E136用ツリー - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:32:47 [No.2117] |
└ 第八回目行動 - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:53:08 [No.2134] |
└ <玄霧藩国・暗殺者分隊(4)> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 20:09:00 [No.2143] |
└ RP - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 20:49:38 [No.2145] |
└ <玄霧藩国・医療8> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 20:01:21 [No.2142] |
└ RP - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 21:44:44 [No.2146] |
└ <玄霧藩国・医療整備7> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 20:00:07 [No.2141] |
└ RP - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 22:08:41 [No.2147] |
└ <玄霧藩国・医療整備6> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:59:01 [No.2140] |
└ RP - アポロ - 2009/01/07(Wed) 23:20:58 [No.2152] |
└ <玄霧藩国・医療整備5> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:58:10 [No.2139] |
└ RP - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 23:03:40 [No.2151] |
└ <玄霧藩国・医療整備4> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:56:49 [No.2138] |
└ RP - イク - 2009/01/07(Wed) 22:57:25 [No.2150] |
└ <玄霧藩国・医療整備3> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:55:54 [No.2137] |
└ RP - 睦月 - 2009/01/07(Wed) 22:21:42 [No.2148] |
└ <玄霧藩国・医療整備2> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:55:03 [No.2136] |
└ RP - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 22:38:03 [No.2149] |
└ <玄霧藩国・医療整備1> - 雅戌 - 2009/01/07(Wed) 19:53:49 [No.2135] |
└ RP - 玄霧弦耶@藩王 - 2009/01/07(Wed) 20:47:52 [No.2144] |
└ 第二回行動 - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:36:30 [No.2118] |
└ 事前RP投下枝 - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 02:25:55 [No.2125] |
└ 整備A - 玄霧弦耶@藩王 - 2008/12/30(Tue) 20:42:56 [No.2129] |
└ 整備班B - イク - 2008/12/30(Tue) 04:00:47 [No.2128] |
└ 整備班B - アポロ - 2008/12/30(Tue) 02:55:07 [No.2127] |
└ <玄霧藩国・暗殺者分隊> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 02:14:46 [No.2124] |
└ <玄霧藩国・治療班C> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 02:02:08 [No.2123] |
└ <玄霧藩国・治療班B> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:58:39 [No.2122] |
└ <玄霧藩国・治療班A> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:57:30 [No.2121] |
└ <玄霧藩国・整備班B> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:39:30 [No.2120] |
└ <玄霧藩国・整備班A> - 雅戌 - 2008/12/30(Tue) 01:38:14 [No.2119] |
この行いを肯定してはならない。しかし、この行いを否定してもならない。 これから自分が行う事、これまで自分がやってきた事を思い返し、それが決して、正しいだけの物でなかった事を考える。 どんな理由を付けようと、人殺しは人殺しだ。それがよい事であるなどとは考えたくない。 「これより、敵の最前線に対して突撃。詠唱攻撃を仕掛けます。各員は準備を」 ”敵”がどんな存在なのか、知らずに戦う事ができれば幸せだと思う。 しかし、”敵”を倒すために”敵”を知ろうとすれば、結果としてそれらの姿がより鮮明に理解できてしまうから、 否が応にも、実感するのだ。 自分が人殺しであるという事を。 「敵兵は典型的な民兵型。数は多くても、脅威ではありません」 相手も生きている人間で、敵に無理やり戦わされているのは、わかっている。 だからこの自分の行いを、正義だとか善だとか肯定するつもりはない。 「ここで敵陣に穴を開けなければ、いずれ包囲されて味方が呑まれてしまいます」 しかし、望む未来を導くために戦うとはそういう事だ。 自分達は結局、自分達のよいと思う世界を作るためにしか戦えない。 結果として自分以外の誰かを幸せにする事ができても、幸せに出来るように考えても、 それは、本当の意味で『誰もが幸せである世界』とはならない。 「ここで負ければ、敵に拠点を与えてしまいます。私達は、決して退けないのです」 そんな事はわかっていた。 だからこの気持ちは、ただの感傷。罪悪感を紛らわせるための自己満足。 しかし、決して忘れてはいけない、大切なこと。 「いいですね。では、突撃開始。我に続け! 白石王に続け!」 辛くても、苦しくても、涙が出てきそうでも、決して逃げ出す訳には行かない。 自分のやってきた事、これからやっていく事から目をそらさずに、しかしそれだけを見ようとせずに、 投げ出さず、諦めずに最後まで戦い抜かなくてはいけない。 「国歌斉唱! 振向くな! 恐れるな! 誇りを捨てるな!」 この気持ちがなければ、とてもこの辛い現実には立ち向かえないから。 善悪でなく正邪でなく、望む未来というエゴのために、戦う気持ちを改めた。 「戦闘開始!!」 [No.2145] 2009/01/07(Wed) 20:49:38 |