Re: BeatRackの導入感想とNeo Classic 300Bについて (No.16820 への返信) - 逸品館 代表 清原 |
内藤さん、こんにちは。 > 毎々お世話になります。 > 毎度ご回答をいただき、誠に感謝しております。
こちらこそ、いつもお世話になり感謝しております。
> BeatRackの導入感想について、述べさせていただきたいと思います。
ありがとうございます。
> 率直に例えるならSOULNOTE D-1からD-2にグレードアップしたかのような変化が起こりました。 > つまり、あらゆる音が太く、厚みが出て、演奏にらしい重さが宿る感じです。 > かといって繊細さが死んでいるわけでもなく、全てが上品になり、演奏が生き生きとして死んでいる音が全くなくなるようなグレードアップを体感しました。 > 滑らかに分厚い演奏を聴くことができるようになるので、体で音楽の躍動感を感じることが出来ました。死んでいる音を生き返らせる、そんなラックだなと感じました。十分に期待以上です。
お気に召していただき、嬉しく思います。
最近、オーディオ機器の音質評価に「有機的」という言葉ををよく使うようになりましたが、実感していただけているとすれば嬉しいです。
> ただ、惜しむらくはこのラックを導入する前に真空管プリアンプが故障してしまい、情報量や音の心地よさが削がれた状態で聴いているのですが、聞こえなかった音が聞こえるようになるといった効果は薄いように感じました。機器を買い替えたような、というより、機器をグレードアップさせるラックといった捉え方が素直かもしれません。 > さて、少しだけ質問ですが、故障した真空管プリアンプの代わりに導入することになったNeo Classic 300Bですが、我ながら費用も含めて本当に無茶をしたと思います(笑)
水曜日、木曜日とお休みを頂戴していましたが、 その間に大幅なグレードアップを実現されたのですね!
> この素晴らしいプリアンプに関してですが、費用がすさまじいので、買い替えは将来的にもあり得ないと思います。御社が代理店ということですが、修理しながらならば10年、20年と使っていけるでしょうか。また、定期的にメンテナンス等を依頼しても大丈夫でしょうか?
まず、MANLEYというメーカーですが、かなり長期的に安定した機器を送り出していますし、業務機としても(売り上げ全体の80%が業務機)定評があるので、メンテナンスはどこでも出来るような体制になっています。
使用されているパーツは、真空管を除いては20年程度は持つと思います。
300Bは、交換の必要はありません。
MANLEY社の取扱説明書には、MANLEY社自体が予備の真空管を10万本単位で所有していると書かれていますが、Stingrayのドライバー管はなくなっているようです。 Stingrayに関しては、逸品館で200本ほど保有していますので、交換用真空管の心配はありません。
Neo Classic 300Bに使われていて、消耗が予想される真空管は、数台のリペアが可能な程度は、逸品館で保有しています。
使われている真空管では、整流管の寿命が短いので、念のため予備を用意されると良いでしょう。価格は失念しましたが、一本 1万円もしなかったと思います。
ミニチュア管も大丈夫ですが、整流管共々、それほど高価ではないので予備を用意されても良いと思います。
また、真空管の交換以外、定期的なメンテナンスはほぼ必要ありませんが、経年変化の真空管の消耗などで、左右の音量バランスが崩れたときは、調整が必要なことがあります。調整は、逸品館で可能です。
ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。
[No.16823] 2020/05/22(Fri) 18:24:12 |