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No.3845へ返信

all 漫画家の赤字について - レッド - 2015/07/27(Mon) 23:15:12 [No.3839]
Re: 漫画家の赤字について - 流星光 - 2015/08/03(Mon) 15:43:45 [No.3841]
Re: 漫画家の赤字について - レッド - 2015/08/06(Thu) 09:10:40 [No.3844]
Re: 漫画家の赤字について - 流星光 - 2015/08/07(Fri) 14:03:19 [No.3845]
追伸 - 流星光 - 2015/08/07(Fri) 14:08:34 [No.3846]
Re: 追伸 - レッド - 2015/08/07(Fri) 16:43:21 [No.3847]


Re: 漫画家の赤字について (No.3844 への返信) - 流星光

こんにちは。

僕は、週刊連載とかしたことがないので、
実情がどんな感じなのか、正確にはわからないんですが、
今までの体験や聞いた話から想像することはできます。



基本、赤字が出ても、出版社は関係ないです。

赤字が出ないように運営しましょう。

週刊連載の場合、一週間で18P描くとして、
1P1万円なら一週間で18万円で、
源泉徴収税10%ひかれて…いや、今は、もうちょっと引かれるんだっけか?
とにかく、16万円としましょう。
一か月4週あるから、64万円。

1話分描くのに、アシスタントに3日入ってもらうとして、
一か月で12日間。12万円。
1話分で、4日入ってもらうとしたら、
一か月で16日間。16万円。

アシさん2人体制ならその倍、32万円。
3人体制なら、48万円。

64万円−48万円=16万円が自分の収入ですね。

そこから家賃、光熱費、食費等を払っていかなければいけないという事ですね。




お金がないのであれば、アシスタントを雇わなければいいだけの話。
日数を減らすとか、人数を減らすとか、
ストックの背景を増やして、コピペして絵を作れる状態にして、
アシを雇わなくてすむようにするとか、
そういう工夫をして、出費をおさえる努力をすべきです。

なので、「もし出版社が負担してくれない場合はどう工面するんでしょうか?」
という質問ですが、なんとか出費をおさえる、という事ですね。
あと、アシさんに速くなってもらって、大量の仕上げができるようになってもらう、とか。

あと、自宅に呼ぶと、交通費とか食費とかも出さなきゃならないので、
在宅アシがおすすめですね。
でも在宅アシって、デジタルが基本ですから、
アナログの場合は、呼ぶしかないですかね。



順当にいけば、まずデビューの時、何かの賞をいただいてデビューということになると思いますので、その時に少し賞金みたいなものをいただけます。

僕の場合は、100万円いただきました。
賞金は、豪遊したりせずに、貯金しておくのがいいですね。
僕は、若かったので、考えもせず、いろいろ買ったり
無駄に使ってしまいましたけど。


だから、連載を始める時は、貯金があった方がいいと思います。

それか、誰か…親とかから借りるとか、
大きな出版社だと、貸してくれることもあるのでしょうか。
その辺は、よくわかりません。

アシスタント代は、出版社が出してくれるというパターンも
あるみたいですが、
何人もの新人漫画家のアシ代を出版社が出してたら大変なので、
普通は、そういう事はないと思ってた方がいいですね。

■結論

漫画家が赤字になろうが、借金作ろうが、
基本、出版社には関係ない。

芸能人と所属事務所みたいな関係とは全然違う。
むしろ、製造業者と卸問屋の関係に近い。
つまり取引先ってことですね。

貯金は、1万円でも多い方がいい。

新人賞の賞金は、ストックしておくべき。

なるべくアシさんを入れる日数を短くするよう努力。
・コピペ用背景をストックしておく
・アシさんに速くなってもらう。ちんたら作業させない。
・自分自身の作業も速くする。常に努力する。


こんな感じです。
いろいろ取り留めもなく書かせていただきました。


[No.3845] 2015/08/07(Fri) 14:03:19

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