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mihoroさんこんばんは。 青猫さん、ハーブさん、はじめまして。深泥池のわりと近くに住んでいるmizoroと申します。紛らわしいHNで申し訳ありません。 深泥丘シリーズの感想以外では初めて投稿いたします。よろしくお願いします。 『Another』の感想は・・・ちょっと凄いです!凄過ぎます! 前半では「<いないもの>にする」という斬新な発想に、今まで読んだり観たりしたホラーにはない新たな驚きを感じるとともに、超自然的な力ではない人の集団がつくりだすあまりに異様な状況に、今まで感じたことのない「恐怖」を感じました。 後半では「who!」の謎にぐいぐい引き込まれ、あまりの緊張感に全身の筋肉が硬直してしまいました。そして衝撃の結末では通常のミステリのようなカタルシスを感じるというよりも、「死者」であることを自覚することなく甥に殺されてしまった怜子に感情移入してしまい、別の意味での「恐怖」が生じたまま読了することになりました。 いずれにしろ「新しい」ホラーと感じました。 「名手・綾辻行人、新たな代表作の誕生!」というコピーはまさしくその通りと思いました。 蛇足ですが、舞台が学校で、派手な流血シーンもあって、途中まで「これが映画化されたらヒットするだろうなあ」と思っていましたが、結末を読んだ時点で映像化不可能と解り、少し残念でした。でもそれが小説としての価値を高めているんですよね。 映画といえば皆さん『アザーズ』がお好きなようですが、私も大好きです。最後のシーンは「旨く映像化したものだなあ」と感心しました。『Another』も誰かが斬新な手法で不可能を可能にできないものでしょうか? [No.184] 2009/11/06(Fri) 20:43:47 |
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