぎな描写だったろうと思いますが、全般的にはスピーディーで悪くなかった。
同盟軍三個艦隊の位置関係が、帝国艦隊との相対距離に比して「近すぎる」様に見える描写や、艦の傾斜に合わせて乗員も姿勢を崩したりする辺り、それとヤンとラップの無線封鎖下での通信等、突っ込み所も少なく無いのですが、少なくとも第一期のアスターテ会戦よりはずっと良かったと思います。
気になるのは変に技術面での描写で片付けて行きそうな辺りで、もう少し当事者の誤断や逡巡(昭和の辞書だと逡の字はしんにょう)、錯誤などで自ら嵌まる描写が出来れば「好み」なのですが、まぁ無理でしょう。 (アムリッツァの前段階の敗走をどう表現するか、チョッと注目しています。)
今回のアニメ化ですが、原作回帰した上で前作の書き込みを含ませ、もう一歩上乗せする感じなのですが、大分ドライな作風になりそうです。
取り敢えず「前回のアニメを今風に仕上げました」な程度には納めないで欲しいものです。
「『アルスラーン戦記』よりは買いか?」の、そーとー |
No.4189 - 2018/04/15(Sun) 00:21:50
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