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all 4/20相模大野【曲順+長文れぽ】 - ななんぼ@管理人 - 2011/04/22(Fri) 23:33:14 [No.66]


4/20相模大野【曲順+長文れぽ】 - ななんぼ@管理人

2011年の春TOUR「I Love You」のグリーンホール相模大野のコンサートに参加して来ました。
今回は今までのとは全く違った気持ちでの参加でしたし、色々と不安が多かった分、物凄いALFEEの気合の入ったステージに圧倒されて、もう大興奮&ストレス解消の大ハシャギをしまくったので、その感情に赴くままにしか書けません!
誤字脱字勘違い当たり前(爆)。内容も記憶が曖昧とかそういう次元じゃありませんっ。全く正確性の無いレポなので(笑)、それでも良いという方のみ読み流して下さい。

Opening 18:30

1.Zipangu
2.冒険者たち-Beyond the Adventure
3.NEVER FADE
4.Change the wind
MC 坂崎
5.WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−
6.Beat Pop Generation
7.二人のSEASON
MC 坂崎+桜井+高見沢
8.Journeyman
9.Lifetime Love
10.哀しみの泉
MC 高見沢〜サポートメンバー紹介
11.Let It Go
12.Wake Up 〜Goodbye 20th century boy
13.希望の鐘が鳴る朝に
14.祈り
15.GATE OF HEAVEN
16.SWEAT&TEARS

アンコール1
17.やすらぎをもとめて〜タンポポの詩
18.愛こそ力 〜Power for Love〜
19.ロックンロール・ナイトショー
20.ロックンロール・ファイティングマン
21.閃光
 〜がんばろう、日本っ!三三七拍子♪
22.星空のディスタンス
23.I Love You

アンコール2
MC 高見沢
24.生きよう【新曲】

Ending 21:30過ぎ


【本編】
多分、定刻通りの開演だったと思われます。

ステージ上にはシースルーの大きな黒い幕(シルクスクリーン)に白地のダイヤ型ぽい大きな四角形が幾つもランダムに飾られていて、その幕はOPではステージ全体を隠すように掲げられていたのが、OPと共に頭上に上がりセットとして機能していました。また、ステージ後方には白ぽい『』型のセットが何重にも飾られていて、未知へのトンネルぽい雰囲気でした。ステージセットに照明を反射しやすい白を散りばめることで、限られた照明でも反射を効果的に演出してALFEEらしいステージのライティングを作り上げいました。
確信はないですが、スピーカーもいつものホールTOURに比べて数を減らしていたように見えました。ALFEEなりにステージセットでも出来る限りのことは削りながらも、演出の派手さは損なわないようにというプロ根性がしっかり垣間見られましたね。

OPの荘厳なSEと共にシルクスクリーンが上がり、その中央にALFEEが(主に右の人が)仁王立ちで登場(笑)
桜井さんは濃紺スーツでダブルシャツ姿、幸ちゃんはグレーのジャケットに赤ネクタイに黒っぽいパンツ姿、高見沢さんはダークブルーのラメスーツにインナーが黒地にラインストーンでユリの紋章が描かれているタンクトップ姿にサングラス…あと髪は超巻き巻き。

なんかステージに立つ3人の姿を見ただけでも、妙に「おお〜っ」とテンションが上がってしまいました。


1曲目は『Zipangu』、ちょいとキーがオリジナルよりも下がってましたね。でも、個人的にはこれぐらいのキーの方が耳に優しい(笑)。1曲目から今の状況にジャストミート過ぎる曲で、うぉーっ♪と拳を振り上げながらも少し泣きそうになってしまった。
しかし、高見沢さんがちょっと動きが硬かったというか、お疲れモードというより色んな気合が入り過ぎて強張っているように見えました。飽くまで個人的な視点なんで、見方にもよるんだろうけど、前半部分は特にいつもの高見沢さんらしいギターパフォーマンスが無かった分、「おや?」と思ってしまいました。

