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椎名林檎研究GuestBook

祝! 東京事変「再生」!

東京事変「color bars」 / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変のラストアルバム「color bars」(2012年1月18日発売)を聴きました。

初回生産分のみの特典は、以下の3つです。
・「カラー・バー紙ジャケット仕様」 黒の紙ジャケットの中央に穴が空いていて、7枚の歌詞カードが入っています。表面は色とりどりのカラーバー模様で、7枚をそろえると窓からきれいにカラーバーに見えます。裏面は黒地に白字で歌詞が書かれています。
・「東京事変メンバー・フォトカード封入」 歌詞カードの7枚目に東京事変のメンバーを写した写真が封入されています。
・「東京事変アリーナ公演2012抽選予約案内封入」 ラストツアーとなる「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」に「color bars」CD購入者受付で、応募できるシリアル?bェ封入されています。エントリーしましたが、落選でした。

5人のメンバーが作詞・作曲した作品を1曲ずつ、全5曲を収録しています。ラストアルバムという重厚感はなく、雑記集のような印象です。これまでのアルバムと同列には論じられないでしょう。「SR猫柳本線」に掲載された「オフィシャルインタビュー」で、亀田誠治は「「大発見」で高得点を叩き出した後の「エキシビション」」と語っています。椎名林檎が「vox&drums」とクレジットされているので、いずれかの曲でドラムを演奏したようです。

1曲目は「今夜はから騒ぎ」(作詞・作曲:椎名林檎)。いきなり男声(伊澤一葉?)のバックコーラスから始まります。その後もバックコーラスが歌詞を担うなど、積極的な役割を果たします。タイトルから連想するほど、騒いだ曲ではなく、落ち着いた雰囲気です。メロディーラインの雰囲気は「歌舞伎町の女王」に似ています。椎名林檎の作品としては、本当にひさびさに歌詞に地名が出てきます(「TOKYO港湾(HARBOR)」「赤プリ(=赤坂プリンスホテル)」「紀尾井町」「溜池山王」)。「ヨウナシね」と歌われる溜池山王駅の八番出口は、EMIミュージック・ジャパン本社の最寄りの出口でした。

2曲目は「怪ホラーダスト」(作詞・作曲:伊澤一葉)。椎名林檎ではなく、伊澤一葉が歌います。キーボードの効果音が低音が流れます。このあたりのサウンドが「怪」なのでしょうか。英単語を交えた歌詞です。サビの部分は、昭和のアイドル曲のような軽快さがあります。

3曲目は「タイムカプセル」(作詞・作曲:亀田誠治)。意外にも亀田誠治が初めて作詞した作品とのこと。歌は椎名林檎。バラードですが、ピアノとギターだけの伴奏とのことで、ラストもあまり盛り上がりません。亀田の父が昨年亡くなったことを契機にしているようです。

4曲目は「sa_?@_ta」(作詞・作曲:浮雲)。椎名林檎と浮雲のツインヴォーカル。サビの「咲いちゃったの花開いたの」から広がりあるサウンドで、リズムも楽しい。後奏(和音の延ばし)が長く続きます。

5曲目は「ほんとのところ」(作詞・作曲:刄田綴色)。刄田綴色が初めて作詞作曲した作品です。意味深なタイトルですが、歌詞は童謡レベルで拍子抜け。「たぬき」「カラス」「猫」「鷹」「鯉」など動物が多数登場します。サビは「うちの猫が鷹に喰われたんだ」の繰り返し。刄田綴色の歌声は初めて聴きましたが、地声に近く振り絞るように叫びます。ドラムが八分音符を連打するなど伴奏もシンプルで、あえてバンドで演奏しなくてもピアノ伴奏だけでも十分成立するように思えます。後奏は動物の鳴き声を模しているようです。オフィシャルインタビューによると、アルバム「スポーツ」制作時にはすでに作曲されていたようです。また、「自分の周りで起きた死を集めた歌」と語っています。この曲が東京事変ラストアルバムの最後の曲にふさわしいかは評価が分かれるでしょう。

