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LE CERCLE ROUGE BBS
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メルヴィル作品の上映情報、感想はもちろん、関連する事柄等、何でもどうぞ。
『海の沈黙』とバッハ / Faux
 みなさん、こんばんは。
  Gyaoで8月1日まで『海の沈黙』(ピエール・ブトロン)のPVが視聴できます。
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0058604/
 途中で途切れるピアノ曲は、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調プレリュードです。この選曲はちょっとベタすぎるのでは。
 原作とメルヴィル版で演奏されるのは第8番変ホ短調プレリュードです。
 メルヴィル版『海の沈黙』のオルガン演奏場面
http://jp.youtube.com/watch?v=2d0ssdLu0Ug

 ブラッドリー・レーマンによるレーマン調律法による平均律(そもそも、この「平均律」なる訳語も問題ありとされていますが)クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調フーガ、第8番変ホ短調プレリュードとフーガ、「インヴェンションとシンフォニア」より第6番ホ長調シンフォニア。
http://jp.youtube.com/watch?v=UT5B1nvxC8A
 レーマン調律については、以下の英語サイトを参照。
http://www-personal.umich.edu/~bpl/larips/index.html
 レーマン調律による平均律第1巻のCDには、仏Harmonia Mundiのリチャード・イガー(日本ではエガーの表記で通っています)盤(HMU907431)があります。
http://www.hmv.co.jp/news/article/711270088

 バンチュラ本のフロランス・ヴェルシュ談話(195頁)より。
「台本を書きながら彼[=メルヴィル]はアメリカのスタンダード、そのほかジャズやクラシックを聴いていました。彼は大半の人と違ってモーツァルトが好きじゃなりませんでした。バッハのほうが好きでした。たくさんの楽器をもっていましたが、弾くことはありませんでした。すぐに飽きてしまい、投げ出してしまいました」。
No.1094 - 2008/05/18(Sun) 20:52:45
Re: 『海の沈黙』とバッハ / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
ピエール・ブトロン版『海の沈黙』やバッハの音楽の情報ありがとうございます。
ブトロン版のPVを観ましたが、おっしゃる通り、平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調プレリュードの選曲は少々ベタな感がありますね。
レーマン調律については無知でしたが、勉強になりました。

フロランス・ヴェルシュ(メルヴィルの妻)の談話の紹介もありがとうございます。
モーツァルトが好きではなかったというのはなんとなく分かる気がしますね。
バッハの音楽の厳格さはメルヴィルの作風に合うような感じがします。
メルヴィルはジャズのレコードの大変なコレクターでもあったらしいのですが、いろいろなエピソードからも、音楽にとてもこだわりの強い監督だったと感じています。
No.1096 - 2008/05/19(Mon) 18:26:21
クープランとリュリ / Faux
 マサヤさん、こんはんは。
  平均律クラヴィーア曲集第一巻直筆譜タイトル頁のぐるぐる巻き模様から読解されたレーマン調律については、藤枝守『増補 響きの考古学』(平凡社ライブラリー)をも参照。
http://mfujieda.exblog.jp/4904852/
 「バッハ調律」(レーマン調律)をするレーマン(英文解説付き)
http://jp.youtube.com/watch?v=E9IqD_04G0s
 「平均律」と「バッハ調律」の比較。平均律クラヴィーア曲集第1巻第23番ロ長調、第1番ハ長調、第9番ホ長調のプレリュード。
http://jp.youtube.com/watch?v=iMy-oTPD5mI
 第12番ヘ短調、第8番変ホ短調のプレリュード。
http://jp.youtube.com/watch?v=dw0GXkymEhg
 レーマンによるフランソワ・クープランの1730年のクラヴサン曲(バッハ調律)による演奏。 クラヴサン曲集第4巻第23組曲より《山羊の足をしたサチュロス》、第24組曲より《大殿様》。
http://jp.youtube.com/watch?v=BzmFZm66Djc

 ジャック・リヴェットの短編『王手飛車取り』(韓国盤『Their First Films』、国内盤『美しきセルジュ』DVDともに画面フレームが切れているように感じます。さらに国内盤は解像度も低く、暗すぎる場面が目立ちます)のクープランの《諸国の人々》第3組曲《神聖ローマ帝国の人々 L'imperiale》、トリオ・ソナタ《リュリ讃 L'apotheose de Lulli》の演奏は、モリス・エヴィット指揮エヴィット室内管弦楽団。 《Fastes et Divertissements de Versailles, Volume II, La Musique et la Cour》(Philips L 00.293L)というLPに入っているようです。フルートは、リュシアン・ラヴェヨット、アンドレ・サニエ、ジョルジュ・ボー。
 モリス・エヴィット(1884−1971)は有名なカペー弦楽四重奏団の第二ヴァイオリニストを1909年から28年までつとめました。1940年にレジスタンスに参加、1943年に捕虜になり、ブーヒェンヴァルト強制収容所に送られたそうです。
 《リュリ讃》はリュリの弦楽合奏曲を思わせる曲ですが、ブレッソンの『スリ』(59)では、リュリの歌劇『アマディス』のプロローグ序曲に基づく弦楽組曲が効果的に用いられています。
 『スリ』抜粋(無字幕)
http://jp.youtube.com/watch?v=0EtOD3XoGp8

