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WINGBEAT COFFEE ROASTERS

all DORAわぁるど! - huoerisu - 2008/10/19(Sun) 10:15:53 [No.396]
DORAわぁるど! - huoerisu - 2008/11/15(Sat) 12:25:37 [No.418]
DORAわぁるど! - huoerisu - 2008/11/15(Sat) 12:29:48 [No.419]


DORAわぁるど! (No.396 への返信) - huoerisu

さんさんと降り注ぐ暴力的どころか殺人的なまでの朝日が先制攻撃を仕掛けてくる
朝に弱い僕にとってはもはや拷問だ
そこに容赦なく目覚まし時計がうなりをあげ、寝ぼけ半分の僕を起こしにかかる
それは今起きなくてはいけないという合図なのだが
まだ寝ていたいという欲望のまま、僕は布団をかぶって自分自身を
外の世界から遮断した。だが次の瞬間

布団が吹っ飛んだ。

いや、ダジャレじゃない。本当に吹っ飛んだんだ。
正確には『吹っ飛ばされた』のだけれど

ドラえもん「のび太君!早く起きろ!遅刻するぞーー!!」

僕の布団を吹っ飛ばした物体、もといドラえもんはそういって大声でせかした
…わざわざ耳元で

のび太「うるさいなあドラえもんは!まだそんなに焦るほどの時間じゃないだろ!?」

ドラえもん「これを見てもまだそんな事が言えるかい?」

そういってドラえもんは僕の前に時計をずいっと突き出した
それを受け取って見た途端、
僕は眼鏡を突き破り時計をも貫く勢いで(物の表現だ)目が飛び出した
そこにはなんと『遅刻3分前☆』という衝撃の時刻が示されていた
ちなみにこの時間内に学校にたどり着くには
今から自転車で1度もスピードを落とさずに全力疾走しないといけないのだ!

のび太「やっべぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ちこくするぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

僕は慌てて猛スピードで着替えを済ませ猛スピードで自転車に乗り家を後にした

のび太「じゃあ、いってきますっ!」

ドラえもんはいってらっしゃいと送り出す暇も無かった

―僕は小学6年生になっていた
5年生の夏、このままじゃいけないと思った僕は変わることを決意した
ドラえもんの助けと、僕自身の決死の努力の末、その夏の終わり頃、
僕はようやく今までのダメ人間同然の僕から変わることが出来た
おかげで今では天才とまでは行かないけど、成績は学校全体でも上位だし
運動も万能とまではいかないけど、ある程度活躍できるようになった
気のせいか、いじめも無くなり、それに新しい友達も…

虎太カ「あれ?何で今頃自転車こいどるんや?」

ふいに横から声がした。見ると僕が全力で自転車をこいでいる横で
声の主と思われる少年が普通に走っていた
彼の名前は『難波 虎太カ』
鳶色の綺麗な髪と瞳をしており、生まれも育ちも東京練馬区のくせに、
関西弁に似たしゃべり方をするが、おもしろいヤツでクラスの人気者。
僕とはとびきり仲がいいクラスメートである。

虎太カ「今頃走ってるっつーことは、さてはお前、寝過ごして遅刻しそうになってるんやな?」

のび太「・・・そうだけど、っていうかこの時間に走ってるってことは、虎太カも遅刻じゃん!」

虎太カ「あははは☆それにしてもめずらしいな?野比が遅刻しそうになるなんて」

そんなことを走りながら話してると、学校の方から予鈴のチャイムが聞こえてきた

のび太「まずいっ!これに遅れたら本当に遅刻だッ!」

虎太カ「野比ッ!悪いけど先行かしてもらうで!」

その言葉とともに虎太カが化け物のような早さで(物の表現だ)ダッシュした。

のび太「あっ!ず、ずるいぞ!」

僕もすぐに必死に自転車のスピードを上げて学校へと急いだ。



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     野比家

前触れもなく玄関の呼び鈴が鳴った。

のび太のママ(後は省略します)「はい、いまでますから・・・」

彼女はゆっくりと玄関に向かい、ドアを開けた。
そこには一人の男が立っていた。とはいっても一見すると青年のような顔をしていた。
漆黒にうっすらと青紫を足したような奇妙な色の髪。さらに奇妙なことにその瞳は
左右で違う色をしていた。右の瞳は鮮血のような紅。左の瞳は無機質な銀色だった。
不意に男はゆっくりと口を開いた。

?「のび太君はいますか・・・?」

そういって彼は青年のような顔に不敵な笑みを浮かべた。
その表情にのび太のママは不振を感じた。

のびママ「あの・・・、どちら様で・・・?」

?「・・・のび太君はここにいますか?」

不敵な笑みを浮かべたまま、男は先ほどの質問を繰り返した。
のび太のママは気味が悪くなり始めた。訳のわからない恐怖で体が震えているのがわかった。

のびママ「あ・・・、あの・・・」

もうわずかに声を出すのが精一杯だった。足がすくんで動くこともできなかった。
その彼女の様子を見て男はまた不敵に笑んだ。

?「・・・わかりました」

そのことばにのび太のママは、ほっとしかけた。だが・・・

?「じゃあ、勝手に探しますね」

そう言うと彼はのび太のママの目の前に手をかざした
すると次の瞬間、彼女はその場にガクリと倒れ込んだ。

ドラえもん「な、なんだ!?」

2階にいたドラえもんはこの音を聞きつけ、1階に下りた。
そこには倒れているのび太のママと、不敵に笑う謎の男がいた。

ドラえもん「hdsahfihcaifhcshehviahiodhaiーーーーーー!!!!!」

おそらくは叫んだのだろうが、状況が状況だったのでうまく言えず、
ドラえもんのセリフは判別不能となってしまった。
とにかくドラえもんはそんな判別不能のセリフを叫びながらのび太のママのもとへ駆け寄った。

