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No.3268に関するツリー

   週間連載について - ジキル - 2011/05/29(Sun) 22:31:05 [No.3268]
Re: 週間連載について - 敬 - 2011/05/29(Sun) 23:43:05 [No.3270]
Re: 週間連載について - 流星光 - 2011/05/29(Sun) 22:52:56 [No.3269]
Re: 週間連載について - ジキル - 2011/05/30(Mon) 00:26:56 [No.3271]
すごい友人の話 - 流星光 - 2011/05/30(Mon) 07:36:32 [No.3275]
Re: すごい友人の話 - ジキル - 2011/05/30(Mon) 11:00:05 [No.3277]
Re: すごい友人の話 - 流星光 - 2011/05/30(Mon) 12:01:15 [No.3278]
Re: 週間連載について - 敬 - 2011/05/30(Mon) 00:54:10 [No.3273]



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週間連載について (親記事) - ジキル

こんばんわ。
昔から疑問に思っていたのですが、週間連載している人は、
とにかく休んではいけない、原稿を落としてはいけない、
当たり前のようにいつも呟いていますよね?

正直1週程度休んだ程度で人気が落ちるとは思えませんし、
体に驚異的な負担をかけて結局、長期間休むくらいなら、
1〜2ヶ月に1週くらいは休んでもいいような気がするのです。

もちろん、漫画はリズムが大事ですし、1週休むと癖になってしまうかもしれません。
何より仕事、という部分もあります。
しかしながら、無理して頑張って、体を壊すのも・・

こういった部分に関してはどう思われますでしょうか?


[No.3268] 2011/05/29(Sun) 22:31:05
Re: 週間連載について (No.3268への返信 / 1階層) - 流星光


どうも、こんばんは。

そうですね、僕は週刊連載なんてやった事ないので分かりませんが、
でも、僕が過去、手伝った人の中にも、
定期的に休んでる人、いましたよ。

休んでる人は休んでるんじゃないでしょうか。

まあ、あとは、週刊連載で、まったく無理せずに
それが通常の状態になってしまってれば、
それでいいというか…。


> 昔から疑問に思っていたのですが、週間連載している人は、
> とにかく休んではいけない、原稿を落としてはいけない、
> 当たり前のようにいつも呟いていますよね?
>
> 正直1週程度休んだ程度で人気が落ちるとは思えませんし、
> 体に驚異的な負担をかけて結局、長期間休むくらいなら、
> 1〜2ヶ月に1週くらいは休んでもいいような気がするのです。


まあ、僕はよく分かりませんけど、
長い連載ってのは、マラソンみたいなものなんじゃないでしょうか。

マラソンって、死ぬほどキツい訳じゃないけど、
そこそこの苦しさをずっと続けなければならないですよね。

逆に、一回止まってしまうと、もう走り出せないみたいな。

そんな感じがあるんじゃないかと想像します。


僕が手伝った先生とかは、定期的に休んでましたが、
その先生は、「そこそこの苦しさ」で維持できずに、
「最高の苦しさ」を感じるようになってしまったんでしょうね。

だから、休みを入れないと出来なくなってしまった…とか。

ま、全部想像ですけど。

ただ、日本のマンガは、ハングリーアートだって手塚治虫さんも
言っていたように、
キツい中で生み出されていくものという部分もあると思います。

無理ない程度に頑張って、逆に何かが失われるのではないか…とか思ったりして…。



僕の生活の事を言わせてもらえば、
休み休みやるのって、結構大変です。
毎日、「日常生活」を入れながら、マンガを描くのは大変なのです。

僕の気持ちの中では、漫画を描く作業は「地獄」なのです。
楽しいものを見たり、安らぎを感じてしまったら、
また「地獄」へ戻る時に、とても苦労するんです。
かえって苦しいんです。

だから僕は、本当は、洞窟みたいなところに、
連載開始から連載終了まで、一歩も表に出ずに描きたい方なのです。

だから、う〜ん、どうなんでしょうね〜。

人によるんじゃないですか?


[No.3269] 2011/05/29(Sun) 22:52:56
Re: 週間連載について (No.3268への返信 / 1階層) - 敬

私も週刊連載はやったことありませんし、やれるとも思えません。
ただ漫画家は人気商売、芸能の世界の人間です。
その漫画でメシを食ってるのは漫画家だけではありません。
漫画編集者もデザイナーも印刷所も取り次ぎも書店も、
みんながメシを食わなければならないのです。
ですから漫画家の都合だけで連載をストップしたり予定を
変えたりするのは簡単なことではないのです。
「業界」というのはそういうものなのです。
歌手や役者やお笑い芸人の芸能界と同じです。
芸能界の人気競争の厳しさを漫画に置き換えて考えてみれば
良く理解できるのではないでしょうか?

