2008/11/16
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久しぶりに手に取った文庫本にしおりが挟まっていた。
開けてみると読んだときに印象に残った箇所だった。
「作者が一度読んだものを有意識にも、無意識にも真似たものは、ドンナニ口ざわりがよくても味が落ちるから直ぐにわかる。 必ず自分の井戸から汲んだ水でなければイケナイようである。他所の井戸水で作った酒は決して酔わない。酔えば悪酔いをする。」
現代では厳しい条件を課す言葉だ。「無意識にも」とは。 水脈が繋がってたら?とか、雲になって降り注ぐ雨は?とか色々考えてしまう。
好きな小説家の作品と最近の漫画が良く似ているとかなんとかでトラブルがあったらしい。 その小説家は自分の井戸の水しか使わなかったんだろうか。 その漫画家は自分以外の井戸から水を汲んだんだろうか。
結局、悪酔いしてるのは誰なんだろう。 |
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