5/12グリーンホール相模大野のアルコンに参加して来ました♪ この春TOUR、My初日になります。
只今、プライベートは非常に忙しくてレポとか書いている場合では無いんですが、書かずにはいられないのがアル中の性(笑)。とりあえず、勢いだけでダーッと書きました。
いつも以上に誤字・脱字・勘違い・記憶違い・妄想・幻覚が多いレポですが(笑)、「こんな雰囲気だったんだ」程度に捉えることで見逃して下さいませ。
Opening 18:30過ぎ
1.Shadow of Kingdom 2.Masquerade Love 3.恋の炎 MC 坂崎 4.風曜日、君をつれて 5.SWEAT & TEARS MC ALFEE 6.Ticket to Ride 7.リバプールから遠く離れて 8.初恋の嵐〜Love Hurricane 9.ONE MC 高見沢 10.新世界を越えて〜Neo Universe PART3 11.Zipangu 12.春の嵐 13.LAST OF EDEN〜Neo Universe PART2 14.君に逢ったのはいつだろう 15.Neo Universe PART1
アンコール1 16.AFFECTION 17.戦場のギタリスト 〜Satisfaction(The Rolling Stones) 〜ハッピーおじさん登場 〜We are the Champions(QUEEN) 18.星空のディスタンス 〜サポートメンバー紹介 19.GET YOUR CHANCE 20.Going My Way
アンコール2 MC 高見沢 21.Wind Tune 22.WIND OF TIME
Ending 21:42くらい
(※曲名の数字の所は本来はローマ数字ですが、文字化けを避ける為に英数字で表記しております)
〜感想〜
【本編】 ほぼ定刻通りにスタート。 ステージの後方ど真ん中に鉄骨で作り上げられた球体があり、SEに合わせて球体が開花するように開いて中からALFEEが登場!
開いた球体はALFEEが下りると上下二つに割れて、下の部分は台座になり上の部分はそのまま天井まで上がって照明の一つになっていました。後方には三角形を縦長にしたようなパネルが10枚観音開きのように並び、そこに色彩りの照明が反射して綺麗でした。今回のステージゼットはダイヤモンドを綺麗に真ん中から開かせたような感じにも見えましたね。
3人の衣装は… 高見沢さんは黒地に蛍光ピンクで和風な柄が襟やパンツのサイドに描かれている衣装。ロングコートはノースリーブなので、鍛え上げられた二の腕は健在☆左の二の腕の所に、ラインストーンの長い紐のようなものを結んでおりました。髪は相変わらずの噴水頭だったけど(笑)、前髪を少し切っていたので両目はバッチリ確認できました♪そうそう、インカム付きなので基本的に自由行動(笑)
幸ちゃんはブルーと白のストライプ柄のジャケットに赤っぽいネクタイにド派手な柄シャツ、パンツはブルー系。何気に柄だけみれば高見沢さんより派手でしたわ。
桜井さんはパッと見た感じは白に見えるくらい薄〜いピンク色のスーツで一番春っぽい衣装でした。
1曲目からNEWアルバムの曲で来るかと思ったら、超久し振りの『Shadow of Kingdom』という意外な曲でスタート!この選曲は予想できなかった!そして、2曲目が『Masquerade Love』だったから、一気に会場はもの凄い盛り上がりになりました。 3曲目の『恋の炎』では幸ちゃんと高見沢さんが前に出て来て、それぞれ左右の花道まで行き、ハンドマイクの幸ちゃんはマイクカバーを外して遊ぶわ、高見沢さんは背後の特攻のセットにぶつかりそうになるわ、なかなか面白かったです。3番の高見沢さんのソロパートでは、高見沢さんはステージ後ろの台座に上がって熱唱しておりましたわ。
最初の幸ちゃんのMCでは、「来ました!相模大野!!……ですっ!」とご挨拶。 GWは地方を回ってきていたので、「やっと戻って来たという気持ちです」みたいなことを言っていました。しかも、「今日は18時半開演で良いんですよね?」と確認する幸ちゃんが面白かった(笑)。土日の公演だと17時スタートとか、開演時間が平日と違って変則的なんですよね。
