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『***』つきのものは地の文。見出しとして扱う。 あんまりに長いので、冒頭だけ見れば意図が伝わるように。 内容重複のある項目は省略しているので、該当ページとリンクを張る方向で。 /*/ **玄霧藩国大神殿駅前広場における、国内新規産業についての公式発表会 「大きな仕事だからね。……今、自分に酔ってる?」 「そうかも」 「じゃあ忘れないように確認だ。大切なのは?」 「感謝することと理解を得ること。それと希望を伝えること」 「現実的には?」 「協力が大切なこと。特務は今後大きな雇用口になって、平和を護ることで共和国の役にも立てる、ってこと」 「暗殺だけじゃ護れないものに対処できる、ってこともしっかりとね」 「はい」 「OK。さあ時間だ。行ってらっしゃい。頑張って」 ――その発表の当日、舞台裏における会話 ***司会進行による挨拶と開会宣言、そして紹介の後、一人の森国人がステージの端に立った。マイクを握り、自分が何者なのかを名乗った後、改めて口を開く 「はじめに、私は皆さんにお礼を言いたいと思います。 我が国は、これまで幾多の困難に直面し、数多くの戦争を経験し、幾度かの深刻な内戦危機に陥ってきました。 ですが、それでも今現在、玄霧藩国はここにあり、私は皆さんとこうして向き合うことが出来ています。 これは全て、あなた方のお陰だ。 皆さんが問題に挑むことを決して諦めず、挫けず、辛いことにも負けずにいてくれたからこそ、 国は今もここにあり、私は今ここにいる。 ありがとう。皆さんが玄霧藩国の国民でいてくれることを、私は心から光栄に思います。 NWの曙から早幾年、この世界に危険がなくなった事はほぼありませんが、玄霧藩国では近年、その危険性の芽を摘む形での対処を行うようになってきています。 世界を揺るがし、人々を悲しませる可能性がそこにあるのなら、危険性を予め潰しておく、というのは理にかなっていると言えるでしょう。 事実、それによって解決された問題も多数に上ります。 しかしその上で、より人々が幸せであるための道を模索するべきなのも、また確かと言えるでしょう。 誰もが泣かない道、というのは現実に存在しないものではあるかもしれませんが、そこに近づく努力をすることはできます。 そしてそのために、私達から皆さんへと提案出来る物がある。今日はそのために集まって頂いたのです」 ***彼は、『特務警護官』という職業について説明を開始した。正面スクリーンに資料映像が大きく映し出され、解説と同時に切り替わっていく。 「先ほど申し上げた通り、NWを襲う危険は収まる気配を見せません。 敵性組織や勢力は厳然として存在し続け、それらによるテロリズムは根絶の目星すらも付いていないと言ってよいでしょう。 それでも我々が今こうしてここに居られる理由、については先ほど述べた通りですが、防護策の更なる発展も考えるべき時にきています。 私や皆さんのうちの一人による活躍ではなく、政府などの組織単独の活躍でもなく、玄霧藩国のみによる活躍でもない。 多くの人が手を取り合い、力を合わせる事による問題への対処が、必要となってくるのです。 特務護衛官はその先駆けとして、大統領府やゴロネコ藩国の方と協力し、共に望む平和のために活動する存在となります。 一人で何でも出来るようになる、というのは不可能なのです。しかし、前と後ろを同時に見ることが不可能ならば、二人の人間が背中合わせに立てばいい。 特務警護官だけでは出来ないことを、ゴロネコ藩国のマジカルポリスと協力することで成し遂げるのです。 それによって護れるもの、防げる悲劇は、これまで手のとどかなかった領域にまで達する事が出来るでしょう。 これまでの解決法が間違っていたと、私は思いません。 その手段でしか防げなかった悲しみは、当然あったはずです。しかし、その手段で防げない悲しみもまた存在していました。 私は、その悲しみも防ぎたい。 この想いは、皆さんにも同意を得られるだろうと確信しています」 ***そして彼は、特務護衛官がいかにしてここまで準備を整えてきたか、について語り始める。 ・『大統領府の認可』 ***その過程で、沢山の人の手を借りて来たことも。それらに、深い敬意と感謝の気持ちを表したい。と、彼は語った。 ・『試験運用』 ***そして、と彼は続ける。この企画に込められた願いは、ひとつではない。 「NWから危険が消えることはない、と申しました。 しかしそれは防ぎきる事ならば可能であり、そのために、特務警護官は発展していくことになります。 より早く、より確実に、そしてより多くの人が幸せであれるように。 問題点が見つかればそれを改善し、対応力を強化し、実績を重ねて信頼を獲得し、 それによって活動の幅を広げるのです。 そのあり方は経済活動としてのそれも意味し……。いえ、誤解を避けるためにはっきりと述べておきます。 この事業は、各国とのしっかりとした連携と、私たち全ての努力によって、立派に産業とし成り立ち、皆さんの生活の糧となります。 需要があり、供給できるだけの地盤もあるのです。私たちは、誰かの幸せを護りながら、同時に自分自身の暮らしを豊かにすることも出来る。 それは共和国全土、そしてNW全体への貢献であり、光ある未来へとつながる道である、と言うことができます。 それを、よく覚えておいて下さい」 ***目線は遠く、聴衆の一番外側にいる者たちにも向けられた。自身と、スクリーンに目を釘付けにしている人々。 「もちろん、玄霧藩国の誇るその他の産業、医療方面や農業生産の側についても、藩国からは積極的に成長を促していく事になります。 協和の下に得られるもの、共和の下に生まれるもの。それらを大切にしながら、より先進的に国を発展させていくことが、私たちの義務であり権利でしょう。 また、医療でも護衛でもない、まったく新しい産業の確立についても、今現在企画が推進中です。 身の危険性を伴わない、新しい何かを生み出す側の仕事についても、広げて行きたいと考えています」 ***そう言った後、彼は少しの間、目を閉じた。聴衆は暫しざわめいた後、やがて男の言葉を待つかのように静まり返る。 「今回の話を皆さんにお伝えできたことを、私は素晴らしい幸運だと感じています。 これだけの規模の計画を、皆さんに発表できるところまで漕ぎ着けることが出来たのです。 それは一人の手では到底不可能なことであり、一つの国の力だけでも不可能なことだったでしょう。 当企画をここまで進めるにあたり、多大なる尽力を頂いた多くの友人たち。そして、手を取り合い共に歩みを進めて下さった、各国の協力者の皆様。 何より、国を今も支えてくださっている皆さんに対し、私は改めて御礼申し上げたい。 ありがとう。心から感謝しています。 そしてこれからも、どうか、ご協力ください。 無数の力を束ねて大きな一つとすることこそが、共に和する国たる我らの最大の力であり、 それによって開かれる未来への道は、もう、近くまで来ているのです。 夜明けと共に明日が来ます。その時を皆さんと共に迎えられることを、私は、心から願っています」 ***礼をして舞台から降りる、森国人の男。彼の言葉は、果たして国民たちにどう伝わったのだろうか。 ***それはきっと、また別の話である。 [No.2197] 2009/01/29(Thu) 20:58:07 |