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all 9/1Takamiyソロin東京国際フォーラム【曲順+れぽ】 - ななんぼ@管理人 - 2012/09/03(Mon) 21:04:06 [No.77]


9/1Takamiyソロin東京国際フォーラム【曲順+れぽ】 - ななんぼ@管理人

9/1に開催されたTakamiy in 東京国際フォーラム・ホールAのセットリストと妄想過多のプチ感想です。
色々あり過ぎて記憶が混同しているので、斜め読み推奨でよろしくお願いします。多分、誤字脱字も最多だと思われますが見逃して(笑)


Opening 18:05

1.ULTRA STEEL
2.クレオパトラの涙
3.月姫
4.黄金龍王
MC
5.蒼いタメイキ
6.Fantasia〜蒼穹の彼方
※インスト曲…つなぎ〜Takamiyがマントを取る時間〜
MC
7.2時間だけのHoneymoon
MC
8.Blood of Eternal
MC 〜サポートギタリストAセット紹介(KOJI&LUKE)
9.まほろば
10.Kaleidoscope
MC 〜サポートギタリストB定食紹介(Anchang&Marty)
11.Techno Glamorous
12.VAMPIRE〜誘惑のBlood〜
13.夜桜お七
14.エデンの君

アンコール1
15.Cherie
16.へびめたバケーション!〜筋トレ編
17.渚のシンドバット
MC 〜メンバー紹介&ウルトラセブンギター紹介
18.ウルトラセブンの歌
19.ULTRA STEEL〜ウルトラセブン&ウルトラマンゼロ&エレキング登場!
20.君だけを守りたい
21.騒音おばさんVS高音おじさん

アンコール2
MC
22.Glorious(新曲)

Ending 21:10過ぎ


ステージセットは「ウルトラセブン」のアイスラッガーが横向きに2つ向い合せになっている巨大模型が半円を描くようにステージ後方に飾られていて、左側のアイスラッガーには「ULTRA」と右側には「STEEL」と大きく印字されていました。中央にはAマークを二重にしたようなアーチがあり、下が階段になっていて段の柄が「ウルトラセブン」の胸元の柄と同じになっているという、正にウルトラセブンなステージセット!

BGMは終始「Takamiy Classics」だったのかな?少しギリギリだったのでよく判りませんが…。
開演前アナウンスでは、女性アナウンサーが余りに長過ぎる今回のTOURタイトル「The 3rd PLANET presents TBSラジオ 高見沢俊彦のロックばんSPECIAL Takamiy Legend of Fantasia 2012 ULTRA STEEL」を態と噛んでくれました(笑)。しかも、Takamiy王子本人が上手く言えずに噛んでしまい今は楽屋で泣いているんだそうです。あと、ウルトラマン=宇宙人=Takamiy王子も宇宙と交信=高見沢王子宇宙人説まで飛び出し、携帯の電源を切って下さらないとTakamiy王子が宇宙と交信出来ないという凄い注意の促し方もアリ(笑)。ラストは女性アナウンサーが気合いの入った声で「ジュワッチ!」と叫んで締めたものだから、思わず客席から拍手が沸き起こりました♪


【本編】

定刻より5分ちょい押してのスタート。
SEが流れてまずサポートメンバーがステージに登場、そして中央のトンネルのような所からTakami王子が登場!「夜桜お七」のPVみたいに頭部をキラキラなシュシュで結んでいる髪型。衣装は金と白と黒が基調になっているノースリーブタイプの貴族風ロングコートに、胸の開いたフリルシャツに、黒ラメのパンツだったと思われます。赤いマントも付けていて、曲に合わせてジュディ・オングの『魅せられて』みたいな動きになる時がありました(笑)。ギターはTOURグッツのキーホルダーになっている今回のソロTOURでは初披露となったMetal Stained Glassギター。

