Opening 18:10過ぎ
1.禁断の果て 2.騒音おばさんVS高音おじさん MC 高見沢 3.けだるい色の花 4.若者たち MC 高見沢 5.LONELY LONELY 6.洪水の前 MC 高見沢 7.17の時に逢いたかった 8.Desire Red Rose MC 高見沢+ルーク篁+KOJI 9.千年ロマンス 10.O.Z.Y 11.愛の偶像(ラブ・アイドル) 12.Super Star 13.Kaleidoscope
アンコール1 〜Special Guest 1 DJ HANGER 登場 14.No Title(instrumental) 15.Techno Glamorous ('59 LP Standard) 〜メンバー紹介 〜Spesial Guest 2 Anchang 登場 16.君に会いたい 17.Endless Dream 2007 18.Kaleidoscope(王子連合ALLエンジェルギター) 19.Rock'N Roll(Led Zeppelin) 20.騒音おばさんVS高音おじさん
アンコール2 MC 高見沢 21.Song for You
Ending 20:50過ぎ
王子のソロTOUR『Kaleidoscope〜天使の狂宴』の有明コロシアム初日に行って来ました。初めて行きましたよ。有明コロシアム。意外に客席(スタンド)からステージが見やすい会場でした。しかし、本来はテニスやバスケやバレーボールなどスポーツ行事が開催される場所のせいか、音響がちょいとイマイチでしたね。コンサート慣れしていつはずの私ですら、最初の5曲くらいまでは耳がワンワンしていました(^_^;;
客席に入るとステージが丸見えの状態になっていて、センターに高見沢さんのスタンドマイクがあって、真後ろの高台になっている場所にドラムセットが組まれていました。ステージの後方は真っ黒で、半円型の照明が組まれていました。ステージ頭上にも三角形が三つ合体したような照明が組まれていたて、全体的に「円形」に拘っていたような作りでした。
開演は10分ほど押しましたが、始る前のアナウンスが面白かったです。『ロックばん』シリーズのコンサートでは前説みたいなアナウンスが面白いですが、TOURになっても健在でした。 ウケたのが、「携帯電話をお持ちの方…」というお決まりのアナウンスが、「携帯電話……糸電話、家庭用電話の子機、間違って持ってきてしまったテレビのリモコン…」とか言うし、「電源をお切り頂くが、その場で叩き壊して下さい。叩き壊す際は、周囲のお客様に気を付けて下さい」とまで言ってのけましたよ。そして最後は「それでは、開演まで…あと2日ほどお待ち下さい」だもんね(笑)。終わってるって!
面白アナウンスが終わって間もなくして、会場内が暗転してコンサートがスタート。
ステージ後方の真っ黒な幕だと思っていた所は電飾みたいな感じになっていて、古城の映像が浮かび上がり、ドラムセットが組まれている下の所から扉がパカッと上に開いたと思ったら、そこから貴族衣装の高見沢さんが登場。「千年ロマンス」の時の衣装をもっとド派手にした感じというか、膝下まであるロングコートは白にゴールドのスパンコールが付いていて、右肩には羽まで付いている!頭にもゴールドスパンコールのカチューシャを付けていて羽付き!あと、背中には白のシースルーのマントまで付けていて、パッ見はジュ・ディオングの『魅せられて』(笑)! さすが、期待に違わない登場っぷり!
