エレガントな解答とは - N市のA - 2008/10/09(Thu) 21:04:31 [No.94] |
└ Re: エレガントな解答とは - ナナ - 2008/10/10(Fri) 03:30:54 [No.105] |
└ 野々村真がいっぱい(笑) - mihoro - 2008/10/10(Fri) 05:58:24 [No.106] |
└ Re: エレガントな解答とは - mihoro - 2008/10/09(Thu) 22:10:38 [No.96] |
前回は犯人を特定できず惨敗。が、今回はスカッと秋晴れ!自分の中ではすっきりときれいな解答になったので、結果大間違いでもまあ、いいや と言う心境です。皆さんの推理も余裕を持って楽しめました。送った解答は以下の通りです。しかし全体像がさっぱりわからん。 「真犯人 都井研作」 「卓也の足跡の上に車イスの車輪跡が残されていることから、殺害現場は宗谷邸である。犯人は立石のブーツを履き、車椅子に死体を座らせて忘却の座まで運び、帰りは自ら車椅子に乗って戻ったのである。これで屋敷にいた宗谷夫人、佐多真紀、家政婦、運転手に容疑者は絞られる。(車イスの宗谷正太郎は除外)次に物置の人形ケースを覆った白布の高さが変わっていることで死体は物置に隠されていたと推測できる。引き戸の中の白い肘掛椅子に置かれた衣装ケースを取り出し、人形ケースの上に積み重ね、衣装ケースの代わりに立石の死体を座らせたのである。ところで、残った4人のうち真紀又は家政婦が犯人ならば、死体を物置に隠すことはありえない。卓也が物置へストーブを取りに行くことを知っているからである。宗谷夫人は夕食時にそのことを聞いているが、仮に彼女が犯人なら卓也たちを物置には行かせなかったはずである。したがって、卓也が物置に入ることを知らなかった運転手都井研作が真犯人である。」 う〜ん 普通じゃ。でも犯人の心理から犯人の絞り込みをした点は、きれいだと思うのだ。物理的、時間的根拠のみで犯人を指摘する意見が多く(他のHPも含め)「卓也たちが物置にストーブを探しに行くのを知っていながら、死体を隠すはずがない」という心理的理由では根拠が弱いと言うことか。実際、綾辻有栖川コンビの謎かけにしてはスタンダードすぎるかとは思います。でも安楽椅子探偵とは、スッゲー意外性とガチガチの本格性、そして大人の遊び心をミックスしたものだと勝手に思っています。だからエレガントとは、多くの伏線を取捨選択する「勇気」、自らの美意識にこだわる「矜持」、そしていたずらっ子のような「稚気」を併せ持つことを言うのではないでしょうか。 [No.94] 2008/10/09(Thu) 21:04:31 |
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