 『王手飛車取り』冒頭の一節、およびブリアリの部屋で流れるクープランのクラヴサン第24組曲第2曲《若殿様たち Les Jeunes Seigneurs》のクラヴサン(ハープシコード)を弾いているのは、エタ・ハーリヒ=シュナイダー(1897−1986)です。 10インチ盤は《The Harpsichord Suite No.24》(Urania Records URLP-5001,1951年)。
 彼女の経歴については以下の英語記事参照。ナチスに追われ、1941年に来日、東京にも住み、雅楽など日本音楽の権威ともされているようです。『A History of Japanese Music』(Oxford University Press,1973)の著書もあります。
http://www.bach-cantatas.com/Bio/Harich-Eta.htm
 
 リュリの歌劇《アルミード》(音源は仏Harmonia Mundi、フィリップ・ヘレヴェッヘ盤)は、『アリア』(87)のゴダール編で用いられています。画質よくありませんが、無修正版の一部が以下で視聴できます。このオムニバスで唯一面白く見られたパートです。中間字幕は英語。
http://jp.youtube.com/watch?v=qUUxiafQ29Y
 リュリとルイ14世を描いた映画『王は踊る』(2000。ジェラール・コルビオ)より(スペイン語字幕)《夜のバレエ Ballet de la Nuit: Ouverture》(ラインハルト・ゲーベル指揮ムジカ・アンティクァ・ケルン)。演奏は50年前頃とはまったく違い、ピリオド奏法を踏まえピリオド楽器を用いたもので、序盤のテンポも速く、拍節感が強調されていますが、一聴してわかるように、《アルミード》や《アマディス》と同じ音型が使われています。演奏はすばらしいのですが、演出、音響効果、照明等があざとすぎる気がします。
http://jp.youtube.com/watch?v=BD6quh97id0

 フランス大革命200年記念、ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン演奏、リュリ歌劇《アティス》より夢の踊り(1987年蘇演)。やはり《アマディス》と同じ音型が用いられています。
http://jp.youtube.com/watch?v=KeluEpGD0DU

 No.1074で言及した「月の光 Au clair de la lune」もリュリ作曲とされています。
No.1098 - 2008/05/19(Mon) 22:29:28
Re: クープランとリュリ / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
レーマン調律、クープランとリュリについての情報ありがとうございました。
クープランの音楽はこれまできちんと聴いたことはほとんどありませんでしたが、改めて聴いてみるとなかなか良いですね。
ご紹介のクラヴサン曲集第4巻の2曲、かなり気に入りました。

ブレッソンの『スリ』で流れるのがリュリだったのですね。
恥ずかしながら私は、リュリ、さらにはフランスのバロック音楽については全くと言ってよいほど無知ですが、当然のことながらフランス映画においては使用されることも多いようですので、これを機会に注目してみたいと思います。
No.1099 - 2008/05/20(Tue) 23:59:54
Re:クープランとリュリ / Faux
 マサヤさん、こんばんは。
 フランス・バロック、特に声楽曲、舞踏曲はここ20年で再発見が進み、人気が出てきたようでもありますが、日本ではまだまだ限られた好事家向けなのでしょうか。
 『王は踊る』サントラ盤
http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/danse/roidanse.htm
 クープランのトリオ・ソナタのCDは蘭Seonのクイケン兄弟盤『クープラン:トリオ・ソナタ集』がお勧めです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/519453
 『王手飛車取り』のサントラ音源に近い古めかしい録音では、仏Erato50周年記念に日本でだけプレスされたパイヤール盤『クープラン:トリオ・ソナタ』があります。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1961387/ref=1961386
 また『スリ』の音源に最も近い、リュリの組曲の古い音源のCDに、同じく日本限定プレスのパイヤール盤『フランス風管弦楽組曲』があります。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1961386
 クープランのクラヴサン曲全集では、オリヴィエ・ボーモン盤あたりが定番でしょうが、そのダイジェスト盤というべき『恋の夜鳴きうぐいす〜クープラン:クラヴサン名曲集』もあります。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2551782
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1914833
 『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』(68。ストローブ=ユイレ)で大バッハを演じた巨匠グスタフ・レオンハルトの『クープラン一族のクラヴサン曲集』もよいです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=2552494
 『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』の《プレリュードとフーガ ロ短調》BWV544のプレリュードのオルガン演奏場面
http://jp.youtube.com/watch?v=MDXyDymmYKk
 レオンハルト演奏の、クープラン、クラヴサン曲集第1巻第2組曲から第19曲《勤勉な女》
http://jp.youtube.com/watch?v=-mgo3XTeEUQ
 