バンドメンバーは、一番下手にギターのルーク篁さん、その隣にベース、ドラムセットが上にあって、その隣にキーボード、一番上手にギターのKOJIさんという感じに並んでいました。バンドメンバーは全員黒ぽい衣装で色は統一していました。
1曲目はアルバムの1曲目でもある『禁断の果て』が演奏されまして、トリプルギターって凄い!高見沢さんはニシキヘビ柄ぽいギターを持っていたけど、ニューギターだったのかな?この曲はルークさんのギターサウンドが好きなので、生で聴けて嬉しかったぁ。ルークさん、カッコ良いわぁ。 2曲目はコントが割愛された(笑)『騒音おばさんVS高音おじさん』でしたが、凄いノリノリ。16ビートを刻むルークさんやKOJIさんが凄いっ!王子も凄いっ!あと、何気にキーボードの方が拳振り上げノリノリでした。そうそう、アルバムで阿部サダヲさんが演じているおばさんの台詞の部分は、高見沢さんが一人二役でやっていました(笑)。
その後にドラム音が鳴り響いたまま高見沢さんの短めのMCに入ったんだけど、音響が悪かったしいきなりの大音響に耳がワンワンしていたから、ちゃんと聞き取れなかったんだよね。 「ようそこ、天使の狂宴へっ!遂に有明まで来ました!後ろの天使たちも控えています。元悪魔も混じっていますが(笑)」なんて言っていたと思う。それから、16年ぶりに出したソロアルバムの話題に触れて、「その中から切ないラブソングを…」という紹介で、『けだる色の花』が歌われました。この曲もポップでいいよね〜。そのまま『若者たち』が続いたんだけど、KOJIさんのソロ→王子のソロという流れがカッコ良かった〜。
そして、またMCに入りまして、ここのMCは少し長めだったかな?そういえば、MCに入る前に、ちょっと袖に下がってマントを外していたっけ。MCに入る前に客席から色々と歓声が上がって、いきなり男性の声で「高見沢さ〜ん」なんて声が響いて(その前は「高見沢〜」と呼び捨てしていたらしい)、「いきなり『さん』付けにするなよ」て高見沢さんが照れていた。
で、「有明コロシアムに集まったみんなはまだ体が温まってないと思うから、ここで大きな声を出してみよう!」という王子のリクエストで、最初は「オーッ!」という歓声を上げて、「じゃ、次は『エーッ!』でいこう!」と妙なリクエストをされ(たぶんアルファベットの『A』のつもりだったんだろうけど)、客席が「えーっ!」という歓声を上げたんだけど、「ごめんっ!ストップ!これはダメだ。なんか俺が悪いことしたいみたいな気分になってくる」と、間違いを認めた王子であった(笑)。
それから、今回のアルバムは色んな人に詞を提供して貰って、「自分はこんなイメージを持たれているのか」と色々と新鮮だったらしいです。「でも、どんな高見沢がいようとも、本当の高見沢の姿はこのステージの上です!」と断言していましたね。 その流れでつんく♂作の『LONELY LONELY』が歌われることになったんだけど、この曲を「独身男の哀愁を歌ったうた」って言っていました。この歌の時にステージ頭上の照明が3つの分裂して、形を変えたのにはビックリしたわ。 その次の曲が『洪水の前』だったんですが、この曲はてっきりコンサート終盤で歌われるだろうと思っていたので意外でした。サーチライトぽいグリーンの照明が、曲の雰囲気に合っていて良かったなぁ。
そして、再びMC。このTOUR、ソロなので2曲おきにMCに入っていました。 「『LONELY LONELY』は衝撃の『母ちゃん』なんて台詞があるけど、意外に歌えちゃうもんだった。だけど、実際の俺はそんなんじゃない。別に寂しくない。ステージさえあれば!だから、半分合っていて半分違っているかな」みたいなことを言っていたような(曖昧)。 あと、この時だけ黒のサングラスを掛けてきたんだけど、どうしてかと思ったら、「次の曲は16年前のアルバムの曲から…今日初めて演奏する曲です。そうだよ、だから緊張しているんだよ」と自白(笑)。
その王子ド緊張の中歌われたのが『17の時に逢いたかった』。この曲大好きっ。すっごく嬉しかったですよ。王子もかなり気合入れて歌っていたし(この時はギター無し)、間奏でのルークさんのギターソロもカッコ良かったんだよね〜。 続けて同じく16年前の楽曲でソロTOURの時だけ披露されたアルバムy未収録曲『Desire Red Rose』が演奏されました。16年ぶりだったけど、先月『オーラの泉』に高見沢さんがゲスト出演していた時に話題に出ていた楽曲だったので、「おっ、やはりこの曲はステージでは歌うんだぁ」って思いましたね。
その後のMCでも、『オーラの泉』に出演したことについて触れて、「俺の前世は遊び人だったらしいです。穀潰し。まぁ、それもロックぽくて良いかなぁ」と、非常に前向きな意見を述べていました。もともと高見沢さんは前世という話は好きで信じる方らしく、今出会っている人達は前世でもなんらかの関わりを持っていると感じているとか。 あと、この時『Desire Red Rose』のタイトルをちゃんと言えなかった高見沢さんが可愛かった。自分で作った曲なのに(笑)。
