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all 「コネコメガニ」感想 - mihoro - 2008/12/22(Mon) 11:53:42 [No.146]
Re: 「コネコメガニ」感想 - mizoro - 2008/12/22(Mon) 20:13:48 [No.147]
Re: 「コネコメガニ」感想 - mihoro - 2008/12/23(Tue) 06:56:09 [No.148]


「コネコメガニ」感想 - mihoro

半年に一回のお楽しみ(^^)、深泥丘シリーズの最新作です。
 
今回、まずそのネーミングセンスに脱帽。「六山の夜」の時も名前の付け方が上手いなあと唸らされたものでしたが、今回も、米を捏ねる蟹?いや、コネを込めるの?‥などと、事前にいろいろ想像をかき立てられる、センス抜群の名前。読み終わってみれば、そうか「小 猫目 蟹」だったのかあ。

最後のオチ「***」は、またこう来たか、これってちょっとズルいよなあと感じないでもなかったんだけど、まあいっか。深泥丘シリーズならではのオチでもあるしね。
どうして甲殻類だけに怖れを感じるのか。人に残酷な殺し方をされているのは、なにもカニに限らず、魚だって動物だって植物だって、他にもいっぱいあるのになぜカニにだけ恐怖を感じるのか。もちろん一応説明されてはいるものの、自分は今いち納得がいかなかったんだよなあ。これに納得できていれば、ラストの「十三本だから大丈夫」でストンと上手く納まったんだろうけど。ちょっと残念。

本文とは関係ない話ですが、自分の通ってた小学校は海の近くにあったので、登校途中の道端や昇降口に、小さいカニがよく列をなして歩いてました。ぞろぞろぞろ。懐かしいなあ。なのでカニはとっても身近な生き物でした。
「かりかり、がじがじ」は分かるけど、「みゅ、みゅみゅみゅ」ってどんな音なんだろ。殻がふやけて中身が出てきそうな感じ?不思議ですね。


[No.146] 2008/12/22(Mon) 11:53:42

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