Re: シアターシステムの検討 (No.16944 への返信) - 逸品館 代表 清原 |
KAZUさん、こんにちは。 お問い合わせ誠にありがとうございます。
> いつも楽しく拝見させていただいております。
ありがとうございます。
> いままでのシアターシステムを新しくしたいと考えております。 > 20年以上のDENONのシステムからの変更です。 > 半年ぐらいいろいろなスピーカーを試聴してきましたが、とれも個性がありすてきでした。どのスピーカーも宝石箱のようでいまだ決めかねています。 > 自分好みの音のスピーカーが一番だと思いますがどれも素敵です。 > もしアドバイスを頂けたら幸いです。 > ・6畳寝室で、音量は小さ目で聞きます。 > ・テレビ使い4割、コンサートBD3割、映画3割の割合です。 > ・5.1チャンネル、4.1チャンネル(センターなし)、5.1.4チャンネル等を考えています。 > ・候補 > フロントB&W702S2、リア705S2 > フロントDALIオプティコン6、リアオプティコン2または1 > フロントファインオーディオF501またはF502SP、リアF500 > フロントDALIオベロン7、リアオベロン5または3 > 上記が自分の考えている構想です。 > そのほかの組み合わせ等、いろいろアドバイスをいただけたら幸いです。 > よろしくお願いいたします。
家庭でシアターを構築される場合、 最も重要なのが「小音量での再現性」です。
音楽(音声)表現に重要なのが ダイナミックレンジです。
ダイナミックレンジとは、最も大きな音を 最も小さな音で割った比率です。
最も大きな音量が分子、小さな音が分母になります。 この比率が大きいほど、音楽(音声)の情報量が増えます。
イベントでは、分子が大きいので 分母が小さくてもダイナミックレンジが確保できます。
けれど、音量を上げられないと、ダイナミックレンジは どんどん小さくなります。
音量を下げると、音が痩せる、空間が広がらない、 細かい音が聞き取れないなどの問題が起きるのは すべて「分子」が大きいからです。
AIRBOWの製品は、他メーカーの製品に比べると この分子が小さい(小さい音の再現性)が良好なので 音量を下げても、とても豊かな音質で音楽や映画が 楽しめます。
スピーカーも大切ですが、まず、小音量時の再現性が 高いアンプを選ばなければ、どんなに高価なスピーカーを 選んでも、能力は数パーセントも発揮しません。
また、大音量で鳴らせないのであれば、 それほど高価なスピーカーも必要ありません。
なぜならば、音量を下げれば、エンクロージャーの響きなど スピーカーの強度か低くても(重さが軽くても=安くても) 十分に良い音が出せるからです。
おすすめのスピーカーは、audiopro FS20PBです。 家庭用ではこれ以上のスピーカーはまず不要です。 おけるのなら、リアにも同じスピーカーを。 おけないなら、AIRBOW IMAGE11/KAI3をセンターとリア エフェクト用におすすめします。
また、よほど大きな画面を使わない限り センタースピーカーは、必須です。
スピーカーの前に、まずアンプをお選び下さい。
ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。
[No.16945] 2020/09/04(Fri) 13:38:06 |