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エレファントな解答 (親記事) - すえひろ

mihoroさん、みなさん、こんばんは。
昨夜は400字の壁に阻まれ、文章を削って削って、やっと投稿できました。（前回も同じ経験をしたような･･･）

で、私の解答ですが「都井研作」にしました。
2007年か2008年かがずーっと決められなくて、2007年なら都井、2008年なら正彦と思っていたのですが（でもトンネル開通してても都井が犯人ではないという理論が作れないのですが･･･）、最後の最後に月齢と月の形に気づいて、都井にしました。
でもずっと気になってたのは、正彦の事務所に「免震設計」の本はあるのですが、ネットで調べた限り「免震」といっても全然ゆれないわけではない、という事なんですよね。
海馬地区の皆さんが地震の話をしないのも何だか変だし。

まだまだ作者の手の平の上というか、もっととんでもない解答が待ち構えているような気がしてなりません。（それも楽しいけど）
でも「正彦が犯人」だと大変悔しいので、まだ全然別の人の方がいいかも(^^;)

いちおう、私の解答をコピペしておきます。400字だと文章削りすぎて日本語としておかしくなりかけているので、ロングバージョンで。やはり私にはエレガントな推理は無理なようです。

岬への道についた卓也の足跡の上に車輪の跡があるが、室戸の手押し車は当日14：34時点でパンクしているいるので、これは正太郎の車椅子（タイヤ痕の形状から外出用の方）の跡である。しかし正太郎は卓也が岬に出かける前に自宅に戻っており、宗谷家から18～19時の間に岬へ往復できた者はいないので、車椅子が通ったのは卓也が戻った19：05以降となる。これは死体を運んだ際についたものと推測されるので、犯行の現場は忘却の岬ではない。従って海馬地区の住民のアリバイは意味をなさない。
犯行現場は宗谷家の庭である。新館裏口の階段に14日と18日にはあったレンガが23日20：03にはなくなっている。これが凶器である。そして物置の布のかけてある荷物の高さが18日と23日では変わっていることから、納戸の中の安楽椅子の上にあったプラスチックケースをガラスケースに乗せていることがわかる。この安楽椅子に高石の死体が置かれていたのである。
卓也の部屋に花とメッセージを置いた犯人の条件は1卓也の部屋を知っていること2花が群生している場所を知っていることである。卓也は2に該当しないので犯人ではない。また高石殺害の凶器には血で指の跡がついているほどだったが、卓也の包帯は汚れていない（利き腕の右手でもあり、巻きなおしていれば真紀が気づく）ことからも実証される。
また海馬地区（出身含む）の人間であれば2は該当する。1は宗谷夫妻、使用人、佐多親娘、正彦（室戸とエリは宗谷家との関係から間取りを知っているとは考えがたい）。２階に行けない正太郎は除外される。
また、高石の携帯電話の電源が切れていたが、時計代わりにしていた携帯を消す筈はなく、犯人が消したと考えられる。着信音が大きいため死体が発見されるのを恐れたためである。高石の携帯の着信音を聞いた事のある者は、室戸、エリ、泰江、亜紗子、都井である。上記の条件と重ねて、泰江、亜紗子、都井が残る。
しかし、17～19時の間は18：20～40を除いて都井が庭にいたため、18:25~35の間に一緒にいた泰江や亜紗子が、5分間で庭に行って高石を殺害し物置に隠すのは無理である。
従って、残る都井が犯人となる。
都井は、真紀が帰るのも見届けて死体を捨てるために人目がなくなるのを待ったが、泰江に洗い物を言いつけられた亜紗子が戻るのが遅かったため、予想外に遅くなってしまった。
その間に死後硬直が進み、椅子に座った様な格好の死体が不信がられるのを恐れて、15年前の事件に倣って忘却の座に座らせることにし、車椅子で運んだのである。
なお卓也は16日の地震を感じなかったが、免震住宅であるため揺れが軽減され、絵を描く事に集中していたためと思われる。

[No.77] 2008/10/08(Wed) 20:31:24

ぱお～ん (No.77への返信 / 1階層) - mihoro

すえひろさん、こんばんは～。
400字、キビシイですよね。気づいたことを書きたいのに、書いてるとぜんぜん字数オーバーになっちゃって。
私は450字ぐらいになってしまいました。もうその時点でエレファントだ（笑）。

あ、14：34って、立石のブーツの隣にあったときですよね。私は、手前に石かなんかがあって、そこが欠けて見えてるのかと思ったんだけど、そうかあの時点でパンクしてたかもですね。もしパンクしてなかったら、室戸が土を取りにいくときに使うもんね。

