ジャイロスコープとは、それぞれが驚きと意外性に満ちた短編集という意味があり、そこを意識して集められているらしい。
「浜田青年ホントスカ」は、確かに驚いた。まさかはじめから騙されていたとは・・・でもよく読み返せば伏線たくさん、さすが伊坂さんだ。これは結構好き。井坂さんっぽい。
「二月下旬から三月上旬」も、どこかグラスホッパーを彷彿とさせる感じで好きだが、好みが分かれるだろうなぁ。
「ギア」と「if」もSFチックでそこそこ好きだが、私のツボから少し離れる伊坂ワールドになる。でもSOSの猿たちとかのカラーです。
「一人では無理がある」はサンタクロースを伊坂流にするとこうなるんだなとちょっとうれしくなる感じ。そうすると逆にサンタクロースは実在する気がしてくるから不思議だ。
「彗星さんたち」も、私自身新幹線よく乗るので、とても親近感わいた。そしてお掃除の人たちを見る目が変わりそうだ。 ファンタジックでキャラ立ちしてて、伊坂さんの感じがしてとてもよかった。
書下ろしの「後ろの声がうるさい」もそのまとめ的で、お得意のリンクが仕掛けられていてとてもよかった。
伊坂さんやはりいいなぁ。 でもちょっと星ひとつ減らしてしまったのは、最後の少し好みじゃないのも混じってたから・・・基本すごくよかったですよ!
no.746
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