それから「王子連合」にも触れて、「ルークもKOJIも人間的に良い奴。ギターに悪い人間は居ないっ!……(後ろから視線を感じる)…あっ!ベースに悪い人間は居ないっ!キーボードに悪い人間は居ないっ!ドラムに悪い人間は居ないっ!」と、慌ててフォローしていました。要は、「ルークやKOJIなど良い人間が俺の元に集まってくるということは、俺が人間的に良いってことなんだ」ということが言いたかったみたいです(笑)。はいはい。パチパチ。
この時だったか曖昧なんだけど、「ルークとは悪魔時代から知ってはいたんだけど、その時はこんな飲んだりするような仲じゃなかった。だけど、あの時お前から貰った飴が嬉しくて〜。某ニホ○ン放送…全然某になってない(笑)、ラジオ局の廊下を歩いていた時に呼び止められて飴を貰ったんだよ〜。テレビとかで聖飢魔Uを見る度に飴を貰ったことを思い出していたよ」と、ルークから飴を貰ったときのエピソードを熱く語っていました。だけど、あの時は素顔だったので、テレビで姿を見た時に「どれがルークだ?」と探していたらしい(笑)。 あとウケたのが、「あの飴て聖飢魔Uの飴だろ?お前たちやる事が早いよなぁ。俺達(ALFEE)は今やってるよ」なんて言ったら、ルークさんがすかさず「まことですね!」なんて言うんだもん。 ただ、飴を貰った時に袋の封が開いていたらしく、「お前、あれ封開けないのくれよ〜」と今更な文句を王子を言うと、「いや、あの時は丁度手元にその飴の袋しかなくて、王子に声を掛けるキッカケが欲しかったんですよ。あの時はまだ王子じゃなかったけど、『あっ!高見沢だっ!』って思って、なんとかお近づきになれないかな〜…と」必死の弁明をするルークも可愛かった。
でも王子は、あの時のルークの気持ちがとても嬉しくて「いつか恩返しを」と思っていたらしく、「今日恩返しをするよ!ルーク、君に飴をあげようっ!封も開けてない!ぽしかも2箱だっ!名古屋でがまんしたんだよ」と、GOODSの王子ドロップを2箱ステージ上でプレゼント。BGMまで付いてちょっとした贈呈式になっちゃいましたよ。しかも、ノリの良いルークさんは、片膝付いて王子からドロップを受け取り、その際に王子の手の甲にキス!きゃ〜っ!ルークさん、さすがだわ〜っ♪ ルークさんも「飴もらったぞーっ!」と、客席に嬉しさをアピール。そのついでに客席を煽りまくり、観客もルークさんに煽られまくりっ♪
飴の贈呈式が予想外の盛り上がりになってしまい、次に「王子連合」の一人であるKOJIさんの紹介をするのに、「KOJI、ごめん!お前にあげるのは何も無いっ!まさか飴でこんなに盛り上がるとは思わなかったんだ!」と困惑モードの王子。KOJIさんも「僕、今、どうしたらいいか判りません」と更に困惑。しかし、KOJIさんはこのTOURの為に(?)6kgも減量し、髪型も変えて(王子曰く「この有明でやっと髪型が落ち着いてきたな」という髪型/笑)、ルックスもすこぶる良くなって、客席からも黄色い歓声を受けていました。ママンボも「可愛いっ!」を連発していたくらい。そしてKOJIさんもルークさんに倣って客席を煽りまくったんですが、王子から「ストップ!ストップ!お前、目が笑ってないぞ!」とテンパっているのを見抜かれてしまっていたのであった。 いや〜、「王子連合」最高だわ。ビジュアルも良いしっ!!
あと、「出会いは人とかだけではなく、展覧会とかで絵画を見て『これは素晴らしい』と感激するのも一つの出会い。あるお寺とかに言って仏像を何時間も見るとかね。俺、あるんだよね。何時間見ても飽きない仏像が。教えないけどっ♪」なんて言っていて可愛かった。この時、「でも仏像てお寺とかにあるから良いのであって、家に国宝級の仏像があっても邪魔なだけだからな。こんな俺がみんなの家に居たらウザイだろ?台所に居てみ?邪魔なだけだぞ。あ、でもキムチ炒飯は作れるけどね。実は料理もやれば出来るのさ!」と、妙な自信をチラつかせたのもツボでした。
この流れでてっきり『愛の偶像』にいくかと思ったら、「人生初のシングル」という紹介で『千年ロマンス』が歌われました。しかも、ギターはクリスタル・エンジェルギターでしたよ。暗闇に光ってましたーっ!CDでツッチーが担当しているギターをステージではKOJIさんが担当していて、ギターの掛け合いと言いカッコよかった。 続いて『O.Z.Y』が演奏されて、ノリノリの曲調に合わせてルークさんとKOJIさんもステージ前に出てきて演奏したり客席を煽ったりしてカッコよかった♪煽り慣れているルークさんと、ナチュラルハイ状態になっているKOJIさんの対比も見所の一つだったわ(笑)。
それから『愛の偶像』が演奏されたけど、後ろからスモークが噴出したり、照明が凝ってたりして、演出面でも印象に残る楽曲でした。続いて『Super Star』が演奏されまして、このPOPな感じがなんとも胸キュン(死語)でして、王子のソフトな歌声といい最高でした。エンディングのコーラスは客席も合唱しました。 そして本編ラストは『Kaleidoscope』。冒頭のギター早弾きが凄い!しかもその直後にステージ上に火柱が上がる特効がっ!きゃーっ!完全に油断していたので本気でビビッた!この曲は生で聴くと更に迫力が増すというか、本当にコンサート向きの曲です。最後はルークさんやKOJIさんも前に出てきて、正にエレキ合戦になってカッコ良かった!
