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裏板

危険区域。石凪の脳内と同じくちょうごった煮。避けて通るが吉。

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「青血昇華」 / 石凪
その痛みに覚えがない事をお前は罪だと嗤うから
ありもしない思い出が何度も疼いては俺を責める

欠ける度に押し付けられる絶望が傷口に溢れて
なぁいつかこれはお前を満たして癒すのか

失くすよりも壊れるよりも何よりも恐れているのは
冷たいその手を拒めなくなる日

堕ちる堕ちる堕ちる凡て昇華して崩れて溶けて
海のようなお前の泥に沈んで俺の悪夢は始まっていく



あぁ 出逢った時から凡ては狂っていたんだ
憎き憎き片割れよ、
それしかなくなったらどうすればいい。








…うふふ、まともな更新がいつのことだったか考えたくもない今日この頃、皆様いかが過ごしでしょうか(吊れ

ここの存在意義がわからないまま、保守です。
寒くて眠いのですが、私死ぬんでしょうか(こら
No.70 - 2007/12/09(Sun) 02:41:42
またもや / 石凪
保守用カキコで失礼します…
すみませんまだ風邪っぴきです。
って言うかここ何カ月動いてたいんだ…すみません裏っかわのリク企画とかもそのうち上がると思いますから、もう少しお待ちください…
No.69 - 2007/11/03(Sat) 00:31:33
成れの果て / 石凪
求めては崩れ 求めても崩れ
託した筈の想いなどとうの昔に跡形も無く

ああ 果敢なきかな
ああ 醜きかな

何も見えずに意味もなく
ただ只管に捧ぐ果ての妄執

まるで憐れな鬼のやう

この姿を罪だ罰だと嘆くなら
どうか教えておくれこの身の過ち

手に残る温もりが全てなら
彼の人の心だけが全てなら

堕ちもせずに朽ちもせずに泣きもせずに


けれどきっとそれでも繰り返す
取り返しがつかなくなる日まで







あああ、すみません板保持用です。
もうほんと、何も書いてなくて申し訳…
No.68 - 2007/09/18(Tue) 01:11:46
狂気の淵 / 石凪@そろそろ死ぬべき
骨までの執着 最奥までの愛憎
どこまでも引き摺って いつまでも引き攣って
辿り着けるまで決して離さないと誓う

手の届く光を凡て手折って
かわりに絶望を注いであげよう
同じ色の景色が見えるまで
同じ色に世界が染まるまで

壊れた心に褪せた魂
ここが楽園だと気付けばいい
失う官能 崩す悦楽
最早お前だけが俺を生かすんだ

その身体の傷口に滴るほどの狂気を詰めて
イっていると罵るのなら
俺もお前も同一と教えよう
どうせ狂っているのは俺達よりも神サマだ

凡て晒して嗤うから
どうか二人揃って終わらせて









すみませんすみませんすみません、本当にすみません。
もうちょっとお待ちください。
三万打企画とか、頑張ってあげれるようにしますから…!
ちょっと、ほんと、アンソロ終わるまで猶予を…!
No.67 - 2007/08/16(Thu) 00:53:56
まずっ! / 石凪
放置、し過ぎ!(今更


そんなわけで、保存用書き込みですもうし分けない。
もう少しで一万なのに申し訳ない。

踏んでやったぞこんなの書け、とかいうと何かがどうにかなるかもしれません。
ごめんなさい。
もう少しまともに更新できるようになりたいです。
精神との戦いやね!



