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TMC掲示板

筑波大ミス研への質問など、常識の範囲内でご自由にお書き下さい。

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このミス・本ミス / miki
ジョン・ロード『ハーレー街の死』
本格っぽくっておもしろかったです。多少アンフェアですが、ランキング入りして良い作品ではないかと。謎がけっこう魅力的でした。
No.125 - 2007/07/27(Fri) 13:43:30
Re: このミス・本ミス / miki
東野圭吾『夜明けの街で』
不倫もの。としか言いようがないです。好きな人はどうぞ。本格ではありませんよ。
No.126 - 2007/07/28(Sat) 15:02:23
Re: このミス・本ミス / オムロ
レジナルド・ヒル『異人館』
ミステリ要素ももちろんありますが、本筋は若者二人のルーツ探しでしょうか。それぞれ40年前と400年前の事件を探ります(?)。海外の歴史物だし分厚いしわりと露骨なヤラシイ描写を嫌悪する人もいるでしょうが(ヒルはこれくらいが普通)、さすがは巨匠と言える力作だと思います。

クレイトン・ロースン『虚空から現れた死』
奇術師が主人公の不可能犯罪もの。純粋にミステリとして読むとトホホな部分もありますが、40年代のパルプマガジンの雰囲気が素敵です。少年探偵団に近いものがありますが、それよりは本格かも。ハードカバーで買うと後悔しますけど(しました)。
No.127 - 2007/07/29(Sun) 08:08:50
Re: このミス・本ミス / miki
山沢晴雄『離れた家』
本格。うん、間違いない。推理とかロジックはすごいです。ただし、ややこしいしなんだか読みづらいしという欠点もあります。一度読んでみる価値はあると思いますよ。
No.128 - 2007/07/29(Sun) 17:06:06
このミス / sad
貫井徳郎『夜想』

新興宗教が形成されるまでを綴った珍しい小説です。興味深かったのでその点かなり評価します。ミステリとしては「真相のポイント」が複数あって、ひどく難しかったり簡単すぎたり。ランキングは下のほうに食い込むかな、というところでしょうか。

あと某先輩が薦めていた映画「ミラーマスク」を見てみました。
・・・・・・超電波(テラデンパ)。
いや、ミステリではないですが面白かったです。本当。
No.115 - 2007/07/11(Wed) 21:43:07
Re: このミス / ufo [地球外]
感動が、盗まれている――私の積読(主に借り物)に。
夏休み中に本を回すという話は立ち消えでしょうか。

『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹
傑作。時代の変遷を確かに感じさせる一冊。語り部と同じく現代しか生きたことのない無気力な若者におすすめです。つまり私たち、あなたたちのことですお。
ミステリは薄味ですがありですお。
No.116 - 2007/07/13(Fri) 04:06:47
Re: このミス / タカツカ
『夜明けの街で』東野圭吾
東野圭吾作品の最新作。まもなく時効を迎える、幸福な家庭で起きた殺人事件。主人公はその容疑者と不倫の恋に堕ちた…。
さすが東野氏、相変わらず上手です。でも恋愛中心で話が進行していくので、推理色の強いものを期待して読むと物足りないですね。
No.118 - 2007/07/15(Sun) 20:11:13
Re: このミス / オムロ
P・D・ジェイムズ『灯台』
P・D・J!!P・D・J!!
ダルグリッシュ警視長シリーズ最新刊。いちおう孤島物だったりして、あっさりとして珍しく普通のミステリっぽい。シリーズファンにはやや物足りないですが、入門編には良いかも。読む価値はあります。

ローレンス・ブロック『泥棒は深夜に徘徊する』
NYの泥棒バーニイ・ローデンバー・シリーズ第10作。まあさすがにここまでくると真新しさはありません。普通に面白いし、大好きなシリーズですがランキングには入らないでしょう。
No.119 - 2007/07/17(Tue) 14:20:07
Re: このミス / miki
霧舎巧『十月は二人三脚の消去法推理』
あぁ、九月は良かったなぁ。ミステリ的にそこまで良いとは感じませんでした。消去法推理といわれたらどうしても比較対象はZだから劣ってしまいますね。その他の部分? そんなとこ評価対象に入れてないですよ。
No.120 - 2007/07/18(Wed) 14:27:56
Re: このミス / きむら
道尾秀介『片眼の猿』
良かったです。ミステリとしてもお話としても。ぜひ読んでください。

