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わたしがこの経過説明を読んで気になっていることは、 「この文章は『三田文学』次号に掲載されるのかな?」 ということです。 公式ホームページ上に急いで(「庄野」という誤記が一箇所ある のを見逃してしまうほどに慌てて!)これがアップされたのは、 迅速な対応として誠意があると思います。 でも、田中さんと笙野さんの論争は『三田文学』誌面で展開され ており、しかも、表紙のタイトルの問題ですから、次号の誌上での 回答がなければおかしい、と思うのです。 笙野さんの論考はこの筆者の方が必死で守ろうとしている、 「『三田文学』の言説空間」の危機をまさに指摘してもいる わけで、表紙のタイトルを無許可で変更したというのは、その 危機を逆にはっきり浮き彫りにしてしまったようにも思える。 だからこそ、次号の誌上できっちり回答が行なわれないと、 ネット上のこの文章はそれまでの暫定対応でないと…… これでおしまいなのなら、この編集部の方が死守したいはずの 「『三田文学』の言説空間」が内側から変になってることを 外部に示す結果にまさになってしまう。 そうなったら、笙野さんに対して失礼だというだけじゃなくて、 『三田文学』が築き上げてきた共同体全体に対して失礼なことに なるんじゃないかと思うのです。 冬季号・春季号のみのにわか読者がそんな風な心配をするのも、 余計なお世話ですが。 > ………。 > 編集の提案でタイトルに「「田中和生「笙野頼子氏に尋ねる」を読んで」を入れて、 > 編集の提案のタイトルしか表紙に載ってなかったら、誰だって誤解すると思います。 > 誤解を招かないと考える方が不思議です。 > うーん、なんで著者に電話で確認しなかったんでしょう…。 > > タイトル長いし「このほうがわかりやすいし、表紙にもふさわしいから」からって、 > たとえば「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」を「愛のままにわがままに」って無断で削ったら、失礼だと思いますが。 > > あと気になったのはここ。 > > 今号の編集作業中にも田中氏は二、三度、編集部を訪れました。 > > それでも、笙野氏のゲラには校了時まで彼は一切触れることも眼にすることもありませんでした。 > 触れさせなかったのではなく、田中氏が触れなかっただけですか。 > 表紙はみたんですか?みてないんですか?? > よけい誤解してしまいそう。 > 私が編集だったら誤解を招かないように編集部は立ち入りさせないし、 > 私が田中氏だったら編集部は訪れないです。 [No.345] 2008/04/20(Sun) 14:09:19 |