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お疲れのところ、詳細な批評をいただき、ありがとうございます。 ネームにしていただくとか、そこまでしてもらうと申し訳ないので、これで十分過ぎます。 やはりプロの方たちは見方がすごいと素直に感じました。 > ■これは、セリフが無い…というより > 全ての音がない「サイレント漫画」ですね。 私自身「セリフ無し漫画」と言っていましたが、効果音も何もないので、言われてみれば確かに「サイレント漫画」です。 チャップリン時代のようですね。なるほど。 > ■映画のシーンみたいにコマを割っているところが、 > 読んでいて、ちょっと面倒くさいと思いました。 「このシーンはこのペースで読んでください」というのが、読者側からみれば的外れな効果にもなりえるのですね。 何度も頭の中で反復してから描いているので、読む側のペースがわからなくなっているのか、そもそもセンスが無いのか。 多分後者です。ああ、、、 > 巨大生物に驚く、 > 走る、 > 村の前景、 > 大勢の前で説明している。 > > この4コマでじゅうぶんな気もします。 シーンの重要度に合わないコマやページの消費具合などが、無駄にページを増やす原因でもありますね。 このへんは経験なのでしょうか。 > あと、巨大生物の全貌がわからないので、 > 主人公たちに感情移入できないと感じました。 dreamtribeのコメントでhiroさんにも指摘されていた部分でした。 物体の必要最低限を描きたかったのですが、描写不足だったようです。 > 子供の、死ぬほど驚いた顔のアップ→ダッシュで逃げる、 > と続いた方がよかった気がしますね。 > その方が、読者は「いったい何があったんだろう」と > 先を読みたくなると思います。 > > ■大人が「サメか何かを見間違えたんだろう」と言ってるコマですけど、 > やっぱりセリフが無いので、見せ方に留意しないと、 > ちょっと伝わりづらいかも…。 > > 自分たちが釣ったサメの事を話している…?とか思ったりしました。 > > ■P13〜15に続く、村の集会所にみんなが集まるというくだり、 > やっぱり順番に説明しすぎているというか…。 > くどい感じがあります。 もう「なるほど」としか言いようがありません。 指摘されて初めて納得です。 > フキダシの中に簡略化した絵を描くよりも、 > 発言者のバックに、もっと精密な絵を描いて、 > 何を主張しているのか、ハッキリ分かるようにした方がいいと思います。 えーっ!そうか!そーゆー方法があったのか! それならもっと詳しく描けるのか! まさに漫画ならではの手法ですね。 > ■P25のラストで、 > 槍をふりかぶっているのに、 > P26で、巨大生物が飛び上がってます。 > > 槍が刺さったコマが無いので、欲求不満になります。 槍が刺さる直前に怪物の野生の勘で跳ね起きる、というつもりでした。 槍がまさに刺さる直前の絵と、怪物の目が「ピキーン」と開かれる絵を同じコマに描けばもっと伝わったのかなと思いました。 > ■P32〜 > なんでこのシーンがあるのか、わかりません。 > 子供だけ生き残るんじゃなくて、最後、食べられる…? 後述のテーマに沿ってというつもりです。 > ■P36〜 > えーと、これは、時間がたってるんでしょうか? > それとも、同じ時代の人ですか? 角がくずれ苔むした石像で、数十年後のつもりでした。 > ■ラスト > > う〜む…。 > ラストでも頭をひねってしまいました。 > > 「自然に比べたら、人間なんて、ゴミみたいなモノよ」 > > とか、そういう感じなんでしょうか。 作品完成以来、私の思うテーマを正確に指摘していただいたのは初めてです。 「偉大なる大自然と、ちっぽけな存在の人間との対比」 漫画家は漫画で全てを伝えなくてはならない。 テーマを自分から言葉で説明するなんてナンセンス。 そう思っていた私は感激しました。 ときどき考え込んでしまうことがあります。 いい漫画を描くためには、学ぶ、練習する、数をこなす、経験を積む、他人の意見を聞く。 それで本当にいい漫画、心に残る漫画が描けるようになるのかと。 いい作品を観るたびに「すごいな、頭いいな」と思い、私の生まれ持った知能指数でそんな作品を創造できるのかと。 まだまだ数を描いていないので、もうちょっとあがいてから答えを出したいと思います。 いつか機会がありましたら、新作の批評をお願いいたします。 長々と失礼いたしました。 ありがとうございました。 [No.3364] 2011/08/22(Mon) 20:49:01 |