OPENING曲は新曲の『ULTRA STEEL』、前奏と同時にバーン!とステージ上で花火がさく裂する特効あり。相変わらず派手なスタートです。そして、今回はマーティ・フリードマンも加わりギタリストが5名!下手側からルーク・マーティ・Takamiy・Anchang・KOJIという並びで、全員一斉にギターを掻き鳴らしていましたが音がグチャグチャにならないところが凄い!間奏のソロはマーティがメインで、白レスポールで艶のある音を披露してくれました♪
次の『クレオパトラの涙』でも、リードはマーティとTakamiyだったかな?基本的にマーティがソロを弾く場面が多かったような気がします。それと、今回はドラムがKEN'ICHIさんになった所為か、ルークがコーラスを担当している個所が増えていましたね。この『クレオパトラ〜』でもコーラスが目立ってましたもの。
3曲目に『月姫』がきまして前奏から一気にボルテージが上がります!相変わらずAnchangのヘドバンは芸術的♪KOJIも専用扇風機に髪を靡かせながら(笑)ヘドバン!何気にルークもヘドバンが激しかった!マーティはヘドバンはしないんだけど、華奢な割に逞しい腕をブンブン回すパフォーマンスを披露してくれてカッコ良かったぁ!
4曲目は去年の新曲だった『黄金竜王』、去年はサビで腕を掲げる振りが付いていましたが忘れたのかTakamiyはやりませんでした(笑)。あ、でも、赤いマントをヒラヒラさせていたのはこの曲だったかな…。

その後ドラム音が鳴り響いたまま軽いMC、「遂に来たぞ東京!」みたいな感じだったかな?基本、客席煽りだったと思われます。

『蒼いタメイキ』でメタルな雰囲気からポップな雰囲気に変わった感じ。この曲はかなり好きなので、ついつい口ずさんでしまう。続いての『Fantasia』ではルークがリードを担当して、間奏でステージ前に飛び出し満面の笑みで速弾きしたり得意の一回転をしてドヤ顔でキメたりとカッコ良かったぁ♪
そういえば、サポメンはいつも通り黒に統一された衣装でしたが(マーティンだけラインストーンが付いた黒Tシャツだったけど)、ルークの開襟シャツがやたら胸元が見えるデザイン…というか、ボタンを真ん中あたりまで外している扇情的なスタイルだったので、無駄にガン見してしまうことが多々ありました(笑)


そしてドラム+ベース+キーボードのみのJAZZ風なインスト曲が演奏され、Takamiyを含めギタリストは一旦ステージを下がりました。少しすると、赤いマントを外したTakamiyがサングラスを掛けて戻って来まして、「今のはインストは『つなぎ』という曲です。副題は『Takamiyがマントを取る時間』です」と曲紹介(笑)
先の大阪と静岡では無かった曲だそうですが、マントを外しに行っている間に客席がザワついていたのが気になり、「ザワつかせないぜ!」と急遽作曲したインスト曲なんだとか。「この曲が形になることは有りません。コンサートが終わる頃には忘れて下さい」と、使い捨て曲だという贅沢さ。う〜ん、勿体ない。

王子連合を従えてのソロ活動は6年目になりますが、21年前に『Ism』でソロ活動を始めて、まだこの6年間で一度も歌っていない曲という紹介で『2時間だけのHoneymoon』が演奏されて感激っ。『Ism』は名曲揃いだから、生演奏されると本当に嬉しい!