一応次回の更新予定は
1P(正道)×2P(お兄ちゃん・襲い受仕様)
とか、そんなカオス。
No.66 - 2007/07/12(Thu) 01:46:38
うぅーん / 石凪
ナカジ21なちゅーの話は、どうせならお題のどれかとして書いた方がいいのかなぁ。
あ、でもその前に三万打企画に着手するべきか。

あとこの掲示板の上の方に地味ーについてるカウンター。
一万越えたら何かやろうかな、とかひっそり思っていたのだけれど、リクエスト募るにしてもそれはもうHP自体の三万打でやったしなぁ…

とりあえず、なかまさが足りないのは確かです。
No.65 - 2007/05/21(Mon) 01:45:32
ナカナカ(兄弟編 / 石凪
【はじまりのあやまち】


 あの、牢獄のような家から逃げ出して、兄弟2人で生活しているアパートのドアを開ける。
 時刻は既に夕刻になろうとしていた。淡い橙色に色付き始めた太陽の光が、左手に下げた白いビニール袋の表面をつるりと撫でていく。中身は今夜の夕食になる予定だ。
「…ただいま」
 玄関に兄の靴があるのを見つけて俺は帰宅の挨拶をするが、返事はなかった。まだ室内灯はつけられておらず、外と同じ色に染まった部屋に踏み込む。
 昼間に出かけていった兄に一体どういう用事があったのか、俺は知らない。
 微かな足音がして、シャワールームへ続いている廊下から兄―――仲路が現れる。
「あぁ、おかえり正道」
 その姿にぎくりとして立ち止まると、ビニールの擦れる音がやけに大きく聞こえた。
 濡れたままの髪、いつものジーパン、髪を拭いていたのだろうタオルが首に引っ掛かっている以外、上半身には何も纏っていない。

 必然、目に入る、白い肌を這ういくつもの傷痕。

「ぁ、あぁ…」
 なるべくなるべく、自然に。
 その姿から視線を外して、キッチンのテーブルにビニール袋を下ろす。中身を取り出してそのうち生モノを冷蔵庫へ、乾物を棚へしまって、すぐに使うつもりの野菜をシンクへ置く。
 俺たちは、互いの目にあまり肌を晒さないように意識していた。お互いの肌に無数に走っている、消えない傷痕のせいだ。
 その事について具体的に言葉を交わした事はないが、考えている事は二人とも大体同じだと思う。
 傷痕は、離れていた時間の象徴で、牢獄のようなあの家の象徴で、俺たち兄弟の擦れ違いの象徴で、押しCENSOREDきた色々なモノの象徴だった。
 まだ、全てを受け入れられたわけじゃない。
 それなのに、わかっているのに、それを晒している仲路。その雰囲気は、普段とは少し違っている。

 ああ、またか、と思う。

「正道、電気つけたほうがいいよ」
 その声も、やはり普段とは少し違う。どこか、揺らいでいるような不安定さが滲んでいた。
 電気のスイッチを押す為に振り返ると、仲路は黒いハイネックを身につけていた。正直、あの傷痕が見えなくなった事にほっとする。
 けれど漂わせている雰囲気は、頼り無ささえ感じさせる不安定さを維持したまま。薄く微笑んでいる口元に酷薄さにも似たものを感じるのは、俺の気のせいだろうか。
 時々、仲路はこうなる。
 以前からの癖ではなく、再会してからの事だ。
 兄が、人をCENSOREDようになってからの事だ。
 どうしてなのか、何がきっかけになっているのか、全く見当がつかないわけではない。
 でも、訊ねた事はない。

 だって、
 人をCENSOREDきたからだと答えられたら、俺はどういう顔をしたらいいのか分からない。

 室内灯を灯すため伸ばした指先が、求めたスイッチに触れる前に仲路の手で止められる。するりと手の甲を撫でる長い指、掌を微かに圧迫する親指。
 シャワーを浴びていたはずのその指先は、酷く冷たかった。
「っ…」
 ぞくりと首筋の辺りが粟立って、危うく手を振り払いそうになるのを堪える。
 中嶋の家へ独り残された事へ対しての恨みや憎しみや悲しみや、そういった感情は今ではほとんどなくなっていた。仲路が家を出た時の状況、捕まって連れ戻された後の生活、それらを知った今となっては、自分の方がまだマシだったとすら思えるくらいだ。
 だから、今必死で押さえ込んでいる逃げ出したい衝動の根源は、憎しみや嫌悪などではなく。