 未見ですが、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』(2006)ではニューウェイヴ、ポスト・パンク、ハウス系の音楽とともにラモーが使われています。
 上記ボーモンの抜粋盤にも入っているクープランのクラヴサン曲《神秘的な障壁》(演奏は音楽監督のブライアン・レイツェル。サントラを試聴すると、なんかチャラチャラした演奏です)も使われているようです。
  『マリー・アントワネット』予告編。曲はニュー・オーダーの"Age of Consent"(サントラ盤未収録)
http://jp.youtube.com/watch?v=Zpi3Qi0EjS0
  『マリー・アントワネット』サントラより、ラモー、歌劇《カストールとポリュクス》より「悲しい支度、青白いたいまつ」。ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン演奏、ソプラノはアニエス・メロン。
http://jp.youtube.com/watch?v=UYPi0YXJ12A
 
 ついでにウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン演奏のラモー歌劇《レ・パラダン−遍歴騎士》抜粋。
http://jp.youtube.com/watch?v=zNgLk-x2tp4
 《レ・パラダン》日本語紹介記事
http://www.sankei.co.jp/enak/2006/oct/kiji/30stagelebaradan.html
 《レ・パラダン》日本公演情報
http://www.smf.or.jp/paladins/index.html
 《レ・パラダン》DVD
http://www.amazon.co.jp/Jean-Philippe-Rameau-Paladins-Christie-ArtsFlorissants/dp/B000BOFRM6
 ウィリアム・クリスティは、『ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋 Jefferson in Paris』(ビデオ題『ある大統領の情事』。95。ジェイムズ・アイヴォリー)に指揮者の役で出ています。音楽はコレッリのヴァイオリン・ソナタほか。
 
No.1100 - 2008/05/21(Wed) 02:33:28
Re:クープランとリュリ / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
フランス・バロックの推薦盤をいろいろ紹介していただきありがとうございます。
バロックに限らず、クラシック音楽自体、ここ数年はほとんど聴かなくなりましたが(聴いているのは主にジャズです)、ご紹介のCDを気にしながら大手輸入CD店など覗いてみようかと思います。
例えばバッハの器楽曲はチェンバロよりもピアノで聴く方が以前は好きでしたが、チェンバロもたまに聴くといいですね。

あと、ラモー歌劇『レ・パラダン−遍歴騎士』の紹介もありがとうございます。
No.1101 - 2008/05/21(Wed) 23:03:44
『リスボン特急』 IMDb記載のトリビアほか / 虎
みなさん、こんにちは。
IMDbのトリビアによりますと、『リスボン特急』のある犯罪現場の壁にジェフ・コステロの名前が書いてあるようです。女が殺されたホテルの部屋の壁だと思われます。ドロンがその部屋を出る前に電話機周辺の壁を二、三秒見ています。ジェフ・コステロの名前の位置は電話機の斜め左上かなとも思うのですが、私が持っているレンタル落ちのビデオでは判読できません。どなたかDVDをお持ちの方、確認していただけないでしょうか。
http://www.imdb.com/title/tt0067900/trivia


ジャン=ピエール・ポジェ(『サムライ』のオリヴィエ・レイ役)の『リスボン特急』での出演場面をさがしてみました。列車内で麻薬の入ったスーツケースを運び屋に渡した、帽子に眼鏡のギャングではないでしょうか。これもビデオでははっきりしないのでDVDで確認していただけるとありがたいです。
No.1092 - 2008/05/17(Sat) 10:59:21
Re: 『リスボン特急』 IMDb記載のトリビアほか / マサヤ@管理人
虎さん、こんばんは。
ブログに関連記事を書きましたのでご確認下さい。
http://melville.blog.shinobi.jp/Entry/107/

