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うちは、ネズミが多くて困ります。 と言うのを聞いた友達が ネズミ退治は天才的なベテラン猫を その人に貸しました。 連れてこられた猫は、さっそく 退治をはじめます。 目に付くネズミは片っ端から あれよあれよ〜というまに 捕らえられてしまいました。 猫が来たぞ! 瞬く間に、伝言が伝わります。 ネズミ達は奥に潜んで 物音もたてず、息も静めて なんとか、やり過ごそうと 猫は入れない狭い場所に隠れました。 動き回り〜逃げ回る〜ネズミを捕らえ 自信満々の猫は、一息ついてから 暗闇に向かって、大声で、言いました。 「さあー、どこに逃げてもダメだ!ぞ」
「オマエが、そこに隠れているのは 分かっているんだから」 「これから、そこへ行くぞ!」 「みっつ数えたら、行くぞ!」 「さあ、さあ、1ーぃ,2ーぃ,3ーん!!!」 3と言うか言わないか、それを聞いたモノが 居たかどうか、分からないくらい あっと言う間に、隠れていたネズミたちは 家の外へ逃げだしてしまいました。 -------------------------------------- 真理・真実を語る人は、嫌われる。 隠れていたネズミのように 痛いところを衝かれるような話を聞くと 他のコトの話をしているのに まるで自分のことを言われたように な〜んとなく、いたたまれなくなる。 いや。むしろ 「自分の悪口を言われた」と思って さっさーーと去っていく。 捨て台詞を残して。 |
No.409 2016/12/12(Mon) 13:33:22
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