 今俺に触れている手が、いくつもの命を奪ってここに存在しているのだという事実が。
 ただ、恐ろしかった。

「こんなところにも傷がある…俺が、正道を置き去りにしたせいだね」
 指先の細かな傷痕を目敏く見つけた仲路が、ぼそりと呟く。
 躊躇いもなく、黒い鉄の凶器の引き金を引き、俺の目の前でいくつもの命を嬲ってみせた。今も見え隠れする、薄暗い死の影。
 そんな人間が、身内のささやかな傷に心を痛めるという事の滑稽さ。
 橙色の室内で、その目はどこか虚ろで。果たして指先に焦点は合っているのか。
「…それは、もう、いい」
 兄の自責の言葉を聞くたび、息苦しくなる。5年間の俺の絶望と、仲路の後悔。
 まだ、埋める術を知らない。吊り合いなんて、元から取れるはずもない。
 顔を覗き込まれる。とけるような、微笑。逃げたい。

「キス、しようか」

「な…」
 息が、止まる。
 仲路は、兄は、一体何と言った?
 訳が分からない。いや、分かる。
 キスを―――口付けをしようと、言われた。
 いくら軟禁状態が長く、その手の知識に著しく乏しい俺にだって、その行為が普通は男女間で交わされるモノだという事くらい、分かる。
 俺たちは男同士で、それ以上に兄弟で、それなのに仲路は。
「っ…」
 俺の思考はまるで追いついていないのに、勝手に顔と顔の距離は縮まっていく。
 どう、しよう。
 仄暗く赤い、目が見えた。
 逃げたい。突き飛ばして、嫌だと言えば。今ならきっとやめてくれる。
 でも、できない。
 酷く脆くさえ見える今の仲路を拒絶したら、何かが決定的に壊れてしまうような気がした。
 怖い。
 何、が。

 呼吸すら感じられる程間近に迫った端正な顔を直視できなくて、とうとう俺は目を閉じた。

「…っ…!」
 乾いた唇に、生まれて初めて感じる他人の熱。
 暖かく、冷たく、やわらかく、ほんの少し湿っている。
 相手の唇が少し動いて俺の唇を包むたび、身体が固まって動けなくなる。

 戻れなくなった気がした。

 濡れた何かが、唇の表面をぬるりと這っていく感触。それが仲路の舌だと悟って、肩が大袈裟に跳ねる。
「んっ…!」
 逃げたい衝動を堪えきれなくなって後ろに下がると、すぐそこには壁。顔を逸らそうとしたら、仲路の手が左耳の辺りから髪の中に差し込まれて、俺の頭を固定された。
 何度も唇の上を舌が這っていって、そのたび反射的に歯を食いしばる。
「口、開けて?」
 そのうち、唇を触れ合わせたまま囁かれた。
 兄の言う事を聞いたわけではなかった。ずっと詰めていた息が苦しくて、それを少しだけ吐き出したら、今度はその隙間から舌が入り込んできた。
 一度だけ歯を舐めて、するりと奥に侵入してくる暖かく濡れた舌。歯を立ててしまうのを恐れて、口を閉じられない。
「ぅ、ん…っ…ふ…!」
 逃げようと縮こまった俺の舌が捕まって、ざらざらした表面同士が触れて交わって、思わず喉だか鼻だかが気の抜けるような音を漏らす。
 甘くて深い。
 仲路の舌があちこちを探る度に、舌を絡ませられる度に、俺の口内であられもない水音が響いた。
 呼吸の仕方が分からない。
 こんなのは知らない。
 逃げたいのに逃げられない。
 ゆっくりと侵されていく感覚。
 頭の中がじんじんと痺れて、何を考えるのも億劫になってきて、足が震えそうになって、兄の服をこっそりと掴む。
 また、深くなる。余すところなく、咀嚼される。
 口端から唾液が溢れていくのを感じて、こんなに深い交わりも「キス」と呼ぶのだろうかと、ぼんやり思った。