このことは私も今回レビューを書くために『リスボン特急』を観直していて気づきましたが、もしかしたら、この掲示板でも過去に話題になったかなと思っていました。

『リスボン特急』のジャン=ピエール・ポジェの出演シーンは、ご指摘の通り、スーツケースを運び屋に渡す帽子に眼鏡のギャングで間違いありません。
確かに眼鏡をかけているので分かりにくいですね。
No.1093 - 2008/05/18(Sun) 18:29:00
Re: 『リスボン特急』 IMDb記載のトリビアほか / 虎
マサヤさん、こんばんは。
ブログ拝見しました。画像までアップしていただきありがとうございます。おかげ様でジェフ・コステロの名前が判読できました。ジャン=ピエール・ポジェの出演シーンも確認していただきありがとうございました。ちょっと気がついたのですが(どうでもいいことですが)、ジャン=ピエール・ポジェとジャック・ルロワはメルヴィル監督のドロン三部作のどの作品でも同じ組織に属していますね。
No.1095 - 2008/05/18(Sun) 22:52:22
Re: 『リスボン特急』 IMDb記載のトリビアほか / マサヤ@管理人
虎さん、こんばんは。
ブログを見ていただきありがとうございます。
あの壁の画像をよく見ると、他にも関連する名前がありそうですね。
おっしゃる通り、ジャン=ピエール・ポジェとジャック・ルロワはいつも同じ組織に属していますね。
同時に、その組織はドロンの演じる役柄と対立する組織でもあります。
No.1097 - 2008/05/19(Mon) 18:31:26
「影の軍隊」UPJ版DVDレンタル開始 / 澤 [ Mail ]
みなさん、こんにちは。

昨年の11月8日に1500円という廉価版で発売され、あっという間に売り切れてしまった、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの「影の軍隊」のDVDが、TSUTAYA DISCAS で、6月12日からネットレンタル可能となります。DISCASの「保有枚数」は20枚で、新作話題作の10分の1程度ですから、即レンタルできるかどうかは分かりませんが、ともかくも朗報と思い、ご報告します。ネットオークションなどで、信じられないような高値で取引されているのを、苦々しく思っておりました。こうした状況にこれで少し歯止めがかかるのではないかと思っております。また、TSUTAYAの店頭レンタルでも扱われる可能性があります。そうなると、レンタルの機会はさらに増えてきます。
No.1076 - 2008/05/05(Mon) 09:35:17
Re: 「影の軍隊」UPJ版DVDレンタル開始 / マサヤ@管理人
澤さん、こんばんは。
嬉しい情報ありがとうございます。
こちらですね。
http://www.discas.net/netdvd/goodsDetailN.do?pT=0&titleID=0080263618#
すでにかなり予約が入っているようですが、観たくても観られないという現在の状況が少しでも改善することは間違いないですね。
仰るとおり、店頭レンタルでも広く扱われることを期待したいです。
No.1077 - 2008/05/05(Mon) 19:17:05
「影の軍隊」再発 / Faux
 みなさん、こんにちは。
ユニバーサルの『影の軍隊』DVDが8月7日、再発されます。初回限定生産です。
http://www.universalpictures.jp/armyofshadow/
No.1089 - 2008/05/16(Fri) 13:11:57
Re: 「影の軍隊」UPJ版DVDレンタル開始 / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんにちは。
嬉しい情報ありがとうございます。
ようやく再発ですね。
遅すぎた感もありますが、今回も初回限定生産ということで、前回のようにあっという間に市場から消えることも予想されますね…。
No.1091 - 2008/05/16(Fri) 17:45:13
賭博師 ボブ モーニングで上映 / 影
映画ってモノは館(小屋)で見ての映画だから、その点