東野圭吾『夜明けの街で』
不倫の話。不倫が好きな人は是非読みましょう。
謎よりは不倫の行く末に引っ張られて読んだような気がします。
No.121 - 2007/07/18(Wed) 18:57:04
Re: このミス / オムロ
クリストファー・プリースト『双生児』
ミステリ的な部分もありますが、どちらかといえばSFに分類されるようです。僕はSFに詳しくないので、『薮の中』を思い起こしましたが、これはさらに徹底しています。『薮の中』がミステリならこれもそうかも。同じく明確な答えは出ませんが。読んでいて目眩がしてくるような、かなり気合いを要する作品ですが非常におすすめです。
No.122 - 2007/07/19(Thu) 23:32:00
Re: このミス / sad
山沢晴雄「離れた家」

短・中編集。ミステリミステリしていてそれはそれでいいのですが、文体がちょっと変わっていて読みづらく感じました。本ミス向けではあるかもしれませんがこのミスはちょっと……? という感じです。
No.123 - 2007/07/24(Tue) 16:47:33
新刊本共同購入について / 会計様@勉強中断中
今までに共同購入したものの他に買ってほしい物ができたらここに書き込んでください。お兄さんが何でも買ってあげますよ。

以前話に出たのは

今野敏「果断」
吉田修一「悪人」

後はあんま覚えてないので他にあったら書き足して下さい

。夏休み前には一回買い増したいと思っています。予算的にも合計で10冊ほどは購入できると思うので。

あと、購入本3冊を持っている方は読了次第次の人に回してください。
No.100 - 2007/06/28(Thu) 00:06:19
Re: 新刊本共同購入について / 電波
『スラッシャー 廃園の殺人』三津田信三
『エンド・クレジットに最適の夏』福田栄一

 が読みたいです。タイトル的に。
No.102 - 2007/06/28(Thu) 09:19:52
Re: 新刊本共同購入について / 都鞠
とりあえず、三津田信三『首無』は必須かと。

あと、山沢晴雄『離れた家』も悪くないらしいです。
No.104 - 2007/06/28(Thu) 15:24:52
Re: 新刊本共同購入について / オムロ
『首無し』は共同購入しました。まだ僕が持っていて誰にも回してませんが。
No.105 - 2007/06/28(Thu) 21:03:35
(No Subject) / 財務大臣
タイトルで選ぶというのも重要だと思います。地雷覚悟で買えますからね。

という訳で7月の飲み会までに買う本を決めたいと思います。今回3冊購入し、夏休み明けに4冊購入するということで。

ここに投票してくださいな。締め切りは7月5日くらいにしましょうか。あんまりばらばらなようなら会計様が独断で決めます。

共同購入は皆様からの税政でまかなっております。この機会をお見逃しないよう、有効活用してください。
No.107 - 2007/07/01(Sun) 14:53:17
Re: 新刊本共同購入について / miki
計7冊だと早めに買ってしまっても良いのではないかと思うけど、とりあえず果断、クレジット、離れたに投票します。次は悪人、スラッシャーと続くでしょうか。

テストも終わり、ますます忙しくなるので皆さんがんばって読み進めて下さい。あと、アリスの1位はもう確定にしたいのですが……。駄目ですか。そうでしょうね。
No.108 - 2007/07/02(Mon) 14:34:05
Re: 新刊本共同購入について / きむら
某所からの転載ですが……

『警察庁から来た男』…佐々木譲(角川春樹事務所)
『ダナエ』(短)…藤原伊織(文藝春秋)
『時を巡る肖像』(連短)…柄刀一(実業之日本社)
『ミハスの落日』(短)…貫井徳郎(新潮社)
『所轄刑事・麻生龍太郎』(連短)…柴田よしき(新潮社)
『陪審法廷』…楡周平(講談社)
『水上のパッサカリア』…海野碧(光文社)

が注目作のようです。参考までに。
『果断』と『水上のパッサカリア』を読んでみたいです。
No.111 - 2007/07/02(Mon) 23:21:24
Re: 新刊本共同購入について / 財務大臣
締め切りは今週の土曜にしましょう。

今のところ(私の票も含めて)

果断 3票
離れた家 3票
エンドクレジット 3票
スラッシャー 1票
パッサカリア 1票

な感じでしょうか。
No.112 - 2007/07/04(Wed) 18:41:56
Re: 新刊本共同購入について / sad
短編集のミハスは表題作だけ読みました。雰囲気は非常に好きだし情景も浮かぶのですが、ミステリとしては微妙だったような。表題作だけですよ? それより貫井さんのもう一冊のほうが読みたいです。
果断は評判がやたらいいのでぜひとも。