ただ、最初の幸ちゃんのMCが終わってサングラスを外した後は徐々にいつもの高見沢さんらしいパフォーマンスが見られたので、サングラスを掛けていた影響も大きかったのかも。

2曲目の『冒険者たち〜』は今度の新曲のCWに収録されるNEWアレンジでして、ラジオでは聴いていましたがコンサートで初めて聴くとノリに一瞬戸惑いますね(笑)。普通のアレンジだった『NEVER FADE』は、何故か歌詞がストレートに心にズキーンときたなぁ。でもって、『Change the wind』が演奏されて何故か私はタイトルを『Shining Run〜』だと思い込み、後でママンボから「『Change the wind』でしょ」と指摘を受け、妙な敗北感を覚えました。ああ、私の海馬ももう限界(笑)。でも、タイトルを勘違いしていても、この時の高見沢さんの疾走間のあるギターと照明演出がマッチングしていて凄く印象に残っております。


ドラム音が鳴り響く中で最初の幸ちゃんのMCになり、「やって来ました!相模大野!今は日常で皆さん色々とあるとは思いますが、今夜のこの時間だけは日常のことは忘れて思いっきり楽しんで下さい。1階席はもちろん、2階席のみんなもっ、最後までヨロシク!」と煽ってくれましたわ。

続いての曲は、これまたNEWアレンジの『WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−』、予めラジオで聴いてなかったら前奏だけでは何の曲か判らなかっただろうなぁ。それだけ雰囲気がガラリと変わっていました。お陰でノリにも戸惑う(笑)。続いての『Beat Pop Generation』でやっと高見沢さんのリードヴォーカル(幸ちゃんとのユニゾンだけど)を聴きました。なんか妙に安心してしまった。

そして、意外過ぎた『二人のSEASON』!
これまたNewアレンジで今まで以上にハードな楽曲になっていましたが、ある夏の日に波打ち際で佇む恋人達の歌ですよ、歌詞の内容といいこのご時勢なだけに暫く封印されるんじゃないかって勝手に思っていたので、まさか演奏されるだなんて本当にビックリでした。しかもハードなアレンジが、いかにも「怒りのロック!」て感じで、なんていうかな海…波に対して遣る瀬無いくらいの怒りをぶつけているようにも聴こえました。囁き言葉は歌詞通りだったけど、なんとなく夏の風物詩のヒュ〜ドロドロ〜ちっくな感じでした。←判り難いって
ラストは3人ステージ前に出て来てヘドバンもどき(笑)。何気に桜井さんが頑張っちゃっていましたよっ。


2回目の幸ちゃんのMCに入りまして、そこに突然ローディがステージ駆け出し来るなり幸ちゃんのギターのシールドかな?調節をしてきたので、幸ちゃんはビクッとしながら「はいっ、いらっしゃいませっ」と反応。「小物なんで予想外のことがあるとビクビクしちゃいます」なんて言ってましたわ。

ちなみに客席はここで暫しの着席タイム。

「今年デビュー37年という非常に区切りの悪い年ですが(笑)、相模大野は来るようになって何回目なんだろう?(客席から「20回!」という声あり)えっ、20回?ホントに?信じるからね。僕は人から言われたことは全部信じるタイプですから(笑)。では、相模大野はとりあえず現時点で20回目らしいということで」というトークになり、グリーンホール相模大野って比較的新しいホールだと思っていたけど、もう20回だったのか〜と驚いてしまいました。
またTOURが始って間もないので今日が初日という人が大半でしたね。あと、生まれて初めてという方も数人いらっしゃいました。

「今日がTOUR初の人は、前奏を聴いて「ん?新曲か?」と戸惑った人も多かったと思います(笑)」と言って、OPから何度も演奏されている楽曲のNewアレンジぶりを語ったりしていましたね。ステージからも客席のノリが戸惑っているように見えたのかしらん?

