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結界都市要項 宛 藩王 玄霧弦耶 様 宛 摂政 雅戌 様 宛 摂政 アルト 様 以前からお話ししていた国土全体に結界を張る計画「結界都市」に関しての最終レポートです。 内容に問題がなければ最終工程まで進めますのでご確認ください。 目次 1・結界都市の目的 2・結界都市の機能 3・結界都市の構造 4・結界解除の要点 1・結界都市の目的 結界都市の目的は国土全域に魔法結界を張ることで外部からの攻撃などを防ぐ事を目的としています。 また、それによって国全土の平和が守られ、国家繁栄への一助となることも目的とされています。 2・結界都市の機能 結界における効果の範囲は二種類に分けられています。 それは結界境界面での効果と結界内部全体で起こる効果の二種類です。 この効果範囲を効果ごとに使い分け、結界都市は機能しています。 ・境界面における効果 A・国土を対象とした魔法に対する耐性 B・魔法的な力、魔法的な存在の進入を感知 ・結界内部全体の効果 C・国内における強力な魔法の発動を感知 説明 A・国土を対象とした魔法に対する耐性 魔法理論による感知、或いは特定物へのターゲットなどへの隠蔽効果を持ちます。 但し、科学的理論(ミサイル等)を使用したターゲットには隠蔽効果などを発揮しません。 また、魔法理論による物が境界面に触れると大きく境界面を滑るようにして軌道を若干ずらし、その際の摩擦によって魔法効果を削り取ります。 B・魔法的な力、魔法的な存在の進入を感知する。 境界面を通り過ぎた魔法理論の物質・或いは強力な魔力を持つ存在はその際に通過点を特定します。 その後の追跡は不可能ですが、進入とどこから進入してきたのか感知するという特性を持ち合わせます。 C・国内における強力な魔法の発動を感知する。 非常に強力な魔力を放つ存在・或いは非常に強力な魔法の発動があった場合、魔法の発動地点を感知します。 ただし、その後の追跡は出来ません。 Cについての補足 強力な魔力・魔法の発動に限定しているのは国内にいる理力使いなどに配慮した結果です。 これによってある一定の魔力を感知した場合は魔力感知用の装置(大きな国全体の模型の様な物。詳しくは後述の「3・結界都市の構造」)に灯が点ります。 また、灯の色・大きさによって多少は判断が付けられるようにしてあります。 下記は簡易区別に用いられる基準となります。 灯の大きさ 灯・小(評価値15以上20未満程度) 灯・大(評価値20以上) 灯の色 赤・攻撃性魔法 青・防御性魔法 白・回復性魔法 黒・その他・分析不可能な魔法 淡さ 発動から30分以上経っても効力が消えない魔法に関しては発光が淡くなり、長期間そこに魔法が介在していることを伝えます。 色に緑を使わないのは国土に緑が多い為、灯が付いても気づかない可能性がある為です。 これらの組み合わせにより、おおよそどのような事態になっているのかを探れます。 3・結界都市の構造 結界都市としての構造は大きく分けて三種類からなります。 ・結界 国土全体を大きく包み込むように作られた結界。 大きな楕円形の形で、これは国土が横長の為に極力無駄のない結界を作る為です。 ・結界基点 国土の要所要所に設けられた基点。これによって国土全体の結界を支えています。 これらの基点をつなげていくことで蛇の様な図ができあがります。これは大神殿にまつっている白蛇にかけた物です。 また、基点から基点へと理力の流れがあり、それがまた巨大な蛇にも見えるようになっています。 また、結界基点に大神殿など人が居る場合はその場所に感知システム(詳しくは「感知システム」についてを参考)が設けられており、それを監視している人間が何人か居る。 ・結界操作の施設 国家の某所(場所は秘匿)に設置されている結界を操作する為の施設。 結界の維持に必要な理力の調整・結界機能のオンオフ(詳しくは後述の「4・結界解除の要点」を参考)・感知システムの調整機能など結界の維持・調整に必要な物がここに集まっています。 上記の三つを利用して結界を維持・調整しております。 *補足 ・結界の張り方について 以前より議論されていた結界の張り方についてですが、国外からの魔法生物の方の入国などに対する懸念として神社で言うところの鳥居を作ることになりました。 国外から入国される魔力を帯びた方などはこちらを通って頂く事で結界境界面で発生する効果全てを無視することが出来ます。 また、環状線についても同じような処理を行っております。これによって魔法物の輸送なども可能にしております。 その代わり、保安面から駅から降りてくる方・荷物にはこちらで用意した小さな感知結界を通って貰うか、申請していただければ上記の入り口と同じように境界面効果の無い入り口から下車して頂く事になります。 ・感知システムについて 感知システムは各結界基点に置いてある「感知用国土模型」を用いて行われております。 これは国土全体を模型にし、感知システムとリンクさせる。それによって結界のどこで起きたかを感知した感知システムが模型上のその場所に灯を点し、感知した場所を観測者に伝えます。 発光のログはログ用の感知用国土模型の方に記録されていきます。 それによっていつ、どれだけの時間・何回・どういった種類の魔法が使われたかのログが閲覧できます。 (ただし、各感知システムの監視責任者の許可を必要とします) これによって魔法が使われていた時間と場所の計算も可能となっています。 また、調整施設の感知用国土模型は他の場所の物と違い国土模型が無い代わりに地中や森林部分での誤認が極力発生しないように設計されております。 その代わり、国土の把握が出来ている人間が見ないと十分な効力を発揮しませんが、こちらでの魔法感知は他の物よりも調整施設として正確性を強くしている為、情報の齟齬(色・魔法発生の有無等)があった場合はこちらの観測を優先することとなります。 (ただし、こちらで観測せずに他所で観測した場合はその限りではありません) 4・結界解除の要点 結界は発動後、そのオンオフに多大な労力を使うことから個人でのオンオフが不可能になっています。 結界の解除そのものを簡単にできなくする為、厳重なプロテクトが設けられています。 このプロテクトに関しては機密保持の為記載せず、解除方法のみ記載します。 1・藩王・摂政が調整施設にて本人と証明される。(この方法も機密保持の為秘匿) 2・本人と証明された後、各が持っているマスターキーを使い解除 (*この際、藩王のマスターキーを使って五分以内に摂政のキーが使われないなどがあれば解除は一時的に不可能となる) 以上、4項目が結界都市に関する最終レポートです。 この案で問題なければこちらの行程で最終作業まで進めますのでサインを末尾にお願いします。 [No.2019] 2008/11/27(Thu) 20:18:32 |