渋谷シネマラブァー での18日(5月)モーニング 11時

のボブはいいですねーー。

何回も見てます そして筋も知ってます それでも 行く

周りの雰囲気や どうだ 良いだろう と 一人自慢。

これを 太陽がいっぱい で何十回もやり 金が掛かった。

館でみる 家で見る 十倍も違う どうだ! 見たかーー。

です。 ちなみに モーニングは1000円です。
No.1088 - 2008/05/15(Thu) 12:28:05
Re: 賭博師 ボブ モーニングで上映 / マサヤ@管理人
影さん、こんにちは。
映画はやはり映画館で観たいですよね。
好きな映画ならば尚更です。
今度の『賭博師ボブ』の上映、私は都合がつきませんが、多くの人に楽しんでいただきたいと思っています。
1000円というのも嬉しいですよね。
No.1090 - 2008/05/16(Fri) 17:42:51
きちがいピエロほか / Faux
 みなさん、こんばんは。
 ゴダールの『気狂いピエロ』(65)の原題「ピエロ・ル・フ Pierrot le fou」は、実在のギャング、ピエール・ルトレル Pierre Loutrel(1916−46)のあだなです。フランス語の「ピエロ」はピエールの愛称で、「ル・フ le fou」は「キチガイ」という意味のほか「道化=ピエロ」の意味もあるので、それをもじったあだななのではと思われます。
 「きちがいピエロ」ことピエール・ルトレル、「マンモス」ことアベル・ダノス(1904−52)は、1941年から44年まで、アンリ・ラフォン(1902−44)と共にフランスのゲシュタポ、カルラングの主要メンバーでした。しかし、その後、レジスタンス側へと転向、二重スパイとなりました。
 1945年に、ルトレルらはギャング団「Gang des Tractions Avant(前輪駆動団=シトロエン・ギャング)」を結成、仲間にレモン・ノディ、1950年の「公敵第1号」エミル・ビュイソン(1902−56)、ベン・バルカ誘拐に関わったジョー・アティアらがいました。「トラクシオン・アヴァン(前輪駆動)」はシトロエン社のシトロエン・トラクシオン・アヴァンのことです。
 競輪王者だったアンドレ・プス(19−05)もルトレルの知人でした。
http://andrepousse.free.fr/Pigalle2.htm
 
 アンリ・ラフォンと共にフランス・ゲシュタポの中心人物とされる、元警部のピエール・ボニは、1933年の疑獄事件「スタヴィスキー事件」の秘密工作に関わり警察を辞職、戦時中はカルラングに協力、戦後、ラフォンと共に銃殺刑に処せられました。『薔薇のスタビスキー』(74)ではボニ警部役はクロード・リッシュが演じています。
http://www.france-justice.org/html/affaire_seznec/pierre_bonny.htm
  ノゲイラ著『サムライ』120頁より「ドイツによる占領がすべてを一変させたね。戦前には、一方に「暗黒街(ミリュー)」、もう一方に警察があった。それから、突然、占領とともに、ドイツのゲシュタポとフランスのゲシュタポが生まれたんだ。フランスのゲシュタポはフランスの警官とやくざとで構成されていた。警官と同数のやくざがいたんだ。パリのゲシュタポでいちばん有名なのにローリストン通りのゲシュタポがあるが、あそこには同時期にアベル・ダノスとボニ警部がいた」。
 フランスから米国へのヘロイン密輸組織「フレンチ・コネクション」の原資は第二次大戦中にカルラングの資金を、ラフォンの部下オギュスト・リコールが流用したものです。なお、映画『フレンチ・コネクション』原作者ロビン・ムーアは今年2月、85歳で亡くなりました。
 フランス・ゲシュタポ、ラフォン=ボニ組の話はTV映画『93, rue Lauriston 』(2004。ドニ・グラニエ=ドフェール)で描かれています。題名は上記メルヴィルの談話にもあるように、ゲシュタポの置かれていた住所です。
 ジョゼ・ジョヴァンニの小説『気ちがいピエロ Histoire de fou』はピエール・ルトレルをモデルとしています。自ら監督した映画版『ル・ジタン』(75)も「シトロエン・ギャング」を描いています。「ピエロ・ル・ナイフ(お人よしのピエロ)」という役をモリス・ビローが演じています。柴田錬三郎訳『ル・ジタン 犯罪者たち』(ケイブンシャ文庫)は『Histoire de fou』の自由翻案(?)だそうです。
 ジョヴァンニのサイト(仏語)
http://www.jose-giovanni.net/index.html
 
 ジョヴァンニ原作、クロード・ソテ監督の『墓場なき野郎ども』(60)は、「マンモス」ことアベル・ダノスをモデルにしています。リノ・ヴァンチュラの役名はアベル・ダヴォスに代えられています。スタン・クロルの役名はレモン・ナルディですが、モデルはレモン・ノディでしょう。
 アベル・ダノスについてのエリック・ギヨン・インタヴュー(仏語。ダノスの写真が見られます)
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=7811893
 『Abel Danos, dit : Entre Résistance et Gestapo』(2006,Fayard)の著者 エリック・ギヨンのサイト(仏語)
http://ericguillon.wordpress.com/

