祝勝会開始(笑) - 玄霧@藩王 - 2007/03/12(Mon) 23:27:10 [No.687] |
└ 遅ればせながら - hako@わかば - 2007/04/04(Wed) 22:48:41 [No.758] |
└ では久しぶりに戦争レポート - 黒霧 - 2007/03/18(Sun) 08:36:53 [No.712] |
└ わーう! - イク - 2007/03/18(Sun) 04:06:14 [No.711] |
└ [削除] - - 2007/03/15(Thu) 16:01:50 [No.699] |
└ [削除] - - 2007/04/03(Tue) 03:31:07 [No.756] |
└ ヤーハー - 玄霧@藩王 - 2007/03/17(Sat) 23:53:15 [No.710] |
料理と整備と医療と正義、その他諸々、人の為に事を成そうとする時、hakoは髪を束ねることにしている。 かっこつけて書くとそんな文句になるが、簡単に言えば本気と書いてマジと読む、そんな時、何処かで誰かが「与謝野ってるよ」と評する髪の毛をくるくるとまとめたり、電光石火の素早さで三つ編みをしたり、清潔な布で覆ったり、一つで括ったりしている。 ちなみに今は、エプロンとお揃いのヒヨコもようの三角巾が、ふわふわモフモフと落ち着かない髪のほとんどを隠していた。 マジ、である。 玄霧藩国の果樹園では、さまざまな果物が採れる。 なかでも保存の効くりんごは、生でよし、干してよし、酒にしてよし砂糖漬けにしてもよし、と秋に実って冬を越え、春を迎えて夏を待つまで、と実に頼りになる果物であった。 「リンゴ祭り」から暫く、そろそろ痛んできたかなぁ、といった折に、農家から譲り受けた実を甘く煮て、熱湯で清潔にした瓶にたっぷり密封しておけば、夏にはりんごのコンポートや、ちょっと贅沢にアイスクリームに浮かべて、とこれまた楽しみの素になる。 「そこを敢えてゼイタクに!たっぷし使ってこそ宴のご馳走ってことで!」 何やら意気込みながら、焼き上げるのはアップルパイ。 中身の実のとろけるように甘く、ざっくざくの食感を活かして、パイ生地は余計な甘味は控えて香ばしく。表面にはこれまたゼイタクに、農家のおばーちゃんからおすそ分けして貰ったアンズジャムをたっぷり塗って照りってりの黄金色。 宴のご馳走が運び出された、ほのかに熾き火のくゆるカマドの隅っこを間借りして、パイ生地が「そろそろだよ」といい香りを漂わせている。 盛り上がっている祝勝会の会場へ、パイが届けられるまで、後少し。 ちなみに全員に切り分けた後、「当たり」をゲットしたとある人物が、満面の笑みでそれを懐にしまったことは、公然の秘密である。 //////////////////// 設定の「リンゴ祭り」にココロ惹かれる今日この頃。 この一ヶ月弱で状況が動きまくっておりますが……帰還した皆様、お疲れ様ですの気持ちをこめて。(遅いから)(伏せ) [No.758] 2007/04/04(Wed) 22:48:41 |