当店でもなかなか入荷しない、とっても珍しい高級魚、「スジアラ」が入りました！
東京の言葉で言えば、「クエ」の仲間です。お皿からはみ出ている、この大きさ、伝わりますか？
最初のころは身がばんばんに張っていて、ここ数日食べごろになってきました。
今日はあとどのぐらいあるかな？　ありつけた人はおめでとう！　ですよ♪

総料理長の泰造丸です。
金目鯛を干してみました。梅雨時なので乾きにくかったけれど、思いのほか旨くできました。
うーん、やっぱり旨い魚だなぁ。。。口中にじわっと旨みが広がります。
「ゆうき丸」「黒瀬」両店でお召し上がりになれます。ぜひ、お試しあれ！

隣の『鮨割烹・黒瀬』の板長です。黒瀬のＨＰがまだ整備中なのでこちらにお邪魔します。
土曜日は、めずらしい活くつわ海老が入荷。ときどきみえる某ご家族の皆さまの胃袋に、見事に納まりました。
バチンバチンと尾を振り動かす、くつわ海老のあまりの活きのよさに、一同騒然。
つぶらな瞳をした海老なので「可哀想〜！」と言いつつ、おいしくおいしく刺身でお召し上がりになりました。
この海老は、殻が厚くてダシが良く出るので、このあと、〆の味噌汁にも。
船長特製の漁師風冷や汁(鮨のシャリ玉入り）と、普通の温かい味噌汁と、両方堪能されました。
甲殻類の味噌汁は、一旦冷やしたほうが旨みが強く出ます。冷や汁は、それを利用した一品。
温かい味噌汁にするのにも、一旦氷水で冷やしたものを、さらに温めなおしてお出ししました。

『ゆうき丸』のメニューの中で、あし天と同じぐらい根強い人気を誇るのが、この島ずしだ。
特徴は、づけにした白身魚のお鮨と、甘く炊いた岩のりのお鮨というのがお約束。
先月発売されていたdancyu6月号には、飛魚の島ずし(船長のお母さん作)がどど〜んと載っていました。
シャリも、少し甘いんだよね。南の島の食べ物だからかな。そしてこれが、クセになる！
時折、『鮨割烹・黒瀬』にいらしたお客様の中にも、『ゆうき丸』の島ずしのファンの方がいて、
「島ずし出前してくれないかな〜」と言われてしまうことも…。コマッタ。
『ゆうき丸』の常連さんが『黒瀬』にいらしたときは、あし天もしくは明日葉のおひたしの出前まではするけれど、
やはり黒瀬は鮨屋なので、鮨だけは今日は黒瀬のを召し上がってくださいな〜、とお願いするしかない。
あ、でも、『ゆうき丸』に入っているボトルを『黒瀬』でお飲みいただくとか、その逆もいたしますので、
ご遠慮なく、でもややこっそりお申し付けくださいませ。でも島ずしはぜひ、『ゆうき丸』でお楽しみください♪

『ゆうき丸』が好きだという方から、よく「私はおたくへアシテンを食べに行くのよ」という言葉を頂戴する。
常連のお客様は親しみを込めて普通「アシテン」とお呼びになるが、正式名は「明日葉の天ぷら」800円。
板前さんも、これをさくっと揚げられるようになるのには、かなり年季が要るのだそうだ。
今日摘んでも、また明日になれば生えてくる、それぐらい成長が早いから「明日葉」という。
栄養価、特にミネラル含有量が異常なほど高く、本当に体にいい。
伊豆七島全島でよく獲れるが、三宅島産が有名であった。でも業務用（料理店向け）は八丈島産が一番人気！
とはいえうちの明日葉は、船長のお母さん(dancyu6月号に登場！）が摘んで、魚と一緒に送ってくれる物だけど。
ちょっと苦味があって、薫りが高く、滋味深い。揚げたてに塩をしてあるので、そのままさくっとどうぞ♪

みなさんおはようございます。
本日発売の月刊『dancyu』6月号(プレジデント社刊）の巻頭に、
先日のトビウオ漁のようすが掲載されています。

http://www.president.co.jp/dan/20050600/index.html

私の生家「友喜荘」が舞台で、おふくろが握ったトビウオの島ずしもとてもきれいに撮れています。
旨そうでしょう？　なぜ八丈のクサヤが旨いかや、島焼酎造りの様子も、しっかり取材してくれました。
ぜひぜひ書店でご覧ください（できればお買い求めください）。
そして、食べたくなったら当店へ！　お待ちしております。

写真はムロ鯵のクサヤですが、先週船長が獲って、つくりたての飛魚のクサヤ(2500円）をサービスいたします。
予約時にこのサイトを見たとおっしゃってください。一万円以上お支払いの方に、プレゼント（つまり全卓ですね）。
ぜひ、このチャンスにご予約を！　合言葉「おじゃれ握手を教えてください」もあれば完璧です。

これがその、「第三友喜丸」で獲った春トビを、『仲屋商店』のくさや液に漬けているところ。本当に旨いよ！！！
↓下記のサービスを、ぜひお見逃し無く！

見てください！　このトビの山。新鮮ぴちぴち、おめめくりくり、最高に顔のいいトビを、１日で700本ほど獲りました。次の日は1000本。300本は店に送りましたので、刺身やたたき、フライにして店で出しています。でもトビは足が速いので、残りは獲った直後にくさやにして持ち帰りました。使用したくさや液は、文部大臣賞を受賞している『仲屋商店』のもの。くさすぎず、やわらかく、本当に旨いです！！！

そこで、お知らせです。くさやも実はフレッシュなうちが旨いので、今日からしばらくの間、これを読んで予約をしてくださったお客様、一日限定５組さまに限り、お支払い一万円につき一枚ずつ、つくりたてのトビのくさやをプレゼントいたします！！！

お持ち帰りになっても、店で食べても、どちらでもＯＫです。合言葉は「おじゃれ握手を教えてください」。
この合言葉がないと、普通のご予約ではくさやサービスは行われません。
尚、今回つくったくさやがなくなり次第、このサービスは終了します。

今なら刺身もありますし、漁師が大好きな「トビウオのミミ」のあぶりは全テーブルにサービスしております。
くさやも新しいうちのほうが旨いですから、ぜひぜひ今すぐ、食べにいらしてくださいませ。

島にはちょこちょこ帰っていたのですが、思い切り漁をやったのは久しぶりでした。
獲ってきましたよ、山ほどの春飛魚！！！
今回はdancyu編集部のクルーが取材のため同行しましたので、珍しく漁師姿の写真があります。
取材陣が同乗して漁をやったのはほんの二十分ぐらいでしたが、皆さん見事に船で酔っ払ってしまったので、
港に引き返し、下ろしてからまたガンガン獲りました。本当に漁師なんだよ、という証明が出来たかな（笑）。