 ノゲイラ書229頁。「パリの七つのゲシュタポはすべて同じように編成されていたんだ。そのなかでいちばん有名なローリストン通りのゲシュタポには、既に君に話したが、『墓場なき野郎ども』のアベル・ダヴォスであるアベル・ダノスがいた」。
 以下のサイトにあるクロード・ソテの談話によると、ソテは実際のダノスのことは知らなかったようです。
http://www.rialtopictures.com/classe.html
 フランス国家警察の元刑事ロジェ・ボルニシュ原作、ジャック・ドレー監督の『フリックストーリー』(75)は、1947年のエミル・ビュイソンを描いています。アンドレ・プスもエミルの兄ジャン=バチスト役で出ています。
 以下の英語レヴューでは『サムライ』と比較しながらも、演出はメルヴィルには及ばないとしています。
http://filmsdefrance.com/FDF_Flic_Story_rev.html
 ボルニシュ原作、ドレー監督の『友よ静かにCENSORED』(76)は、1945年の「シトロエン・ギャング」を扱っています。「マンモス」ことリュシアンに扮すのはモリス・バリエ、レモンに扮すのはロベール・ベルタン。ドロン扮すのはロベール・ル・ダングですが、「ル・ダングle dingue」は「キチガイ」の意味。
http://filmsdefrance.com/FDF_Le_Gang_rev.html
 クロード・ルルーシュ監督、ジャック・デュトロン主演の『レジスタンス/反逆 Le Bon et les Mechants』(ビデオのみ。76)も「シトロエン・ギャング」の歴史を扱っています。ブリュノ・クレメール、セルジュ・レジアーニも出ています。
http://filmsdefrance.com/FDF_Le_Bon_et_les_mechants_rev.html
 
 ノゲイラ書284頁。「パリの〈ホテル・マジェスティック〉に本部を置いていたゲシュタポから逃げるジェルビエは、リヴィエール、[のちの]新共和国連合[引用注:仏語では「UNR」]の代表だよ」。
 UNR代表のリヴィエールという人物はいないようなので、これは、1947年のフランス人民連合(RPF)に参加したポール・リヴィエール(12−98)のことだと思われます。彼は大使館付武官として56年12月から59年末まで東京にいました。
http://www.ordredelaliberation.fr/fr_compagnon/848.html
 シムノンに『メグレと超高級ホテルの地階 Les Caves du Majestic』(77)という小説があります。1945年にリシャール・ポチエ監督、アルベール・プレジャン主演で映画化されていますが、近年のTV映画版(93)のDVDがアイ・ヴィ・シーから『新メグレ警視/ホテル・マジェスティックのワイン蔵』の題で2001年に出ています。監督はスイスのクロード・ゴレッタ。メグレ役は『レジスタンス/反逆』、『危険を買う男』(76)のブリュノ・クレメール、ジャック・タチの親戚のコメディアンで『プレイタイム』修復に尽力したジェローム・デシャンも出演。以下、日本での放映情報。
http://www.foxcrime.jp/bangumi/maigret/episode.shtml
 
 なおゴダールの『気狂いピエロ』はジョヴァンニの小説『気ちがいピエロ』とはまったく関係ありません。ベルモンド扮するゴダールの主人公は、そもそもフェルディナンという名前で対独協力作家フェルディナン・セリーヌから採られています。「ピエロ・ル・フ」という愛称は、彼をだますマリアンヌという女性が「モナミ・ピエロ(わたしの友だちのピエロ)」(別名「月の光  Au clair la lune」。フランスの18世紀の有名な民謡。歌いだしが"Au clair de la lune, Mon ami Pierrot,")と呼びたいがために勝手につけたものです。
 「月の光」を歌う人たち
http://jp.youtube.com/watch?v=K5sP-o5lags

 『気狂いピエロ』の原作はライオネル・ホワイト(1905−85)の『妄執 Obsession』(60)ですが邦訳はありません。本当はナボコフの『ロリータ』を元ネタにしたかったようです。原作と言っても、ゴダールのことなので、いくつかの設定を転用しているだけでしょうが。ホワイトはキューブリックの『現金に体を張れ』(56)の原作(『逃走と死と Clean Break』)で有名です。
No.1074 - 2008/05/03(Sat) 01:37:40
Re: きちがいピエロほか / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
『気狂いピエロ』を始めとするたくさんの情報ありがとうございます。
特にアベル・ダノスがらみのお話が興味深いです。
このあたりの事情をもっとよく知れば、戦中のレジスタンス活動や、戦後パリの暗黒街やギャング映画への理解が深まりそうですね。
ゴダールの『気狂いピエロ』もしばらく観直していませんが、時間が取れたら観直してみたいと思っています。
また、ジョゼ・ジョヴァンニの素晴らしいサイトのご紹介もありがとうございます。
No.1075 - 2008/05/04(Sun) 23:26:19
Re: きちがいピエロほか / Faux
マサヤさん、こんばんは。
  実のところ、フランスの20世紀前半のギャングのことやジョヴァンニの実体験のことは、ほとんど知りません。まとまった参考文献も読んだこともないので、機会があればもう少し知りたいと思っています。
 シュヴァイアウゼール『ロマン・ノワール フランスのハードボイルド』(クセジュ文庫、白水社。47頁)。「ジョバンニの作品のどれをとっても感じられるのは、彼が登場人物に抱く友愛の情である。しかもその登場人物とは、ときに彼が現実に知っている男たちだ。例えば『おとしまえをつけろ』の主人公、刑務所を脱獄して昔の仲間を探すヤクザのギュは、ジョバンニの個人的な友人で、ニームの中央刑務所に服役中だった。この本が出版されてからまもなくして死んだが、それでも読むだけの間はあった。また信頼できると信じていた仲間に見捨てられ、まったくあかの他人から好意を受けることになるアベル・ダボスもジョバンニの昔の知り合いで、『墓場なき野郎ども』の「主人公」に使われる」。
 ちなみに同書の第8章は「フランスのロマン・ノワールと映画」と題されてきるのですが奇妙な事にメルヴィルの名前が出てきません。
 