 どれだけそうしていたか分からない。
 ただ、ようやく口内から自分以外の舌の感触がなくなって仲路の顔が放れていった時、俺はほとんどの体重を背後の壁に預けていて、ひとりではとても立っていられなくなっていた。
 ずるずると、情けなくしゃがみ込む。息が弾んでいる。
 見上げた兄からは、あの不安定な雰囲気が消えていた。
 かわりに、その表情は戸惑いに満ちていたけれど。

「ご、めん…正道…こんなこと、するつもりじゃ…っ」

 酷く慌てているのが分かったけど、俺自身も極度の混乱状態で、おまけに酸素が足りていなくて。何ひとつまともに喋れない。
 色濃くなる橙色。仲路が一歩、後退る。
「ごめん…俺、何して……」
 後退ったかと思うと、また謝罪をして。
 とうとう、俺に背を向けて、逃げるみたいに玄関へと向かう。途中で、壁にかけてある赤いマフラーを掴んで、けれど身につけないままドアに手をかけた。
「…俺、頭冷やしてくるね。―――ごめん」
 三度目の謝罪、ドアの開く音、ドアの閉まる音。静寂。


「なん、で…!」

 恨みだとか、怖いとか、逃げたいとか、もう今度こそよく分からなくなっていた。
 思い出すように拭った口元は二人分の唾液で濡れていて、口の中にはまだ兄の舌の感触が生々しく残っている。
 耳が熱い。顔が熱い。指が震える。心臓の音が、頭の中から聞こえる。動けない。
 俺たちは男同士で、兄弟で、こんな事をしていいはずがないのに。
 どうして仲路は。どうして俺は。どうして。どうして。

「…なんなんだよ…っ」

 夕暮れの橙から、夕闇の濃紺へ。
 ゆっくりと色が移っていく部屋の中で、行き場のない俺の独り言が散らばって溶けた。



 その日の夜、仲路は帰ってこなかった。
No.63 - 2007/04/13(Fri) 15:50:23
ぅぉおおおぉお… / 石凪
まさか、ちゅーひとつ書くのにこんな長い文章が出来上がるとは思っても見なかった…

兄弟編を甘く見ていた。病んでる!病んでるよおい!(←
兄弟編のお兄ちゃんは、ヤンデレなんだ!
あまりの病んでる具合と得意分野に、余計な書き込みをたくさんしてる気がする。
まぁいいか。


これは、兄弟編の初めてのちゅーのお話、です。
この時点で、兄弟の再会から2,3ヶ月たっているらしいです。
兄弟はあくまで兄弟で、恋人とか恋愛とか、そいういうのではないのですよ。兄弟なんです。
だから、ちゅーするとか、おかしいんですよ。みたいな。


ナカジ21が足りませ(ry
No.64 - 2007/04/13(Fri) 16:01:25
えっと / 石凪
次は何を書きたいんだっけ。

…ああ、そうだ。
ナカナカ兄弟編のちゅーが書きたいんだった。
あの病んだ兄弟の初ちゅー物語(恥ずかしい
一時期、あの兄弟の進展を妄想するのが仕事中の楽しみだった。
変態だ。あたくしが。


相方の父様×お兄ちゃんに肯定を示そうとしたら、数えないとか言われてた。
…そりゃあそうか。
私が同意するのは目に見えてるしな。



212が足りません。
誰かください←

流行れー流行れー(念
No.62 - 2007/03/30(Fri) 01:42:58
ナカナカ / 石凪
【屈辱に塗れた】



「っひ、ぐ…ぅぁ、ぁあ…っ!」
 呻きと嬌声が混じった、あまりにも情けない鳴声。たどり着くのはまだ一度目な筈なのに、その声は見っとも無く少し掠れていた。
 ビクビクと脈打って、数回に分けて掌に吐き出される白濁。とは言っても、反り返った熱の中心から放たれる全てをうまく掌で受け止める事が出来るわけもなく、自身の腹にもその白を塗りつけている。