「オフィシャルインタビュー」によれば、椎名林檎が東京事変の解散を決意したのは2010年11月とのこと。アルバム「スポーツ」がリリースされるよりも前です。そして、メンバー全員で解散を確認したのは2011年1月とのこと。刄田綴色が逮捕されるよりも前です。詳しくは、最初で最後のオフィシャルブックとなる『チャンネルガイド』(2月29日から一般発売)にロングインタビューが掲載されているとのことです。


EMIミュージック・ジャパン TOCT-22311 1700円
No.565 - 2012/02/17(Fri) 23:35:49
東京事変 LIVE TOUR 2011 / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変が今年も全国ツアーを行ないます。
北は札幌から南は鹿児島まで、15都市20公演です。9月30日から12月2日までの約3ヶ月の日程です。

林檎班会員先行ツアーチケット予約が、4月20日(水)12:00〜4月25日(月)16:00の間で行なわれて、本日20:00に抽選結果発表がありました。

結果は、11月3日(祝・木) 神戸国際会館と11月23日(祝・木) グランキューブ大阪に当選。
11月22日(火) グランキューブ大阪は落選でした。
2回も行けるので上等です。

まだ、ライブツアーのタイトルが発表になっていません。
ニューアルバムと連動しているのでしょうか。
No.555 - 2011/05/06(Fri) 20:41:41
Re: 東京事変 LIVE TOUR 2011「Discovery」 / ハムラ@管理人 [近畿]
ツアータイトルが「Discovery」と発表されました。
アルバム「大発見」(6月29日発売)と連動したタイトルになっています。

http://www.kronekodow.com/gaiko/tour2011.html

5月10日(火)12:00〜5月15日(日)16:00の期間で、SR猫柳本線ポケット会員(のぞみ会員)対象の先行受付が行なわれます。
No.556 - 2011/05/10(Tue) 00:44:12
東京事変 LIVE TOUR 2011「Discovery」 / ハムラ@管理人 [近畿]
ライヴレポートを掲載しました。

http://www.geocities.jp/classicalmusicreviews/shenaringo/11110323.html
No.561 - 2012/01/30(Mon) 23:37:26
東京事変「大発見」 / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変5枚目のアルバム「大発見」(2011年6月29日発売)を聴きました。初回生産分のみ大発見スリーブケース仕様。ローソンで購入すると、ローソン限定特典として、オリジナル・ステッカーシート(ハガキサイズ)が添付されました。7月11日付のオリコンアルバムチャートで1位を獲得しました。

ジャケットデザインは、東京事変の孔雀マークが砂に埋もれています。アルバムタイトル「大発見」にちなんで、発見されたという意味が込められているのでしょう。CDの表面も砂色です。

13曲+Bonus Track1曲の全14曲を収録。曲名の文字数は、これまで同様にシンメトリーで配置されていますが、漢字とひらがなを含めて完全に対にはなっていないので、ずいぶん緩やかになりました。全曲に英語のタイトルがついています。歌詞カードは、アルファベットの字体が白抜きになっているのが特徴です。

アルバムタイトルの「大発見」は、違った魅力が見つかるという意味のようで、確かに前作の「スポーツ」とは性格が異なるアルバムになっています。伴奏がちょっとうるさく感じられ、印象に残るメロディーも少ないように感じましたが、何度か聴くうちに魅力が出てきました。
いくつかの曲で、作曲が共作(連名)になっているのも注目されます。ボツになりかけた曲を引き取って他のメンバーが作曲したため、連名でクレジットされているようです。椎名林檎の名義は、「vox,cho&MIDI」となっているので、ギターは弾いていないようです。MIDIが加わったのが新しい。

1曲目は「天国へようこそ For The Disc」(作詞・作曲:椎名林檎)。14曲目の「天国へようこそ For The Tube」は英語歌詞ですが、こちらは日本語歌詞でアレンジも異なります。男声の低音が「あー」と響くなか、怪しげな前奏が始まります。新機軸のサウンドで、最初に聴いたときは激しい違和感を覚えました。節目で響くベースもすごい。インタビューによると、刄田綴色はドラムではなく、箱を蹴っているようです。伴奏がごちゃごちゃして、情報量が多い。間奏は手拍子のように聴こえますが、タップを踏んでいるようです。熊谷和徳に問い合わせたとのこと。