No.1078 - 2008/05/05(Mon) 20:24:36
Re: きちがいピエロほか / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
シュヴァイアウゼール著『ロマン・ノワール フランスのハードボイルド』の内容のご紹介ありがとうございます。
実は私もこの本のことは近く紹介できればと思っていました。

ロマン・ノワールについて一冊まるごと書かれた本は、少なくとも国内ではほとんど出版されていないでしょうし、実際、国内ではまず紹介されることのない多くの作家がこの中で紹介されている点からも、大変貴重な本と思います。
仰るとおり、残念なことに第8章にはメルヴィルのことが出てきませんが、作家案内のルスーの項(152頁)には一回だけ名前が出てきます。
この本を読まれていない方のために引用します。

「『いぬ』(「セリ・ノワール」375番、1957年)は素晴らしい傑作だ。それは当時の流行に従って隠語で書かれている。ジャン=ピエール・メルヴィルはこの作品を忠実に映画化した。彼は台詞もそのまま使ったが、もっともフランス語に「翻訳」することにはなった。アメリカのロマン・ノワールの熱烈な愛好家であったルスーは、このジャンルの中心的なテーマのひとつに熱心に打ち込んだ。そのテーマとは「女性嫌悪」である。」
No.1079 - 2008/05/06(Tue) 00:52:09
Re: きちがいピエロほか / トム(Tom5k) [ Home ]
マサヤさん、ご無沙汰しております。
しばらく、ブログと無縁の生活を送っていましたものですから。当ブログへのコメントもありがとうございました。
マサヤさんのHPもますます充実されているようで、うれしい限りです。
また、昨年10月あたりからの形跡を少しづつ辿って読ませていただきますね。

さて、こちらに来ていきなり興味深いコメント。
はじめまして、Fauxさん(何て初対面で馴れ馴れしくお声をかけさせていただいてよろしいんでしょうか?)

ピエール・ルートレルに関わっては、
こんなところに、素晴らしい考察が載せられていましたっ!
 ↓
http://zidai.exblog.jp/i31/
なんちゃって、実はわたしのつたないブログ記事でした(笑)お許しください。
では、また。
No.1084 - 2008/05/11(Sun) 22:29:29
Re: きちがいピエロほか / マサヤ@管理人
トムさん、こんばんは。
しばらくブログも更新されていなかったので、ちょっと心配しておりましたが、復活おめでとうございます。
また、わざわざご挨拶に来ていただき恐縮です。
ピエール・ルートレルを巡っては以前詳しい記事を書かれていたのですね。
ざっと読ませていただきましたが、トムさん独特の熱のある文章は大変説得力があり、アラン・ドロン論としても立派なものだと思います。
今後の更新も楽しみにしておりますね。
No.1086 - 2008/05/12(Mon) 00:39:28
Re: きちがいピエロほか / Faux
  トムさん、はじめまして。ご教示ありがとうございます。貴ブログも拝見させていただいたことがあります。
 管理人さんのご厚意に甘え、空気も読まず、自分でもよく知りもしないことばかり、書き散らしていますが、大目に見ていただければ幸いです。
 ところで、ルトレルは、No.1053で言及したマルティーヌ・キャロルを誘拐したこともあるそうですが、すぐに解放し、後日詫びたとのこと。
 Google ブック検索で検索すると、全文は読めないのですが、Andre Larue著『Les Flics』(Fayard,1968)という戦後のフランス暗黒街の歴史をまとめた本に書いてあるようです。著者は「フランス・ソワール」の犯罪記者、「フランス・ディマンシュ」の編集者だったそうです。
No.1087 - 2008/05/13(Tue) 20:22:50
『公務』 / Faux
 みなさん、こんばんは。
 ロベール・ブレッソン監督、道化ベビ主演『Affaires publiques』(34年。映画祭上映題『公共問題』。原題は『公務』という意味)の動画です(画質は劣悪。日本語字幕なし)。
 『[フィルム]スペシャル'89』(フィルムアート社)に『首相の公務椿道中』と題した、鈴木圭介氏による詳細な日本語採録があります。王女役アンドレ・セルヴィランジュ(1911−2001)は『商船テナシチー』(34)、『危険な曲り角』(58)にも出ています。
 