> オムロ
あやまれ! 部員にあやまれ!
No.113 - 2007/07/05(Thu) 11:35:57
Re: 新刊本共同購入について / 財務大臣
とーひょーしゅーりょー

夏前の三冊は

果断
離れた家
エンドクレジットに最適な夏

に決定しました。
No.114 - 2007/07/08(Sun) 12:04:22
このミス / 電波
 長くなってきたので新しく。

『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』アレックス・シアラー
 裏表紙買い。ジュブナイルの雰囲気が漂う冒険小説。全編を通して雰囲気が大変にすばらしい。しかし展開にジュブナイル特有(?)の強引さがみられ、そのあたりは好みの分かれるところだと思う。
No.101 - 2007/06/28(Thu) 09:17:58
Re: このミス / 電波
『赤い夢の迷宮』勇嶺薫
 ……え? ちょ、……は?
No.103 - 2007/06/28(Thu) 13:32:33
Re: このミス / タカツカ
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹
名門女子高の中で異端者が集う「読書クラブ」が舞台の連作短編小説。部員がコードネームで学園の黒歴史を描く、という方式が面白く、サクサク読めます。女子高とかボク少女に偏見を持たず、ぜひご一読を。ミステリではありませんが、赤朽葉が好きなら楽しめると思われます。
No.106 - 2007/07/01(Sun) 06:42:32
新刊 / オムロ
エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿5』
なぜか不可能犯罪が多発する田舎町を舞台とした短編集。不可能犯罪を描き解決すること自体が目的のシリーズなので、さすがにツッコミどころはありますが、この人の本格愛は本物です。本格分を補充したいときにどうぞ。

ポール・アルテ『狂人の部屋』
たぶんフランスで唯一の本格ミステリ書き、アルテのシリーズ第4長編。こちらもミステリ(特にカーの)が目的の小説ですから必然性とかは目をつぶりましょう。綾辻とか有栖川みたいな初期の新本格の香りがします。
No.86 - 2007/06/18(Mon) 01:10:45
Re: 新刊 / タカツカ
『スロウハイツの神様』辻村深月
すべてが名言でできたような小説。謎は魅力的でしたし、その他の設定・登場人物・雰囲気、全部好きです。オススメ。

『最愛』真保裕一
慟哭の恋愛長編(笑)らしいです。
出だしは緊迫感があって面白かったのですが、推理していく過程が独りよがりだったかなぁ…。
つくば市がちょろっと出てきます。

『Gボーイズ冬戦争−池袋ウエストゲートパーク7』石田衣良
(たぶん)ミステリじゃありませんが、現実の事件をモチーフに独自の視点で描くところはさすがです。IWGPシリーズが好きな方はどうぞ。
No.87 - 2007/06/18(Mon) 03:42:54
Re: 新刊 / きむら
大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾 『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』
 ミステリ作家7人によるアンソロジー。各作家を代表するキャラクターとこち亀キャラの夢の競演! ライトなミステリも含まれていて面白かったです。
No.88 - 2007/06/18(Mon) 09:41:59
Re: 新刊 / miki
伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』
相変わらず楽しいのだけれど、パンチ力が弱いように感じました。この作品はランキングに入れなくて良いのではないかと思います。伊坂さんはもっとおもしろい作品を書いてくれるはず。
No.92 - 2007/06/21(Thu) 15:01:21
Re: 新刊 / 電波
『片眼の猿』道尾秀介
 個人的には、あまり好きじゃないかも。仕掛けは面白いと思うけどね。作品に通底する種類のポジティヴ感が、どうにも苦手なのかもしれない。

『マージナル』神崎紫電
 ガガガ文庫の大賞作品。サイコサスペンス、だそうな。作中に唐突に差し挟まれるコメディシーンの外しぐあいが結構笑える。同じ系統なら『電波的な彼女』が突出しているので、読むならぜひそっちを。以上、ラノベの宣伝。
No.93 - 2007/06/21(Thu) 21:17:35
(No Subject) / あべ
読了「少年検閲官」

