冬木さん、こちらではお久しぶりです。
葬送の浜辺、第一回を拝読。 いつもながら、詩的で美しい冬木さんの文章を堪能させていただきました。
寒くてひもじい子供たちの窮状に涙、涙です。 どこか、世界名作劇場を思い出させるような雰囲気ですね。
それに、いつもより神話解説に力が入っているような。 〈風の王〉サワートヤルについての文章を読みながら、なんとなく蛭子を思いだしつつ、その熱気に圧倒されてしまいました。
いつのまにか、かわいそうな子供たちのお話を忘れてしまって、地の文が元に戻ったときに「あれ? ああ、そうだった」と我に返った次第です。
ほんとうに頭から物語がすっぽり抜け落ちてしまったので、自分でビックリしました。
そのぶん、サワートヤルが印象深かったということなのですがw
ではまたつづきも読ませていただきますね。
[No.285] 2012/12/29(Sat) 08:44:10 |