そして「3月にNEWアルバム『NEO UNIVERAS』が発売されましたが、次はそのアルバムに収録されていない曲から…」と曲紹介して、客席をズッコケさせられる(笑)
『風曜日、君をつれて』は、なんとも爽やかな雰囲気な曲で良いですな。この時の照明効果が個人的に好きでした♪ そして、OP曲よりも意外だったのが『SWEAT & TEARS』!なんと序盤で演奏するとは!しかも、テンポがいつもより遅めでCDに収録されているテンポと同じだったと思います。 高見沢さんがステージ前に出て来て客席を煽りながら熱唱し、最後は3人ともステージ前に出てきてヘドバンならぬ、ギターネックをシェイクしておりました。この時点では、いつもの速さになっているんですなぁ♪
2回目の幸ちゃんのMCに入りまして、今までだと「せっかくですから席にお座り下さい…」となるのに、「もうTOURが始まってそろそろ折り返し、次の広島で丁度折り返しなんですよ。早いですね〜」と少しトークをしてから、「…ここで座りますか?でも、すぐ次の曲でどうなるか…、まぁ、でもせっかくですから座りますか?具合悪くなってしまう方がいらっしゃるかもしれないですし、次の曲で立つかどうかはご自由に大人の判断で。」と、なんとも意味深な前振りがあってから、客席はお座りタイムとなりました。
恒例のアンケート調査は、春TOURが始まって1ヶ月以上経ったとはいえ、東京公演はまだということもあり、今日が初日!という人が半分以上を占めておりました。あと、生まれて初めてという人も、かなり良い席にっ♪
TOURが始まって1ヶ月以上経っているから「皆さん、アルバムの予習はバッチリだと思いますが、予習してなくても大丈夫ですよ。終わってから復習としてロビーにアルバムが売っていますから♪」と、宣伝を忘れないALFEEの宣伝マンな幸ちゃんっ。 「コンサートが始まってからアルバムの曲をドーンと…まだ1曲も演奏していませんが(笑)」というセルフツッコミが面白かったわ。
このMCでは「どの音楽に影響を受けてきたか」を話しているそうで、「エレキギターを買うと不良だと言われた時代だったから、酒屋の息子が不良じゃなんだろうと、僕はアコギを買いまして、そこでフォークに目覚めて、最初はザ・フォークル・セダースに出会い、後に僕はそのバンドメンバーに入ったんですが…」と語ったところで客席から拍手が起き、その拍手が幸ちゃんにとって意外だったようで「おっ、これは…ありがとうございます」とペコとお辞儀をした仕草に、何故かキュンときてしまいました。
あと、ビートルズやベンチャーズが日本に入ってきて日本にエレキブームが起きたというとことで、アコギでベンチャーズをちょこっと弾いてくれてカッコ良かったです♪ そうそう、「当時はエレキギターを買うと不良でしたからっ!不良っ!」と、上手のマイクスタンドに向って連呼していた幸ちゃんも面白かったなぁ。
そして、「実際にお会いするまでは、吉田拓郎さんは神でした。もう初めて曲を聴いた時に、僕の為に曲を書いてくれたんだと思ったくらい」と熱弁。
そういえば、音楽のルーツはラジオでも話してきていると語って、「この辺はNACK5は入るんだっけ?あと、AMの方でも吉田拓郎さんと真面目に音楽について語っていますが…」と言ったもんだから、客席から笑いを買っていた幸ちゃんであった。ええ、AM放送の内容は凄いことになってますよね(笑)
影響を受けたアーティストの話は続き、桜井さんと出会ってS&Gを知ったり、高見沢さんと出会ってハードロックと出会ったり、特に高見沢さんと知り会ってからは、お互いバイト代をすべてLP代に注ぎ込むくらいに買い漁っていたそうで、その時の桜井さんは貯金に勤しんでいたそうです(笑)
そんな話をしたもんだから、「では、貯金が趣味だった桜井さんを紹介しましょう」と幸ちゃんから紹介された桜井さん(笑) ステージに再登場した桜井さんは、何故か幸ちゃんからの振りに「Yes,I do.」など全て簡単な英語で返答。一体どうしちゃったの?桜井さんっ!幸ちゃんも面白がって、「どこまで行くか続けてみましょう」なんて言ってました。 そんなんだから、「桜井さんはGSが好きだったんだよね。」と幸ちゃんから振られ「YES!」と答えたまでは良かったんだけど、ブルー・コメッツが好きだったという話題から、彼らの格好が「Suit!」と単語で答えたり、しまいには「GS not Gasoline Stand.」という妙な英語まで飛び出しました(笑)
