掲示板

国内用の作業ツリー - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 17:24:49 [No.2335]

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食品加工工場　修正文章 - 玄霧弦耶 - 2009/10/01(Thu) 15:32:28 [No.2448]

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食品加工工場　修正ページ - アポロ - 2009/10/05(Mon) 07:53:30 [No.2452]

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食品加工工場　修正ページ２ - アポロ - 2009/10/06(Tue) 20:51:12 [No.2455]

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天狐分ＳＳ微修正 - 玄霧弦耶 - 2009/10/01(Thu) 15:56:06 [No.2449]

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慰霊碑のＨＱ作業ツリー - 雅戌 - 2009/08/14(Fri) 02:12:46 [No.2415]

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作業者募集 - 雅戌 - 2009/08/14(Fri) 03:35:41 [No.2416]

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ページ構成 - アポロ - 2009/08/20(Thu) 12:45:24 [No.2428]

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ページ構成２ - アポロ - 2009/08/22(Sat) 08:38:10 [No.2433]

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ページ構成３（提出用完成） - アポロ - 2009/08/22(Sat) 16:51:26 [No.2434]

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イクさん分イラスト - アポロ - 2009/08/22(Sat) 07:55:20 [No.2432]

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イラスト参加：③ - しじま - 2009/08/16(Sun) 03:06:08 [No.2420]

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追加：イラスト④ - しじま - 2009/08/22(Sat) 04:55:51 [No.2430]

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ありがとうございますー！ - アポロ - 2009/08/22(Sat) 07:53:25 [No.2431]

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提出 - しじま - 2009/08/20(Thu) 00:48:16 [No.2425]

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お疲れ様です！ - アポロ - 2009/08/20(Thu) 11:33:58 [No.2427]

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イラスト参加 - アポロ - 2009/08/14(Fri) 04:59:39 [No.2418]

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提出 - アポロ - 2009/08/20(Thu) 10:57:04 [No.2426]

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ひながたとイラストサイズ - アポロ - 2009/08/15(Sat) 12:13:55 [No.2419]

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文章参加 - 雅戌 - 2009/08/14(Fri) 03:37:48 [No.2417]

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第一稿（１～４） - 雅戌 - 2009/08/18(Tue) 21:00:00 [No.2421]

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ISSへの電話相談内容について - アポロ - 2009/07/23(Thu) 00:15:32 [No.2398]

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電話してきました - アポロ - 2009/08/03(Mon) 21:06:50 [No.2405]

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電話内容意見 - アポロ - 2009/07/23(Thu) 00:27:42 [No.2399]

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【告知】ＩＳＳへお礼の手紙を送りませんか？ - 久藤睦月 - 2009/07/03(Fri) 19:05:44 [No.2374]

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ありがとうございます - イク - 2009/07/14(Tue) 00:12:20 [No.2385]

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スイカ５つ - イク - 2009/07/14(Tue) 00:42:16 [No.2386]

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お願いいたします。 - アポロ - 2009/07/13(Mon) 23:28:20 [No.2384]

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よろしくお願いします。 - しじま - 2009/07/13(Mon) 23:08:34 [No.2383]

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お願いします - 雅戌 - 2009/07/12(Sun) 09:59:17 [No.2382]

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Re - 影法師 - 2009/07/05(Sun) 23:04:27 [No.2376]

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国民の方々宛の手紙 - 影法師 - 2009/06/07(Sun) 02:20:59 [No.2347]

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３通目 - 影法師 - 2009/07/17(Fri) 08:02:12 [No.2395]

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Re: ３通目 - アポロ - 2009/07/17(Fri) 11:57:40 [No.2396]

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二通目草稿 - 影法師 - 2009/06/27(Sat) 21:47:44 [No.2366]

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二通目第二稿 - 影法師 - 2009/06/28(Sun) 20:33:48 [No.2368]

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チェックしました - アポロ - 2009/07/01(Wed) 10:11:09 [No.2370]