歌い終わった後、「何で2時間だけだったのか、今ではすっかり(理由を)忘れてしまいました」と自らタイトルを不思議がるTakamiy(笑)。ちなみに、『Ism』は廃盤になっいて今後再販されることはないので、「持ってる人は絶対にネットオークションに出さないように。偶に見掛けると切なくなるんだよね」と静かに訴えてました。いや、あれ本当に名盤ですから手離す気なんて無いですわよ。

ソロでは「ファンタジックな世界観を表現している」という話題になり、その一つに「ヴァンパイア」があるという流れから永遠を生きるヴァンパイアの切ない愛を語るTakamiy。「自分では死ねないんだよ?そりゃ、太陽に当れば溶けちゃうけど嫌じゃん?」て、そこ同意を求めるとこでは無いような気がしないでもない。「太陽に当ると暑くて溶ける」という点で、Takamiyは甚くヴァンパイアに同調できるみたいですけど。

その流れで『VAMPIRE』が演奏されるのかと思ったら、バラードテンポの曲である『Blood of Eternal』が演奏されました。こちらの曲の方が、永遠に生き愛する人を失うしかない切なさが出ているかも。
2曲立て続けにミディアムテンポの楽曲が演奏されたので、ちょっと一息吐けた点でも良かった(笑)


続いて今回4人いるサポートギタリストを2組に分けて紹介することになり、「まずはA定食!…Aセット!」と何故かグループ分けが食べ物に例えられていたけど…まぁ、気にするまでもないか。
「まずはお馴染み、KOJI!」と上手側のKOJIが呼び込まれ、「今日のKOJIは…前回は唐揚げだったんだよな?じゃ、Aセットのチキンライスで!」なんて紹介されていましたが、「もはや、おかずですら無いんですけど?」と戸惑うKOJIが可愛かった。「なら、KOJIが好きな食べ物は何なんだよ?」と問われ、「えっ、好きな食べ物ですか…、えーと…」とアドリブに弱いKOJIは悩みまくり、「…後で聞く」とTkamaiyも諦めた様子(笑)

「続いて、こちらもお馴染み、もう無くてはならない存在です!ルーク篁!」と呼び込まれて下手側からルークが登場、出て来るなりステージ前で両手を頭上で合わせてAマークのポーズを決めてニカッ!と会心の笑み♪か、可愛かったんですけど、カッコ良さが微塵も無かったんですけど、あれでルーク的にOKだったんでしょうか?(笑)。今日のAセットのルークは「ミードボール」だそうですが、「好きな食べ物は何?」と聞かれて「チキンライスです」と即答。先程のTakamiyとKOJIのトークの流れを汲んだ答えに、Takamiyは「上手いっ!」絶賛、KOJIは「それ、次に聞かれた時に(俺が)答えようと思っていたのにぃ」と地団駄を踏んでました。ははは、ルークに一本取られちゃいましたねぇ。

しかし、TakamiyによるとKOJIはとても器用な人間らしく、部品からパソコンを作り上げてしまうんだそうです。料理も中華を良く作るみたいで、「クック○ゥとか市販品を使わないで調味料で一から作ります」と言ってのけ、Takamiyを驚かせていました。確かに、凄い。
対するルークは得意料理は「パスタ」、でもTakamiyから「嘘だろ」と言われていたところをみると、料理ベタな片鱗をTakamiyに見せたことがあるんでしょうか?ただ、ルークの得意料理のパスタは「白パスタ」と言って、茹でたパスタにチーズを掛けるだけという至ってシンプルなパスタなので、KOJIに比べて得意料理と言って良いレベルなのか微妙なところ(笑)

ルークというと「いつもギターを拭いている」というくらいギターに拘るお方で、拭かないTakamiyからすると「禿げるんじゃないか?」って思うくらいステージが終わる度にゴシゴシ拭き続けているそうです。しかも、ルーク曰く「最近は指板を拭くのにハマってます。指板をしっかり拭くと弦も綺麗なままなので」と几帳面ぶりを披露したもんだから、大雑把なTakamiyは「え〜?そこまでするぅ?俺なんて、弾いた後なんて放っちゃうのに」と信じられない者を見るような眼差しに(笑)、そんなTakamiyの行動を「酷いですよ!」と非難するルーク、自分の主張を通したいTakamiyは「だってギターがそのままで良いって言ってんだもん。なっ、そうだよな?」と自分が持っているギターに語り掛け(迷彩柄のX型ギターだったような)、「うん、そうだよ♪」と裏声で答える一人二役をやってのけたりして、そのムチャクチャっぷりが愛しく感じました。←はい?
3人とも同じA型なのに、器用なA型(KOJI)、几帳面なA型(ルーク)、大雑把なA型(Takamiy)…と色んなA型が居るという、血液型だけで性格を判断してはならない好例だとTakamiyはアピール(笑)