まぁ、いつまでも桜井さんが英語だけでMCが続けられるはずもなく(笑)、途中からフツーに日本語に戻りましたけどね。
当時の桜井さんはブルー・コメッツとS&Gと加山雄三さんの3枚のLPしか持っていなくて、それにはちゃんと理由があってプレイヤーを持っていなかったから。しかも、叔父さん宅に居候していた身でもあったので、そんなしょっ中は叔父さんにプレイヤーを借りられないと、非常に謙虚な桜井さんでした。
そして、衣装チェンジした高見沢さんは、シルバーラメのノースリーブのロングコートが派手で派手で、客席から軽くどよめきが起きておりました。
高見沢さんは開口一番「何が“GS not Gasoline Stand.”だよ。いい加減なこと言うなよ!」と、桜井さんのインチキ英語に抗議。 海外に行った時は一言も英語を喋らず、一歩もホテルの部屋から出て来なかったらしくて、高見沢さんが飲みに誘っても「いやだ〜、いやだ〜って、しがみついてたもんな」と暴露されていました(笑) 「そんだけ英語話せるなら、海外でもちゃんと話せよ」と高見沢さんに言われて、「このステージだから話せるんだよ。海外で話したら捕まっちゃうもん」と、言い訳した桜井さんであった。
その後、高見沢さんの当時のLPのコレクションは半端なかったという話になったけど、ガサツな性格な為に「ツェッペリンを聴こうと思って出したら中は山口百恵のLPだったんだぞ。それを全部、俺が元通りに戻したんだから」と愚痴る桜井さん。ところが高見沢さんはお礼を言うどころか、「最初はあいつも優しくてね、全部直してくれたのに、後半からやらなくなったんだよ。お前ダメだろ!初心貫徹しなくちゃ!」と、とんでもない責任転嫁ぶりを発揮!
もうね、高見沢さんはレコードの扱いが乱雑で素手で掴んでしまうとか、すぐに傷を付けてしまうとか、その管理の悪さを桜井さんと幸ちゃんから暴露されまくりでした。 桜井さんから「この人、見た目よりもバカだから」って言われて、「バカにバカって言われる方がバカじゃんかっ!」と少し間を空けてから高見沢さんが文句を言い、「あっ、気付いちゃった?」と惚ける桜井さんが最高でした♪
「本当はCDも手で掴んじゃいけないんだよね…」なんて話をしていたら、高見沢さんは「CDは掴まない。こう(人差し指一本立て)穴に差し込んで取る!」と訳の判らない動作を披露。その幼稚過ぎる行動がツボに入ってしまった桜井さんは、「お前で指一本でケースからCD取り出せないだろう?」とツッコミを入れたんだけど、指一本で強引に取り出す動作をやってみせる高見沢さん、どう見ても皿回しのようでした(笑)
いや〜、この人差し指一本でCDを取り出すという高見沢さんの動作が、今回一番の笑い所だったかも♪
あと、高見沢さんは幸ちゃんですら持っていなかったフォークグループの貴重なシングルレコードを何枚も持っていたらしく、伯父さんが東芝に勤めていた関係で当時発売してすぐ禁止になってしまった『イムジン河』のLPも持っていたそうです。でも、すぐ割っちゃったらしいですよ。ああ、勿体無い…。
そういえば、客席には「レコード盤」というものを知らない世代のファンもいたようで、3人はジェレーションギャップにショックを受けておりました。
そして、3人が共通して影響を受けたミュージシャンでもあるビートルズのカバー曲『Ticket to Ride』が演奏されました。バンド演奏になったと同時に客席はスタンディング。幸ちゃんの前振り効果かしらん? その次に、やっとアルバムの曲『リバプールから遠く離れて』、『初恋の嵐』と立て続けに演奏されました♪すっごい待ち侘びた感が高かったせいか、「あっ!やっとアルバムの曲だ!」と前奏を聴いただけで感激してしまったのは、ALFEEの思惑通り?(笑)。当然のことかもしれないけど、CDで聴いていたのとは印象が違うし、「どうノルんだろう?」と周囲を見渡しながら少しドキドキ状態になりますね(笑)
