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TMC掲示板

筑波大ミス研への質問など、常識の範囲内でご自由にお書き下さい。

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WINGBEAT COFFEE ROASTERS
(No Subject) / sad
麻見和史「真夜中のタランテラ」
雰囲気はトスカから華を抜いた感じ、または首鳴き鬼から少し科学を抜いた感じ。地味ですが堅実、ただし推理解決は粗いです。悪くはないですがランキングは競り負けるかな。本格よりか文春あたり?義手義足業界に詳しくなります。

東野圭吾『聖女の救済』
長編。容疑者Xのさっぱりした解決のほうが、ねっとりじっくりしたこちらより好きでした。解決に不可欠なあることがうまく映像化できなかったのもあります。ただ証拠をみつけるくだりは東野さんらしくて好み。

東野圭吾『ガリレオの憂鬱』
短編ガリレオとしては初代を越えたのでは?特に2つめの短編はトリックもこれぞガリレオシリーズだしハートフルだしもう直球豪速ストレートですよ。
No.237 - 2008/10/30(Thu) 08:42:46
(No Subject) / タカツカ
伊坂幸太郎『モダンタイムス』
冒頭の「勇気はあるか?」の一言で十分。
伊坂さん、ステキすぎます!!

詠坂雄二『遠海事件』
素直にミステリとしてすごいと思います。章ごとにはさまるコラムとか伏線、仕掛けが抜群に面白い。本ミス向け。

太田忠司『予告探偵 木塚家の謎』
予告探偵の続編です!予告探偵のっ!!
それだけでテンションあがりますよね。魔神尊が登場するだけで拍手喝采を送りたくなる、この中毒性はなんでしょう。それに加えて、ある意味裏切られた本格性が魅力的。良作です。

恩田陸『きのうの世界』
上司の送別会の日を境に謎の失踪をした男性が、行方知れずのまま一年後死体となって発見されるところから物語が始まります。
事件の謎と、舞台となった町の謎が絡まって展開していく様子が、恩田陸さん特有の幻想的で、どこかこの世のものではない雰囲気の中で上手く発揮された一作。
こういう恩田作品が好きなんだよなぁと改めて思いました。

北林一光『ファントム・ピークス』
山の麓にある平和な地域で、神隠しにでもあったように次々と女性が消えていくパニック小説。
リーダビリティのある作品で、一気に読めます。

柄刀一『ペガサスと一角獣薬局』
美希風シリーズの短編集。
短編集にはもったいないくらいのトリック&本格らしい重さがあって、かなり好きです。

西澤保彦『腕貫探偵、残業中』
日常の謎をロジックのみで解決する手腕はさすが。今回から登場した女子大生のキャラクタによって、腕貫さんにより親しみがもてました。読みやすく、読後感すっきり。
前作未読でも楽しめます。

西澤保彦『夢は枯野をかけめぐる』
早期退職して、細々と暮らす男性のもとに持ち込まれる不思議な事件の数々。日常の謎というより、介護ミステリかな…。人生色々ありますよね。

東野圭吾『聖女の救済』
超期待してたガリレオシリーズの長編第2作目。
確かに犯人は虚数解かもしれません。

東野圭吾『ガリレオの憂鬱』
ガリレオシリーズの短編集。内海薫が登場してます。
原作より先にこの間のスペシャルドラマでネタを知ってしまったのが2つあって残念…でも安定した面白さでした。

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』
起承転結の転、転、転みたいな小説。とにかく面白いです。大長編なのにあきさせないのはさすが。舞城の文章が嫌いでなければ、読んで損はありません。

村崎友『修学旅行は終わらない』
修学旅行最後の夜を、複数の視点から描く青春ミステリ。自分の修学旅行を思い出しながら、楽しく読めると思います。
“心ときめく”要素を大切にする村崎さんらしい作品で、個人的に大好き。文庫ですし、さくっと読めるのでぜひぜひ。
No.236 - 2008/10/23(Thu) 20:38:45
(No Subject) / sad
柄刀一「ペガサスと一角獣薬局」
全盛期の島荘並みの大トリックを振り回す4短編。トリックは2つはありかなぁ位、2つがおー、というくらい。
ストーリーは締めが良くなかなかキレイ。個人的にはまあ良作かなあ、という感じで。

