「伊達」と言えば「政宗様v」なタスクちゃん(笑)に誘われて見に行きました。 平日の夜でしたが、レディースデー・レイトショーということもあり、お客さんは割と多かったです。 この映画、リピーターを狙ってか、上映期間の1ヶ月中に来館者特典(ミニクリアファイル?)と上映前の注意案内(携帯は電源を切れとか)のカットが週代わりで変わるそうで、行く人は毎週通っちゃうんだろうなぁと気のど――うっほんえっほん!もとい、感心してしまいました。ファフナーの来館特典につられた私ならよっく分かるよ、その気持ち! まぁ実際、タスクちゃんに至っては、現在で5回視聴は確定。場合によっては更に記録が更新されるかもらしい。すげー。
さて映画。TVシリーズの続編という作りなので、秀吉を倒したのは家康ではなく政宗ということになってます。 これがごっつー違和感でさぁ!(笑) いつも(ゲームでは)「いえやすぅぅぅ!」と恨み節全開の三成の憤りが、今度は「どぅあてぇ まぁさむねぇぇぇ!」となってる訳です。史実知っててもゲーム知ってても何かヘンとなるわ、そら。 しかもその間隙を突いてというか、この設定を最大限利用して、家康の三成に対するアプローチがスゲェ(笑) いっそゲーム家康が不憫にさえ思えるがな。三成の怨念を向けられてないだけで、家康の表情が明るいったら(笑) 三成に向かって「友」だの「絆」だのとほざけ――げほんげほん!諭せるのはアニメ版ならではってことで。
と、まぁ家康×三成を筆頭に、お約束の政宗×幸村の暑苦しいカプに加え、しょっぱなからはサラリと信玄×謙信の熟年カプ、どさくさ紛れのように登場した(笑)瀬戸内カプ(元親×元就)と、もうスクリーンがホ○くさいったら。 面倒なのは、このカプの人たち、互いに対してごっつ好戦的だから、顔を突き合わせれば環境破壊が凄まじい。 どんだけ山を砕いて河を裂いて地面を抉って建物を崩壊させれば気が済むのか。タスクちゃん曰く、あれは笑うところだったらしいけど、そんな上級者向けのポイントが素人に分かるかいっ! 私の場合、中途半端なハマり方してるもんだから、やっぱ話を理屈で見てる部分もあって、時にもっすごい居たたまれなさに襲われたりもして困った困った(笑)
だがしかし、アクションシーンは絶品だった。 もはやアレを剣戟と呼ぶ人はいないだろうレベルでの破壊力ですが(笑)、ゲーム画面をちょこっとしか知らない(あの画面見ると酔うねん)私でも、「あ、あの技!」と納得させる技術と演出はお見事。 馬が宙返りしようがひと蹴りで山越えしようが忠勝が煙吐いて筋斗雲のごとくに空を飛ぼうがソレガドウシタ。 いやー、つくづくアニメは動いてなんぼだと思いました。
個人的にツボだったのはOPの家康。ここでもやたらと三成と絡んでましたが、視線をズラす、フードをかぶり直す、といった辺りの些細な動作が良い感じ。今まで家康といえば腹出しチビ小僧のイメージがどうしてもあったんですが、今回のでようやく払拭されました。これからは過去を振り返らず未来を見るよ←そこまで言うか。 この家康ならカプ作っても許される気が。アレがコレになるとはねぇ。よもやの醜いアヒルの子的な(酷) そいや劇中で幸村が家康に「ご立派になられて」とか何とか言ってましたが、それ以前にオマエがまったく老けてない方がどうなんよ!と突っ込まずにはいられなかった。 (しかしこれは家康を除く全てのキャラに当て嵌まるからなぁ) もはやアレコレ凄すぎてどこを突っ込めばいいのか分からない(笑)
いやはやホントに最後の最後まで色々と楽しい作品でありました。ええ、スクリーンで足軽ダンスも見れたしね。 つうか予想はしてましたが、でも外れて欲しい予想ってあるじゃん!やっぱ見てて「うわーやったー」って思うじゃん(笑)
私がこよなく愛する正義の人も美味しいトコ攫っていって<くれたしNE!信長×市×長政ばんざーい!←Dちゃんに対抗 ホントお腹一杯胸一杯に頭いっぱい。スタッフさん、密度の濃い90分を有難う有難う!(笑) |
No.5332 - 2011/06/21(Tue) 07:31:01
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