高見沢さんのMCに入り、今回のアルバムジェケットと同じペイントがされたフェンダーギターを持って出て来ました。
もう春TOURが始まって1ヶ月以上だというのに、「毎年相模大野はこの時期に年に1回来てますが、あれだよね、相模大野のコンサートでやっと体がライブの体になってくる」と、ぶっちゃけ発言が飛び出しておりましたわ。
そして、「今年は色んなバンドをやってますが、加山雄三さんのヤンチャーズ、清涼飲料水のバンドFANTA…合成着色料ナシなわけなんですが、あれは近々続きがあるので楽しみにして下さい」と、さりげなく告知あり。
「でも、何より一番大きなことは3年半ぶりのNEWアルバム発売!バンドを36年続けるとこうなるという内容なんですが、どんどん捏ね繰り回すようになって、ステージで演奏するのが大変…なんて言っちゃいけないか、演奏の遣り甲斐がある楽曲なので、皆も聴き応えがあるんじゃないかなって思います」と熱く語っておりました。
バンドを36年間一度も活動休止せずに現役でコンサートをしているのは世界でも類をみないらしく、「僕達が36年間続けていることが奇跡だと言われています。つまり、君たちは奇跡を目の当たりにしているんだよ」と高見沢さん。
しかしその後、桜井さんの薄いピンク色のスーツを見て「なんか美味しそうだよね。桜餅みたい」なんて言ったもんだから、桜井さんがお尻を向けてペンペンしてきちゃって、「そんなことするなよ!」、「だって、ここが一番柔らかい部分だし♪」とオチャラケ状態になり、桜井さんが暴走化。 当然、高見沢さんから「バカっ!」とお叱りを受け、「奇跡って言ったの撤回する。36年間続けてきている俺達は普通。普通の姿です」と断言。むしろ、こっちの発言の方が凄いと思うんですけどね…。
MCの後は怒涛の演奏が続き、NEWアルバムから『新世界を越えて〜Neo Universe PART3』、『Zipangu』と続きまして、特に『Zipangu』のノリの良さはコンサート向きだと強く感じました♪ そして『春の嵐』と続いたんですが、前奏で高見沢さんのギターが出なくなるハプニングが!直ぐにローディーが来てシールドを直そうとしましたが、高見沢さんはギターチェンジを指示。ギターをチェンジするまでは当然のことながらエレキギターの音は無いんだけど、何てことないように他の4人が演奏を続けるところがLIVEバンドの強味ですね。
次の『LAST OF EDEN〜Neo Universe PART2』の後に、ただすけさんのキーボードソロから『君に逢ったのはいつだろう』に入ったところが素敵でした。この曲もドラマチックで好きな曲だわ♪やはり、エレキ演奏が加わっている方が迫力ありなすね。 本編ラストはNWEアルバムの1曲目でもある『Neo Universe PART1』でした。
【アンコール1】
まずステージにただすけさんと太郎さんが登場し演奏がスタート。
そこに赤ラメのノースリーブタイプのロングベストを羽織り、黒のタンクトップと黒パンツ姿の高見沢さんが登場。サイドにラインストーンが付いているサングラスを掛けてきていました。もちろんインカム付き。
早々に高見沢さんは目を赤く光らせた死神ギターを掻き鳴らし、「坂崎幸之助〜!桜井賢〜!」と演奏しながら2人を呼び込み、両面プリント柄のTシャツにパープルのパンツ姿の幸ちゃん、赤と白の柄シャツに黒パンツ姿の桜井さんが登場。3人がステージ前に揃うと、高見沢さんがファンタ・グレープを片手に「合成着色料ナシで派手に行くぜ!」と例の決め台詞を叫び、前のファンにFANTAを投げちゃってました。 すぐに『AFFECTION』が演奏されて、高見沢さんはステージの前に出たまま歌ってましたね。
そして『戦場のギタリスト』が演奏された後、The Rolling Stonesの『Satisfaction』の演奏になり高見沢さんが一人で熱唱している間に桜井さんと幸ちゃんは一旦ステージを去り、桜井さんは青いヘルメットに青い法被姿で再登場!おお、去年の夏イベ以来に「ハッピーおじさん」の登場です! 法被の背後には「若大将・祝50周年」とプリントされ、襟元には「加山雄三・祝50周年」とプリントされていたと思われます(曖昧)。