1回目のアンコールでは、いきなり高見沢さんが一人で登場。ピンクラメのスーツに黒のフリルシャツを着ていて、インカムを付けていたっぽい。 「ここでスペシャルゲストを紹介したい!」と、過去に『ロックばんTV』にもゲスト出演したことある、世界的に有名なDJ HANGERさん登場が登場。他の会場にも駆けつけてくれていたそうで、その合間も世界をあっちこっち飛び回っているハードぶりだそうです。 「見た目はなんか…怖い感じですが、実際はとても良い奴です。今回はちょっと『ドラゴンボール』ぽいですけど」と、金髪で髪を逆立ているDJ HANGERさんを紹介していました(笑)。
そんなDJ DJ HANGERさんとドラムのそうる透さんも加わってセッション!タイトルは判りませんが、インストを1曲披露しました。かなり即興性が高い楽曲だったかも。続けてアルバムにも収録されているインスト『Techno Glamorous』が演奏されました。この時は'59年製のレスポールではなかったかも…。
その後、バンドのメンバー紹介となり、まずドラムのそうる透さんが紹介され、続いて呼び込みも兼ねてキーボード、ベース、ギターKOJI、ギタールークと紹介されていったんだけど、みんな王子と拳をぶつけ合っていたのに、ルークだけ忘れていたのかサッさと自分のポジションに着いてしまい、王子が虚しく(まるで負け犬ボクサーのように)拳を突き出したまま転びそうになっていました(笑)。
そして、スタッフが白い羽根の長いマフラーを持って来て、それを首に掛けた王子は「ここで子供頃聴いたナンバーを歌いたいと思う!GSのナンバーだ!GSと言ってもガソリンスタンドじゃないぞ!行くぞ!『君に会いたい』っ!」と叫んだまで良かったんだけど、何故か演奏が始らず。王子が「ん?」て感じに後ろを振り返り、ルークさんが前にちょっと出てきて何やら必死にジェスチャーしている……「そうだった!」と、いきなり客席に向き直って仕切り直す王子(笑)。「スペシャルゲストを紹介しようっ!」って、おいっ!スペシャルゲストの紹介を忘れていたのかいっ!(笑) 「SEX MACHINEGUNSのAnchang!」と、紹介されてAnchangが登場!やはり黒ぽい衣装だっ!いや〜、Anchangは紹介されなくて裏で焦っていただろうなぁ(笑)。「王子連合勢揃い!」て王子は喜んでいたけど、だったら忘れないよーに! そして、もう一度最初からMCを仕切り直して(笑)、『君に会いたい』が歌われました。高見沢さんはインカム付けていたけどハンドマイク持っていたなぁ。王子連合の3人がギターソロで前に出てくる度に、真横に立ってマフラーを振り回して盛り上げていました。しかし、ハードアレンジになっている『君に会いたい』ですが、もうルークさんが弾けまくっていましたよ。
続いて、白いマフラー外したと思ったらこんどはライトセイバーを持ち出して来まして、そのまま『Endless Dream 2007』が演奏され、王子が立っているステージ部分だけどんどんせり上がっていくという、ALFEEの夏イベでもお馴染みの装置が登場しましたよ。しかも、頭上の照明スレスレまで上がって行くんだもん。ビックリ。そして、前奏に合わせてステージ上に花火が上がって再びビックリ。しかし、歌詞が随分とボロボロなことになっていた(笑)。王子はずっと上にいたわけではなかったけど、下に降りてもライトセイバーを振り回して(この時もハンドマイク)、王子連合の3人をライトセイバーで操っているようにも見えました(笑)。 そのままLed Zeppelinの曲に繋がって、もう王子連合の3人がガンガンにギター掻き鳴らして凄かった!ステージ左右にも動き回っていたし、ルークさんなんてジミー・ペイジ張りのステップまで披露していましたよ。
