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WINGBEAT COFFEE ROASTERS

all ドラえもん危機 第六話 - ミサイル研究所 - 2007/12/03(Mon) 22:41:57 [No.206]
ドラえもん危機 第七話 - ミサイル研究所 - 2007/12/15(Sat) 17:47:29 [No.217]
ドラえもん危機 第八話 - ミサイル研究所 - 2008/03/03(Mon) 23:49:56 [No.267]
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ドラえもん危機 第十一話 - ミサイル研究所 - 2008/10/31(Fri) 01:32:47 [No.407]
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ドラえもん危機 第十三話 - ミサイル研究所 - 2008/11/16(Sun) 01:13:19 [No.420]
ドラえもん危機 第十四話 上 - ミサイル研究所 - 2008/11/25(Tue) 16:26:27 [No.424]


ドラえもん危機 第八話 (No.217 への返信) - ミサイル研究所

完全なものほど儚く脆いものはない。

それは今のドラえもんたちにもまたしかりである。

完全な作戦、完全な準備、完全な情報収集、完全な訓練、etc……、

この準備をしたのに先遣隊である第一、第三十六部隊は突然の敵の反撃を受け大きなダメージを負ってしまった。

なぜなら敵である自衛隊が戦車砲などの射程ぎりぎりから砲撃をかけてきたのである。

おかげで部隊が壊乱し、そのままダメージを受けていったのである。


ところ変わり、第一軍司令部では孔明が頭を抱えていた。

(私の策がこうも簡単に破られるとは…、総出撃を敢行すべきなのか。

しかし、やめれば自走砲隊の砲撃の意味が無くなる上にこの後の作戦が動かなくなる。

難しいことです。しかし、またとない愉悦!

高等な策に高等な策をぶつける。何とも面白い!)

「こ、孔明閣下、神羅カンパニーのA級ソルジャー以外の部隊が全て動き出しました」

走ってきた隊員が顔を少し青ざめながら言っていた。

「何ですって!では、彼等は『バルバロッサ』が開始されるものと見ていたのですね?」

「そのようでございます。閣下、どういたしましょう?」

孔明は少し顔に笑いを含めながら下命した。

「我々も出ないわけにはいかないでしょう。予定通り行動を開始します。

各制空隊に連絡し守りを固めなさい。また、強襲部隊の準備を進めてください」

「了解しました」

こうして隊員は走り去っていった。

(まさか、少しの誤算があったとはいえ策を進められるとは…、これはとても楽しみです。)





その頃の強襲部隊本営では、

「文矢さん、調子はどうですか?」

のび太が心配そうに、程良く肌が焼けた青年に聞いた。

「ああ、大丈夫だよ。能力もこの通り使えるしね」

そう言うと文矢はペンで空中に銃を書き、それをのび太に渡した。

「おお!これはまさしく、S&W PC356しかも弾まで…、

いつ見てもやはりこの能力はすごい!」

「のび太くん、君の能力もすごいだろ?見せてくれよ」

のび太は微笑しながらあやとりを取り出し、

「無慈悲の攻撃:銀河」

そう言うと手元のあやとり、いや鋼鉄製の極細ワイヤーが宙に伸び、

そこから先のとがったワイヤーによる雨が降り注いだ。

コンクリートがまるで発泡スチロールみたいに粉々になっていった。

「この技は何度見ても震えが止まらないね。敵じゃなくてつくづく良かったよ」

「僕もですよ、文矢さん」

「おいおい、二人とも俺の能力も見てみなよ。」

そう言うと日本刀を脇にさした男が一つ上の階層から飛び降りてきた。

この建物は飛行船の整備などの関係上、総吹き抜けとなっているのだ。

「無名山斬流奥義、青龍」

その男は高速で刀を抜き、自分の体の加速にあわせ剣を鋭く地面に突き立てた。

そうするとコンクリートが砕け散り宙に舞った。

「まさしく恐るべき威力、さすがは名無しだな」

文矢がそう言うと、名無しと呼ばれた男は誇らしそうにした。

「まあな、だがこれには欠点があってな」

「ほう、どんなのだ?」

「威力が高すぎて使ったことがすぐにばれる」

既に遠くから足音が近づいてきている。

「じゃあ、逃げましょうか」

のび太が真面目に言った。

「そうしよう、のびた君。名無し、おまえはどうする?」

「もちろん逃げる」

「じゃあ、のび太くん、あの技頼むよ」

「わかりました。飛ぶは風のごとし、飛天」

そう言うとワイヤーが目にもとまらぬ速さで天井まで伸びていき三人を運んでいった。

「やっぱこの技は気持ちいいな!そう思わないか?」

「文矢、逃げるとき以外に言おうなその言葉」





「自衛隊諸君、君たちの迅速な行動のおかげで『フェルカーモルト』の第一弾である時間稼ぎが完了した。

みんな無事できちんといるようだしな。では君たちは所定の配置につきたまえ」

「了解しました、総理」

自衛隊は足早に、自分たちの新しい配置へとついていった。

そして総理は自分の構想により作り上げた新国会議事堂の特別有事作戦司令室へと歩いていった。



「東京要塞中枢新国会議事堂、全出入り口、ガラス全面閉鎖完了。

B.O.Wの投入いつでも可能です」

いかにも冷静そうなオペレーターが防衛大臣に言った。

「よし、全監視カメラの調子も大丈夫だな?」

「もちろんです」

「よし、では総理からの命令と共にB.O.Wを解き放つ。

念のために各出入り口とガラスの区画の壁を下げておけ」

「了解」

オペレーターは慣れた手つきで操作を緩やかにしていった。

このとき防衛大臣が安心した顔をしたのは言うまでもない。

そこについに総理が入ってきた。

「どうやら準備が出来ている様だね」

「はい、万端です」

「では、タイラント−G以外は全て解き放ちたまえ。

ここに第二弾を発動する。さあ、狂気で彼等をもてなそう」

「りょ、了解しました。B.O.W、投入開始」

このときはさすがにオペレーターも緊張していた。

未知の生物を送り出すのだから。



To Be Continued


[No.267] 2008/03/03(Mon) 23:49:56

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