Opening 18:34 1.誓いの明日 2.Boy 3.戦場のギタリスト MC 坂崎 4.SWINGING GENERATION 5.FUNKY PUNKY 6.悲劇受胎 MC 坂崎+桜井 7.稚さなくて愛を知らず 8.孤独の影 9.UNCROWNED KINGDOM MC 高見沢 10.One 11.ONE LOVE 12.LIBERTY BELL 13.明日の鐘 14.春の嵐 15.Innocent Love
アンコール1 〜BEAT BOYS 登場! 16.HARD FUNKY NIGHT 17.BAD MORNING 18.STAR SHIP-光を求めて- 19.WINGS OF FREEDOM 〜メンバー紹介 20.Stand Up,Baby-愛こそすべて-
アンコール2 MC 高見沢 21.FLOWER RVOLUTION 2006 22.至上の愛
Ending 21:38くらい
定刻より5分ほど押してスタート。 幸ちゃんと桜井さんは府中の時と同じ衣装でしたが(幸ちゃんはインナーにマリリ○・モンローだかマリー・○ントワネットぽい女性の顔が描かれたTシャツを着用していました)、高見沢さんが今年の夏イベ初日に来た新種のダチョウ衣装(笑)だったのでビックリ!いや〜、夏イベと違ってホールで見る超威圧感がありますっ。なんせ横浜ですから、「またズーラシアから新種のダチョウが脱走してきたのか〜?」なんて思ってしまった(笑)。…酷い書きようかもしれませんが、個人的にあのダチョウ衣装は大好きです♪ 髪はヴィックを被らずに地毛でカールしていました。
冒頭3曲は府中と変わらずでしたが、なんかダチョウがいるせいか(<くどい!)府中とは違う印象が残りました。特に『戦場のギタリスト』なんて高見沢さんはノリノリでフライングVを演奏していました。
最初の幸ちゃんのMCでは、神奈県は3階までしかないのに「1階、2階、3階、4階、5階…」とボケておりました。でも、それぐらいに感じるくらい「神奈県」ならではの熱気が凄かった♪
4曲目は『SWINGING GENERATION』で、高見沢さんがステージ前に出て来てギター掻き鳴らしてノリノリ!だけど後ろを向くとやはりダチョ……(割愛)。『FUNKY PUNKY』では幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えてステージ左右の花道に出て来ました。そして、『悲劇受胎』に続くと、幸ちゃんはおもむろに上着を脱いで半袖のTシャツ状態。少し屈んでギターを弾くパートがあるので、上着を着ていると邪魔らしいです。 演奏が終わってステージが暗転しても、フライングVを掲げて客席を煽っていた高見沢さんが印象的でした。既にこの時点で汗だく。
幸ちゃんは腕や首を回したりストレッチをしながら上着を着直し、2回目のMC体勢に。「盛り上がておいてなんですが、後半戦のためにもここで一休みして下さい。汗を掻いているでしょうから、ちゃんとここでは上着も羽織ってね」なんて言っていたなぁ。 この神奈県が関東ホールTOURのファイナルになるとか、秋TOURも残り1ヵ月になったとか、名古屋からアリーナTOURになって、武道館やって、大阪で終わって、朝まで鶴瓶やって、そしてお正月だ(笑)みたなことを言っていました。「角煮を作る暇がないですけど、今年も作ります」と、意気込み(?)を見せていました。あと、今年の総まとめということで、「まずTOUR中にシングル発売。そして、TOUR中にアルバム発売…そんな感じですね(笑)」とまとめていました(笑)。でも、本当にTOUR中に新曲(アルバム)が出るって久しぶりですよね〜♪
