先日、呼吸器学会の市民公開講座を拝聴しました。 色々と、参考になることがありました。高齢者に特に怖いレジオネラ菌と入浴、睡眠不足による生活面の注意、付き纏う心の問題、そしてガン告知のことなど。 いずれも判り易いお話だったと思います。このように、四人もの先生のお話をまとめて聴講できる機会を与えられて、とても好かったと思いました。 その日の聴講者は70名程だったそうです。
当日、私は地下鉄で天神駅に着き会場アクロス福岡まで 地下道を歩きました。携帯酸素のボンベ器を引いてです。 歩きながら、韓国の地下鉄火災のことを思いつづけました。電車の中と地下道の中でもし、という事をです。 どんな事態に遭遇するかは、呼吸不全の人達には容易に 想像できます。考えても、どうしようもない事かも知れ ないが、と思いつつも、やはり考えました。
そうすると、誰かの声で、君子、危うきに、、いや呼吸不全者は地下道、地下鉄に近寄らない事、との言葉が聞えて来るような気がしました。 無事に帰宅できた今、まだ、そのことで思案中です。 時は春、外出の機会を増やしたいと思う、在宅酸素患者の 独り言です。いい講座を聴いた後の余韻につられて、、。 |
No.36 2003/03/18(Tue) 11:12:15
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