こうして全国TOURを回れるようになったのは80年代に入ってからだという話になり、「TOURをやり始めた当初はね、行く先々の『るるぶ』を手に入れて、こんな物や店があるのかぁ!とか下調べをしてました。昔は今と違って一週間ぐらい平気で旅に出ていたから、移動日なんてものもあってね。移動日には映画を観に行く奴がいたり、観光する奴がいたり、パチンコする奴が居たり、行く先々で好きな場所や店を見つけて行きました。今はね、新幹線とか交通も便利になって日帰りも多くなっちゃったけど…。相模大野なんて東京から近いもんね」と、それこそ100本〜200本TOURをやっていた頃の思い出を語ってくれました。
交通の便の発達というのが一番影響が大きいと思うけど、昔はもっと時間がゆっくり流れていたような気がするなぁ。


そして、「この人はどんな旅の思い出があるんでしょうか?今日こそは聞いてみたいと思います。桜井さーん」と呼ばれて桜井さんがステージに再登場。
いきなり旅の思い出というよりも、「桜井さんの相模大野の思い出って何ですか?」と唐突に相模大野の思い出を尋ねられ、ちょっと困惑した桜井さんは「ここの会場てちょっと変わっているじゃないですか。デパート(ISETAN)と繋がっていて、私達のツアーの搬入口とデパートの搬入口が一緒になっているんですよ。だから、搬入口でボール遊びしていたら"危ないですよ"って叱られちゃって(笑)」という、なんとも微笑ましいエピソードを披露してくれました。
その時に、幸ちゃんから「本当はデパガ(デパートガール)が目当てだったんじゃないですか?」と指摘され、「何を言っているんですか、デパガも通るならアナタが楽屋で大人しくしている訳ないでしょう!」と見事に切り返した桜井さんもツボ♪

この切り返しの返しをしたかった幸ちゃん、「桜井さんは相模大野に泊まったこと無いんですか?それこそ、東名を出た所とか、246の手前の辺りとか…」って言ったんですが、これ地元ネタで幸ちゃんの行った場所は有名なラブホテルエリアなんですよね(笑)。桜井さんには上手く意味が伝わらなかったみたいで、「ここで泊まるんなら、TOURのほとんど泊まらないとでしょう」とバッサリ斬られちゃっていました。

ちなみに、桜井さんは本日、いつもは東名高速で相模大野まで来るけど混んでいるとの情報だったので別ルート(第三京浜)で来たとのこと。その話から、「しかし、あの電動地図って便利だよね」とカーナビの話題へ。しかし、電動地図って言葉が出てきたところが凄い(爆)
幸ちゃんのカーナビは最新式なのか、「最近のカーナビってうるさいよね。"もうすぐ運転して2時間経ちますのでそろそろ休憩をして下さい"とか、"暗くなってきましたのでライトを点けて下さい"とかさ〜」と話し、桜井さんが「エエッ?お前のカーナビってそこまで喋るの?本当は助手席に座っている誰かさんが喋ってんじゃないの?」と鋭いツッコミをしたのですが、やはりカーナビが世話を焼くらしいです。ホントかな?(笑)
そこから、高見沢さんがナビをしたらエライ事になると話が飛躍し、「昔、3人でタクシーに乗った時に凄かったもんなぁ。『運転手さん、そこ、み、み、みだり…っ!えっと、ひぎっ!』とかさぁ」とか、「俺達は混乱を招いちゃいけないと思って黙ってたからね」とか、「当時からタクシーであんなにしっかりシートベルトしていたのは俺らぐらいだよね〜」とか、「高見沢ver.のカーナビをTOUR GOODSで発売しようか!」とか、「あいつの運転は怖いぞ〜」とか、もう2人で言いたい放題で大爆笑ものでした。