2曲目は「絶対値対相対値」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉・椎名林檎)。前奏なしで歌い出し。椎名林檎はあまり感情を込めずに歌っていますが、アップテンポなのでライヴでは盛り上がるでしょう。歌詞も韻を踏んでいてノリやすい。この曲も伴奏がかなり凝っていて、細かい音符が多い。

3曲目は「新しい文明開化」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉・椎名林檎)。東京メトロCMソング。英語の歌詞で、速めのテンポ。地下鉄というよりは、高速道路に乗っているときのBGMにしたい曲です。地下の暗いイメージを払拭するにはいい曲でしょう。間奏で長いギターソロがあります。キーボードが聴こえないので、伊澤一葉もギターを弾いているかもしれません。

4曲目は「電気のない都市」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。ピアノ伴奏から始まります。インタビューによると、震災後の計画停電を見て椎名林檎が作詞したとのことですが、メロディーに悲壮感はありません。

5曲目は「海底に巣くう男」(作詞・作曲:浮雲)。今回のアルバムの曲で、唯一椎名林檎が作詞していません。インタビューで、浮雲は「7〜8年前に書いた曲」と語っています。サビはライヴでコール&レスポンスになりそうです。ベースを効かせて力強い。

6曲目は「禁じられた遊び」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉・椎名林檎)。前半は椎名林檎の歌声にエコーがかかっています。後半は開放的に歌います。理想的なバンド演奏と言えるでしょう。

7曲目は「ドーパミント!BPM103」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。2010年7月28日に配信された「ドーパミント!」とはアレンジが異なります。配信されたバージョン(BPM119)はギター中心のギスギスしたサウンドですが、アルバムのBPM103のほうがテンポ遅く、落ちついて各楽器のプレイ楽しめます。歌詞もBPM119の「GO」の男性バックコーラスが、BPM103ではなくなっているなど、実に興味深い聴きくらべができます。前半は指を鳴らす音が伴奏になっています。歌詞は「可虐趣味(サディスティック)」「被虐趣味(マゾヒスティック)」「寸止め」など、東京事変結成前の椎名林檎の世界観に近い。この曲はライヴで絶対に盛り上がるでしょう。

8曲目は「恐るべき大人達」(作詞:椎名林檎 作曲:亀田誠治・椎名林檎)。英語歌詞のさわやかな楽曲。間奏でキーボードソロがあります。

9曲目は「21世紀宇宙の子」(作詞:椎名林檎 作曲:亀田誠治・伊澤一葉)。椎名林檎が若々しい透明感ある声で歌います。歌詞は一番と二番で対になっています(朝もや/夕映え、朝焼け/夕焼け、離陸/着地)。「フレー! フレー!」など、歌詞も前向きで気持ちがいい。同じ亀田誠治作曲の「閃光少女」と雰囲気が似ています。伊澤一葉と浮雲の間奏は、あまりマッチしていません。

10曲目は「かつては男と女」(作詞:椎名林檎 作曲:浮雲)。キーボードがオルガンのように重層的に響く前奏とそれ以降でアレンジの雰囲気が違いすぎる。ちょっとアレンジが下手です。浮雲の作曲ですが、伊澤一葉のキーボードが活躍します。歌詞は詩のようでなく、改行されない文章で書かれています。ラストはエコーをかけてフェードアウトしながら遠ざかります。

11曲目は「空が鳴っている」(作詞:椎名林檎 作曲:亀田誠治)。グリコ「ウォータリングキスミント」CMソング。先に発売されたシングルと同じ音源です。シングル同様に、歌詞は「残」と「響」の文字の色を変えています。

