Re: スピーカーの高さ調整について (No.17351 への返信) - 逸品館 代表 清原 |
SAMさん、こんにちは。
> 1.発泡スチロールのベースを外すと、音自体は若干低音が出る様になり好ましく思われましたが、 > それほどの差は無いいっぽう、音場がガタガタに崩れてしまい、とても採用できる気がしませんでした。
床とスピーカーが、音響的にほぼ接触したことで 床がバッフルの延長となり、低音が出ます。 同時に、床からの反射音が定位を著しく妨げるので 音像がぼやけ、音場が崩れます。
> 2.ウッドブロックベースをウェルフロートボードとフローリングの間に4個ずつ置き、トゥイーターの高さに耳の高さを合わせました。音場が回復し、発泡スチロールよりも若干音がシャープになった様な気がしますが、いっぽう低音が若干出なくなった様な気もします。でも大差が無いのでこのセッティングで固定することにしました。
ウッドブロックは、発泡スチロールよりも強度が高いので 音がシャープになったのでしょう。通常のボードなら とても大きい変化が出るのですが、当初の予想通り ウェルフロートボードだとボード下の影響が小さかったようです。
低音が出なくなったのは、ボードと床の間に隙間が空いたため そこから低音が後ろに抜けるようになったからです。 疑似バッフル効果がなくなったため、定温は少し減ります。
しかし、濁っている低音が前に出なくなったことで 空間の透明感や定位のシャープさは向上していると思います。
交響曲などは、より大きく広がり、空間サイズの変動も 大きくなっていると予想します。
また何かあれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
[No.17352] 2021/07/05(Mon) 12:44:18 |