それから初代アルフィーの桜井さんが紹介されまして(一応、現在ステージ立っているのは初代アルフィーらしいです/笑)、幸ちゃんから「桜井さんは横浜には何かと良い思い出がありますね〜」と振られていました。確かに、タイヤがパンクしたり、風邪で声が出なかったり、なにかと神奈県で当たっているよなぁ。 まぁ、今年だと夏イベも開催したということで「赤レンガで馬車道アイスを食べた」という話題になったんですが、あの時は高見沢さんが物凄く食べたんだとか。「一つ食べたら『あ、美味しい!じゃ、こっちは?…これも美味しい!…もっと買って来てー!』とか言って10個は一人で食べましたからね〜」と、桜井さんが暴露していました。幸ちゃん曰く「(高見沢は)アイスは別腹なんだよ」なんだとか(笑)。「桜井さんは焼酎が別腹なんでしょ?」とまで言ってきたんですが、桜井さんは「胃からバイパスが通っていて直で肝臓に来ます」と切り返しをみせておりました。
それから22日に発売された夏イベの写真集の話題になりましたが、幸ちゃんが「今回は各界の著名人の方々がコメントを書いてくれて面白かったですよね」なんて言ったら、桜井さんが「あ、ま、そうでしたね…」と明らかに誤魔化し返事をして読んでないことがバレバレ。しかし、「眼鏡がないと読めないから、大きな絵だけ先に見たんです!」と言い訳していました。幸ちゃんは近眼なので、2人合わせて丁度良いらしいです(笑)。
そして高見沢さんが紹介されて、白のスーツに着替えて来た高見沢さん(『Innocent Love』で音楽番組に出た時の衣装かな?)、ステージの前に出てきて何故かモデルのような威張りポーズを決める(笑)。薄紫のサングラスを掛けていて、カッコ良かったです。
妙な雰囲気を醸し出したまま、強引に次の曲へ。「1982年に発売したアルバムは…『dout』、そのアルバムのB面の2曲目の曲でした」と幸ちゃんが紹介して歌った『稚さなくて愛を知らず』は本当に久しぶりで感激した。こういう昔の曲を聴くと、高見沢さんの高音て昔からほとんど変わっていないよな〜としみじみ感じました。この曲を初めて聴いた当時を走馬灯のように思い出して、ちょっと切ない気分に浸っていました。 『孤独の影』は独特の雰囲気で好きです。しかも照明が綺麗だし!その次に演奏された『UNCROWNED KINGDOM』では、なんと高見沢さんがPrince-Tで演奏していましたよ!ちょうど前日にBS-i『ロックばんTV』でPrince-Tを出してきていたので、「おおっ!やっぱテレビで見るのと生で見るのは全然違うっ!」と、妙に圧倒されてしまいました。 しかし、この曲の時て客席はまだ座ったままんですよね。個人的には立ってノリたいんだけど、やはり変拍子の嵐だから一斉に立ち上がるっていう雰囲気ではないかな〜。個人的には、ここでウズウズしています(笑)。
高見沢さんのMCでは、「久しぶりに『稚さなくて愛を知らず』を歌うとドキドキする。まだ、俺は推さないんだな〜…て」なんて言ったもんだから、当然のように客席からは「エーッ?」と非難の声が上がったんですが、「俺なんて稚さない、稚さない。まだまだヒヨッコさ、ピヨピヨさ」と、客席に負けてなかった高見沢さん。随分と逞しくなられた…(ホロリ) 『UNCROWNED KINGDOM』については、「面倒くさい曲を面倒くさいギターで弾いてみました(笑)。わざわざこんな面倒なことをするのもプロ魂かと!」みたいなことを言っていてウケました。
この時だったか、別のMCの時だったか曖昧だけど、「最近は生命を軽視する風潮になっている気がする。だけど『生きてこその命』だと思います。そりゃね、生きていれば辛いこともあるさ。悲しいこともあるさ。だけど、そういう辛いことがあるからこそ、ちょっとした幸せに感激できるんだと思う。桜井も大変なステージをやり遂げた直後に飲む一杯の焼酎に幸せを感じている!…そんなんで感じるだなんて、本当に小さい奴ですけど(笑)」と、前半は良いことを言っていたのに、後半は桜井さんて落としました。しかも、既にスタンバイしている桜井さんの方を見て、「…あ、そこに居たっ!」なんてわざとらしく驚いてみちゃうし(笑)、桜井さんは高見沢さんに気付かれないようにベー!と舌出してたし、幸ちゃんは、まだステージ戻って来てなかったし、3人とも自由です。 この流れで、「辛い時もある、悲しい時もある、新曲が発売中止になったこともある、ステージでコケたこともある、歌詞を間違えることは良くある。ごめんなさい」なんて言ってウケました(笑)。なんか、この日の高見沢さんのトークは冴え渡っていたなぁ。