ハッピーおじさんはステージの前に出て来て、色々と下さらない話をしては客席を盛り上げてくれます(笑)。そして、余りにも馬鹿らしい話には、インカムを付けて来た幸ちゃんが「バカバカバカバカバカバカ…!」と早口で連呼。さり気なくステージの後方で、高見沢さんがバカの回数を指折り数えていたりします(笑)
ALFEEが審査員で参加した「オヤジバトル」を「オヤジのバトル」と言ったり、ハッピーおじさんは相変わらずで面白い。しかも、GOODSのお菓子を手に幸ちゃんのギター音に合わせてハモろうとするんですが、ハモる瞬間に幸ちゃんから音程を変えられちゃったりと、毎度のことながらいじられまくり。 台本通りにハッピーおじさんは一生懸命やっているにも関わらず、2人からの蔑ろな扱いに「すいません!タクシー呼んでおいてっ!」と裏のスタッフに言う始末でした(笑)
でも、一番可笑しかったのは大きなルーレットをステージに出してきて(どう見てもお手製の代物なんだけど、「NAS協力の最新テクノロジーを搭載した!」と断言する高見沢さんも可笑しかった)、矢印が境界線の辺りという微妙な所に止ったもんだから強引に動かしただけではなく、矢印が指した場所ではなく隣を選んだ高見沢さんの身勝手さでしょう。 ハッピーおじさんが「ねぇ!この矢印の意味ないんじゃない?何の為に回したのよ?」と愚痴るのも無理ありません。あの高見沢さんの気まぐれぶりには誰もがお手上げ(笑)
そういえば、ルーレットを説明する時に高見沢さんはバランス崩してステージの段から落っこちそうになり、「なんてバランス感覚の悪い男なんだ」とハッピーおじさんに呆れられていましたね。 あと、まだ日本では発売されていないIpadを高見沢さんは持っていて、「アメリカの友達のコネでね〜♪」と自慢したもんだから、「うわーっ、嫌な奴ぅ!」とハッピーおじさんに嫌がられていて可笑しかったわ。しかも、高見沢さんは楽屋で桜井さんに「これがIpadだぞ!凄いだろ!」と自慢たら、「何?それ、新しいIphone?随分デカイね」と言われ、「自慢し甲斐の無い奴です」と愚痴ってました。
しかも、その選んだ場所の内容を高見沢さんから「鬼太郎のお父さんの声で!」と、急に振られて言わされた幸ちゃんも可笑しかった。あれは台本には無い段取りだった模様…ていうか、なんだかんだで台本から逸れることが多々あって面白かったです。
ハッピーおじさんに指示されたのはQUEENの『We are the Champions』。幸ちゃんはベースで演奏していましたが、いや〜桜井さんのQUEENは何度聴いても痺れますっ!最高でしたねっ♪
相変わらずコント・コーナーは3人のおバカモードが炸裂していましたが、オチというかシメはちゃんと"聴かせる歌"でキッチリしてくれるところが嬉しい。
一旦ステージが暗転し、高見沢さんがクリスタル・エンジェルギターを出してピカピカ光らせてくると、ただすけさんのキーボード演奏が始り『星空のディスタンス』へ。桜井さんはワインレッドのテンガロハットを被って来てカッコ良かったです。
そしてロングコートを脱いでタンクトップ姿になった高見沢さんが太郎さんとただすけさんを紹介し、「相模大野ーーーっ!まだまだ行くぞーーっ!」と客席を煽り、そのまま『Going My Way』が演奏されました。
最後は「どうもありがとーっ!」と高見沢さんが叫びアンコールが終了。 ステージに5人横一列に並んで客席にお辞儀。幸ちゃんはお辞儀をしながら両手を交差させながら太郎さんとただすけさんのことを指し示していたんですが、太郎さんもその手振りを真似していて可愛かったわ。高見沢さんがここでサングラスを外していたような…(もしかしたら『Going My Way』で外していたかも)。
【アンコール2】
高見沢さんはグリーンのラメのドレススーツ姿に、黒のデカサングラスを掛けて登場。このサングラスもサイドにラインストーンが付いていて、キラキラしていましたね〜。ベルトもチャンピオンベルトみたいだった(笑)
幸ちゃんは、ピンク系の開襟シャツに黒のロングベストを合わせ、パンツは1回目のアンコールと同じようなパープルでした。
桜井さんは黒の開襟シャツに黒のパンツ、そして黒のテンガロハットを被ってきて渋いっ!