「早漏野郎が…我慢してこの程度かよ、なぁ?」

 己の手を汚した白をちらりと見てから、仲路は嘲りの笑みを浮かべた顔を近づけて囁いた。
 その言葉に、顔に微かにかかった吐息に。まるで怯えるように、正道はひくん、と身体を跳ねさせる。
 仲路の手で繰り返し、快楽を刷り込まれた身体。正道の意思などまるで関係なく、与えられるそれを貪る身体。
 思い出したように疼いては、歪んだ悦楽を求める身体。
「っ、は…ぅ……」
 酸素が脳にまわらない。呼吸が整わない。それでなくても、答えられない。
 実際、怯えていた。怯えて、窺っていた。
 仲路の、普段は胡散臭い柔和な笑みを張り付かせ兄だなどと嘯く男の、次の言葉と行動を。
 呆れられたか、興味をなくされたか。それとも単に、面白がられているのか。
「なっさけねぇ、話にならねぇな。今日は突っ込まれるまでイかないんじゃなかったのか」
 だから犯してくれと言ったのはお前の方だろう、と、人の神経を逆撫でる哂い声。正道がそう言い出すように話を進めたのは、仲路自身だというのに。
 しかしすぐに無表情になって、端正な作りの顔が興味を失ったように正道から離れていく。
 仲路の右手は、掌についた白濁を正道の腹に塗りつけるようにしてそれを拭っている。
 汚い、と。今日はもうこれで終わり、と。言外に言っているように。

「まっ…て…!」

 けれど、血色の悪い荒れた指先が、肘の辺りの服を掴んで必死で引き止めた。
 今正道が恐れているのは、この快楽がここで途切れてしまうことだった。
 ここ最近、意図的に触れてこなかった仲路のせいで抑圧され続けた疼きが、正道の意識や理性を無視して限界を訴えている。
 例えそれが仲路の思惑通りだとしても、抑え切れないほどに。

「…っ…頼む、から…」

 かろうじでそれだけ言って、続きを口に出来ない。犯してくれだなんて、二度は口に出来ない。
 仲路の口の端が、吊り上がった。

「汚ねぇなぁ」

 何がとは言わず、白濁に濡れたままの仲路の指が正道の口元を拭う。
 伝っていたのは、噛み締めていたせいで切れた唇を染めた赤と、溢れた唾液だった。
「こんなみっともねぇ面晒して、てめぇの唇噛み切って、涎垂らして。こんなにまでして犯されたいのか」
 くすくす、哂う。
 どうやら今日の仲路は機嫌がいいらしかった。気まぐれの塊であるが故に断言などできたものではないが、機嫌の悪い時ならばここの場面で殴られていてもおかしくない。
 恐々と正道が頷くと、また哂う。それこそ、いっそ珍しいくらいに。
「頼むじゃなくて、お願いします、だろ?しっかり言えよ」
 羞恥で顔が熱い。それでも強請る言葉を口にしてまで快楽が欲しいと思うのだから、何て有様。
「っ……ぉ、ねがい…します…」
 正道が要求通りに言うと、唇を拭っていた指が口内へ捻じ込まれた。
 続くのは、要求ではなく命令だ。

「汚ねぇ。舐めろ」

「…ぅ…む…」
 躊躇う事は許されなかった。最初の約束を破っている。これに従わなければ、本当に今日は終わりだ。
 自分の吐き出した白と、赤と、唾液。それに塗れた指に、ゆっくりと舌を這わせる。
 微かな鉄の匂い、舌に広がる青臭さ。堪えてまず人差し指を丁寧にしゃぶり、指の間を舐め、中指を口に含む。
 吐き気がするようだった。
「自分で出したのはさぞかし美味いんだろうな」
 嘲う仲路の言葉には返事ができない。
 掌、手の甲まで舐めて綺麗にすると、次の命令。
「腹とてめぇの粗末なもんについてんのも、全部舐めて綺麗にしろよ。そんなもんで汚れたまんま俺に犯してもらえるつもりか?」
「っ…!」
 あまりといえばあまりの言葉に、さすがに正道の肩が跳ねた。

