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サヌザと共に (親記事) - ふね

ご無沙汰してます、ふねです。
「サヌザと共に」拝読しました。どんと好みを突かれました。大変、楽しませていただきました！！

場面展開のテンポのようなものが、私にすごく合っていて読みやすかったです。というのも、私、細かい描写が大好きな割りには続きすぎると飽きる……という困ったちゃんでして。

一番、好きなのは、市場のシーンに移って、はっと、夢から覚めたようになるところ。おばちゃんたちの会話まで来て、何か化かされたような、「現実に帰って来てしまった……（ボー然）」という感じになる、その、霧が霧散するような感覚がとても好きです。

あと、「豪奢な衣の成れの果て」とわかる時や、鳥と本当に一緒に生きている感じ、さりげなく影が無いことに気づいて、さりげなく受け入れるところ……など。あと「オオスナドリ」という響きも、何か繰り返したくなりますね。

幻想的なお話というのは、冬木さんのホームグラウンドなのだろうなあ、と改めて思いました。
次のお話も楽しみにしています♪

あ、あと、先ごろ（というか、ついさっき）何年ぶりかにホームページを再始動させまして、またまたリンクさせていただいています。ご報告まで……。

[No.239] 2009/09/21(Mon) 00:45:50

Re: サヌザと共に (No.239への返信 / 1階層) - 冬木洋子

ふねさん、こんにちは。
感想ありがとうございます！
今回、多少テンポが良かったらしいのは、原稿用紙20枚という制限があったからかもしれません。
締め切りや枚数の制約なく自由に書けるのがネット小説の良いところですが、たまに制限枚数を意識して書くと、すごく良い経験になり、また、普段より引き締まったものが書ける効果がある気がします。
おかげでふねさんに気にいっていただけて、万歳です＼(^o^)／

市場のシーンに移るところで『ボー然』感を楽しんでいただけたのも嬉しいです。
無ければ無いで済むシーンなのですが、私は楽しんで書いたので、楽しんで読んでくれる人がいると報われます。
影がないのに気付くところも、本当にさらっと書いたのに、ちゃんと目を留めて気に入ってくださって……。
『鳥と一緒に生きてる』と感じてくださったこと、『オオスナドリ』という響きを気に入ってくれたのも、嬉しいです！

そして、HP再開、おめでとうございます！
ブログで、創作活動を再開している様子を拝見して、嬉しく思ってました。
リンクもありがとうございます！
近いうちにお邪魔させていただきますね。楽しみです♪

[No.240] 2009/09/21(Mon) 22:21:26