それでもって、「では、人間カーナビを紹介しましょう。高見沢さ〜ん!」と、妙な紹介を幸ちゃんからされて高見沢さんがステージに再登場。
白のノースリーブのフリルの王子衣装に着替えて来た高見沢さん。歓声が上がる中クルリとステージで一回りしまして、背中にはゴールドと赤のクロスのプリント刺繍が施してありました。両腕にはラインストーンのブレスレットだったのかな?手首が妙にキラキラしてましたわ。

そしてマイクスタンドの所に立つなり思いっきり2人の方に体を向けて、「おいっ、そこの、アクビノスケ!」と不思議なあだ名で呼びかけ、思わず「はいっ?」と幸ちゃんが反応。「違うよ、アクビノスケって言ったんだよ。お前は幸之助だろうっ!」とさすがに高見沢さんがツッコミ、「ごめん、最初の方は聞いていなかった」と謝る幸ちゃんが可愛かった。
「そっちのお前!お前がアクビノスケだよ!」と桜井を指した高見沢さん、「何でだろう?」と思ったら、今日の事だったのか曖昧なのですが「リアをやっている時に、『じゃ、コーラスを確認しよう』と言って、ア〜♪って普通は声を出すじゃん?それなのに、あいつはハァァァ〜…って欠伸をしたんだぜっ!」と、リハでの失態を暴露されてしまった桜井さんでした。
しかも、「こっちのお前もリハで歌っている最中に、『高見沢、ごめん。直ぐ戻るから…って』っていきなり言ってステージから居なくなったんだよ。まぁ、間奏が終わってから帰って来ましたけど」と、どうやら急なトイレタイムをしたことを幸ちゃんも暴露されてしまいました。そこで桜井さんが「完走はしたんだね」とオヤジギャグをかまし、思わずツボに入ってしまった幸ちゃんと高見沢さんが面白かった。

しかし、これだけ2人のことを暴露しても先程までのMC内容に不満が一杯の高見沢さんは「俺は安全運転だよ」と訴えるも、客席から「ええ〜…っ」と反応されて、「誰か俺の運転する車に乗ったことあるのかよ?」と今度は客席に逆ギレ(笑)。そこにすかさず桜井さんが「はいっ!乗ったことあります!」と手を挙げ、「(高見沢さんが)免許取立ての時に函館行った時、嫌だったのに車に乗せられてガーッと坂を上がって行くなぁ〜…って思って上がりきった先、道が無かったの!(つまり崖っ!)」と物凄いことを暴露した桜井さんであった。
あの時は高見沢さんも物凄い力でハンドルを切って事無きを得たそうです。危ないなぁ。

その話の流れから「何でも力技になる」ということになり、高見沢さんはスキーのボーゲンでも普通は曲がりたい方の足に力を入れればカーブ出きるのに、何故か高見沢さんは軸足とは逆の足に力を入れて強引にガガッとカーブを切るボーゲンであると2人から暴露されていました。…ていうか、軸足とは逆の方に力を入れてボーゲンだなんて凄過ぎ(笑)。だから、高見沢さんはカーブする度にスピードが落ちていたらしい。
ただ、直滑降だけはムチャクチャ速くて、むしろ「みんな、どいて!どいて!」の世界らしい(笑)。その時の高見沢さんの姿を、桜井さんが「真っ白だから、雪だるまか雪女が滑って来たみたいなんだよ」と表現したのには爆笑したわ。


そして、何故か幸ちゃんは高見沢さんにも「相模大野の思い出は?」と唐突に振り、「俺も答えるの?」と困惑した高見沢さん、あまり思い出らしい思い出が無かったようで言葉に詰まり、そもそもコンサート以外で相模大野に来たことが無いみたいなことを言っていました。逆に高見沢さんが「お前は相模大野によく来るのか?」と聞き返し、「隣の町田とか、大和には良く行くよ」と答えた幸ちゃん、「え、ヤマト?…宇宙戦艦?」と天然ボケを発揮する高見沢さんであった。
そこで幸ちゃんは、「今日来た道を左に曲がって相模大野だったけど、右に曲がると町田なのよ…」と、相模大野周辺の地理を細かく説明してくれたんですが、高見沢さんは聞き慣れない言葉のオンパレードに客席へ向って両手を広げワカリマセン〜のジェスチャーを披露してました(笑)。いや、高見沢さんが道を覚えるわけ無いって。←偏見?