すぐに高見沢さんのMCに入り、NEWアルバムを引っ提げてのTOURだけど、みんなが新曲を受け入れてくれているのが嬉しい…みたいなことを語ってくれました。 「昔の曲とかはさ、みんなも肌にしみついているじゃん。もう前奏を聴いて条件反射でノレるけど、アルバムの曲は初めてステージで演奏するわけだから、みんなが自分なりに楽しんで聴いてくれている姿がこっちにもヒシヒシと伝わってくるんだよね。それが凄く嬉しいし、今後どう変化していくのかも楽しみです」みたいなことを言ってました。
そして、高見沢さんが自身の歌詞の中で「夢という言葉が多いですねって、良く言われるんだけど、それは無意識なんだよね。昔の俺達からしたらこんな大きなホールでコンサートをするだなんて夢のまた夢だったわけで、今…ホントに僕らは夢の中にいるんです。だから、その夢をずっと見続けられるように、夢が醒めて欲しくないという気持ちもあったりと、ついつい夢と言うを言葉を歌にしているんだと思います」と話してくれまして、「今の自分達が正に夢の中」と言えちゃうことに感動。
また歌詞の中で逆に意識して使っている言葉もあり、「それは風という言葉です。人は向かい風に突き進んで行ったり、追い風に乗ったりと、風は人の心情を表してくれる」というようなことを言っていて、「夢も風も目に見えないモノだからこそ大切なモノなんじゃないかって想いが強い」と、自分の歌詞に対してのポリシーを珍しく語っていました。
しかも、「ちょっと話が長くなっちゃうんだけど…」と前置きして(笑)、ボブ・ディランの来日公演を観に行った話になり、「ボブ・ディランの来日公演はきっとこれが最後だ!あの『Blowin' in the Wind』を生で聴けるのも最後だっ!と思って、なんとか行ける日が一日あって行ったら、ボブ・ディランは毎日違う公演内容なんだよね。それで最後の曲が演奏された時に、"何だよっ!せっかく『Blowin' in the Wind』を聴きに来たのに!今日は歌わないハズレの日だ"ってガッカリしたんだけど、歌に入ったら『Blowin' in the Wind』だったのでビックリ。もうね、180度雰囲気が違うアレンジになっていて、21世紀ver.の『Blowin' in the Wind』に衝撃を受けたと同時に、今のボブ・ディランにとっての『Blowin' in the Wind』はこうなんだ、過去の『Blowin' in the Wind』のままではなく、彼は常に今を歌いたい気持ちをアレンジして歌っているんだと感動しました」と熱〜く語っていたのが印象的。
だからALFEEの楽曲も過去のままではなく常に進化させていく…みたいなことも言っていましたが、「だからって『星空のディスタンス』のあの前奏は変えないよ。あれを全く別のアレンジに変えたら怒られちゃうし、みんなもズッコケるでしょ?」なんて言うところが実に高見沢さんらしい。
そんな訳で、高見沢さんの熱く長〜い語りがあった後、作詞で意識して使っている「風」にちなんだ曲の中から『Wind Tune』が演奏されました。歌う前に高見沢さんはデカサングラスを外していましたね。
このしっとりとした雰囲気で終わるかと思いきや、幸ちゃんのパーカッションから同じく「風」にちなんだ曲『WIND OF TIME』が演奏されまして、高見沢さんは上着を脱いで二の腕が眩しいタンクトップ姿になりました。あと、マホガニーのストラドキャスターを出して来ましたけど、前からマホガニーのなんて持ってましたっけ?…多分、私が覚えていないだけで持っていたんだろうなぁ。
演奏終了後は3人ステージ前に出て来て、客席の下手・上手・中央という順に三方向へお辞儀。高見沢さんだけあまり深くお辞儀しなかったのは、あのデカサングラスが頭を下げると落ちそうになりからなのかな?演奏の時はサングラスを外していたのに、挨拶に前に出て来てからは掛けたり外したりを繰り返し、最後まで落ち着きのない行動は健在でした(笑)
いや〜、TOURでは序盤やアンコールでも最初の方に演奏されることが多い『WIND OF TIME』がコンサートのシメ曲になったのは意外でした!今回の春TOURはホントに曲順が読めなくて面白いっ。
[No.58] 2010/05/14(Fri) 19:21:31 |