それから、TOURやアルバムタイトルである「ONE」の話になって、「『ONE』というと『一番』というものがありますが、『掛けがえの無いたった一つのモノ』という意味もあります。その『ONE』を人生通して大事にしていきたいなと、みんなにもあるじゃないか、目の前のステージの上にあるだろう?」なんて言ってみせちゃって、まぁニクイことっ! この辺りで上だけ着替えてきた幸ちゃん(アメリカンコミックの柄のようは派手なシャツ)がステージに再登場。
本編後半はもう怒涛の迫力でしたね。『ONE LOVE』や『春の嵐』はやっぱ好きな曲だわ〜。『LIBERTY BELL』では高見沢さんがヴィーナス・エンジェルギターを出してきていました。この曲から『明日の鐘』への流れは大好きです。府中では『明日の鐘』での照明が少し物足りない感じがしたんですが、今回は歌と間奏でのメリハリが効いていてカッコよかったです。あと、エンディングのギターソロでは「ザ・タカミザ!」と叫びたくなるくらいの陶酔っぷりでした(笑)
演奏が終わってステージを去ろうとした3人でしたが、高見沢さんが一瞬下手に向かいまして、桜井さんから「あっち(上手)だよ」と指されて回れ左!をしていた高見沢さんがツボでした。桜井さんは密かに客席に向かって「相変わらずだろ?」みたいなジェスチャーして去って行ったのにはウケましたわ。 帰る方向を間違える高見沢さんって、そのうち定番化しそう(笑)。
アンコールでは元気よくエンジェルベアを投げ合いながらBEAT BOYSが登場。桜井さんがエンジェルベアを落としちゃったり、高見沢さんが客席に向かってエンジェルベアを投げようとする素振りを見せたりもしていました。 3人の衣装は、高見沢さんがアルミホイルのようなスーツ(笑)にインナーはピンクのスカルンTシャツに黒のサングラスという格好。幸ちゃんはグレーぽいワッペン付きのベストに同系ぽいパンツに濃茶のグラサン。桜井さんは派手なピンクのマーブル柄のシャツにグレー系のパンツだったような…(曖昧)。
TOUR GOODSである柿ピーを「俺達の大好きなモノ!」として宣伝していましたが、今回も幸ちゃんはアシカの如く、高見沢さんが投げた柿ピーを口でナイスキャッチ。あと、高見沢さんは辛くて有名なタカミーの柿ピーを桜井さんに食べさせていました。そして、高見沢さんが投げた柿ピー箱をキャッチした人は、「帰りに柿ピー30箱とアルバム10枚買って♪」という凄いノルマが与えられていました(笑)。
そして、「俺達の嫌いなモノ!」と、メタルやら変拍子やら(この辺で壊れる幸ちゃんを見られました/笑)、某3人組の楽曲を貶していましたが、メタルや変拍子の音をそうるさんがドラムで出してくれたら、それに合わせ高見沢さんも唇を「ブルルルルッ!」と鳴らしまして、桜井さんが「うわ〜凄い〜!初めてみた〜!踊るタラコだ〜!」と大ウケ。確かに、タラコがプルプルと震えているように見えました!恐るべし、高見沢さんの唇っ!
ここで桜井さんが台本を一行というか一ページ飛ばしたらしく、高見沢さんと幸ちゃんから非難を受けまくっていました。しかも、ついでとばかりに高校時代のマズイ勉強の仕方まで高見沢さんに暴露されていたし(笑)。段取りを間違えてしまったので一方的に責められていた桜井さんでしたが、「(高見沢が)頭が良い!って言うけど、所詮レベルの低い次元でのことだから!」と負けていませんでしたね(笑)
BEAT BOYSの曲は2曲演奏されましたが、『HARD FUNKY NIGHT』の間奏での桜井さんと高見沢さんの演奏合戦はカッコいいですね〜。『BAD MORNING』では桜井さんが必要以上にそうる透さんに向かって踊ってましたが(笑)、踊るというより、弾けていたという方が近いかな。ちょっと幸ちゃん笑いかけていたような?