深水黎一郎「トスカの接吻」
芸術とミステリの融合が巧みで、読めば自然とオペラの教養がつく作者の技量に拍手。トータルはこちらが上ですが、ミステリで見るなら前作(エコールドパリ)が上でしょう。
No.234 - 2008/10/17(Fri) 00:48:44
Re: / I原
石持浅海『耳をふさいで夜を走る』
官能小説。どこに行くんだろう。

深水黎一郎『トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ』
オペラ入門書。お話としてもおもしろい。本ミスよりこのミス向けかも。

桐野夏生『東京島』
すさまじいの一言。この作品はやばい。

北村薫『野球の国のアリス』
野球大好きっていう作者の情熱がひしひしと感じる。
ミステリではない。でも好きです。

西尾維新『きみとぼくが壊した世界』
一応入れておく?まあ、こういう作中作はいいですねって話。オチは普通。

三津田信三『凶宅』
普通にホラー。オチが嫌すぎる。

門前典之『浮遊封館』
トリックは好きなんだけど、小説としては……でもがんばってほしいなあ。

石持浅海『ガーディアン』
うーん。1編目だけで良かった気がする。でもこういうSF設定のミステリはいいですね。

高嶋哲夫『ジェミニの方舟 東京大洪水』
ミステリではない。けど、この方の防災シミュレーション3部作はお奨めです。

セバスチャン・フィツェック『ラジオキラー』『前世療法』
海外だって読みますよ! 普通におもしろかったです。
どちらかを投票するんだといったら『前世療法』の方が好みだったのでそちらかな。

柄刀一『ペガサスと一角獣薬局』
本ミスに入れたい作品。それでも僕の中では山魔を超えられなかったかなあ。
4編からなる短編集だけどどれを読んでも水準以上。2,3番目のトリックが好きです。

あとちょっとだし、新刊読みましょう。
No.235 - 2008/10/20(Mon) 18:25:43
(No Subject) / タカツカ
ちょっと長いですー。

森博嗣先生『目薬αで殺菌します』
Gシリーズ、待望の新刊。森先生の作品全体をつなぐ流れが、ぼんやり示唆されている作品だと思います…たぶん。
とりあえず楽しんで読めたので、幸せですー。

平野啓一郎『決壊』
登場人物の内面描写や、題名どおり様々なものが“決壊”していく過程には、えぐられるものがあります。ただ、ミステリ的にはイマイチ。
ある意味一番新鮮だったのが、「読者も手を汚して読むべき」という趣旨で作られた、ページまで真っ黒の装丁。確かに読むと手が黒くなって面白いんですが、周りの本を汚してないのか心配だったり。

吉田修一『さよなら渓谷』
幼児殺害事件がきっかけで明るみに出た、どこにでもいる若夫婦の関係。彼らの過去と現在とは…?
なんというか、危うさを書くのがホント上手くて、さすが『悪人』や『最後の息子』の作者さんだなーと思いました。纏わりつくような雰囲気と、先が見えない感覚が素晴らしいです。かなりオススメ。

石持浅海『ガーディアン』
自分を傷つけるもの全てから守ってくれる、不可視の守護者・ガーディアン。それを有する女性が巻き込まれた、2つの事件を描く連作ミステリ。
ナゼか今年の石持作品中1番好きだったりします。SF的な世界の中での、明確化されたルール使いはさすが。

石持浅海『耳をふさいで夜を走る』
どうしちゃったんですか、石持さん!と思った記憶はあるんですが、それ以外のことを思い出せません…。

石持浅海『君の望む死に方』
扉〜の続編的な作品。石持作品特有の変な倫理観が好きな人にはたまらない作品だと思います。
ただ、今回は探偵役に魅力を感じなくなったこと、あと前作に比べると“読ませる”感じがなかったのが残念でした。