でもって、高見沢さんが「相模大野って何があるの?」と幸ちゃんに質問して、幸ちゃんも「相模大野の名物って何?」と客席に問い掛けたまでは良かったんですが、ハッキリ言って相模大野に名物らしい名物なんて無い。ザワついた客席は素直に「無い」と返答。「ええっ、本当に無いの?大和芋とかさ、名物じゃないの?」と客席の反応に驚く2人だったけど、客席は何度問い掛けられても「相模大野に名物は無い」との返答。さすがの幸ちゃんも、「TOURで全国あちこち回ったけど、名物が無いって言って来たのは初めてだよ」とウケていたけど、ホントに無いのよぅ!隣の町田や相模原とかだとあるんだけどね〜。
そこで高見沢さんが「無いなら作れば良い。俺が作ってやるよ、おにぎり!」と提案、すると幸ちゃんが「全部大きさが違うんだよな」と見事にオチを着けました。

とにかく、ここのMCでのクロストークぶりは凄かったですね。最終的には客席も混じっちゃったし。笑い過ぎて喉を痛めてしまいましよ。←どんだけ笑ったんだ


そして、幸ちゃんが「相模大野は名物は無いとのことですが(笑)、僕らは全国各地の名物を楽しみながらもTOURを回っていて、正にトラベリングバンドです。

そんな思いを込めて次の曲を…」と曲紹介をして『Journeyman』に繋がりました。あ〜、良かった、良かった。軌道修正が出来て(笑)

『Lifetime Love』、『哀しみの泉』と座って聴く曲が3曲演奏されましたがどれも良かったですね。特に『哀しみの泉』は良かったなぁ。切ないバラードだけど、妙に励まされているような気分になりました。


3曲終わった後、高見沢さんにMCになりまして、ドラムスの吉田太郎さんとキーボードのただすけさんが紹介されました。
太郎さんはALFEEのサポートに付いて6年目だそうです。坊主だった頭もだいぶ伸びて来ました(笑)。そして、ただすけさんは4年目。なんでもロシア留学の経験があるのにロシア語が話せないと暴露され、「一言くらいロシア語を話してみろよ?」と高見沢さんに絡まれ、手をブンブン振って断るただすけさん(笑)。そのジェスチャーに「なんだその手は?パーか?じゃぁ、こっちはチョキ!」と訳の判らない返しをする天然王子であった。

そうそう、このMCの時にピックガードやボディ全体にスワロフスキーが散りばめられたオーダーモノのJacksonのVギターを出してきまして、本当にキラッキラしていました。

TOURタイトルになっている「I LOVE YOU」につていも語ってくれたけど、「よく外国の映画を観ると、やたら"I LOVE YOU"って言っているじゃないか。電話をしている時でも言ったり、親子でも言ったり…。でも、日本人というのは"愛しているよ"とは口にはしない。俺だって言わない。そりゃ、歌ではナンタラ〜♪カンタラ〜♪愛してるよっ♪とかは言うけど…」と、『二人のSEASON』を作曲したミュージシャンとは思えないくらいの適当な鼻歌で表現した為に、さすがに幸ちゃんが「それは無いだろうっ!」とツッコミを入れてたのは当然かと(笑)