12曲目は「風に肖って行け」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。「肖って」は「あやかって」と読むようです。歌詞がリズミカル。冒頭は四文字熟語の英訳を連呼します。「日本語と円を濫りに遣う人生」と歌っているのが興味深い。間奏ではDJのようなノイズが聴けます。ラストに英語で何か歌われますが、歌詞カードには書かれていません。

13曲目は「女の子は誰でも」(作詞・作曲:椎名林檎)。資生堂「マキアージュ」CMソング。先に発売されたシングルと同じ音源です。演奏の名義がシングルにはなかった「東京マジカルビッグバンド」という名前が付いています。

14曲目(Bonus Track)は「天国へようこそ For The Tube」(作詞・作曲:椎名林檎)。テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「熱海の捜査官」主題歌。2010年7月21日に先行配信されました。歌詞は英語です。1曲目「天国へようこそ For The Disc」よりもスローテンポ。キーボードから始まり、ギターが加わって盛り上がります。後半では椎名林檎の絶叫が聴けます。最後は「I AM DEAD」と歌われるので、死ぬようです。

EMIミュージック・ジャパン TOCT-27070
No.560 - 2011/09/23(Fri) 03:23:18
興味があれば / メロウ [関東]
ハムラ様

はじめまして。
貴殿の椎名林檎さんに対する情熱を感じます。
非公開でお願いしたいので、メルアドお知らせ下さい。
No.559 - 2011/09/19(Mon) 18:18:35
ニューシングル「空が鳴っている/女の子は誰でも」 / ハムラ@管理人 [近畿]
2011年5月11日に発売された東京事変のニューシングル「空が鳴っている/女の子は誰でも」を聴きました。両A面シングルです。5月23日付のオリコンCDシングル週間ランキング6位。

初回生産分のみの特典は、「東京事変 Live Tour 2011 Discovery チケット先行抽選受付シリアルNo.付」。ケースに正方形のシールが貼ってありました。チケットはすでに「林檎班会員先行」で確保したので使っていません。また、先着で「東京事変オリジナルポスター(B2サイズ)」がCDショップでプレゼントされました。

当初はこのシングルは2月23日に発売予定でした。しかし、2月10日に刄田綴色が公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されたため、シングルリリースを延期し、プロモーション活動も自粛しました。2月18日および2月25日に2週連続で出演する予定だった「ミュージックステーション」の出演も取りやめになりました。
その後、3月14日に略式裁判による罰金の支払処分が下されたことを受けて、4月5日からプロモーション活動を再開しました。

今回のCDを見たところ、CD番号が発売延期前と同じで、帯には当初の発売日「11・2・23」が記載されています。活動再開後に新たに制作し直したのではなく、3ヶ月の間、倉庫に眠っていただけのようです。

ジャケットのデザインは、雪に覆われた森が月夜に照らされている写真。当初は2月にリリースされるはずだったので、冬らしいデザインです。
CD表面は白色で、デザインは虫眼鏡。ディスク中央の穴がレンズになっています。アルバム「大発見」を連想させるデザインとなっています。

1曲目は「空が鳴っている」(作詞:椎名林檎 作曲:亀田誠治 編曲:東京事変)。グリコ「ウォータリングキスミントガム」CMソングです。やや長めの前奏から始まり、ギターとベースの効いた重厚感あるサウンドです。伊澤一葉の表記が「key&guitar」となっているので、ギターを2人に増やしているようです。なお、椎名林檎の表記は「vox」となっており、ギターは弾いていないようです。前奏と後奏では、背景で鐘に似た音色も聴こえます。
亀田誠治は「みんなで創る講演会「亀田誠治への挑戦状'2010 〜君の声が亀田に届く〜」」で、「好きな曲」と語っているので、自信作だったようです。確かに名曲で、すごくいい。さっそく携帯電話のメロディーコールに設定しました。

歌詞は、縦書き。しかも、1行16文字で見事に揃っています。「残」と「響」の文字だけが赤字で印字されています。歌詞も人生を達観したような内容です。椎名林檎の作詞で「神さま」という言葉が使われたのは、今作が初めてではないでしょうか。