石持浅海『賢者の贈り物』
石持さんの短編集。やさしい作品から、毒のあるものまで、書き分けが上手なのは相変わらずです。
贅沢を言うなら、可能性を検討していく過程を丁寧に書く石持さんの文章を、これだけ一気に読むとちょっと飽きる、ということでしょうか…。少しずつ楽しむのを推奨しますです。

北村薫『野球の国のアリス』
ミステリーランドの最新配布本。北村さんの野球に対する愛情にあふれた作品です。これを読んだら、ぜひ野球を見ましょう。ミステリかどうかなんて問題ではありません。

石田衣良『非正規レジスタンス』
衣良サマの代表作、IWGPシリーズ最新刊。今回のテーマは、格差社会、ワーキングプア、非正規雇用、シングルマザーなどなど。安定した面白さと、新しい視野を提供してくれるのはさすがなんですが、ミステリ色は年々下降気味…。

石田衣良『夜を守る』
息子を殺された老人と出会ったことがきっかけで、アメ横の治安を守ることになった4人組のお話。上野版IWGP。ちょっと地味な印象を受けましたが、これはこれで結構面白かったです。

芦辺拓『裁判員法廷』
かなりよいです。森江春策のキャラクタはもちろんのこと、裁判員制度という仕組みがミステリの中核で上手く生かされていると思います。短編集の中で統一感があるのも魅力的。

中田永一『百瀬、こっちを向いて』
まず、装丁が抜群にキレイです。内容は中高生を主人公にした恋愛小説の短編集ですが、ミステリ的に読んでもステキかと。オススメです。

小林泰三『モザイク事件帳』
いろんなタイプのお話がつまった短編集。特に面白かったのは「更新世の殺人」。既出のキャラクタが数多く出てくるので、他の著作を読んでいるとより楽しめるのかもしれません。

飛鳥寺勝則『堕天使拷問刑』
ミステリ的にはスゴイです。土俗的な雰囲気もいいです。あとボーイミーツガールです。
…好きになれないけど。良くも悪くも説明するのが難しいので、読んでみてくださいー。

乾くるみ『クラリネット症候群』
SF的な設定を生かした中編集(?)。マリオネットもクラリネットも、それぞれちょっとバカっぽい(褒め言葉)ところが好きです。

東野圭吾『流星の絆』
流星を見に出かけた兄弟3人。家に帰ると、両親は既に殺されていた…というところから話は始まります。
兄弟のとある設定から白夜行と比較されていましたが、うーん・・・確かに白夜行で描かれなかった(描かなかった)部分を、軽く、細かく、わかりやすく書くとこうなる感じなのかな…。

道尾秀介『カラスの親指』
安定した上手さ&面白さで、読んで損はありません。sad君も書いてますが『陽気なギャング〜』がお好きでしたらぜひ。
No.233 - 2008/09/17(Wed) 04:09:41
(No Subject) / オムロ
クリス・イーワン『腕利き泥棒のためのアムステルダム・ガイド』
 泥棒が主人公とするミステリを書く小説家兼泥棒が主人公のシリーズ第一弾。題名の通りアムステルダムが舞台で、次作品はパリとか。面白いしちゃんと推理もするけど、ローレンス・ブロックの泥棒バーニイ・シリーズに雰囲気がもろかぶりなのが残念。影響を受けたのか、小粋な泥棒を主人公にするとどうしてもこうなってしまうのかは不明ですが。

セバスチャン・フィツェック『ラジオ・キラー』
 ラジオ局を占拠した知能犯に交渉人が立ち向かうが、背後にはさらに大きな陰謀が・・・、という作品で本来はあんまり好きなジャンルではないのですが、意外にも面白く読めました。ドイツの作品なためハリウッドっぽい構成だけどハリウッドっぽくないのが新鮮なのか。どんでん返しが好きな人にお勧め。トリッキーな作品です。