そして、王子が「まだまだ行くぞ〜!Kaleidoscope天使の狂宴〜っ!」と叫んで、再び『Kaleidoscope』が演奏されたんですが、なんと王子がクリスタル・エンジェルギターを持っているのはいつものことですが、ルークさんがヴィーナス・エンジェルギター、KOJIさんがローズ・エンジェルギター、AnchangがフライングV・エンジェルギターで演奏していて、ステージ上にエンジェルギターが4本!正に「天使の狂宴」!凄い迫力と共に笑いが込み上げてしまったのは何故だろう?これは滅多に見られない光景ですよっ!しかも、元悪魔がエンジェルギターですよ!(笑) ただ、ルークさんはヴィーナス・エンジェルギターの調子が悪かったのか弾き辛かったのか、ステージ前に出て来る時に自分のエレキギターにチェンジしていましたね。考え込むような感じで演奏していたから、ギターの調子が良くなかったのかもしれません。 ルークさんはギターチェンジしてしまったけど、王子のクリスタル・エンジェルギター、AnchangのフライングV・エンジェルギター、KOJIさんのローズ・エンジェルギターが横一列に並んで演奏される様は圧巻でした。ルークさんはチェンジしちゃった分、ステージあちこち走り回ったり、激しい弾き方したりして盛り上げてくれました。しかも、ルークさんがギターを頭の後ろに抱えて弾いてみせたら、隣にきたKOJIさんも真似してやっちゃうんだもん!ローズ・エンジェルギターなのにっ!なんてムチャをする人なんだ!更に隣に来たAnchangもフライングV・エンジェルギターで後ろ弾きをやっていましたわ。ホントに王子連合の人達て面白い人達だ。
このまま終わるわけがなく、なんと『騒音おばさんVS高音おじさん』も再び演奏されました! 今度はAnchangも参加しているのでアルバムと同じメンバーです。16ビートがツインギターでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!しかも、おばさんの台詞を1番がルークさん、2番をKOJIさんがノリノリて担当(笑)、ギターソロも王子連合がそれぞれ披露して超豪華!王子だって負けていませんっ!「エアババァ」の時の、高見沢さんの溜息が超キュートでしたっ。 ラストなんてもう掻き鳴らし合戦で凄いことになっていて、気が付けばルークさんは前に出てしゃがんで弾いているし、もうホントに「これぞロック!」て感じでした。物凄い達成感というか充実感のある楽曲だったなぁ(笑)。
「どうもありがとー!」と王子が叫んでアンコールも終り、最後はバンドメンバー全員前に出てきて、横一列に並んで手を繋いでバンザイ→お辞儀をして終了しました。
2回目のアンコールもあり、先ほどと同じ衣装て高見沢さんが一人で登場。エレアコを持ち、「今日これだけの人が有明に集まってくれて本当に嬉しい。この盛り上がりはこのまま本家に活かしたい!」みたいなことを言ってくれました。 そして「今の自分の気持ち」という紹介で、16年前のアルバムの曲である『Song For You』が弾き語りで演奏されました。『騒音おばさん〜』を2回歌っていた時は声がガラガラになりかけていたんだけど、またソフトなハイトーンヴォイスを取り戻していて、最後はじっくり聴かせてくれました。あの水を打ったような静けさの中にギターと高見沢さんの声だけが響いているって、すごく素敵な空間だったな〜。
演奏が終わると、高見沢さんは下手と上手の花道の方まで出てそれぞれお辞儀。最後はステージ中央でお辞儀して、満面の笑みを浮かべて手を振りながらステージを去って行きました。
いや〜、思っていた以上にアルバム『Kaleidoscope』一本勝負できた感じでした。それでも、すごくバラエティに富んでいたし、照明も綺麗で演出も斬新だったし、とにかく楽しかった! あんなに複数のギターがガンガンに掻き鳴らされるステージもそうないと思うし、色んな意味で新鮮で面白かったです。なんか、この勢いがそのまま本家に活かされていくのかと思うと、ドキドキしちゃいますっ!
[No.25] 2007/08/19(Sun) 02:15:15 |