グリコ「ウォータリングキスミントガム」のCMに流れるアレンジは、刄田綴色の不祥事の間は、椎名林檎ソロ名義の「空が鳴っている〜深海版〜」が使われました。こちらのアレンジも捨て難い魅力があります。


2曲目は「女の子は誰でも」(作詞・作曲:椎名林檎 編曲:服部隆之)。資生堂「マキアージュ」CMソングです。東京事変では、初めての服部隆之による編曲です。
東京事変のメンバーに加えて、服部隆之の指揮、トランペット3、トロンボーン3、アルトサックス1、テナーサックス1、バリトンサックス1、フルート1、パーカッション2の編成。スウィングジャズの雰囲気で、間奏ではサックス、トランペット、フルートによるソロがあります。後半からはテンポを落として、歌詞が英語になります。華やかなアレンジで前曲とは好対照です。東京事変というよりも椎名林檎のソロに近く、アルバム「三文ゴシップ」の延長と言っても過言ではないでしょう。

歌詞は横書きで、1行16文字。「ライクアバージン」が赤字で印刷されています。「女の子は誰でも魔法使いに向いている」「女の子は何時でも現在(いま)が初恋でしょう」「女の子はお砂糖と薬味(スパイス)とで出来ている」の歌詞が非常にユニーク。

資生堂「マキアージュ」CMでは、CDと異なり、「一度だけライクアバージン」を先に歌って、冒頭に戻るアレンジとなっています。なお、CMでは「ライクアバージン」を「ライクアバージング」と歌っているように聴こえると話題になっているようですが、確かにCMでは「バージング」に聴こえます。
なお、刄田綴色の不祥事の間は、椎名林檎とピアノ伴奏による「女の子は誰でも〜素顔編〜」に音源が差し替えられました。

前作「能動的三分間」では、椎名林檎と浮雲のツインヴォーカルとなっていましたが、今作のヴォーカルはバックコーラスを含めても椎名林檎のみです。椎名林檎は「vox」の表記で、ギターは弾いていません。

EMIミュージック・ジャパン TOCT-40320
No.558 - 2011/09/11(Sun) 02:12:25
ライブについて / さおり [関東]
はじめまして。東京事変のファンになりたてです。私はDomestic Virgin Lineのライブがすごく好きなのですが、DVD化はされていませんよね。前にテレビで放送していたと伺ったのですが、管理人様がもし録画されていたらダビングしていただくことは可能でしょうか。。?ずうずうしいお願いで申し訳ありません。
No.557 - 2011/05/29(Sun) 00:44:25
EMI ROCKS / ハムラ@管理人 [近畿]
「EMIミュージック・ジャパン」50周年を記念して開催される「EMI ROCKS」に、東京事変が出演することが発表されました。

11月6日(土)10:00開場、12:00開演、20:00終演予定。
会場は、さいたまスーパーアリーナです。

チケットは、アリーナ(オールスタンディング((ブロック指定/整理番号付))、スタンドともに、6,900円とやや高価。

その他にも、EMIミュージック・ジャパンに所属するアーティストが出演するようです。
さいたまスーパーアリーナのレイアウトから考えると、1ステージでしょうか。

http://emirocks.com/
http://www.kronekodow.com/live/live.html
No.546 - 2010/07/04(Sun) 01:20:18
Re: EMI ROCKS / ハムラ@管理人 [近畿]
いつの間にかチケットが完売したようです。
9月11日に一般発売が始まって、13日に完売するとは意外でした。
今回は参加見送りです。

レコード会社主催なので、DVDで発売されるでしょうか。

http://emirocks.com/ticket/
No.549 - 2010/10/11(Mon) 22:20:01
Re: EMI ROCKS / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変の出演は、18:00過ぎで、出演順はトリ(吉井和哉)の前だったようです。
「Special Secret Guest」として、布袋寅泰が出演したようです。
http://emirocks.com/timetable/

