Re: MNP-i5によるアップサンプリング倍率の限界について (No.16770 への返信) - 逸品館 代表 清原 |
内藤さん、こんにちは。 お世話になっております。
> Spring2 Specialの試聴機をお借りした際に実験してみたいと思っておりますが、MNP-i5にて1411.2KHz(32倍)の音質を体験してみたいと考えております。 > 勝手な推測ですが、現状私はDACにSOULNOTE D-2を使用しており、DAC限界の768KHzまでアップサンプリングして使用しています。Spring2 Specialに買い替えることも検討していますが、この土俵で比べるなら買い替えるほどの差は出ないのではないかと予想しています。
Spring2に使われているDACは、いわゆる「ディスクリートDAC」 に相当するものです。
D-2は、DACチップを搭載しています。
主にDACから取り出せる電流量の違いから、Spring2は 高密度できめ細やかな音質です。
他方、DAC移行のアナログ回路は、D-2がディスクリートで Spring2は、オペアンプ(IC)です。
中域の厚みや響きの濃さでは、D-2 情報量(音の細やかさ)では、Spring2が有利です。
> 同じNOSDACとしてSpring2 Specialの売りといえば、1,536KHz/32bitという未知の領域までアップサンプリングできることで、差がつくとすればその領域かなと思いますが、まあ数字の賛否両論はともかくMNP-i5の性能では1411.2KHz(32倍)までアップサンプリングすると故障する可能性が高いでしょうか? > PCMは演算が比較的軽いとは思いますが、1411.2KHz(32倍)はさすがに重いでしょう。故障は洒落にならないので、挑戦する前に予めご意見を伺っておきたいと思います。
ミュージックPCのアップコンバートですが、 PCMへのアンプコンバートは演算が軽く 最大倍率でも、動作音質的にまったく問題ありません。
DSDは、512倍まで動作しますが、 1024倍にすると時々音が飛びます。 また、音質的にもあまり向上しません。
すでに何日も動作させていますが、 DSDは512以下なら、PCMは最大まで問題なく動作します。
PCMの場合、発熱もそれほど多くありません。
ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。
[No.16772] 2020/05/01(Fri) 14:56:29 |