まず、ご自身で貼られているリンクの先の製品ページからマニュアルなどはご覧になりましたでしょうか? 二つの機能は片方がキャッシュ活用、片方がメモリ活用でアクセス性向上を測るらしい事が書かれていますが、 それ以上の事は書かれていませんから仕様などが判らなければソフトの開発者でも同じ様なものか?、組み合わせて速度がどうなるのか?の判断は難しいと思いますよ。 それどころか併用できない可能性のが心配です。 いずれの判断にしても仕様不明では実機を用意して比較データを用いて判断ぐらいじゃないでしょうか?
またターボコピーの謳い文句はFFCに近い物を感じさせますが、ターボPCのの方はどうでしょうか。機能は該当製品以外にPC本体のドライブでも効果がある様に書かれていますから、移動/コピー以外での恩恵がある可能性もあります。
またCLシリーズはTurboUSBという機能がある様ですが?この機能は気にしないのでしょうか?こちらはUSBのデータ転送方式を最適化とかいう謳い文句でメモリやキャッシュを使うアプローチとは違う様ですよ。
こちらに関しては搭載しているポータブルHDを1つ持っております。 ので実験した結果を
●ターボUSB有効 ・ノーマルコピー。 ポータブルHD→SSDドライブ。 100秒。 SSDドライブ→ポータブルHD。 90秒。 ・FFCコピー。 ポータブルHD→SSDドライブ。 19:54:16→19:55:23=67秒。ProcTime 0:01:06 SSDドライブ→ポータブルHD。 19:30:50→19:32:04=74秒。ProcTime 0:01:13
●ターボUSB無効 ・ノーマルコピー。 ポータブルHD→SSDドライブ。 74秒。 SSDドライブ→ポータブルHD。 85秒。 ・FFCコピー。 ポータブルHD→SSDドライブ。 19:36:46→19:38:44=118秒。ProcTime 0:01:58 SSDドライブ→ポータブルHD。 19:41:35→19:43:00=85秒。ProcTime 0:01:25
まず、ノーマルコピーだとターボUSBが無効の方が早いですね。 はやりファイル数が多い事で内部で行う処理が増えるのかも知れません。 しかしFFCと併用すると、ポータブルとSSDどちらからのコピーでも一番早いという結果。
一方ターボUSBを切った状態でFFCを使用すると、 特にポータブルからの読込が遅いのが列挙に掛かる時間を伸ばしてる可能性がありますね。 SSDからだと元が早い所為かFFCの有無に差が無いですが、偶然の可能性があります。
実験に使ったデータはオンラインゲームのインストールデータ。 1G長の大きめのファイルを1つ含み、1K〜13K程度の小さいファイルを大量に含んでいます。 全体のファイル数が約5350個、容量が1.6G。極端なファイル数が若干わかり難い結果にしてしまったかも知れません。 ターボUSBはあくまで対応製品にしか効果がないので変化があるのはポータブルHDだけという点も注意でしょうか。
如何でしょうか?価格が高く恩恵が不明瞭なターボPC&ターボコピー版に比べて ターボUSB版はFFCと違うアプローチの高速化で併用する事で速度が上がるらしい事、 少なくとも併用しても問題や弊害が起きないで動作した事を考えますと 私ならターボPC、ターボコピーが無い方を選びます。
とはいえターボPCはまた違った恩恵を受けられる可能性もありますし、その他細かい事を気にしたら際限有りませんが…。 速度狙いで高いバージョンを買うという事は、速度を金で買うという事なので その点でいえば、明らかにUSB2.0上での若干の速度向上に数千円を払うのはもったいないと思います。 eSataやUSB3、もしくは内蔵接続を選択した方が明らかに早いわけですから。 それと公式サイトの価格だと、容量にもよりますが、おっしゃられる程の価格差は無いようですけれど?
[No.695] 2010/04/22(Thu) 20:41:32 |