>レコード会社主催なので、DVDで発売されるでしょうか。
「オフィシャル記念ライヴCD」が当日に3000円で発売されたようです。
1アーティストにつき1曲収録。
東京事変は「勝ち戦」が収録されています。
ライヴCDの販売は今回だけとのこと。残念。
http://emirocks.com/livecd/
http://emirocks.com/livecd/musiclist.pdf
No.550 - 2010/11/07(Sun) 12:26:24
Re: EMI ROCKS / ハムラ@管理人 [近畿]
セットリストがEMI ROCKSの公式ホームページ(モバイルサイト)に掲載されました。
「天国へようこそ」と「ドーパミント!」が初めて披露されました。
https://m.emimusic.jp/rdct/stltd.php?id=53

1.天国へようこそ
2.OSCA
3.FOUL
4.ドーパミント!
5.キラーチューン
6.能動的三分間
7.透明人間
8.勝ち戦

なお、オフィシャル記念ライヴCDに収録されたのは「勝ち戦」でした。
http://emirocks.com/livecd/musiclist.pdf
No.554 - 2011/05/05(Thu) 23:09:54
東京事変ニューアルバム「スポーツ」 / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変4枚目のアルバム「スポーツ」(2010年2月24日発売)を聴きました。前作「娯楽(バラエティ)」から2年半ぶりのアルバムです。3月8日付オリコンウィークリーチャートで1位を獲得しました。

初回生産分のみ「金メダル エンボス スリーブケース仕様」。白いスリーブケースに、メンバー5人の横顔が描かれた金メダルが凸凹に刻まれています。CD表面もブックレットの表紙も金色です。ブックレットの写真は、メンバー5人が「nippon」「INCIDENTS TOKYO SPORTS」と書かれた同じ白いユニフォームを着て、首に金メダルをかけて手を振っています。発売日近くに開催されたバンクーバー冬季オリンピックを意識しているのかもしれません。
メンバー&楽器紹介は、シングル「能動的三分間」でも使われた5色の丸で色分けされています。担当楽器はこれまでと異なり、刄田綴色、亀田誠治、伊澤一葉に「&cho.」が新しく入り、浮雲にも「&vox」が加わりました。椎名林檎は「vox&guitar」とクレジットされています。

13曲を収録。いつものように、曲名の文字数が「能動的三分間」を軸にして左右対照のシンメトリーになっています。収録時間(47分10秒)やCD番号(TOCT-26940)は左右対照ではありません。漢字ではタイトルを「競技」と書いてます。ブックレットの収録曲名紹介がトーナメント表になっているのがおもしろい。能動的三分間はすでにシングルで発売されているためか「seed」となっています。

前作「娯楽(バラエティ)」では、椎名林檎が作曲した曲はなく、ギターも弾かずに、作詞と歌に専念しました。今作は椎名林檎作曲が2曲(勝ち戦、能動的三分間)あります。また伊澤一葉との共同作曲も2曲(絶体絶命、スイートスポット)あります。

「スポーツ」というタイトルだけあってテンポがよく、ノレる曲が多い。伊澤一葉はメロディーメーカーですね。いい曲が多いです。椎名林檎は自分が作詞作曲した曲でなくても違和感なく歌いこなしています。歌詞の書き方もユニーク(後述)。

演奏では、今までになかった斬新なサウンドも聴かれます。男性のコーラスが増えたのも特徴。上述したように「&cho.」とわざわざクレジットしていることからも分かります。各楽器がより積極的に演奏して存在感を示します。情報量が多いですが、お互い邪魔されることはありません。バンドとしてまとまってきたと言えるでしょう。

なお、『ROCKIN' ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン)』2010年3月号と4月号に、東京事変のインタビュー記事が掲載されています。林檎博(2008年11月)が終わってすぐに召集がかかってアルバム制作をはじめたことや、「スポーツ」のアルバム名は早い段階で候補に出たこと、収録されてない曲が他にもいっぱいあること、レコーディング前日に亀田誠治の腱鞘炎が悪化して3週間延期したこと、などが語られています。また、第1期メンバーと現在の演奏の比較も語っています。伊澤一葉は「わっち」と呼ばれているんですね。椎名林檎は、浮雲を「浮ちゃん」、伊澤一葉を「伊澤さん」と呼んでいます。

