Re: ステレオ vs サラウンド (No.17285 への返信) - 逸品館 代表 清原 |
ご無沙汰さん、こんにちは。 お問い合わせ誠にありがとうございます。
> 主にクラシック(オーケストラ、ピアノ)を聴き、コンサートにも良く通っています。現在のシステムも十分良い音でサラウンド感もあります。ただし、贅沢なもので、グレートアップしたくなってきました。部屋は12畳の洋室の2/3を使い、レーザーセッターでSPをセットし、パネル(KRIPTON AP-R50)4枚で試行錯誤しています。現在のシステムは下記です。 > SP: ウィーンアコースティックT3GB +Airbow CLT3 > AMP: Airbow Tera > CD: Airbow SA-10(Esoteric) + Antelope Audio OCX
いいですね! 機材のグレードアップなら、CDプレーヤーがおすすめです。 maranzのディスクリートDAC搭載モデルが狙い目です。
とは言え、現状でも大きな欠点はないと思います。
> 相談ですが、 > 1. AVアンプとImage11/Kai3を3台購入し、(疑似)5.0(1?)chサラウンドに挑戦することを考えています。AVアンプは、AirbowのSR8015Special、SR6015MAX、SR8012Specialあたりかと思います。それぞれのAVアンプで、どのような違いがあるでしょうか?(もちろん、SR8015が良いとは思いますが、11chも不要ですし、安い方が助かります。) > 2. Teraの音も気に入っており、疑似サラウンドでグレートアップされるのかも気になっています。それなら、TeraとT3GBを信じて、ルームチェーンに投資し、セッティングをもっときちんとやる(現在は、逸品館さんのお勧め方法の1/2程度を実践)のも選択肢かとも思います。
1.と2.の目指すところは同じです。
1.はスピーカーを使ったアクティブな解決法で 2.はデンキ増幅を使わないパッシブな方法です。
費用対効果が大きく、より簡単なのが1.なので 1.をおすすめしたいと思います。
アンプは、SR6015MAX Specialがすすめです。
SR8015 Specialもよいのですが、AIRBOWのAVアンプなら 天井にスピーカーを取り付ける必要がない 5.0や6.0chでも上下方向への立体感が創出できるので お考えのようにアンプに、11chものパワーアンプが不要です。
つまり、搭載されるアンプは9chもあれば場十分なのです。 そこでその理想に近いモデルとしてご用意させていただいたのが SR6015MAX Specialです。
SA10のアナログ信号をTERAへ、 デジタル信号をSR6015MAX Specialに接続します。
サラウンド効果が必要な場合のみ、 SR6015MAX Specialの電源を入れ、 フロント、リアの3本のスピーカーから音を出します。
センターには、IMAGE11/AI3、リアには設置できれば Vienna Acousticsのフロア型をおすすめします。
私もあまりやったことがないイレギュラーな使い方なので ボリュームを2つ調整しないと行けないなどの問題が生じますが 成功すると音質は一番良いでしょう。
もう一つの方法は、SR6015MAX Specialのフロントプリアウトに TERAを繋ぐ方法です。 この方法なら、SR6015MAX Specialのすべての機能がお使いいただけます。
また、ステレオでお聞きになる場合は、TERAのセレクターを切替て SA10とダイレクトに繋いでいただければ、今までと同じ音質で ステレオ再生が楽しめます。
私は、使いやすい後者で良いと思いますし 音質的にも十分です。
ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。
[No.17286] 2021/04/23(Fri) 13:35:43 |