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深泥丘シリーズの感想、「ラジオ塔」「タマミフル」「忘却と追憶」「減らない謎」「死後の夢」「カンヅメ奇談」とたまっておりましたので、ぼちぼち書いてまいりましょう。(mizoroさん、お元気かしら) 「深泥丘連作はこのところ、ゆるい話が続いていたので、今回はちょっと気を引きしめて、ちゃんとした怪談を書いてみました。わりと面白く仕上がったのではないかしら。」とは、著者の談。 もっとドドドッと怖くなりそうなところを、主人公のミステリ気質が一々説明してくれるので、ゆったり進む深泥節。初読の時は梅雨の真っ最中だったので、水の匂い(臭い?)に心が反応し、「鳥、猿の次は魚か」と思った覚えが。二ヶ月ぶりに読み返したら、‥あれれ? 大叔父が水難事故に遭ったということなのかしらん。そして、ホテルの秘密は何だったんだろう。 奇面館執筆時のカンヅメは、読者もTwitterを通してリアルタイムで体験していたので、その部分も懐かしかったです。 [No.292] 2014/09/09(Tue) 13:16:19 |
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