1曲目は「生きる」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。前奏なしでいきなりアカペラのコーラスで始まります。グリッサンドなど人工的に加工されていて、新機軸のサウンドです。椎名林檎は休符を感じながら、おおらかに感情を込めて歌っています。この部分はライヴではどう聴かせるかが楽しみです。2番からは楽器が入ってテンポアップ。1曲で二度おいしい。さらに小休止した後に、長い後奏があります。このアルバム中でも一番の名曲でしょう。
歌詞は小説の一部分のようにあまり改行しない書き方で、曲想とはイメージが異なります。「草臥れている(くたびれている)」「出会せようか(でくわせようか)」「空虚(むなしさ)」など難しい漢字変換もあります。『ROCKIN' ON JAPAN 』2010年4月号の伊澤一葉へのインタビューによると、10年以上前に作曲され、仮タイトルは「フリーター」だったとのこと。

2曲目は「電波通信」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。前曲から休みなく続きます。前奏はドラムとベースですが、ベースは細かなパッセージを速いテンポで弾くので、高いテクニックが要求されます。亀田誠治が腱鞘炎になったのもこの曲が原因のようです。スピーディーなテンポ、リズミカルなドラム、ノイズの入ったギター、チャカチャカと動くキーボードなど、今までになかった新しいサウンド。プロデューサーが変わったのかと思うほどです。聴きどころが多い。3番ではベースとドラムの刻みが効いています。
歌詞は上下三段で書かれています。「アクティブ(作動)」、「ソニック(音速)」、「アクセス(接続)」、「コーリング(呼出)」など漢字があてはめられています。「迚も(とっても)」は難読。

3曲目は「シーズンサヨナラ」(作詞・作曲:浮雲)。「季節知らないままさよなら」「you were mine」と歌われるように、歌詞は失恋について歌っていますが、テンポが軽快で気持ちいい。男声コーラスも効果的。

4曲目は「勝ち戦」(作詞・作曲:椎名林檎)。グリコ「Watering KissMint」CMソング。「COUNTDOWN JAPAN 09/10」で新曲として初めて披露されましたが、アレンジが違うようです。歌詞は英語です。椎名林檎は「コーンとバターしか入ってないみたいな簡単に誰でも作れる曲」と語っています。

5曲目は「FOUL」(作詞・作曲:浮雲)。この曲も「COUNTDOWN JAPAN 09/10」で新曲として初めて披露されました。ライヴでは椎名林檎は拡声器で歌いましたが、CDでも椎名林檎のつぶれた声に男声コーラスを重ねているようです。1番の歌詞に「黄色い線」という言葉がありますが、実際には「黄色い輪」と歌っているように聴こえます。この曲と対になる「FAIR」が、歌詞に登場します。

6曲目は「雨天決行」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。前奏なしでいきなり歌い出しですが、曲名からは猪突猛進で突っ走る曲かと思いましたが、優しい声で歌われる穏やかなバラードです。トライアングルがかわいらしい。歌詞は縦書きで斜体。「目映く(まばゆく)」は難読。

7曲目は「能動的三分間」(作詞・作曲:椎名林檎)。シングル「能動的三分間」(2009年12月2日)と同じ演奏です。グリコ「Watering KissMint」CMソング。アルバムの中の1曲として聴いても、サウンドがものすごく整っています。椎名林檎曰く「ポップスのヒットチューンは絶対3分っていう黄金の理屈がある」とのこと。

8曲目は「絶体絶命」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉・椎名林檎)。初の共同作曲です。インタビューによると、伊澤が最初に作って椎名林檎が手を入れたようです。軽快なテンポがいい。絶体絶命という深刻さはありません。ライヴでやれば盛り上がりそうです。タンバリンは椎名林檎が演奏しているのでしょうか。最後はブチっと切れます。歌詞は四角形になるように文字数が整えられていてユニーク 。

