マサヤさん、こんにちは。 「レトロスペクティヴ/ジョルジュ・ド・ボールガール」カタログは以下で購入可。 http://www.athenee.net/culturalcenter/books.html
『北駅』にはナディーヌ・バロとバルベ・シュレデールが主演していますが、バロは『人間ピラミッド』ではコート・ジヴォワールの高校の白人・黒人共学クラスに転入してくる女子高生役で出ています。 『北駅』の撮影を手がけたエチエンヌ・ベッケル(36−95)は、ジャン・ベッケルの息子です。『勝負をつけろ』(61)では撮影助手。遺作は、ジャン・ベッケルの『エリザ』(95)です。 http://www.lesgensducinema.com/biographie/BeckerEtienne.htm エチエンヌ・ベッケルは、マルケルの『ラ・ジュテ』(62)とリヴェットの『狂気の愛 L'Amour fou』(69)には出演もしています。 『狂気の愛』では35ミリで撮られた劇中のTV番組(16ミリ)の撮影も担当。 「ジャック・リヴェット・レトロスペクティヴ 秘密と法則の間で」 http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=131 ウィリアム・バロウズやオーネット・コールマンが出演したトンデモ映画?『チャパクア』(66)では、写真家として有名なロバート・フランク、名匠オイゲン・シュフタンと共に撮影を手がけています。 ロバート・フランクについて http://artphoto-site.com/story44.html
ドイツ(現ポーランド)出身のオイゲン・シュフタン(1893−1977)は映画史上の重要人物の一人です。『ニーベルンゲン第一部:ジークフリートの死』(24)、『メトロポリス』(27)や『ナポレオン』(27)などの「シュフタン・プロセス」と呼ばれる、鏡を利用した二重焼き技法で有名。ロバート・ロッセン晩年の『ハスラー』(60)でオスカー受賞。 ロッセンの遺作でジーン・シバーグの代表作の1本『リリス』(DVD発売。64)、No.634でも言及した『マンハッタンの哀愁』(65)の撮影も見事ですが、ドイツ時代の『日曜日の人々 Menschen am Sonntag』(30)やマックス・オフュルス、ダグラス・サークの日本未公開作、フランス時代の『霧の波止場』(38)、アヌーク・エメの美しい、アストリュックの中篇『恋ざんげ』(53)、ジョルジュ・フランジュの『壁にぶつけた頭 La Tete contre les murs』(59)、古典ホラー『顔のない眼』(60)などが有名。 トリュフォーの『終電車』(80)のメトロの場面でも引用された、メトロの幻想を扱ったフランジュの短篇『白い少女』(58)も撮っています。 |
No.959 - 2008/02/28(Thu) 12:09:39
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