ドラえもん「おまえ・・・、いったい何をした!?」


ドラえもんの問いに、男は微笑みながら答えた

?「ただ眠っているだけです。命に別状はありません」

その時ドラえもんは、何かに気がついたようにはっとした。

ドラえもん「・・・何をしにきた」

その問いに対し、彼は数秒の沈黙を置き、そして答えた。

?「この次元を消しにきました」




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   学校 〜放課後〜


静香「・・・まだ、出てこないわね」

ふと校門の前で待っている少女がつぶやいた。

蜜柑「もう、かれこれ1時間はたってますの」

それに続けて隣にいた子も言った。
ちなみにわかるとは思うが、最初にしゃべったのはご存じ『源 静香』。
隣にいるのが彼女と特に仲のいいクラスメートで『甘宮 蜜柑』と言う名だ。
ゆるめのウェーブがかかった長い黒髪にオレンジ模様の髪飾りをいつもつけていて、
背は少し低く、童顔。語尾に『ですの』や、その変形した物をつける。
そういうしゃべり方は『かわいこぶっててウザイ』とか言われておおいに反感を買うのだが、
彼女の場合、本当にかわいいので誰の反感も買わない。
その彼女たちのほかに、校門の前には3人の少年がいた。
名は『剛田 武』、『骨川 スネ夫』、そして『出木杉 英才』(6年生になってからはずっと長髪)。

スネ夫「まったく、いくら何でも遅すぎじゃないのか?遅刻したぐらいで」

しびれを切らしたようにスネ夫が言った。

ジャイアン「あの馬鹿コンビのことだからな。きっと馬鹿言って長引かせてるんだろ。・・・それにしてもほんとにいつまで待てばいいんだ?」

スネ夫に次いでジャイアンがいう。

出木杉「でも、元々の理由はたいしたことじゃないんだし、すぐ来ると思うよ。・・・あ、ほらきた」

出木杉の言葉にみんなはすぐに校舎の方を向いた。
するとそこには待ちわびていた2つの人影があった。
その正体はもちろん、僕と虎太カである。校門の前で待っていた5人はすぐに駆け寄ってきた。

のび太「あ、あれ?みんななんでいるの?もしかして待っててくれたの?」

ジャイアン「当たり前じゃないか!」

虎太カ「みんな、待たしてごめんな!」

静香「さて、待ってた2人も来たことだし、そろそろ帰りましょう!」

てなわけでみんなは帰路についた。・・・もっとも、全員同じ方向に家があるからまだ話は続いていたけど

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

スネ夫「明日からは夏休みかぁ!今年の夏休みはどこで何しよう・・・」

蜜柑「私は、みんなと旅行に行ってみたいですの♪」

のび太「虎太カは?やっぱどっかいきたい?」

虎太カ「俺は・・・、どっかにいくとゆーよりは、みんなとワイワイ騒ぎたい方やな。てゆーか夏休み行きたい思うよーなとこあらかた行き尽くしてもうたし」

のび太「ふうん・・・」

出木杉「あ、そうだ!」

ふいに出木杉が言った。

ジャイアン「なんだ?出木杉」

出木杉「のび太君、今年の夏休みは
ドラえもんに頼んでみんなでどこかおもしろいところに行けないかな?」

・・・数秒の沈黙

のび太「それだ!出木杉、ナイスアイディア!」

静香「なるほど、ドラちゃんが一緒なら子供だけで行くのを親も許してくれるし」

スネ夫「ドラえもんが連れてってくれるところなら楽しいこと間違いなし!」

蜜柑「それならきっと今までにない、素敵な夏休みになりますの!」

虎太カ「よっしゃ!そうと決まったら早速計画たてるで!後で荷物おいてから、野比ん家で夏休み作戦会議や!てな訳でお先!」

そういって虎太郎はバカみたいな速さで(物の表現だ!)帰って行った。

静香「じゃあ私もここで・・・」

スネ夫「のび太、また後で!」

出木杉「後の話はのび太君の家でね」

ジャイアン「無論、ドラえもんも一緒にな!」

蜜柑「またね〜ですの」

のび太「うん、みんなまたあとでね!」

そういってぼくはいったんみんなとわかれた。

のび太「今年の夏休みは・・・、すっごくたのしくなりそうだ!」

僕はそんな独り言を言いながら自転車に乗って思いっきり走り出した。
これから始まる夏休みに大きな期待を抱きながら・・・!










































―あの頃 僕はすでに 大冒険の入り口に立っていた ・・・でも
 目の前にあったのに 僕は 気づくこともできなかった
 いや たとえ気づいていたとしても 何もできなかったと思う
 何度も 冒険をして みんなと一緒に そのたび切り抜けてこられたから
 今度いつ 大冒険に巻き込まれても みんなとなら
 どうにかして 切り抜けることができると思っていた

 この先に待ち受ける物が どれほどの物かも知らずに・・・



                                     つづく


[No.418] 2008/11/15(Sat) 12:25:37

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