 それでも、堕ちた身体は従った。

「ぅ…っ…」
 自身を自分の手で擦り上げるようにして、拭う。べたりと付着する、白く汚い欲望。
 さすがにすぐ口にするのは躊躇っていると、仲路が急かす。
「早くしろ。俺は別にやめてもいいんだ」
 舌を出して、舐めた。
 苦い。不味い。自身が吐き出したものだと思うと、尚更だった。
 あまりの自分の滑稽さに涙さえ込み上げてきたが、それでもやめられなかった。もう一度擦り上げるようにして拭って、次は腹についている分も手に擦り付けて舐めた。
 正道の耳に絶えず届く、忍び笑い。それが、余計惨めさを煽る。
「そんなにまでして突っ込まれたいか、変態」
 この状況で仲路の言葉を肯定するなんて、どうかしている。そう解っていても、正道は頷く。

 身体に植え付けられた、堕落の味。
 与えられなければ、今よりもっと狂ってしまう。

 全て舐め終えて仲路の顔を見上げると、紅い視線が貫いた。

「よくできました―――ご褒美は苦痛混じりの快楽だ」



 ああ、それをこそ望んでいるのだから、本当にどうしようもない。
No.60 - 2007/03/15(Thu) 02:29:49
もう無理です… / 石凪
書いても書いても納得いきませんが、時間的にもう無理。
明日も仕事だぜやっふぅ!(←
風呂に入らなければ寝られないのですが、よってコメなど書かず風呂に入りたいのですが、よりにもよってこのタイミングで弟が入りにいきやがりました。なので私の睡眠時間はまた短くなります。
てめぇこの…!春休みの学生は私の後でいいだろうが!!

すみません。もう色々すみません。
内容は、えっと、正道に自分の舐めさせたかったんです。
それだけです(最低
予告で言ってたナカナカの煙草ネタは18禁本で消化してしまったので、逆に本に使うつもりで入らなかったこのネタを裏に。


以上、睡眠不足確定と相方のナカナカ(兄弟編)でテンションが高い石凪でした。
No.61 - 2007/03/15(Thu) 02:37:11
ナカタロ(女体化) / 石凪
***女体化注意報発令中。***

【好奇心の行く末】



「あ、え、あの、さ…マジで、する、の…?」
「…お前、何を今更」
 指を引き抜いてソコへ宛がうと、タローは途端に身を強張らせていかにも不安そうな目で見上げてきた。
 俺からしてみれば、本当に何を今更、と言う感じなんだが。
 別に、俺とするのはこれが初めてというわけでもあるまいに。
「いつも同じ事してんじゃねぇか」
 三日くらい前にもしたしな、と俺が言えば、タローは普段よりも少し高い声で叫んだ。
「どこがいつもと同じだよ!俺今女じゃん!」


 昨日の事。
 アルビレオの作っていた魔法料理をそれと知らずに意地汚くつまみ食いしたタローはその副作用(?)で、なんと言うか、この世界ではお約束な感じに。
 女になってしまった。
 幸いというかなんと言うか、その効力は三日から一週間くらいで何もしなくとも自然に切れるらしい。
 ご都合主義だ。
 …じゃなくて。
 まぁそれで、どうせなら女の子になってるうちにやってみたくない?とか言い出したのは、確かタローの方だったような気がするのだが。
 半分冗談だと解っていつつ、押し倒したのは俺の方だったような気もするのだが。