このAセットで披露する曲はさだまさし氏の『まほろば』、大阪で演奏した時はさださんに報告していなくて、静岡の辺りにメールで知らせたらなかなか返信が来なくて、一昨日くらいに漸く返事を頂けたそうです。なんでも、Takamiyのメールが「保存BOX」に入っちゃっていて気付かなかったらしい。

原曲の雰囲気から180度違うアレンジになっているTakamiyヴァージョンの『まほろば』は、なんとなく『幻夜祭』を彷彿させるものがあります。
続いて『Kaleidoscope』が演奏されルークとKOJIが前に出てきてツインギターを披露、この曲も今のTakamiyのソロを象徴しているというかテンション上がります。ラストは3人並んでギターを掻き鳴らしていたんだったかな?ルークが速弾きを披露していたのもこの曲だったような…。

ルークとKOJIが再びステージを下がると、今度はB定食の紹介。
まずは上手側から「お馴染み、Anchang〜!」と呼びこまれたら、物凄くヘコヘコしながら出て来ただけでも可笑しかったのに、マイクスタンドの前に立つなり「アンチャンでーすっ!」と元気良く自己紹介したもんだから、Takamiyからも「何だよ?それ?」とツッコミを入れられてました。Anchangは何のおかずに例えられたか忘れてしまったけど(絶対に肉系w)、「Anchangはこう見えて凄いんだよ、鹿児島の工業大学を出てんだから、潰しが利くぜぇ」と豆知識を披露。但し、この情報はあまり公にしていなかったようで、「な、何でご存知なんすかっ?」と素でAnchangが驚いていたのが可笑しかった。「タカミーペディアを舐めるな」って言っていたけど、Takamiyの情報網は凄いのう…。
それでもTakamiyからするとAnchangは掴みどころが無い人なんだそうですが、そこでAnchangが徐に自分のお腹を両手で掴んでいたのには苦笑してしまった。自覚あるんだ…(笑)。Takamiyも「そこは掴めるけどさ…」って、フォロー無しですかいっ!

Anchangといえば先日の『新堂本兄弟』でSPゲストとして出演していたにも関わらず(松山に居たのに突然Takamiyから呼び出されたらしいw)、まだ番組を観ていないこと言って「何でだよぉ?」とTakamiyは不満気。Anchangとしては「王子の曲を覚えていたんじゃないですか!」という正当な理由があったのですが、「そんなの前に覚えておけよ」とTakamiyは手厳しい(笑)。なんか今回のツッコミターゲットをAnchangにしているよね?

続いて、「過去にゲスト出演して貰ったことはあるけど、今回はフル参加してくれましたマーティ・フリードマン!」と下手側のマーティを紹介。「今日ハ女性ノオ客サンガ多クテ嬉シイネ!」とテンションが高いマーティ♪
滞在歴も長く日本語が堪能なマーティですが、過去にドイツ語がフランス語も勉強していたんだけど飽きて挫折してしまったんだとか。「日本語ニハ漢字ガアルカラ、達成感ガ凄インダヨネ。ダカラ飽キズニ覚エラレタ」という努力家さん。でも、好きな日本の言葉というのは無いらしく、マーティが同じ質問をTakamiyに返したら「俺の好きな日本語は『愛』だよ」と流石の回答。しかも、「今度、このネタを使いなよ」とマーティに勧めてました。この時、Takamiyは同じ質問をAnchangにも振ったんだけど、Anchangが「…愛です」って答えたら、「そこは『肉』って言えよ!」とダメ出し。オチ担当には厳しいっすね〜ぇ(笑)