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お疲れさまです - 雅戌 - 2009/06/28(Sun) 04:42:29 [No.2367]

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手紙発送 - 影法師 - 2009/06/08(Mon) 23:44:15 [No.2356]

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お返事いただいてきました - 影法師 - 2009/06/11(Thu) 23:46:02 [No.2360]

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二次稿 - 影法師 - 2009/06/07(Sun) 03:24:51 [No.2349]

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一案【23:35、先達のところ修正】 - イク - 2009/06/07(Sun) 23:19:56 [No.2351]

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イクさんの案について - 影法師 - 2009/06/08(Mon) 15:40:36 [No.2353]

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レスありがとうございますー - イク - 2009/06/08(Mon) 23:48:30 [No.2357]

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案 - アポロ - 2009/06/08(Mon) 00:07:36 [No.2352]

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チェックしました - アポロ - 2009/06/07(Sun) 22:36:41 [No.2350]

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藩国wikiの整理 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 18:27:20 [No.2340]

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藩国向け質疑の転載 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 17:32:41 [No.2338]

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T14新規アイドレス作業 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 17:30:34 [No.2337]

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T14着用アイドレス表のチェック結果に伴った修正 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 17:28:38 [No.2336]

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作業報告 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 17:46:25 [No.2339]

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要点部分とりあえず終了 - 影法師 - 2009/06/04(Thu) 23:36:40 [No.2341]

天狐分ＳＳ微修正 (No.2448 への返信) - 玄霧弦耶

天狐分で修正が必要なのはこのＳＳだけなので、修正して投下。
といっても余り修正部分はないけど。

なお、ネタ部分はぜんぶカット。残念であった。

／＊／

「兄さん、僕らの時代が来たよ！」
「よし、俺たちの酒を広めるぞ弟よ！」
-ある兄弟の会話-

　酒は天の美禄という。
なるほど酒ほど人を魅惑し、幸福を与え、堕落させるものもそうそうあるまい。

　酒はいつも文化と共にあった。
なるほど酒ほど古くから人を問うてきたものもそうそうあるまい。

　ここにある兄弟がいる。
兄をアルマ＝ニャック、弟をコ＝ニャックといった。
二人は玄霧藩国で五指に数えられる酒蔵の職長と経営者である。
彼らもまた多分に漏れず酒という名の『生命』に取り付かれていた。
兄は情熱を以って、弟は才知を以って道を行く。
彼らのそれは最早信仰の域に達していたと言って良い。

　だから彼らは国の内乱が明けると、当たり前に誰よりも先んじて酒蔵を開放し、酒造を再開した。
水が無ければ自ら井戸を掘って汚水を蒸留し
土が無ければ家の土壁を崩して苗床とし
日が無ければ巨大温室を作り上げて採光し
畑を襲うモノがあれば先頭に立って農具を振るい
倒れる者があれば後を請負い
それはまるで祈りを捧ぐ狂信者の如く。

　祈り。
それは彼らの祈りであった。
たとえ灼熱の津波が押し寄せようとも、極寒の禍つ風が吹き荒ぼうと、鋼鉄の嵐が荒れ狂おうとも、
世界が終わるその日まで、否、世界が終わるその時まで示す彼らの祈り。
人を、世界を、何よりも酒を愛するが故の。

　彼らは主義や主張、政治といったものにはさほど興味がない。
なぜならそれらは本当に美味い酒の前では毛ほどの価値も失う、と信じているからだ。
聞く人が聞けば目を剥きそうな話ではあるが、実際この兄弟が作る酒はその程度には美味い。
それを表すちょっとした逸話がある。
内乱後、国民たちが集まり沈み込んでいたところに、どこからともなく現れた二人組みの男が大量の酒樽を持ち込んだせいで、その場が宴会場と化した、というものである。
この話の真相は闇の中であり、当事者であろう者に聞いても彼らは揃って首を横に振り否定する。
それでも、あの兄弟ならやりかねないともっぱらの噂である。