そして、山石さんのキーボードソロから『STAR SHIP』が演奏されましたが、前奏から物凄い盛り上がりでした。高見沢さんはサングラスを外し、幸ちゃんもサングラスから普通のメガネにチェンジして完全にALFEEモード。ここではピンクローズ・エンジェルギターが登場していたっけ。そういえば、BEAT BOYSは下手へ帰って行ったのに、THE ALFEEは上手から登場しました。ステージ裏を半周して来たのかなぁ?
演奏終わって高見沢さんがステージの前に出てくると、「横浜〜!今日は目出度いニュースがあるぞっ!我らが横浜FCがJ2優勝!来季からJ1に昇格だーっ!もう、このタイミングであの曲を歌わくていつ歌うというんだーっ!俺達はずっとこの瞬間を待っていたぞーっ!」と、最高の煽りをやってくれました! 当然、次に演奏されたのは『WINGS OF FREEDOM』です!なんか神奈県の前日に横浜FCがJ2で優勝をしてJ1昇格を決めてくれただなんて、本当に運命を感じちゃいますなぁ!!もうね、この盛り上がりは神奈県ていうか、横浜ならではでしたよっ♪
その怒涛の盛り上がりのままメンバー紹介になり、再び高見沢さんが客席を煽りまくって『Stand up,Baby』のパンクverが演奏されましたが、客席も高見沢さんも弾けまくり。「こ〜んなに激し〜い♪ヨコハマの夜は他に〜ない〜♪(作詞:高見沢俊彦)」て歌っていましたね。本当に激しかったです。
2度目のアンコールでは、高見沢さんが黒のシースルーのフリルシャツに黒パンツ、ラインストーンのキラッキラベルトという格好で登場。幸ちゃんが白の開襟シャツに黒のパンツ姿で登場。桜井さんが黒のシャツにベージュぽいパンツで登場していたような…(再び曖昧)。
高見沢さんが「僕らとみんなの見えない絆」について切々と語っていたんですが、なんか最終的に政治家の演説みたくなって面白かったです。しかも、オチというか一番言いたいのは「ニューアルバムを買おう!」ってことでしたから(笑)。 でも、アルフィーと私達の絆はもうガッチガチだそうです。最初は本当に小さなものだったけど、もう今ではがんじがらめの太い絆になっていて、ちょっとやそっとでは切れないんだとか。
しかし、「別に32年もやっていると曲も膨大にあるんで、別にアルバム出さなくたってコンサートできるんだけど」と言ってのけたのがツボでした。「でも、アルバムを出すことで、今自分達が一番やりたい音楽をみんなに伝えられる」って、上手くまとめていましたけどね。 「毎度曲順を決めるのが大変だから、いつか、一日『ONE-Venus of Rock-』の曲を全部演奏する!だけどそれだけ!そして、次の日はアルバム『TIME AND TIDE』から全曲演奏する!」という案を高見沢さんが出したら、客席が「是非やってーっ!」と賛同。しかし、高見沢さんはジョークで言ったらしく、「まさかこんな反応が返ってくるなんて思ってもいなかった。そ、そうなんだ…」と素で動揺していて可笑しかったです。でも、本当にいつかやって欲しいですよね。特定のアルバム曲を全曲一気に演奏するって、なかなか面白いと思うなぁ。
最後が「世界中の人々が心に平和と愛の花が咲かせることができるように…」という願いを込めて『FLOWER REVOLUTION』と『至上の愛』が歌われましたが、特に『至上の愛』が良かったです。どこが良かったとか具体的なことは言えない(表現できないんだけど)、妙に心にジーンとクルものがありました。
ステージを去る時、3人はそれぞれピックを投げましたが、桜井さんは下手の端の方まで行って投げていたし、高見沢さんは上手はもちろん下手まで走ってきてピックを投げていました。 そして、幸ちゃんは投げキッスをしてくれて、桜井さんはお辞儀をしたあとブンブン手を振って帰り、最後まで残った高見沢さんが深々とお辞儀をしながら片手で力強いガッツポーズをしてくれて、会場中が盛り上がったというか沸き上がりました。
バラードで締める今回のTOURですが、ラストの高見沢さんのガッツポーズがあったせいか、グワーッ!と盛り上がって終わったという印象が残ります。 横浜FCの嬉しい快挙といい、今年のイベント会場地だったことといい、なんか盛り上がりが他とは違って、本当に熱い最高の夜でしたっ!
[No.7] 2006/11/28(Tue) 19:48:00 |