B定食で演奏されたのはインスト曲『Techno Glamorous』、マーティの鳴きのギターは鳥肌モンでしたわ。後半は激しいサウンドに変わっていき、ラストは3人がステージ前に出て来てギターを掻き鳴らし、Anchangは歯で弾いたりもしていましたっ。


その後、ルークとKOJIが戻って来て『VAMPIRE〜誘惑のBlood〜』が演奏されました。Takamiyは目が赤く光る死神ギター…って、正式にはヴァンパイアギターで演奏。何気にこの曲もヘドバンが激しいのよね。Anchangが凄かったぜい。間奏ではサポートギタリストのソロが絶妙に掛け合ってカッコ良かった♪
続いて、Takamiyがハンドマイクに持ち替え、もう片方に日本刀を振りかざして『夜桜お七』を演奏、この曲は今年本家の坂本冬美さんとのセッションで2回TVで披露されているせいか、すっかり耳馴染みの楽曲になっていた。

本編ラストは『エデンの君』、この曲も前奏からテンションが上がる!ルークとKOJIのツインの部分が大好物だったりします。
そして、ラストはギタリスト5人がステージ前に出て来て各自ギターソロを披露したのですが、まずはKOJIが得意の(?)背面弾きをやったもんだから、次のルークも背面弾きをやってのけ見せ場を取られたKOJIは苦笑、「え、もしかして全員、背面弾きするの?」という不安顔になるTakamiyとマーティ(笑)、その不安は的中し何とAnchangまでもが背面弾きを披露!完全に追い詰められた後続の2人は「無理!無理!」とお互い顔を見合わせて手を振ってる姿が可笑し過ぎた。そんな訳で、マーティは無理せずに通常のスタイルでソロを披露、これならTakamiyも普通に弾けるね…と安心したのも束の間、王子は超負けず嫌いだった!寄りにも寄ってO.Z.Y. Flying-Aという尖がった変形ギターだというのに背面弾きに挑戦しちゃったよ!刺さる、刺さる、危ないよぅ!(笑)。当然のことながら背面弾きにはならず側面弾きでしたけど、その心意気にマーティは大盛り上がり、王子連合もウケまくり、当然客席も大歓声でございました。いや〜、やっぱり王子は持って行きますなぁ♪大爆笑させて頂きました。←


【アンコール1】

Takamiyは『ULTRA STEEL』Aパターンの裏ジャケで着用している、ウルトラセブンのウルトラ警備隊のコスチュームをイメージした衣装で登場。サポートメンバーはTOURグッツのTシャツを着用。但し、ルークは相変わらず黒の七分袖ジャケットと羽ストールを巻いて登場。ブレませんねぇ(笑)

アルバム『Ism』から『Cherie』が演奏されまして、非常にポップな雰囲気になりました。そういえば、この曲は夏ソングだったなと、聴きながら今更なことに気付いたり…。
夏の定番といえば『へびめたバケーション!』も忘れてはならないっ。ベースの大桃さんが客席を煽りまくり、ルークとKOJIのタッピングがカッコ良いんだ、これが。あと、間奏で弾むメンバーが超カッコいい、ルークとマーティが向き合ってギター掻き鳴らしたりする場面とか超テンション上がりました。そして、Takamiyはギターを持っているにも関わらず、基本歌がメインだったような(笑)

そして、この東京国際フォーラムで初披露となった「ウルトラセブン・ギター」を持って演奏されたのが、ピンクレディのカバー曲『渚のシンドバット』!キー、高〜いっ!!しかも、Takamiyも何気に振り付きで歌っていましたわよ。相変わらず、カバー曲を披露するとTakamiyの意に反するくらいに盛り上がります。