その流れで幸ちゃんにも「日常で"愛してるよ"なんて言わないだろ?」と尋ね、幸ちゃんも「言わないよ〜」と答え、桜井さんにも「お前だって言わないだろう?」と問い質したんですが、桜井さんは「言わないかもしれないけど……ここで言うよって言っておかないと、言っていたこともあるし〜…言っていると言った方が良いようなぁ…」と、珍しくノロケ発言が出ましたわよっ。
でも桜井さんは「いちいち言葉にしなくても態度で判りますから…」みたいなことを付け足したら、高見沢さんが「そうっ!それを今、俺は話していたんだよっ!」と高見沢さんは力説しまして、「あ、それは失礼しましたっ。ちょっと奥に引っ込んでいたもんでっ」と恐縮していた桜井さんであった。

そして、「わざわざ愛していると言葉に出さなくても目を見れば判る…それが日本人の特性というのかな、目を見れば判る…(と言いながら隣の幸ちゃんを見る)小さくて判らない(笑)。起きてるかぁ?」と、結局オチを付けたがる高見沢さん(笑)。桜井さんに対しても「真っ黒で判らない」と言ってのけ、「(サングラス)掛けているから当然だろ!そんなこと言ったら、お前の方だって、こっちから見れば目元真っ黒だぞ!」と反撃され、幸ちゃんも「今日も目が奥まってるね〜」なんて言われちゃうし、あれ?意外に高見沢さんが二人からやり込まれておりましたな。

あと、この時だったか前のクロストークの時だったか記憶が曖昧になっているんですが(笑)
高見沢さんの華やかな衣装を偶には真正面(客席の最前列)から見てみたい!と桜井さんがリクエストして、何故か桜井さんが上手のステージ前に来て客席に思いっきり背中と魅惑のヒップを見せつけ、至近距離で王子な高見沢さんを堪能するというシーンもありました。一応ギターを弾くポーズを決めていた高見沢さんでしたが、「なんか変な鳥肌立った…。すっごい威圧感…」と、至近距離で桜井さんから鑑賞されるのはあまり良い気分では無かった模様(笑)


なんだかんだでオチが付いてしまったMCだったけど、「言葉に出さなくても想いは伝わると思います。それに僕らは言葉にこそ出していないかもしれないけど、精一杯の"愛している"を歌に込めていますし、そんな愛に溢れたツアーにしたいという想いでTOURタイトルを『I LOVE YOU』にしました。では、まず、5/3に発売が決まった新曲から」と真面目に締めて、新曲『Let It Go』が披露されました。いや〜、初めて生で聴く『Let It Go』は幸ちゃんのアコギのカッコよさが格別でしたよっ♪ホントにカッコ良かった。あと、歌詞が余りにも今の時勢を反映していてビックリしていまいますよね。

続いて演奏された曲は『Wake up〜』でしたが、個人的に凄く好きな楽曲であったことも影響していたかもしれませんが、歌詞といい演奏の迫力といい本当に圧倒されまして泣けてしまいましたね。この曲に物凄く支えといかパワーを貰いましたっ!そして、今だから聴きたかった『希望の鐘が鳴る朝に』は前奏を聴いただけで鳥肌モンでしたね〜。そして『祈り』、『GATE OF HEAVEN』ときたら、もう何も言うことは無いでしょう。高見沢さんのMC後から本編ラストの『SWEAT&TEARS』セットリスト、もうこのセットリストを聴くだけで十分過ぎるほどALFEEの確固たる"想い"は伝わって来ましたよ。

あの『SWEAT&TEARS』なんて、心の中に溜め込んでいた哀しみも憤りも不安も僅かな勇気や希望も一気に放出して「乗り切ってやるぞーっ!」という、感情の赴くままに拳を振り上げ心の底からノッた気がします。凄いストレス発散になったし、パワーを貰ったと言うより皆で作ったという感覚の方が近いかな。とにかく、この曲は生で演奏を聴きたかったので、そういう嬉さも相まって気分は最高潮でしたよ。


