初めまして、市崎けとらたと申します。 月照、先ほど読了しました。 まず感じたのが選曲センスの良さ。雰囲気が出来ていたので、すんなりゲームに入り込めました。あと、冒頭の背景(働かされているって感じ、出てます)とか、ラストのアクセサリの写真もいいですね。自分はゲームの製作において「背景」=「風景」の先入観があったようです。その辺、反省させられました。グラフィックも及第点以上、ほんとに楽しめたし、結構感動もしました。 ですが、ひとつ引っ掛かったことがあります。それはマイが”女の子”である必然性が要求されるのかどうかということです。分かりやすく言うと、「この展開なら別にマイがフツーの女の子でもよくね?」ってことです。主人公は”女の子”と交遊しているわけですから、もっと何か、普通の恋愛とは違うところを見せて欲しいんです。”女の子”との恋愛ならではの葛藤があると思いますが、作中ではその辺の言及があまり無かった。特殊な部類に入る恋愛です。パートナーが”女の子”じゃないと起こり得ない出来事を満遍なく盛り込めば、より完成度の高いゲームになるのでは? 少なくとも、オリジナリティは多少高まります。 最後にもうひとつ。シャンティ店内の描写が淡白な気がします。画像で補えるといっても、客層、飲食物はどんなのか、仕事の内容、客と”女の子”の会話はテキスト次第です。特にシャンティで忙しく働いているはずの主人公とマイについて描かれていない。ここで、店内では息つく暇も無い、忙しすぎて目が回る、となれば、休憩所でのまったりのんびり感が映えます。動から静、激から穏、非常にベタな対照化ですが、上手くやればアクセントになります。自分、異性とのんびりするシーンには拘りがあるので、この辺で手を抜いて欲しくないんです。 少しは参考になると嬉しいのですが。 それでは長文乱文失礼しました。 頑張ってください。応援してます。
[No.56] 2007/09/23(Sun) 15:49:38 softbank220020225025.bbtec.net Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322) |