でもって、確かここで残りのメンバー(キーボード、ベース、ドラム)紹介がソロ演奏を交えて入った気がするんですが、もしかしたら違う個所だったかも。今回初参加となるドラムのKEN'CHIさんは何と二十代!「彼のお蔭でグっとバンドの平均年齢が下がりました」とTakamiyはご満悦(笑)。でも、さすが二十代という若さを活かしたパワフルさで、なんとなく長谷川さんのドラミングに近いものを感じました。ええ、つまり、好みのドラムってことですわ。

そして、そして。
ウルトラセブンのアイスラッガーをモチーフにしたセットや、円谷プロから許可を得た警備隊のコスチュームを倣った衣装を説明し、遂に初披露となるウルトラセブンギターの自慢(笑)。ネックの先がアイスラッガーの形をしていて、ちゃんと外せて投げることも可という無駄な拘りぶりをESPは今回も発揮した!あと、ネックにはグリーンに光るボタンまで付いていて、Takamiyの童心を擽る会心の出来の仕上がりらしく、「ハッキリ言って嬉しい!」と超上機嫌なTakamiy。

このギターで演奏するといえば、当然『ウルトラセブンのうた』(笑)。王子連合もコーラス頑張ってましたよ。…ていうか、ルークは空で歌えちゃうよね?
その直後にスペシャルゲストとしてウルトラセブンとその息子ウルトラマンゼロがそれぞれ上手と下手から登場!きゃ〜っ、予め知ってはいたけど何か凄い光景っ(笑)。ちょこちょこセブンとゼロに質問するTakamiy、それに「ジュワッ♪」で答えるセブンとゼロ…若干シュール。あと、セブンにウルトラセブンギターを持たせたんだけど、あまりにもハマっいたのが凄かった。違和感がまったく無い。そうか、ウルトラマンってロックバンドでもいけるんだぁ。←
ちなみに、ルークの目の前にはゼロが立っていたんだけど、ルークは下手のセブンばかり見ていたことを付け加えておこう。もうニコニコ顔でセブンを眺めてましたよ、本当に好きなんだねぇ。いや、知ってたけどさ…。

2回目の『ULTRA STEEL』が演奏されたけど、Takamiyはハンドマイクに持ち替えたのでセブンギターがステージに飾られたままというのにはプチ笑い。ま、後半はこのギターを使って演奏してましたけどね。最初は「ええっ?あのギター弾かないのかい!」とツッコミ入れたくなったのよ。
しかし、ゼロとセブンを両脇に従えてステージ前に出たTakamiyだったのですが、若干段取りが曖昧だったようでゼロとセブンと動きが合わず、歌いながら「こっちだから」的な感じで指示していたTakamiyと狼狽えながら従うゼロとセブンが可笑しかった。どうでもいいけど、ルークはセブンばっか見ないで演奏に集中しましょうね(笑)

ただ、さすがTOURファイナルと言うべきか、サプライズは残されていまいた!間奏でTakamiyもギターを持ちメインステージに戻ったら、何と後方のトンネルみたいな所から怪獣…エレキングが登場したのだよっ!怪獣まで出て来ちゃったよぉ!一瞬、目の前のTakamiyを襲うのかと思ったけど(格好の餌食だったんだもんw)怪獣はゼロとセブンに一直線!そして、ステージ下手側で繰り広げられるセブン&ゼロvsエレキングの戦闘ショー(笑)。誰がこんな光景を想像できただろうか?断っておきますが、『ULTRA STEEL』が生演奏中ですからねっ!しかも何が驚いたって、自分の目の前で戦闘ショーが行われていたのを十分にルークは堪能していたと思われるんですが、それだけでは気が済まなかったようで徐に背後からエレキングに近付き足元を軽く蹴っ飛ばしたよ!演奏中だっていうのに、ルークだけセブン達の戦闘に加勢したよ(笑)。あの時のルークはギタリストでは無かったね、たかむら少年になってたよ。ステージ上でウルトラセブンと一緒に戦えただなんて、ルークは夢以上の夢が叶っちゃったんじゃないの?幸せそうで何よりです。←
この戦闘シーン何気に凄くて、最後はセブンとゼロが左右からエレキングの腕を抱えて投げ飛ばしたんですよ。エレキングが宙を舞ったのよっ!あれにはビックリしましたよ。Takamiyも思わず声が飛んじゃってたもん(笑)

