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TMC掲示板

筑波大ミス研への質問など、常識の範囲内でご自由にお書き下さい。

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このミス / miki
蘇部健一『六とん3』
相変わらずバカ、それですべての説明がつきます。残念ながら6位候補には届かないかと思われます。
No.71 - 2007/06/03(Sun) 15:07:00
Re: このミス / タカツカ
『中庭の出来事』(恩田陸)
芝居とミステリが融合した、恩田陸作品。
いつもながら感想に困ります…
話が飛びすぎて読みづらい&わかりにくい&すっきりしないので、過去に恩田陸作品で痛い目を見ている方にはオススメできません。ちょっと長いし…。


『落下する花−月読−』(太田忠司)
月読シリーズの短編集。
人が死ぬと月導が現れ、それを読むことができる特殊能力者・月読が存在する(ほぼ現実)世界のお話。
月読・月導という設定や、全編を通して漂う哀しい雰囲気は好きですが、ミステリとしてはどうなのかな…
前作は読んでいなくても楽しめます。


『騙し絵の館』(倉阪鬼一郎)
少女と執事が暮らす幻想的な館に、取材のため一人のミステリ作家が訪れる。そんな中、世間では少女連続誘拐殺人事件が発生し…。
面白かったですよ、たぶん。
でも6位までに入るかと聞かれると…
No.72 - 2007/06/03(Sun) 18:02:28
Re: このミス / オムロ
ケヴィン・オブライエン『最後の生贄』
上院議員選挙に立候補した兄とその妹の周りで、次々と人が死んでいく。それは彼らの封印された過去に関係が・・・と、いう感じのサスペンス・スリラー。いかにもアメリカンな感じでちょっと好みではありませんでしたが、まあまあ面白いのではないでしょうか。

京極夏彦『前巷説百物語』
割りと出だしは今までよりもゆるく感じたのですが、最後まで読むと続きがかなり読みたくなりますね。トリッキーな話もありましたし、シリーズとしても重要かと。ヤング又市がめちゃくちゃ青臭いのは御愛嬌。
No.73 - 2007/06/04(Mon) 06:03:50
Re: このミス / sad
miki先輩から借りた二冊。
歌野晶午「密室ゲーム王手飛車取り」
設定はいいのですがトリックがみんな小粒、それにラストのあまりに急な展開も併せればどうしても低い評価にせざるを得ません。

道尾 秀介「片眼の猿」
メイントリック(?)は簡単ですね。どうして解らなかったのか、自分の臀部を蹴りたい気分です。しかしストーリーも悪くなく、人気が高いのもうなずけます。3位以内には入るとは思いますが、一位にはちょっと躊躇します。
No.74 - 2007/06/05(Tue) 17:53:54
Re: このミス / きむら
島田荘司 『最後の一球』
 いい話です。終着点は明らかなのでプロセスを楽しみましょう。御手洗または野球が好きな人はどうぞ。それ以外の人は正直退屈かもしれません。
No.76 - 2007/06/08(Fri) 01:11:09
Re: このミス / miki
尾関修一『シャーロット』
6位のネタ候補としてなら存在しても良いかもしれませんが、味付けが嫌いなので僕は推しません。味付けが違ったら推したかもしれません。
No.78 - 2007/06/10(Sun) 18:34:38
Re: このミス / sad
高野和明「六時間後に君は死ぬ」
13階段の人の短編集。一種の超能力モノ。ほとんどサスペンス(一部恩田陸)ですが二編だけややミステリです。エンターテイメントとして見るなら高得点だとは思います。しかしこの人はカウントダウンが好きですね。

北山猛邦「少年検閲官」
このトリックには納得できませんでした。目指したいものは解りますが、読者のためにももっとこのセカイの説明にページを割くべきでは?あの少年視点の間奏だけはすごい好みでしたが。
No.79 - 2007/06/11(Mon) 12:40:28
Re: このミス / タカツカ
『朝日のようにさわやかに』恩田陸
長さも傾向もバラバラな短編集。中でも「冷凍みかん」の印象が強烈でした。これだけでも読む価値があります…たぶん。
あと『麦の海に沈む果実』の番外編が入っているので、好きな人はぜひぜひ。黒いヨハンが楽しめます。
No.81 - 2007/06/11(Mon) 20:39:15
(No Subject) / あべ
読みましたよ、「カカオ80%」