そして大盛り上がりの中で本編終了。なんか、アンコールが終わった時にも似た達成感が本編のラストの時点であったな。



【アンコール1】
高見沢さんは黒と赤ラメのボーダーになった黒地のタンクトップに赤ラメも腰巻(?)ミニスカートみたいになってたわよ(笑)、あと黒のレザーパンツに赤ラメで炎の柄入りの黒ハットを被り、デカいサングラス掛けて登場。あと、アンコールで初めてインカムを付けてました。
幸ちゃんはピンク系のサイケな柄シャツに薄紫にスキニーパンツ姿で登場。
桜井さんは赤ぽい柄シャツにグレー系のパンツだったような…?(曖昧)

3人がステージに登場するなり『やすらぎをもとめて』を1フレーズ演奏、そのまま『タンポポの詩』に続いていきました。ちょっと珍しいパターンですね。しかし、『タンポポの詩』の歌詞てなんか妙に泣けるなぁ。その次の『愛こそ力〜』もメッセージ性が強いし、アンコールでもセットリストは考え抜かれている感じです。そういえば、この曲の時に桜井さんが小躍りしていたような(笑)

そして幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えブルースハープの演奏を披露する『ロックンロール・ナイトショー』が演奏され、幸ちゃんとインカムの高見沢さんはそれぞれ花道に飛び出しました。ただ、幸ちゃんが上手の花道に行った時に歌詞が飛んでましたが、しきりにメインステージを見ていたりしていたから何かの段取りミス?それとも、「歌詞忘れたー!」というアピールだったんだろうか…。
そのままステージ前で幸ちゃんのハンドマイクで「シェイク・シェイク♪マック・シェイク♪」の流れになり、何故か「シェイク・シェイク♪マサル・シェイク♪」と替え歌され、2人の横で桜井さんがシェイクをするというベタなネタを披露(笑)

そのまま『ロックンロール・ファイティングマン』、『閃光』とノリの良いというか激しいナンバーが続いて飛ばす、飛ばす!でもって、『閃光』が終わった直後にステージ前にスタンドマイクが出され、大きな日本の扇子を両手に持った桜井さんが出て来て「がんばろう、ニッポン!一つになろう、ニッポン!」と叫び、「はい、皆さんで一つになって、三三七拍子〜っ!」と桜井さんの音頭で三三七拍子をやりました。
さすがに、いつもの「コント」はしませんでしたけど、逆にこういう方が気持ちを煽られて良かったです。昔のアルコンの雰囲気ぽさもあり、ちょっと懐かしくも感じましたね。

一旦ステージが暗転して、高見沢さんがクリスタル・エンジェルギターをピカピカと光らせ『星空のディスタンス』へ。エンジェルギターを出して来たのは、これだけだったと思われます。
そして、3人のコーラスから始る『I Love You』が演奏されてバンド演奏と同時にカラフルな銀テープ(ゴールド、ブルー、グリーン、レッド…他の色もあったかも)が客席に降って来ました。銀テープには「THE ALFEE NEO UNIVERS 2011 I Love You」とTOURタイトルがプリントされておりましたわ♪
蛇足になるけど、個人的に『閃光』と『I Love You』が続くと腕が辛い(笑)。でもでも、思いっきり拳を振り上げてホントに楽しかったなぁ。

演奏が終わると、サポメンの太郎さんとただすけさんも前に出て来て5人並んでお辞儀。それぞれ手をブンブン振りながらステージを去って行きました。



【アンコール2】
高見沢さんは光沢のある黒シャツに黒のパンツ姿でゴールドのベルトが目立ってました。あと、アンコールとは違うサングラスを掛けてました。本編とも違うと思う(曖昧)
幸ちゃんはピンク系のグラデーションになったシャツで、パンツは何色だったかなぁ〜。
桜井さんは黒シャツにブルー系のパンツだったと思われますが、もうこの時点で私の記憶はかなり混乱状態。