 そんなこんなで、現在に至る。
「同じだろ。結局のところやることは」
 というか、性別的にはこの状況の方が正常なんだが、そこには突っ込まないでおく。
「違うじゃん!全然違うじゃん!だって俺、その…初めてだし!」
 そりゃあ女になってこんな事をするのは初めてだろうな。というか、普通こんな経験はしない。
 それにしても、さっきまで息弾ませて余裕なくしてたくせに、これだけ言い返せるとは元気なものだ。
「だから、ちゃんとしっかり濡らしてやっただろうが」
「ぎゃーっ!ナカジのバカ!ムッツリ!そういう事言うなスケベ!」
「誰がムッツリだこら。大体、誘ったのはお前だろう。指で散々よがっといて今更拒否る気か」
「うぅ…」
 そろそろ本当に喧しくなってきた。とっととつっこんで黙らせてやろうか。
 などと不穏な事を考えていると、タローが若干いい辛そうに反論してくる。
「だっ、て…そんなん、はいんないよ…」
「…はぁ?」
 言っておくが、そんな別に大きくはないつもりだ。普通、だと思う。誰と比べたことがあるわけじゃないが。
「お前なぁ…男の時に入ってたモンが、女になって入んねぇ訳ねぇだろ」
 本来そっちの方が普通なんだから、入らなかったら大問題だ。
「そう、だけどさぁ…でも、指だって結構きつかったんだって!」
「こんな濡らしといてか?」
 つ、と指を這わせれば、微かに卑猥な水音。ぴくりとタローの肩が跳ねて、必要以上にたわわな乳房が揺れる。
 ああ、うん、まぁ、普通に目の保養だ。
 けれどその胸以上に、軽く糸を引く粘膜が俺を誘っている。
「いうなっつってんだろ!」
 そう言われても事実なわけだし、いい加減お預けも嫌になってきた。
「とりあえず、入れてみりゃあわかるだろ。そろそろ中途半端にされたままなのも嫌だろう?」
 嫌なのは多分、タローより俺なのだが。その辺は適当に責任転換をして、にやりと笑う。
 途端、真っ赤に染まるタローの頬。再び先端を宛がって、今度こそゆっくりと沈ませる。
「え、ちょ…ぁ、…ぃっ!ぃた…っ!!」
「くっ…」
 水音、濡れた感触、予想以上の抵抗感。タローが引き攣った声を上げて、それ以上進めなくなる。
 痛みのせいか、「初めて」だと言うのを差し引いてもガチガチに力の入ってしまった身体が、余計に抵抗を強めてしまっていた。
「おい…少し、力抜け…!」
 このままではタローは元より、俺だって痛い。
「そ、な…こと…っ…いったってぇ…!」
「ちゃんと、息をしろ。深呼吸!」
 俺に言われてようやく思い出したのか、タローは詰めたままだった息を吐き出した。そのまま何度か深く呼吸すると、少しずつ身体の力が抜けてきたのに伴って、痛いほどだった締め付けがマシになってくる。
「…そろそろ、いいか」
 これならいけそうだ。
「ぇ、まっ……ぃった、ぁ…!痛いってば、ぁ…っ!!あ、ぁ…!」
 みしりと音がしそうなほどきつい中を、ゆっくりを進む。
 熱く、狭く、濡れていた。
 タローは相変わらず大袈裟なほど痛がっているが、抵抗はさっきほどではない。
 熱に飲み込まれて侵されているような感覚の中、じりじりと時間をかけて押し入った俺の中心は、ようやくタローの最奥にあたった。
「は…」
 無意識のうちに止めていたらしい息を、吐き出す。
「いた、いぃ…くるし…っ…!なかじ、のっ…ばかぁ…!」
 浅い呼吸を繰り返しながら、訴えられる。普段より細い指先は俺の腕に縋っていて、目には零れ落ちる寸前の涙。
「誰が馬鹿だと?」
「ぁぅ!」
 慣らすように軽く揺さ振れば、呻きと喘ぎの中間くらいの声が返ってくる。
 はく、と唇が空気をはんで、タローが言った。

「しんじゃう、よぅ…!」


「はっ…この状況で死なれてたまるか」
 お楽しみは、まだまだこれからなのだ。
No.58 - 2007/02/25(Sun) 01:28:39
もーしわけございません! / 石凪
2ヶ月以上放置…!
ありえない!ありえないよね!

ご、ごごごごご、御免なさい!!!!(スライディング土下座


で、ナカタロで女体化な感じ。

…女体化する意味は、何処に…!!orz

なんていうか、色気のないお話ですね。不思議ですね。
トランプですかね。間違いましたね。スランプですかね。
…そんなたいそうなもんじゃ、ないだろうよ私…

しかし、相変わらず温度差とごった煮が酷い板だなぁ。
自覚はありますが、直す気は毛頭ありません。
No.59 - 2007/02/25(Sun) 01:32:58
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