世界観などはとても頑張った作品ですね。個人的にこの雰囲気は好きです。ミステリとしては最後のトリックがアレアレstateでした。
No.95 - 2007/06/23(Sat) 13:21:29
Re: 新刊 / オムロ
ヘンリー・スレッサー『最期の言葉』
ショート・ショート的な短編集。スレッサーは『うまい犯罪、しゃれた殺人』で有名な御方。本作も黒くおしゃれな落とし方をしています。大変好みです。ミステリっぽい話もあるし、まあ方向性によってはランク入りもあるかも。

ローレンス・ブロック『怪盗タナーは眠らない』
不眠症のなんちゃってスパイが活躍するブロックの初期シリーズ第一弾。40年前の作品ですが、とんでもないことをさらっと書くブロック節は確立されており、ファンにはうれしいところ。おバカ・クール・スパイ・パロディでしょうか。
No.96 - 2007/06/23(Sat) 15:24:11
Re: 新刊 / sad
森博嗣「イナイ×イナイ」
べ、べつにミス研のために読んだんじゃないんだからね!
たまたま手に取っただけなんだからっ

平山夢明「ミサイルマン」
 このミス'07年に於いて「独白するユニバーサル横メルカトル」で見事一位に輝いた平山夢明の短編集である。
 元がホラー作家なだけあり前作と同じように拷問や死体などかなり痛々しい描写が続くものの、SFやクトゥルーなど目新しい要素もちらほら見受けられる。それでもこのミスにランクインするとは到底思えないが、矢張り前作が前作なだけに識者の意見も伺いたい。
No.97 - 2007/06/23(Sat) 20:20:23
Re: 新刊 / ufo [地球外]
最後に本を読んだのは1ヶ月前でした。

『少年検閲官』北山猛邦
世界観は相変わらずいい感じです。たとえトリックがアレでも、この潔さはそろそろ「すごい」と認めてもいいんじゃないかと思います。

『神様のメモ帳』杉井光
かっこいいニートたちが活躍するサスペンス、あるいはファンタジー。謎と解決があるので、ミステリと言えなくもありません。続編も出ているようです。

『片眼の猿』道尾秀介
予想の斜め下を行く傑作。割と地味なトリックも、よくよく考えてみれば良かった気がしてきます。あと電波氏の言うポジティブ感が、私は好きだったのかもしれません。それにしてもこの住人たちノリノリであ(略)
No.98 - 2007/06/24(Sun) 22:21:48
電波 / このミス
 何冊か追加。リストにないものでも、独断と偏見と思い込みによりミステリーと判断します。

『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹
 面白い。歴史と伝統を蘊蓄としてだけでなく、生きた物語として描ききった筆致には脱帽する。我々の21世紀はどこからともなく現れたものではなく、過去あっての現代なのだということがひしひしと伝わってくる。

『スロウハイツの神様』辻村深月
 帯からミステリーの文字が消えたようですが、関係ないです。謎とサプライズがあるので許容。辻村の最高作だと思います。文章であれ絵であれ、とにかく手ずから創作を志したことのある人にはぜひとも読んでもらいたい傑作。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』入間人間
 電撃。ポスト西尾。だけど、劣化コピーで済ませるには惜しい才があるように感じます。ミステリ的サプライズがあったのでここで紹介しておきます。読め。
No.84 - 2007/06/16(Sat) 22:44:54
Re: 電波 / このミス
 タイトルと名前が逆でした。もう一冊追加。

『カカオ80%の夏』永井するみ
 ガーリッシュであり、ハードボイルドではなく、ミステリーかどうかは微妙でした。サスペンスだとは思います。王道的なサスペンス展開を高校生の少女がなぞるのがちょっと新鮮。ラストの圧倒的な爽やかさには淀んだ胸腔に響くものがあります。
No.85 - 2007/06/16(Sat) 22:55:44
新刊 / オムロ
マイケル・ボンド『パンプルムース氏とホテルの秘密』
フランスのユーモア・ミステリシリーズ。上品さと下世話さが同居したユーモアは面白いですが、推理のすの字も出てきません。

アンネ・シャプレ『カルーソーという悲劇』
こちらはドイツの田舎を舞台にしたミステリ。テーマは愛(笑)。重厚なロマンス小説というか、これも推理部分はありませんが、これはこれで面白かったです。いろいろツッコミどころはありますけど。
No.82 - 2007/06/14(Thu) 21:16:50
Re: 新刊 / miki
高野和明『6時間後に君は死ぬ』
おもしろいのだけれど、13階段とかグレイブディッガーほどの威力は感じませんでした。理由は分かっていますが。短編集だからというわけではありません。
No.83 - 2007/06/16(Sat) 13:03:09
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