直ぐに高見沢さんのMCに入り「何だよ、相模大野は名物が無いって言っていたけど、あるじゃないか!皆の情熱が!」と、まぁ嬉しいことを言って下さいましたよ。

そして、今回の「I Love You TOUR」をスタートさせるまでの経緯を真面目に語ってくれました。
「今回のTOURをやるに当たって本当にギリギリまで悩みに悩んだ末、自分達の原点は何か?と思い立ち、やはり…このステージだと思い、もちろん他にも色んな事があったけど、ステージに立とうコンサートをやろうと決めました。ここまで辿り着くまでに色々とあり、TOURをやるべきじゃないと思ったり意見も出たのは事実ですが、俺達がこのTOURをやるということに重い決断をしたことはご理解頂きたいです」みたいなことを切々と語り、自分自身でも相当悩んだし内外でも意見が分かれて、このTOURをスタートされるまでには相当の苦労と葛藤があったんだろうなぁ…ということは容易に想像が付きました。

だってファンの私ですら色々と悩み、「現実的なことを踏まえて、このコンサートに参加しても良いのだろうか?」って、1週間くらい前まではかなり悩んでいましたからね。それは私だけじゃないと思うし、このTOURに参加するファンのほとんどは「参加して何かあっても自分で決断したこと!」と覚悟を決めての参加だったと思いますよ。
ALFEEもライブバンドとしての覚悟を決めてTOURに臨んだように、ファンもALFEEファンとしてコンサートをしっかり楽しむ覚悟で参加したからこそ、あのセットリストで凄い盛り上がりになったんじゃないかな。

「ずーっとTOURをやり続けてきましたが、今までとは全く違う気持ちで僕らはステージに立っています。生活の上で何かあった時に音楽なんて要らないって一番先に排除されてしまうけど、音楽を作ったのは人間です。人が居る限り音楽は存在すると思うし、僕は音楽の力を信じているミュージシャンの一人です」と語り、衣食住を満たせるものではなくても皆の心を満たすような音楽をこれからも歌って行きたいと、高見沢さんは客席というより自分に言い聞かせているようにも見えたな。


最後に「では、最後に贈る曲は震災の後に作った曲です。自然と歌詞や音楽が湧き出てきました。聴いて下さい、『生きよう』」と、高見沢さんが震災後に一気に作ったという新曲『生きよう』が演奏されました。
高見沢さんがリードヴォーカルのバラード曲でしたが、"今がどんなにしんどくても明けない夜は無いから自分の命を生きよう"みたいなメッセージソングでして、重い言葉と優しい歌声の織り成す独特の雰囲気が心に染み入りました。うう〜、この曲、CD化希望っ!歌詞をちゃんと知りたいなぁ!

演奏が終わると3人がステージ前に出て来て客席三方向に並んで向き合ってお辞儀。
その後は笑顔で手を振りながらステージを去って行きました。最後まで残っていた高見沢さんは両手を上げてガッツポーズも披露してました。



今回のTOUR、ALFEEが今までとは違う気持ちで行っているように、参加する側も今までにない気持ちで参加したと思います。
個人的に参加する前は期待と不安が入り混じりどうなるかハラハラでもあったし、コンサート中に大きな余震が来たら怖いなという気持ちもありました。でも、一旦始ってしまえば幸ちゃんも言っていたけど、「この時間だけは現実を忘れて」とことん楽しむことが出来ました。ホントにストレス発散できたし、とにかく気持ち良かったぁ!

そして何と言ってもセットリスト!
このセットリストは今のALFEEにしか出来ないセットリストでしたし、多くを語って貰わなくてもALFEEの覚悟や意気込み、ミュージシャンとしてのプライドを十分に感じました。今までと違ってコントが無かったけど、コントがあった時と変わらないくらい十分に可笑しい場面が多々あって楽しめましたもの。原点回帰とはまた違いますが、「今自分達が出来るステージは何か」を考え抜いた末のあのステージパフォーマンスはセットや照明演出も含めて最高でした。

だからこそ、どこの会場でも良いので、このコンサートTOURを是非ともDVD化して欲しいです!もう切望!


[No.66] 2011/04/22(Fri) 23:33:14

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