帯には「ガーリッシュ・ハードボイルド・ミステリー」と書いてありますが、あてはまるの「ガーリッシュ」だけぢゃん!
ストーリーはまあまあですが、青春小説にしても主人公の描写があんまりなく全体的に中途半端な雰囲気が始終漂っていました。

一応、会費で買った本ですから、誰か読んでね。あ、いや、これすげー面白かったよ(今更
No.68 - 2007/05/31(Thu) 16:07:48
Re: (No Subject) / オムロ
ローレンス・ブロック『すべては死にゆく』
スカダー・シリーズ最新作。シリーズのひとつのクライマックスのようです。僕はファンだから絶賛しまくりですが、ミステリかといわれれば・・・。でも、面白いし、どうにかこのミスにねじこむつもりです(笑)。

ボリス・アクーニン『リヴァイアサン号殺人事件』
ファンドーリン・シリーズの第4作。冒険活劇調だった第5作よりは格段にミステリです。ジュブナイルみたいにサクサク読めますが、なかなかどうして奥が深い気がします。おすすめです。
No.69 - 2007/06/01(Fri) 17:22:05
新刊 / オムロ
ジェフリー・フォード『ガラスのなかの少女』
あらぬ方向につっ走っていきました。話の筋だけ追ってしまうとどこかで聞いたようなサスペンス・アクション・ホラーですが、しかしふわふわした文体とイメージで読み終わっても悪い気はしませんでした。ミステリ? まさか。
No.66 - 2007/05/27(Sun) 20:46:54
Re: 新刊 / オムロ
ヘニング・マンケル『目くらましの道』
スウェーデンの警察小説シリーズ第5作。初めて読みましたが、なかなか陰鬱な感じで好みです。ストーリーは少しアレな気もしますが、美しい情景描写と残虐な殺人の対比が印象的でした。
No.67 - 2007/05/28(Mon) 17:32:21
(No Subject) / タカツカ
『赤朽葉家の伝説』(桜庭一樹)
旧家の盛衰を三人の女性を軸に描いた作品。
本ミスよりはこのミス向きだと思います。
土俗的な雰囲気が素晴らしく、中々よかったかと。

『使命と魂のリミット』(東野圭吾)
医療現場で起きるミステリというよりサスペンス。
ヒューマンドラマ的な展開がどうにも好きになれませんでした…。

『玻璃の天』(北村薫)
『街の灯』シリーズの短編集。
どの話も北村さんらしさに溢れていて、読んでいて幸せになれます。

『酸素は鏡に映らない』(上遠野浩平)
ミステリーランドの新刊。正直あんまり…
氏の作品を読んでいる人のほうが楽しめるのかもしれません。

『モノレールねこ』(加納朋子)
加納さんらしいミステリ短編集で、個人的にすごく好きです。日常の謎が好きな方にオススメ。
読後やわらかい気持ちになれます。

『たゆたいサニーデイズ』(村崎友)←候補作か不明…
合唱部に所属する二人がなぜか謎解きをする学園ミステリ。
学校の描き方に関心が向いていたので、ミステリとしての内容が思い出せないのですが、悪くはなかったような…
No.62 - 2007/05/24(Thu) 20:04:48
Re: (No Subject) / miki
石持浅海『人柱はミイラと出会う』
ぜひアメリカ人に読ませてあげたい世界でした。軽く読めてそこそこ楽しめます。ただ上位進出は望めないでしょう。
No.63 - 2007/05/24(Thu) 23:03:22
Re: / きむら
桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』
大まかなストーリーは上を参照。
時代ごとのキーワードが沢山盛り込まれていて面白かったです。結構ニヤニヤしながら読みました。
変わりゆく時代というのがうまく描かれていたと思います。
No.64 - 2007/05/25(Fri) 13:40:31
Re: (No Subject) / あべ
北村薫『玻璃の天』
流れを乱すようですが個人的にはあんまり。読んでいて「眼が滑る」作品に感じました。前作を知らないからでしょうか?
No.65 - 2007/05/27(Sun) 01:52:36
(No Subject) / あべ
ジャンルすら不特定ですが、対象作品をいくつか