物置に死体を置いたこと、携帯の着信音がめちゃめちゃ大きいので電源を切ったこと、これは私が気づかなかった点です。やられた～。
なるほど、死後硬直が進んじゃったから、仕方なく岬に座らせたのか。私は、硬直が進む前にびゅーんと岬に運んだ（七時から八時の間）のかと思ったんだけど、やっぱ無理があるなあ。

震度４はけっこう大きいよ。本とかお皿とか、落ちはしないけどずれるぐらいには。免震住宅だとほんとに感じないのかな？（よく知らないや）。

[No.78] 2008/10/08(Wed) 21:01:31

Re: ぱお～ん (No.78への返信 / 2階層) - monstre

揺れなかったのは、地震の時刻の映像は30秒程度だったから、残りの30秒の間に揺れたから、卓也が絵を描いていたシーンは2008年とは限らないとも考えられますよね。

今回は論理によっては5人の容疑者が消せなかったので、残りは合理的判断によって消しに掛かったら容疑者全員消滅。合理のレベルを調節したり、採用しない条件の選択次第では、やはり5人とも単独犯として残すことが可能という「毒チョコ」状態に陥ってしまったので、エレガントに試合放棄しておりました。

ちなみに、その五つの回答の中でも一番説得的だと自分で思ったのも、都井犯人説でしたよ＞すえひろさん

[No.88] 2008/10/09(Thu) 09:28:42

Re:ひひ～ん (No.108への返信 / 7階層) - 神楽坂

有栖川有栖さんのとあるファンサイトさんに書き込みがありましたね。

立石探しで岬に向かう所で卓也が道に落ちていた花に気がつくシーン
足跡の上に車輪の跡がついているという映像が登場します。
これが真紀と卓也の足跡の上についていた場合は
立石の遺体移動時についたと推理できるため

犯行時ぬかるんでいた→犯人は足跡のある人物

なのですが。

でもこれ、ちょい問題があります。
あの足跡が家政婦・亜紗子の足跡だった場合。

「行き」の亜紗子の足跡に「帰り」の車輪跡がついた。

とも考えられるため、僕は足跡は不問にしました。

大体、遺体移動時の車輪跡が残っているのなら
亜紗子との「行き」「帰り」＆犯人との「行き」「帰り」の
４回×車輪２本分＝８本もの車輪跡が残ってしまうわけでして
足跡が証拠になるような状況ならこれには気づくでしょうというわけで。

まあ、わかんないんすけどね。

[No.111] 2008/10/10(Fri) 12:29:23

こけこっこー (No.111への返信 / 8階層) - mihoro

鳴き声なら何でもいいのかい（笑）。

あの足跡の場面は、全部をつぶさに検証したわけではないし、そもそも道の一部分だったので、
・足跡があった人物は、雨が止んだあとにこの道を一度は通った
・足跡がない人物は、通らなかったかもしれないし、道の別な場所を通ったのかもしれない
・卓也が岬に行ったより後に、車椅子らしき車輪が通った
ぐらいしか分からないのではないかと。

そもそも、家政婦と正太郎が岬に行ったとき、足元をスローで映してました（そしてやたら思わせぶりなクラシックが流れる）が、道ずぶずぶで、あれじゃ鮮明な足跡なんて残らないんじゃ（笑）。

[No.113] 2008/10/10(Fri) 14:55:12

ブレーメンへ行こう♪ (No.113への返信 / 9階層) - すえひろ

なんかプレーメンの音楽隊みたくなってきましたね。
みなさん、お付き合いありがとうございます。

一晩来なかった間に書き込みが増えていて驚きました。
某アリスサイトとは、mihoroさんのおっしゃった「安楽椅子探偵」専用BBSです。
私もとても全部は読みきれませんが、あの熱い戦いが面白くて観戦しております(^^)

そしてmonstreさん、神楽坂さん、応援＆援護ありがとうございます。
そうか、まだ望みはあるんですね。
でも自分が足跡の事を全然考えていなかったので、すっかり「やられた！」と思ってしまいました。
確かに他に足跡があるかもしれないのですが、あそこで4人の中から限定する方が「エレガント」かなぁと思って･･･｡

真紀が犯人だと動機もすっきりするし、何より「ロマンティック･ミステリー」にふさわしい気がして。
でも私が真紀を除外してしまったのは、立石は真紀より先に岬を後にしているので、犯行現場が宗谷邸である以上、先に立石が着いてしまうと思いこんでしまったからなんです。
よく考えたら殺害時刻は18～19時なんだから、どのみち真紀が宗谷邸に着いた時間より遅いんですけどね(^^;)
宗谷邸が殺害現場なら、高石はいったいどこに寄り道していたんでしょう？？

あと数時間で解決編ですが、どんな結末が待っているのか楽しみです♪

[No.121] 2008/10/10(Fri) 23:04:28