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――――――――――――――――――――― +補足(文章外の物) 医者・整備士に「名医」を加えた説明文 名称:・名医(職業) 要点:・ゴーグル・マスク・手術服 周辺環境:・手術台 ――――――――――――――――――――― 医者・整備士。彼らは進化した。それは卵を内側からつついて砕くような細やかな努力の末ら現れた結果だった。そしてその結果、彼らは「名医」と呼ばれるようになる。 そもそも(いろんな意味での)特別だらけの玄霧藩国においてもその技術の高さ、立場の重要性を考慮されひときわ特殊な立場にあったのが医者・整備士である。特に医者としての技能は上層部の不毛な争いに対する救済策として重宝されている。 「え、なにそれ」と言われるかもしれないのでここで補足しておこう。例を挙げるならば1ターン目での冒険レポートを参照すればいい。そこでは一部華族と藩王が共謀して国家予算を用いた末に一人の文族を愛に目覚めさせたり、あるいは一部華族と藩王の対立における騒動によって粘着性ソックス爆弾をくらったり、はたまた川の主と一騎打ちを挑んだ末に川流しにあって全身打撲傷となったり、まあとにかくイベントとそれに付随した怪我には事欠かない事例がある。 大概それらの事例には国を運営する上での重鎮が関係しているのが特に問題であり、それ故にどれほど馬鹿げた災難によって被った被害かを綺麗に無視して目前の怪我を治療する名医達の存在はことさら重宝されることとなったのである。 そしてまあ、生傷の絶えない人々を相手にしていれば彼らもまた腕を上げる。結果、かなりの緊急時の対応でもスムーズにこなし、的確な処置を即座に行うだけの精神力と胆力と我慢強さと、あとまあ当然ながら能力が医者達には備わった。かくして彼らは名医と呼ばれるようになった。 彼らの神経の太さは、昨日の戦争「14に賭けた黄金の林檎作戦」に参加することでさらに鍛えられた。実質やることがなかった彼らだが、やはりそれでもぴりぴりとした空気、緊張が適度に浸透したその空気は大抵の人々の神経をすり減らした。が、彼らは動じなかった。常日頃から全身複雑骨折だの意識不明の重体だのといった状態になって担ぎ込まれてくる藩王を筆頭とした国の人々を相手にする彼らにとっては、もはやたいていのことは「日常」として位置づけられてしまっていたのである。この神経の太さは転じて彼らの集中力の高さと、いかなる時でも正確な判断と処置を行う能力の高さを示しており、「おまえらそれはそれで馬鹿だろう」という言葉を手術服の背中で跳ね返していた。ちなみに、面と向かってそういわれたとき、ゴーグルとマスクに隠されたその顔がどのような表情を浮かべていたものか、知る者はいない。 もしかして病んでいるんじゃ、とこの国に不慣れな者は思うだろうが、ひとたび手術台の前に彼らの姿を知った時、その言葉を吐いたことを悔やまぬ者は存在しないであろう。 [No.441] 2007/01/21(Sun) 23:46:13 |