去年、Felix the Catの着ぐるみが出て来た時もどうしよかと思ったけど、あの域の遥か上を行く光景がステージ上で繰り広げられてしまい、自分は何のコンサートに参加しているのか一瞬判らなくなりそうでした。ファンタジックな世界観を極め過ぎなんじゃないだろうか?

無事(?)エレキングを倒してステージの平和を守ったセブンとゼロは颯爽と去っていき、そのままウルトラマン繋がりで『君だけを守りたい』が演奏されました。Takamiyは再びハンドマイクに持ち替え、もう片方にはライトサーベルを持ちブンブン振り回して客席を煽りまくり…、ああ漸く普通のステージに戻った気分(笑)

1回目のアンコールのラストは、ソロでは欠かせない曲となった『騒音おばさんVS高音おじさん』!全員エンジェルギターを持ち(Takamiyがクリスタル・エンジェルギター、マーティがFlying-Vエンジェルギター、ルークがヴィーナス・エンジェルギター、AnchangがAUBEエンジェルギター、KOJIがレッドローズ・エンジェルギター)、5本のエンジェルギターが一堂に会するという先程の戦闘ショーに匹敵するカオスな光景!
前奏と同時に客席にはテープが飛び(色は金と銀の2カラー)、あの長〜いタイトルが印字されていました。フォーラムは客席が広いので、ヒラヒラとテープが舞い落ちて来る様は本当に綺麗。
エンジェルギターに銀テープと美しい演出がなされていながら、演奏されているのはメタルワルツの『騒音おばさんVS高音おじさん』というギャップが素敵☆相変わらずおばさん役のルークとKOJIもイイ味出してましたっ。

ラストは5人前に出てきてソロ回し!5人いるからソロは1回ずつで若干物足りなかったけど、エンジェルギターが5本も横並びすると超ド迫力です。普通じゃ見られませんぜ。←当たり前だ

「どうもありがとー!」とTakamiyが叫んで演奏が終わると、サポートメンバーも全員ステージの前に出て来て下手側からルーク・大桃・KEN'ICHI・マーティ・Takamiy・ただすけ・Anchang・KOJI…という並びだったかな、ちょっと上手側に自信が無い。KEN'ICHIさんが思っていた以上に華奢な方で驚いた。あの体型で、よくあそこまでのパワフルドラムを叩けるものです。


【アンコール2】

サポートギタリストの4名は出て来ないで、ドラム・ベース・キーボード・ギター(Takamiyのみ)という4人体制。Takamiyは豹柄のラメスーツで登場しましたが、一体どこであんな生地を探して来るんだろう?スタイリストって凄い。Takamiyはピックアップが3つ付いてる黒レスポールを出して来ました。

大盛り上がりだった客席に感謝の言葉を述べたTakamiy、だけどウルトラセブンとゼロが出て来てしまうと観客の視線がそちらに行ってしまうことを痛感したらしい。「俺が歌っているのに、目の前の観客の視線はみんな横を向いてる(笑)。凄い光景でした…」と余程インパクトがあったようで、何度も繰り返し言ってました。まぁ、しょうがないよ、あんなショーを繰り広げられてしまったら!