石持浅海「人柱〜」
速攻で読めます。独特な世界観ですが、なかなかすっきりです。

はやみね「赤い夢〜」
まあ・・・ね。

森「イナイ^2」
森にしてはマジメな作品ではありますね。

道尾「片眼の猿」
面白いですが、ミステリかと言われると・・・

冲方丁「マルドゥック・ヴェロシティ」
ミス研には知名度が低いようですが、世間ではなかなかの評価。前作を読んでない人はどう評価するか分かりません。

柳広司「百万のマルコ」
バカミスなんだろうか。6位に入ってもいいかも。

伊坂「フィッシュストーリー」
これも前作を読んでる人は楽しいかも。かく言う私も全作は読んでませんが。
No.61 - 2007/05/22(Tue) 03:24:17
(No Subject) / きむら
ローレンス・ブロック 『すべては死にゆく』
 マット・スカダーシリーズ最新作。展開が遅いのか、ひとつひとつの描写が長ったらしいのか、読むのに時間がかかりました。主人公と犯人がいかにして出会うのか、その過程が交互の視点で描かれています。これの前に『死への祈り』は必読。
No.60 - 2007/05/21(Mon) 14:37:42
新刊 / オムロ
マックス・アラン・コリンズ 『タイタニック号の殺人』
 タイトルそのまま、沈没する直前のタイタニック号で起こった殺人事件を解決する歴史ミステリ。登場人物は全て実在の人物で、探偵は『思考機械』シリーズの作者フットレルというマニアックさ(笑)。ただし、ガチガチの理詰め推理はなく、解決はかなりシンプルでした。ただ、「ああ、こいつらみんな沈んじゃうんだなあ」と思いながら読むと許せます。
No.54 - 2007/05/12(Sat) 01:13:40
Re: 新刊 / オムロ
森博嗣 『イナイ×イナイ』
 期待のXシリーズ(笑)。私は氏のファンなので冷静な判断はできませんが、少なくともGシリーズの1.2〜5倍くらい面白いのではないでしょうか。Gの評価がゼロの人には面白くもなんともないと思いますが。
No.55 - 2007/05/12(Sat) 06:05:42
Re: 新刊 / きむら
森博嗣 『イナイ×イナイ』
 あんまりべた褒めするのもあれですが面白かったですよ、ミステリとして。文章のノリはGシリーズに近いです。軽い感じでさくっと読めます。
No.56 - 2007/05/16(Wed) 11:28:18
Re: 新刊 / miki
勇嶺薫『赤い夢の迷宮』
確かに黒いはやみねでした。だいぶ軽く読めるので読んでみてはいかがでしょう?
No.57 - 2007/05/19(Sat) 12:46:11
Re: 新刊 / オムロ
エルモア・レナード『身元不明者89号』
デトロイトが舞台の犯罪小説。ハラハラさせられますが、ありきたりのサスペンスにさせないのが筆の上手さでしょうか。楽しめました。

レックス・スタウト『苦いオードブル』
かっこいい名探偵が出てきて事件を解決する、アメリカンな本格ミステリでした。肩の力を抜いて読むべき作品ですが、割りとミステリでした。

ジョン・ロード『ハーレー街の死』
余計な物は一切ない、がっちがちの本格ミステリ。『読者へ挑戦』的な作品ではありませんが、これが本格でなかったら地球上に本格ミステリなんてありません。面白さはそこそこ。でも、これなら本ミスに入れても文句は言われないでしょう。
No.58 - 2007/05/20(Sun) 19:38:50
Re: 新刊 / オムロ
ジョン・クリード『ブラック・ドッグ』
裏に冒険小説と書いてあったけれど、ミステリとして読めないかなと思って読んでみたのですが、本当に王道の冒険小説でした。しかし、伏線もちゃんとあり、レポート前に徹夜させるほどには面白かったです。
No.59 - 2007/05/21(Mon) 04:30:03
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