もっともそれは業界が盛り上がってるときの話。
今のような出版不況で雑誌が売れない時代、これからどのように
変わっていくのかは私にはわかりません。
「文化」というのは発展するものですが、悲しいことに逆に
衰退するものでもあることを忘れないで頂きたいです。
そして新しいものを作るのが若い人達の役目です。
今現在の「漫画家になる方法」をあまり信用してはいけません。
新しいものを作るには今までにない挑戦者が多く必要です。
若い人には新しい文化を創っていただきたい。

う〜む・・妙に抹香臭い話になったかも。w


[No.3270] 2011/05/29(Sun) 23:43:05
Re: 週間連載について (No.3269への返信 / 2階層) - ジキル

なるほど。。
そうですよね。
確かに根本的な部分は、芸能界とほとんど変わらないですし、
決して一人の問題ではなく、いろんな人と関わってはじめて
出版されるわけですからね。

理屈では休んでよくても、
別のそういった大きな部分で、やはり休むわけにはいかないのでしょう。

また、流星さんの意見も納得させられました。

自分は今のところ、精神的に完全に追い詰められた状態で漫画を描いた事なんてないので分かりませんが、
確かにそういう状態で描いた漫画には、何かインスピレーション的に研ぎ澄まされたものがあるのかもしれません。

なにより、安らぎを感じたら、なかなか戻れないという部分は、
よく分かる気がします。


現状、週間連載でいこう!などとは思っていませんし、まだまだそのレベルではないですが、いずれ週間連載もきちんと視野に入れられるくらい、きちんと力をつけたいものです。。

10年以上、ほとんど休まず週間連載をする人もいますが、
いったいそういう漫画家さんは、どういう精神状態なのか、本当に気になります。


[No.3271] 2011/05/30(Mon) 00:26:56
Re: 週間連載について (No.3271への返信 / 3階層) - 敬

> 10年以上、ほとんど休まず週間連載をする人もいますが、
> いったいそういう漫画家さんは、どういう精神状態なのか、本当に気になります。


それを気にしても始まりませんね。w
他人の精神状態を覗くことも真似することもできないと思います。
それも漫画家の才能の一つ・・ということで。


[No.3273] 2011/05/30(Mon) 00:54:10
すごい友人の話 (No.3271への返信 / 3階層) - 流星光

僕の知り合いの話を少し…

ジキルさんは、週刊連載に対して、とてつもなくいそがしく
非人間的な世界だと思ってらっしゃるかもしれませんが、
僕の知り合いで、少年漫画の週刊連載と月刊連載1本をずっと続けてる人がいます。

その人は、人物も背景も自分で入れて、
アシさんには仕上げしかやらせてません。

それで、一日に7ページくらいを上げます。
真っ白な状態からペン入れ終了までです。

そして、毎日、家族と一緒に夕食を食べ、毎日睡眠をとってます。
毎日、ほぼ規則正しい生活のようです。

その他に、サイン会に行ったり、趣味の自転車のロードレースに
参加したりと忙しく動き回ってます。

そううい漫画家生活を獲得することも可能だということです。

少しずつ練習を積み重ね、『バクマン』じゃないですけど、
いかに絵を速く描くかということを練習したようです。

事実、下描きは、ほぼマルチョン。
いきなりペン入れする感じです。

だから、自分で、キツクない週刊連載生活を
作っていければいいんじゃないでしょうか。


[No.3275] 2011/05/30(Mon) 07:36:32
Re: すごい友人の話 (No.3275への返信 / 4階層) - ジキル

すばらしいですね・・・
いったいどなたなのか、非常に気になります汗

最近、ある程度大雑把な下書きでも、それなりに形にできるようになってきたので、漫画でスピードを上げる、というのはこういう事なのかなぁ、と少しだけ分かったつもりになっていましたが・・・
まさか、まるちょんでやってのけてしまう人もいるとは・・・やはり世界は広いですね^^;

漫画は本当に「ペンで描く」というか、ペンに慣れるというか、
そういう部分が非常に大きいと思います。
むしろ下書きが大雑把な方が、きちんとデッサンがとれたりしますよね。 きちんと描いてしまうと、むしろ「ポイント」が見えないというか。

ただ、絵の方はスピードを上げれても、
話の方でやはりつまずきます^^;

生意気かもしれませんが、
週間では、絵を1〜2日程度で仕上げてしまうのは「当たり前」なのかもしれません。その上で、話を作っていく力が必要なのでしょうね・・・

それを長期間やってのける、というのはまだまだ・・・自分にとっては非現実的です。

しかし・・いずれ現実になるよう、頑張りたいです。

お二人とも、いつもご回答ありがとうございます。


[No.3277] 2011/05/30(Mon) 11:00:05
Re: すごい友人の話 (No.3277への返信 / 5階層) - 流星光

ネームに関してはそうですね。

どれだけ速く絵を描いたとしても、
ネームに時間がかかってしまっては、どうしようもありません。

その人は、やはり長い長い下積み生活の間に、
短期間で何本もネームを持って行ってはボツを食らうという
そういう「修行」をしていた時期があったようです。
単に、担当編集者との感覚の違いが大きかったのかも知れませんが…

でも、そういう担当さんと付き合わざるを得ない時期でも、
くじけずに、くさらずに、何本もネームを作るという行動が
現在の彼のスピードにつながっていると思います。


[No.3278] 2011/05/30(Mon) 12:01:15
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