　なぜ彼らがそこまでに酒を愛するのか、それは彼ら兄弟以外には到底理解できない理由があるのだろう。
単に酒好きなだけかもしれないが、そんなのはほんの些細なことだ。
彼らの酒は人々を幸せにしているし、彼ら自身も幸せなのだ。
だから今日も彼らは変わらずに酒を作り続ける。
過去に大地が荒れ果てていたときも。緑が芽吹き始めた現在も。いずれ再び訪れる自然の中でも。
自社の工房で、国営の食品加工工場で、生命の水は造られ続けている。

[No.2449] 2009/10/01(Thu) 15:56:06

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Subject

> 天狐分で修正が必要なのはこのＳＳだけなので、修正して投下。
> といっても余り修正部分はないけど。
> 
> なお、ネタ部分はぜんぶカット。残念であった。
> 
> ／＊／
> 
> 
> 「兄さん、僕らの時代が来たよ！」
> 「よし、俺たちの酒を広めるぞ弟よ！」
> -ある兄弟の会話-
> 
> 
> 　酒は天の美禄という。
> なるほど酒ほど人を魅惑し、幸福を与え、堕落させるものもそうそうあるまい。
> 
> 　酒はいつも文化と共にあった。
> なるほど酒ほど古くから人を問うてきたものもそうそうあるまい。
> 
> 　ここにある兄弟がいる。
> 兄をアルマ＝ニャック、弟をコ＝ニャックといった。
> 二人は玄霧藩国で五指に数えられる酒蔵の職長と経営者である。
> 彼らもまた多分に漏れず酒という名の『生命』に取り付かれていた。
> 兄は情熱を以って、弟は才知を以って道を行く。
> 彼らのそれは最早信仰の域に達していたと言って良い。
> 
> 　だから彼らは国の内乱が明けると、当たり前に誰よりも先んじて酒蔵を開放し、酒造を再開した。
> 水が無ければ自ら井戸を掘って汚水を蒸留し
> 土が無ければ家の土壁を崩して苗床とし
> 日が無ければ巨大温室を作り上げて採光し
> 畑を襲うモノがあれば先頭に立って農具を振るい
> 倒れる者があれば後を請負い
> それはまるで祈りを捧ぐ狂信者の如く。
> 
> 　祈り。
> それは彼らの祈りであった。
> たとえ灼熱の津波が押し寄せようとも、極寒の禍つ風が吹き荒ぼうと、鋼鉄の嵐が荒れ狂おうとも、
> 世界が終わるその日まで、否、世界が終わるその時まで示す彼らの祈り。
> 人を、世界を、何よりも酒を愛するが故の。
> 
> 　彼らは主義や主張、政治といったものにはさほど興味がない。
> なぜならそれらは本当に美味い酒の前では毛ほどの価値も失う、と信じているからだ。
> 聞く人が聞けば目を剥きそうな話ではあるが、実際この兄弟が作る酒はその程度には美味い。
> それを表すちょっとした逸話がある。
> 内乱後、国民たちが集まり沈み込んでいたところに、どこからともなく現れた二人組みの男が大量の酒樽を持ち込んだせいで、その場が宴会場と化した、というものである。
> この話の真相は闇の中であり、当事者であろう者に聞いても彼らは揃って首を横に振り否定する。
> それでも、あの兄弟ならやりかねないともっぱらの噂である。
> 
> 　なぜ彼らがそこまでに酒を愛するのか、それは彼ら兄弟以外には到底理解できない理由があるのだろう。
> 単に酒好きなだけかもしれないが、そんなのはほんの些細なことだ。
> 彼らの酒は人々を幸せにしているし、彼ら自身も幸せなのだ。
> だから今日も彼らは変わらずに酒を作り続ける。
> 過去に大地が荒れ果てていたときも。緑が芽吹き始めた現在も。いずれ再び訪れる自然の中でも。
> 自社の工房で、国営の食品加工工場で、生命の水は造られ続けている。

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