ウルトラマンといえば、今から30年以上も前にデパートの屋上で「アルフィーvsウルトラマン・ショー」という催しがあり、前座がウルトラマンだったのに、ウルトラマンのショーが終わってアルフィーがステージに出たら客席の子供たちがざわつき、歌い始めたら潮が引くように皆帰って行ったという悲しい事件があったわけですが、「あの時からウルトラマンってトラウマだったんだけど、今回セブンと共演したことで、そのトラウマが払拭されましたっ!」と、奇しくも再びウルトラマンと共演したTakamiyはとても晴れやかでした。こんな事になるだなんて、当時の高見沢さんは想像すらしなかっただろうなぁ。まぁ、ファンも去年まで想像すらしませんでしたが(笑)

Takamiyソロプロジェクトは本家のTHE ALFEEを長く続ける為に(刺激を得る為に)やっている事ですが、「アルフィーではまず出来ない事をやっているわけで、やかましいとかもう少しゆっくりした曲をやれとか外部から聞こえて来ることもありますが、そんな声には一切耳を貸さず、これからも自分がやりたい事をこれからもやり続けて行きます!」と力強く宣言。うん、そのままTakamiyは突っ走って下さい。THE ALFEEがメタル塊にならなければ、別に好き放題して下さって構いませんから(笑)。何気にこの宣言の時に、後方でベースの大桃さんがガッツポーズしていたのが印象的だったんですよね。大桃さんもTakamiyソロプロジェクトの世界観がすっごく好きなんだろうなぁ…と、ちょっとジーンときてしまった。

ソロではファンタジックな世界を表現してきているという話題を再び出して、「ウルトラマンもそうだけど、かぐや姫とかヴァンパイアとかファンタジー色の強い楽曲が多いけど、歌っている内容は実はリアル世界にも通じていたり、それを意識していたりします。次の曲も闇の先に見える光が未来の希望であるように…という、想いを込めた新曲です『Glorious』」という曲紹介で新曲を披露。
ミディアムテンポの『Glorious』は、死別してしまったミュージシャン仲間へ向けたリアルな内容で『Going My Way』を彷彿させる、正に魂の叫びの歌。ALFEEの楽曲もおかしくないような雰囲気でしたが、久しぶりにリアリティのある歌詞だったので胸に迫るものがありました。この演奏の時、ステージ後方にブルーとグリーンの照明が当てられ地球を模した感じになっていたのも、歌詞の世界観とマッチしていて良かった。

そして、静かに曲が終わると共に2012年Takamiyソロプロジェクトも終わりを迎えました。

演奏が終わりステージに一人残ったTakamiyはステージの上手、下手、中央でそれぞれお辞儀をして観客に笑顔で手を振りステージを去って行って総てが終了。


ちなみに、終演アナウンスではTOURタイトルが長過ぎるから覚えられないでしょうと、覚えるのに良い方法があります、ロビーで販売されているGOODSを買って行けば大丈夫!という商魂逞しいもので、最後まで客席から笑いを買っていました。


なんか今回は3本しか無かったのが勿体ないくらいバラエティに富んだ構成で、個人的には去年よりも好みのステージでした。ギタリストが5人になったので爆音はもちろん、音そのものが聞き取れないんじゃないかと危惧しましたが、そんな事はなくてギタリスト一人一人の魅力を十分に堪能できて良かったです。新たに加わったドラムのKEN'ICHIさもメタルTakamiyのサウンドに合ったドラミングで、また次回もあればサポートして頂きたいと思いましたね。

しかし、何と言っても今回一番印象に残ったのは演奏中にエレキングに蹴りを入れてセブン達の戦いに加勢したルークですね(笑)。本当に何やってんの、もうっ!

あと、サポートメンバーの方々が後日にブログやらTwitterに上げた画像がセブンやエレキングだったのが笑えました。何も知らない人が見たら「何のコンサートのサポートだったの?」と不思議がるでしょうね。もう、ルークなんて少年のような顔で写っているんだもんっ。ただすけさんのブログの写真とコメントには爆笑しましたわ。


[No.77] 2012/09/03(Mon) 21:04:06

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