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WINGBEAT COFFEE ROASTERS

all バトルドライアル プロローグ - タロウ - 2008/11/03(Mon) 22:15:17 [No.410]
バトルドライアル 第1章 - タロウ - 2008/11/04(Tue) 17:03:32 [No.411]
バトルドライアル 第2章 - タロウ - 2008/11/06(Thu) 23:02:36 [No.413]
バトルドライアル 第3章 - タロウ - 2008/11/24(Mon) 20:54:24 [No.423]
バトルドライアル 第4章 - タロウ - 2009/01/20(Tue) 21:06:23 [No.434]
バトルドライアル 第5章 - タロウ - 2009/01/27(Tue) 23:07:13 [No.440]


バトルドライアル 第4章 (No.423 への返信) - タロウ

ちぇっ、なんたることだ。
俺が微妙にドラえもんに出たばっかりに、何故にこのような仕打ちを受けなければならんのだ。
もはや浮世離れだよ!

ちょっと古風に丘のようなところで愚痴をこぼしているのはズル木【登録番号31番】だった。

深夜だったから、ほとんど何も見えない。
しかし、ズル木にとっては大いに好都合だった。
なぜなら深夜なのに昼間のように明るく見える、特殊スコープが彼の支給武器だったからだ。

森林のど真ん中にある謎の丘の上でずっと待っていた。
支給武器が特殊スコープだけならば、全然うれしくない。
やはり攻撃しなければいけない。
勝ち残るために、俺は誰であろうと殺す。

殺す。

だからこのライフルを構えている。

狩る。

今俺は有利だ。
やるなら今から、今すぐに、皆が混乱に陥ってるときに……。
ライフルの名前はと書いてあった。
説明書に。
まぁ使い方は大体わかった。

サプレッサーが付いてあるので、謎のマシンガンの奴に感づかれることも多分大丈夫だろ。


その瞬間ズル木がもっともまちに待った時が来た。
ガサガサッ、どこからともなく物音がした。
ズル木の顔に満面の笑みが生まれた。

どこだ、どこにいる、少し周りをきょろきょろと見回した。

もう一度ガサガサッ

今のですべてわかった。
方向も距離も。
運良くライフルの銃口が向いている場所だ。
距離は5〜6m。
スコープから除いた。

確かに誰か居る。
誰か確かめる余裕はない。

別に誰かは後で知ることになるだろう

撃った。

キシュッ
と、空気がもれるような音がしてギャッと小さな悲鳴が聞こえた。

仕留めた。
さあ、俺に仕留められた第一犠牲者は誰だ?

スコープでよ〜く見た。
ズル木「はぁ?」
思わずつぶやいた。
「なんだよイノシシかよ」

そう、誰か人だと思っていたそいつは人間ではなかった。
つまりいくら排除しても意味はないのだ。


まったく何と言うタイミングだ。
誰かにはめられたのか?

ちょうどいい、後に炙って食おう。
俺って切り替え早いな〜。


ドスッ


鈍い音がした。
え?なに?

もう一度
ドスッと鈍い音。

なんなの?

ドサッとズル木が倒れた。

「ああああああああああああ」
思わず叫んだ。
また、ドスッと。
思わず頭を抑えた。
いまさらだが、かなりの激痛だ。

畜生!誰だ!何なんだ!
もう一度殴られた。
今度はグシャッと音がしたが、もうすでにズル木に意識はない。

「ごめんなさいね」
血に染まった金属バットを持ったまま美夜子【登録番号38番】は微笑みながら呟いた。
【残り48人】


[No.434] 2009/01/20(Tue) 21:06:23

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