9曲目は「FAIR」(作詞:椎名林檎 作曲:浮雲)。まったりしたメロディーであまり魅力的でありませんが、何回か聴くといやらしく聴こえてきます。いかにも椎名林檎らしい曲。インタビューによると、古い曲で2002年とかにはあったとのこと。

10曲目は「乗り気」(作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉)。テンポがよく、ライヴで盛り上がりそうです。キーボードが高音で近未来をイメージさせるような音響効果。間奏はギターとキーボードが目の覚めるような色彩感あるハーモニーを聴かせます。曲想は明るいですが、歌詞が自虐的。「ショッピングは、身体機能を鈍らせる麻酔剤」などなかなかダーク。

11曲目は「スイートスポット」(作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎・伊澤一葉)。この曲も共同作曲で、伊澤が作ったデモを林檎に渡したようです。英語の歌詞でしっとり歌います。後半で歌われる女性コーラスがジューシーな響きです。何と歌っているのかよく分かりませんが「close you right」でしょうか。

12曲目は「閃光少女」(作詞:椎名林檎 作曲:亀田誠治)。このアルバム唯一の亀田誠治の作曲です。すでにDVD「閃光少女」(2007年11月21日発売)に収録されていて、どうやら演奏も同じようです。皆川真人がadditional synthesizerとして参加しています。

13曲目は「極まる」(作詞・作曲:浮雲)。「きわまる」ではなく「きまる」と読みます。アコースティックギターの伴奏で始まる3拍子のレトロな雰囲気の曲調で、子守歌のようにうっとりします。キーボードは琴のような音色です。後半からはバンドが入って盛り上がます。最後は「こんにちは さようなら」が何回も繰り返されて、シューという空気音のようなノイズのなかフェードアウトして終わります。
歌詞が抽象的で意味深。「接吻」「猥褻な霧」「濡れた体」など、いやらしい。椎名林檎が作詞したかと思ったら、浮雲の作詞でびっくり。何について歌っているのか、いろんな解釈ができる歌詞です。浮雲は「古い曲」「青臭かった自分の記録」と語っています。
No.542 - 2010/04/23(Fri) 02:25:59
Re: 東京事変ニューアルバム「スポーツ」 / ??? [関東]
FOUL 
「黄色い線(ライン)」
No.548 - 2010/09/18(Sat) 16:23:31
Re: 東京事変ニューアルバム「スポーツ」 / ハムラ@管理人 [近畿]
> FOUL 
> 「黄色い線(ライン)」

書き込みありがとうございます。
確かに「黄色い線(ライン)」と歌っていますね。


ちなみに、「スイートスポット」後半のコーラスの歌詞は、オフィシャル・スコアで確認すると「'Cause your」となっていました。
No.553 - 2011/05/05(Thu) 03:50:18
畑利樹逮捕 / ハムラ@管理人 [近畿]
まさかの事態で、びっくりです。
2週間連続のミュージックステーション出演、ニューシングル「空が鳴っている」リリース、栗山千明への楽曲提供と、活動を始動させるところだったのに、タイミングも悪い。

http://www.kronekodow.com/gaiko/20110212.html
No.551 - 2011/02/13(Sun) 00:22:56
Re: 畑利樹逮捕 / shin082083
椎名林檎さんのライブを観たかったですね。
本当に残念です。
早期の復帰をしてくれることを望みます。
また、他のキャストやスタッフの方も気を落とさず頑張って欲しいですね。
No.552 - 2011/02/14(Mon) 22:59:17
天国へようこそ / ハムラ@管理人 [近畿]
東京事変が新曲「天国へようこそ」をリリースします。
配信限定リリースで、7月21日(水)〜モバイル配信、7月28日(水)〜PC配信です。

テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「熱海の捜査官」の主題歌です。
主演は、オダギリジョー、栗山千明。
7月30日(金)スタート。23:15〜24:15の放送です。

http://www.tv-asahi.co.jp/atami/
http://www.tv-asahi.co.jp/atami/music/
No.547 - 2010/07/04(Sun) 01:27:44
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