セバスチャン・フィツェック『前世療法』
 前世で人を殺したと言う少年の証言通り次々と死体が発見される、少年の相談に乗った弁護士には犯人を捜せという謎の脅迫者が。前作に比べるとどんでん返しは控えめですが、その分謎めいた重苦しい雰囲気があって僕は好きです。不思議な安定感があって、中毒性の強い作家です。
No.231 - 2008/08/30(Sat) 02:58:57
Re: / オムロ
ロバート・ファン・ヒューリック『紫雲の怪』
 唐を舞台としたディー判事シリーズ。初めて触れましたが、雰囲気が出てて良い感じです。本格と言えば言えなくもないか。中国の探偵小説である”公案小説”をモチーフにしているとか。

M・D・ポースト『ランドルフ・メイスンと7つの罪』
 悪徳弁護士が主人公ですが、これを19世紀に書いたのはすごい。当時の法律の知識がないとオチは判りづらいですが、アンチ勧善懲悪本として一読の価値はあると思います。

森博嗣『目薬αで殺菌します』
 何だろう、なぜこの話がそこそこおもしろく読めてしまう不思議。森ミステリィにおいていわゆる事件は解体済みのようです。
No.232 - 2008/09/13(Sat) 12:35:58
(No Subject) / sad
道尾秀介『カラスの親指』
面白い、というより小気味いいです。「陽気なギャングが地球を回す」のデラックス版というと分かりやすい。サギ師たちのどんでん返しの炸裂が読んでいて爽快です。要チェック。
No.229 - 2008/08/19(Tue) 21:01:23
Re: / オムロ
山口雅也『モンスターズ』
 どうも前二作に比べるとモンスターという縛りが空回り気味に思えましたが、なかなか楽しめました。え、そんなオチ? みたいな作品もありますが、何とも思わせぶりです。

ピーター・ラヴゼイ『処刑人の秘めごと』
 ダイヤモンド警視シリーズ最新作。前作がイマイチだったのですが、今作はなかなか本格でした。とは言え結構ベタな展開なので、オチが読めなかったのは不覚。

ポール・アルテ『七番目の仮説』
 おなじみカーの後継者アルテの新刊。突如現れた十八世紀のペスト医者、患者の消失、不気味な決闘、嘘嘘嘘とミステリマニアに優しい設定(笑)。衝撃はありませんが、今年も楽しませてくれました。
No.230 - 2008/08/23(Sat) 00:24:42
海外ミステリ展のお知らせ / KU
こんにちわ。はじめまして。
石川県立図書館で
海外ミステリの展示を開催中なので
お知らせします。
期間は8月1日〜8月31日で

8月16日〜8月31日の特別展示
『回想のシャーロック・ホームズ』の原書初版(成蹊大学所蔵)
「ストランド・マガジン」「ミステリリーグ」など外国ミステリ雑誌
その他ホームズ・グッズ(戸川安宣氏所蔵)

8月16日〜8月23日特別展示
海外ミステリ作家のサイン
ディクスン・カー、エラリー・クイーン、アガサ・クリスティ、ヴァン・ダイン、クレイトン・ロースン

ポーの『モルグ街の怪事件』が発表掲載されたグラハム誌
ポーのTales of Mystery and Imagination
カーの高校卒業アルバム
(平野義久氏所蔵)

8月24日〜8月31日の特別展示
海外ミステリ作家のサイン
カトリーヌ・アルレー、E・D・ホック、
P・D・ジェイムズ、ピート・ハミル、J・P・ホーガン
ドン・ペンドルトン、ミルット・ウォルターズ
カー、クリスティなどの原書
(戸川安宣氏所蔵)

23日には戸川氏を囲んで海外ミステリについて語る会があります。
No.228 - 2008/08/13(Wed) 06:41:19
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