パート1
http://jp.youtube.com/watch?v=-GOOeHXQCDI
「クロガンディー共和国の国営放送は、早朝より首相がオープンカーに乗って公務に赴く模様を報道。隣国ミルミー王国では、王女が父王への手紙を使いに託し、複葉機で飛び去る。多くの求婚者に飽き足らず、意中の隣国首相に会いに行くのだ。父王とその従者はそのあとを追う。一方、首相の公務の初めは、首相の座像の除幕式への出席。ラインダンスの余興の後、踊り子の一人が首相に花束を贈呈する」。
パート2
http://jp.youtube.com/watch?v=7C3cZUkqEwE
「隣国王女の飛行機が国境を越える。除幕式で幕が取り除かれる。演説を始めた首相も見物人も誰もがあくびをし、眠り始める。王女にも眠気が伝染し、飛行機は不時着。飛行機から出た王女は誰もが眠っている中、首相の元にたどり着き、座像の大口をふさぐ。途端に人々は起き出し、首相は次の公務に向かう。目的地は共和国消防隊の営舎だ」。
パート3
http://jp.youtube.com/watch?v=NaEDNiUbDHQ
「一行は消防隊の営舎に着く。消防隊の珍演習の最中に、ミルミー国王と従者が国境を越える。王女の連れのクリスチオーヌという肥った女性が、首相にたいし王女に話をしてほしいと頼む」。
パート4
http://jp.youtube.com/watch?v=DkxWtKm464M
「首相は演台にのぼるが、服に火がつく。消防隊が消火すると、首相は壇上から降り、喝采を浴びる。王女もますます首相にほれ込む。首相一行は次の公務に向かう。港の船の進水式だ。やぐらの上で海軍提督らが首相を迎える。シャンペンのビンを船に当てて割る儀式の栄誉は王女に与えられるが、何度やってもビンが割れない」。
パート5
http://jp.youtube.com/watch?v=1H_1bg1lpmo
「首相がビンを送り出すと、ビンは水夫の船窓に飛び込む。ミルミー国王と従者がやぐらに登る。水夫の投げ返したビンが王の頭に当たる。怒った王はやぐらの上に大砲を引っぱりあげさせるが、大砲の重みでやぐらが傾く。首相がなんとか大砲を上げることに成功する。王女は感動して首相に結婚を申し込む。やがて首相はシャンペンのビンを砲身につめ、王に発砲させる。船体に穴のあいた船が海に進水するが、そのまま沈んでゆく。王と首相にはさまれた王女がオープンカーでパレード。放送局はその模様を実況放送する」。

 当時の前衛芸術家たちはドタバタ喜劇調のアナーキーな映画が好みだったようですが、ブレッソン同様、パリの前衛芸術家たちと交遊していた美術監督ピエール・シャルボニエ(1897−1978)の実写を交えた実験アニメ『La Fortune enchantée』(36)にも、この映画のシャンペンのビンの場面が引用されています。
 同作を含むDVDが以下の、1892年から1948年のフランス・アニメ展(2007年)の仏語カタログの付録に付いています。
http://www.heeza.fr/description.php?lang=1&id=989
 上記付録DVDに収録の『La Joie de vivre』(34。アントニー・グロス、エクトル・オパン)は、2002年に出た北米Image Entertainment盤『悪いたね Mauvaise graine』(34。アレクサンダー・エスウェイ、ビリー・ワイルダー)DVDの特典にもなっています。ワイルダーの初監督作『悪いたね』はダニエル・ダリューが出ています(No.687も参照)。
http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDReviews35/mauvaise_graine.htm
No.1083 - 2008/05/10(Sat) 01:33:47
Re: 『公務』 / マサヤ@管理人
Fauxさん、こんばんは。
ロベール・ブレッソン監督の『公務』のご紹介ありがとうございます。
ブレッソン監督の処女作とのことですが、監督のイメージとは随分異なる作品ですね。
ここまでドタバタ調だとは意外でした。
画質が良くないのが残念ですが、ベビも『ある道化師の二十四時間』に比べるとさすがに若いですね。
それにしても、邦題が一般で知られている『公共問題』では内容と隔たりがあり過ぎると思います。
No.1085 - 2008/05/12(Mon) 00:28:06
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